【鋼の錬金術師】マスタング大佐の魅力や過去を調査!リザとの関係も紹介
『鋼の錬金術師』に登場する「マスタング大佐」について解説します。「焔の錬金術師」とも呼ばれているマスタング大佐の魅力や過去、リザや他のキャラとの関係を徹底調査しました。また、アニメ『鋼の錬金術師』でマスタング大佐の声を担当した声優について紹介します。
目次
【鋼の錬金術師】マスタング大佐とは?
『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場する「マスタング大佐」とは、アメストリス軍に在籍している軍人です。「焔の錬金術師」という二つ名を持つ国家錬金術師で、主人公であるエドワード・エルリックやアルフォンス・エルリックの過去を知る数少ない人物です。若くして大佐というポジションに就いている優秀な軍人です。ここでは『鋼の錬金術師』のマスタング大佐について詳しく紹介していきましょう。
マスタング大佐のプロフィール
- 名前:ロイ・マスタング
- 誕生日:1885年生まれ
- 年齢:30歳
- 所属:アメストリス軍所属の軍人(大佐)
- 二つ名:焔の錬金術師
『鋼の錬金術師(ハガレン)』のマスタング大佐は、黒髪のストレートヘアに黒い切れ長の目をした美男子です。童顔で実年齢よりも年下に見られることが多いですが、年齢に対して「大佐」という非常に高い役職についています。国家錬金術師として高い能力を持ち、炎を操る能力を持つことから、「焔の錬金術師」という二つ名を持っています。かつてイシュヴァール殲滅戦に人間兵器として駆り出された過去を持ちます。
鋼の錬金術師(ハガレン)の概要
『鋼の錬金術師(ハガレン)』とは、『月刊少年ガンガン』で2001年から2010年まで連載されていた荒川弘先生による漫画作品です。錬金術が存在する世界を舞台にした壮大なファンタジー作品となっており、2003年と2009年に2度アニメ化されています。また、実写映画化や舞台化などさまざまなメディアミックスが展開された人気作品となっています。
鋼の錬金術師(ハガレン)のあらすじ
母親を病気で亡くしたエルリック兄弟は、禁忌である人体錬成によって母親を生き返らせようとします。しかし人体錬成は失敗し、さらに代償として兄は身体の一部、弟は全身を失ってしまいました。2人は失った身体を取り戻すため、賢者の石を探して旅をしていました。旅の途中、傷の男・スカーに襲撃されるものの、「焔の錬金術師」マスタング大佐に助けられます。しかしそんなエルリック兄弟やマスタング大佐などの国家錬金術師を、ホムンクルスが狙っていたのでした。
【鋼の錬金術師】マスタング大佐の魅力や過去
『鋼の錬金術師(ハガレン)』のマスタング大佐は、ハガレンの中でも人気の高いキャラクターです。物語の序盤では腹の底が見えないキャラクターとなっていましたが、物語が進むにつれてある野望を持った熱い男であることがわかっていきます。ここでは『鋼の錬金術師』のマスタング大佐の魅力や過去を紹介していきましょう。
魅力①女たらし
『鋼の錬金術師』のマスタング大佐は、高い能力を持ち、若くして大佐という地位に立つなど優秀な人物です。しかしその一方で、女たらしなところがあるという魅力があります。マスタング大佐は童顔でハンサム、かつ女性に対してマメな性格であるため、女性からもよくモテます。勤務時間中も仕事をさぼって女性に電話をかけているなど、女好きでナンパな様子が描かれていました。
魅力②冷静だけで熱いところもある性格
『鋼の錬金術師』のマスタング大佐は、普段は冷静で頭の切れるキャラクターです。しかしある目的のために大総統の座に就くという野望を抱えており、「焔の錬金術師」という二つ名の通り、秘めた熱さを持っているという魅力があります。また、口では「目的最優先」といった冷たい言い方をしつつも、部下が危機に陥った際には動かずにはいられないところも魅力です。
魅力③焔の錬金術師としての強さや能力
『鋼の錬金術師』のマスタング大佐の能力は、「焔の錬金術師」という二つ名の通り、炎を操る能力です。マスタング大佐の手袋にはサラマンダーや炎が組み合わされた錬成陣が書かれており、指を鳴らすことで炎を生み出します。マスタング大佐の能力は範囲や威力など作中でもトップクラスであるため、敵であるホムンクルスからも「一番厄介な相手」と評価されています。
魅力④イシュヴァール殲滅戦での過去
『鋼の錬金術師』のマスタング大佐は、過去にイシュヴァール殲滅戦に参加しています。国家錬金術師になって間もない頃、マスタング大佐はイシュヴァールの民を殲滅するために人間兵器として駆り出されたという過去を持ちます。そして人々を殺戮した軍部に疑問を抱いたマスタング大佐は、将来自分が軍のトップになることで国家を変えていくという理想を抱くことになったのでした。
魅力⑤最終決戦で失明してしまう
『鋼の錬金術師』のマスタング大佐は、最終決戦時にホムンクルスの策略にはまります。強制的に人体錬成をさせられたことで、真理の扉を開いた対価として失明してしまいます。しかしリザ・ホークアイの助けで危機を脱し、さらに手合わせ錬成が可能になったことで、錬金術師としての能力や攻撃の威力は上がりました。また、その後は「大総統になってイシュヴァール政策に力を尽くす」ため、賢者の石の力を借り、視力を回復させます。
【鋼の錬金術師】マスタング大佐とリザや他キャラの関係
『鋼の錬金術師(ハガレン)』のマスタング大佐には、リザ・ホークアイという優秀な副官が付いています。作中でも共闘するシーンが多く、2人は昔からの知り合いということもあり、マスタング大佐とリザ・ホークアイの間には上司と部下以上の関係があるのではないかと言われていました。ここでは、マスタング大佐とリザ・ホークアイや他のキャラクターとの関係を紹介していきましょう。
マスタング大佐とリザ・ホークアイの関係
『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場するリザ・ホークアイは、マスタング大佐の副官という関係性のキャラクターです。冷静沈着で優秀な金髪の美女で、凄腕の狙撃主でもあります。また、マスタング大佐は過去にリザ・ホークアイの父親から錬金術を学んでいました。そのため、2人は単なる上司と部下という関係ではなく、昔からの馴染みという関係性となっています。
マスタング大佐とマース・ヒューズの関係
『鋼の錬金術師(ハガレン)』に登場するマース・ヒューズは、マスタング大佐の同期で親友という関係です。妻と娘を溺愛する家庭人で、マスタング大佐を大総統にするために協力し、裏で動いていました。しかし、独自の調査によって重大な秘密を見つけてしまったヒューズは、マスタング大佐に「軍がやばい」という言葉を残し、妻に化けたエンヴィーに殺されてしまうのでした。
マスタング大佐とエルリック兄弟の関係
『鋼の錬金術師(ハガレン)』の主人公であるエドワードと弟のアルフォンスは、禁忌である人体錬成を行い、身体を失うことになりました。その際に現場へ駆けつけたのがマスタング大佐です。マスタング大佐はエルリック兄弟の過去を知っており、小言をよく言うためエドワード・エルリックからは毛嫌いされていますが、本当は信頼されています。
【鋼の錬金術師】マスタング大佐のかっこいい名言
「焔の錬金術師」という二つ名を持つマスタング大佐は、作中でもさまざまな名言を残しています。ここでは『鋼の錬金術師』に登場するマスタング大佐のかっこいい名言を紹介していきましょう。
マスタングの名言①「うろたえるな…」
「うろたえるな!思考を止めるな!生きる事を諦めるな!」
出典: renote.net
ラストとの戦いのさ中に戦意を喪失してしまったリザ・ホークアイに対して、病室で発したマスタング大佐の台詞です。リザ・ホークアイに厳しいことを言いながらも、マスタング大佐が周りの人間のことを大切に想っているということが分かります。
マスタングの名言②「いや 雨
「いや 雨だよ」
出典: renote.net
この台詞は、ヒューズの葬儀でのマスタング大佐の台詞です。リザ・ホークアイから「大丈夫ですか」と問われたマスタング大佐は、大丈夫と答え、「雨が降ってきたな」と帽子をかぶり直します。リザ・ホークアイは「雨なんて…」と言いかけますが、マスタング大佐はこの台詞を呟きました。
マスタングの名言③「文句は言わせん
「文句は言わせん。ついてこい!」
出典: renote.net
この台詞は、マスタング大佐と部下の5名が中央指令部へ栄転となった際の名言です。この台詞に対して、リザ・ホークアイをはじめとした部下も即時に了承していることから、マスタング大佐がそれだけ信頼されているということが分かります。
マスタングの名言④「貴様はこう言ったな
「貴様はこう言ったな。『まだまだ死なない』と。ならば死ぬまで殺すだけだ」
出典: renote.net
ラストの「まだまだ死なない」という言葉から、ホムンクルスは無限の再生能力を持つのではなく、その再生能力には限界があることを推測した際のマスタング大佐の台詞です。マスタング大佐はその言葉のとおり、「焔の錬金術師」という二つ名にふさわしい圧倒的な炎でラストを焼き尽くそうと攻撃を続けます。
マスタングの名言⑤「諸君らが守るべき命令は…」
「……今の我々が持っているのは戦場への片道切符 失敗すれば元に戻る事はできない
となれば諸君らが守るべき命令はただひとつ
『死ぬな』!以上だ!」出典: honcierge.jp
軍へのクーデターを起こすために全国から集まった部下たちに対して、マスタング大佐が発した台詞です。すでに覚悟を決めた部下たちに対して、マスタング大佐はこのような名言を言葉にし、「死ぬな」と命令します。
マスタングの名言⑥「もう喋らなくていいぞ…」
「決まりだ。貴様がヒューズを殺した。その事実さえわかればよい。もう喋らなくていいぞエンヴィー。まずその舌の根から焼き尽くしてやろう」
出典: renote.net
エンヴィーがヒューズを殺したという事実を知った際のマスタング大佐の台詞です。エンヴィーがヒューズの妻に化けて彼を殺したことを知ったマスタング大佐は、憎悪に満ちた顔でこの台詞を発します。
マスタングの名言⑦「一人の力など…」
「一人の力などたかが知れている。ならば私は自分で守れるだけ…ほんのわずかでいい…大切な者を守ろう。下の者が更に下の者を守る。小さな人間なりにそれくらいはできるはずだ」
出典: renote.net
イシュヴァール殲滅戦の後、ヒューズとの会話で登場する台詞です。自分の部隊の兵士に「あなたのおかげでたくさんの兵士が生き残れた」と感謝されるものの、マスタング大佐は「これだけしか守れなかった」と憤り、ヒューズに対してこの言葉を発します。
マスタングの名言⑧「理想とか綺麗事…」
「理想とか綺麗事と言うが、それを成し遂げた時それはただの"可能な事"に成り下がる。理想を語れよヒューズ。士官学校のあの頃のように。理想を語れなくなったら人間の進化は止まるぞ」
出典: renote.net
「一人の力など…」に続く台詞です。マスタング大佐はヒューズに「理想論だ」と言われますが、その言葉に対してマスタング大佐は「理想を語れなくなったら進化は止まる」と返します。
【鋼の錬金術師】マスタング大佐の声優と実写映画キャスト
『鋼の錬金術師』は2003年と2009年に2度アニメ化がされ、さらに実家映画化もされているため、さまざまな声優、俳優がマスタング大佐を演じています。ここではマスタング大佐の声優や実写映画のキャストを紹介していきましょう。
マスタング大佐の声優①大川透
2003年版のアニメ『鋼の錬金術師』でマスタング大佐を演じたのは声優の「大川透」さんです。声優になる前は舞台俳優として活動されていた人物で、代表作としては『Re:ゼロから始める異世界生活』の「ラッセル・フェロー」などがあります。
大川透のプロフィール
- 名前:大川透(おおかわとおる)
- 職業:声優
- 血液型:A型
- 出身地:鹿児島県
- 所属事務所:マウスプロモーション
大川透の主な出演作品
大川透さんの主な出演作品としては、『BLOOD+(ジェイムズ・アイアンサイド)』、『戦国BASARA(徳川家康)』、『ひぐらしのなく頃に(富竹ジロウ)』、『ソウルイーター(デスサイズ〈スピリット=アルバーン〉)』、『ネオ アンジェリーク(ニクス)』、『マクロスF(ジェフリー・ワイルダー)』、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(ラスタル・エリオン)』、『ACCA13区監察課(スペード)』、『アルドノア・ゼロ(ザーツバルム)』などがあります。
マスタング大佐の声優②三木眞一郎
2009年版のアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』でマスタング大佐を演じたのは声優の「三木眞一郎」さんです。特徴的な声をしており、不気味なキャラクターから人気男性キャラクターまで幅広く演じています。
三木眞一郎のプロフィール
- 名前:三木眞一郎(みきしんいちろう)
- 職業:声優
- 血液型:AB型
- 出身地:東京都
- 所属事務所:81プロデュース
三木眞一郎の主な出演作品
三木眞一郎さんの主な出演作品としては、『ポケットモンスター(コジロウ)』、『機動戦士ガンダム00(ロックオン・ストラトス)』、『アラジン(アラジン)』、『BLEACH(浦原喜助)』、『銀魂(坂本辰馬)、『薄桜鬼(土方歳三)』、『〈物語〉シリーズ(貝木泥舟)』、『3月のライオン(島田開)』、『銀河英雄伝説 Die Neue These(ワルター・フォン・シェーンコップ)』などがあります。
マスタング大佐の実写映画キャストはディーン・フジオカ
実写映画の『鋼の錬金術師』でマスタング大佐を演じたのは「ディーン・フジオカ」さんです。香港でモデルとして活動をスタートし、数々のドラマ、映画、CMなどに出演しています。
ディーン・フジオカのプロフィール
- 名前:DEAN FUJIOKA/藤岡靛
- 職業:俳優、シンガーソングライター、映画監督、モデル
- 血液型:A型
- 出身地:福島県
- 所属事務所:AMUSE
ディーン・フジオカの主な出演作品
ディーン・フジオカさんの主な出演作品としては、ドラマ『あさが来た』、『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』、映画『記憶にございません! 』、『Pure Japanese』などがあります。
【鋼の錬金術師】マスタング大佐に対する世間での評判や人気
『鋼の錬金術師』のマスタング大佐は作中でも人気の高いキャラクターです。ハガレンファンの中にも、マスタング大佐が好きという声は多くありました。ここではマスタング大佐に対する世間での評判や人気を紹介していきます。
ツイッターでは、マスタング大佐とハボック少尉の病室でのシーンなど、マスタング大佐の名言に感動したという声がありました。マスタング大佐の名言は、ファンの胸に強く残っています。
ファンの中には、マスタング大佐のイメージが初期から物語終盤に至るまでに「大佐だし強いよね」から「強すぎる」に変化していることをツイートしている人もいました。実際にファンの間では、マスタング大佐は作中最強と評されています。
『鋼の錬金術師』を読んだ読者の中には、マスタング大佐が最後までかっこよすぎるという声もありました。ファンの間でも、マスタング大佐は「焔の錬金術師」という二つ名や炎を発生させる能力などがカッコいいと言われています。
【鋼の錬金術師】マスタング大佐はかっこいいキャラだった
『鋼の錬金術師(ハガレン)』のマスタング大佐は「焔の錬金術師」という二つ名を持つ魅力的なキャラクターです。炎を操る能力を持つ国家錬金術師で、過去に参加させられたイシュヴァール殲滅戦をきっかけに、自身が大総統になって軍を正すという理想を抱いています。マスタング大佐は非常にかっこいいキャラクターであることから、今でも多くのファンの心を掴んでいます。
この記事のライター
azu
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