【銀魂】猿飛あやめがかわいいのに残念な理由とは?人物像から強さまで徹底解説
『銀魂』に登場する猿飛あやめがかわいいのに残念な理由を考察していきます。『銀魂』の猿飛あやめの人物像や強さ、名言を解説し、なぜ残念だと言われているのか徹底調査します。更に『銀魂』ファンからの猿飛あやめの世間での評判や人気もまとめていきます。
目次
【銀魂】猿飛あやめとは?
猿飛あやめ(さっちゃん)のプロフィール
猿飛あやめ(さるとびあやめ)は銀魂作中に登場するくの一であり、身長は169センチ、体重は52キロです。作中ではさっちゃんの愛称で呼ばれています。赤ぶちメガネと右目下の泣きボクロがトレードマークで、薄紫の綺麗なストレートロングヘアーが特徴です。性格は比較的短気であり、一度怒ると銀時相手でも自身の考えを押し通す傾向があります。単行本初登場は5巻、アニメでは第1話から登場し、長期連載だった銀魂において序盤から活躍する主要メンバーの一人です。
銀魂の概要
銀魂は、週刊少年ジャンプにて2004年から2018年まで連載、活動の場をアプリなどに移した後、単行本77巻全704話で完結しました。SF風の時代劇という独特の世界観の中で、ドタバタコメディや人情ストーリーなどを展開していく大ヒット漫画です。その人気はアニメや漫画にとどまらず、実写映画として2作品、実写ドラマとして2作品と数々のファンを魅了してやまない大人気作品です。
銀魂のあらすじ
時は江戸末期、空には宇宙船、地上には天人(あまんと)と呼ばれる種族が我が物顔で闊歩し、廃刀令も相まって侍たちは地位も誇りも失っていきました。そんな江戸かぶき町で万屋を営む坂田銀時は、ひょんな事から志村新八、神楽と出会い様々な事件に巻き込まれていくことになります。
【銀魂】猿飛あやめがかわいいのに残念?人物像を解説
銀魂の登場キャラクターの中でもトップクラスにスタイル抜群で、とってもかわいい容姿をしているさっちゃんですが、なぜ銀魂作中において残念だといわれているのでしょうか?
猿飛あやめがかわいいのに残念だといわれる理由
残念と言われてしまうその具体的な理由を人物像などをふまえて3つ紹介します。
理由①ドMな性格
スタイルも良くルックスも抜群に可愛い猿飛あやめですが、その実態は銀魂作中トップクラスのドMです。そのドMっぷりは誰にでも発揮されるわけではありませんが、一度スイッチが入ると止まる事を知らず、暴走してしまいます。冷たくあしらわれようが、メガネに指を突っ込まれて壊されようが、むしろ喜んでしまうほどです。普段は冷静な性格の彼女も、一度メスブタモードが入ってしまったら、周りもドン引きするようなドM発言も度々みられます。
理由②極度の近眼
トレードマークとも言えるメガネですが、伊達メガネではなく、極度の近眼であるため裸眼では何も見えず、銀魂作中において坂田銀時と、年齢も性別も体格もまるで違う神楽を見間違えて語りかけるほどです。また、メガネがないとなぜか耳まで悪くなるという始末であり、銀時のせいでメガネが壊れてしまう事態が発生しましたが、メガネなしのドジでかわいいさっちゃんは一見の価値ありです。
理由③銀時が大好き
前述のドMっぷりは銀魂作中において、基本的に坂田銀時だけにしか向けられておりません。悪を成敗する始末屋として活動する猿飛あやめは、仕事に関してとてもストイックです。普段は「始末屋さっちゃん」の異名通りに超一流の仕事ぶりを発揮します。しかし銀時の前ではメス豚モードなってしまう為、いくらぞんざいな扱いを受けようがドM体質のためか、逆に快感に感じてしまい冷静ではおれず、たびたび暴走します。
また、ドSキャラの真選組沖田総悟も銀時と同様に、数々の暴言やドS発言を繰り返していますが、銀時以外の男はカスだと思っているため暴走する事なく一蹴してしまいます。あまりにも銀時のことが好きなことに加え、その一途な性格からか度々ストーカー行為を繰り返し、お妙さんの事が好きな真選組局長の近藤勲と同様、ストーカーキャラとして定着しました。
猿飛あやめはくノ一だった?
一流のくの一である猿飛あやめは、始末屋さっちゃんの異名をもち、元幕府隠密集団・御庭番衆の経歴を持つエリート忍者でした。しかし、組織が解体されてしまった為、現在は悪党専門の始末屋として活動しています。大儲けしたいなどの欲求はなく、自身の勧善懲悪を是とする信念に基づき依頼を受けます。銀魂作中では、政と勇二らと共に始末屋として活動していましたが、仲間の勇二が捕まえられた際に助けに行く過程で銀時に出会いました。
猿飛あやめの強さや能力
忍者らしく、軽快なフットワークや忍術、クナイやマキビシなどの武器を駆使しての戦闘を得意としていますが、時には好物の納豆を使用して攻撃することもあります。特に、将軍暗殺篇で見せたシリアスな戦闘シーンでは、敵方の変装を見破る観察眼や、格上の忍者たちにも応戦するなど、その戦闘能力の高さをいかんなく発揮し、強さと美しさを兼ね備えた姿を見せつけました。
猿飛あやめと月詠の関係
月詠は、銀魂作中において吉原炎上篇にて初登場しました。自警団である百華のリーダーであり、死神太夫と恐れられる女性ばかりの吉原において、最強番人です。両者とも銀時に好意を寄せており恋敵同士です。何かと張り合う機会も多く、例えば銀魂内に登場するキャラクターの人気投票回では、初ランクインで猿飛あやめよりも月詠がランキング上位であった事を根に持ち、その回以降もネチネチと引き合いに出すシーンも多くありました。
しかし、戦闘においては互いの強さを認めて共闘したり、お妙さんを含めた3人で行動するなど、ライバルでありながら良き友人のような存在です。
猿飛あやめと服部全蔵の関係
服部全蔵は猿飛あやめが所属していた御庭番衆の頭であり、戦友です。摩利支天の異名を持ち、歴代御庭番の中でも最強と称されるほどの忍でした。忍者は侍ほど仲間意識は強くないと語りつつも、猿飛あやめが度の合わないメガネを掛けて仕事をしていることを見抜いて忠告したり、瀕死のところを見つけ出して命を救ったりなど、信頼関係の深さがうかがえます。
また、銀魂作中において唯一猿飛あやめの事をさっちゃんと呼ばずに、猿飛と呼んでいる事から彼にとっても昔から変わらず、幼馴染であり学友、お互いの強さを認め合った戦友であることは変わらないようです。
【銀魂】猿飛あやめの名言
さっちゃんはコメディ回での登場が多く、ギャグキャラとして見られがちな一方で、心にグッと刺さる名言も数多くあります。今回はそんなさっちゃんの名言を3つ紹介します。
猿飛あやめの名言①「本当に現実を生きたいなら…」
本当に現実を生きたいのなら・・・現実と戦いなさいよ 自分で運命を切り開いて自分で現実を作り出しなさいよ!!それが本当の意味で生きるってことでしょ。
出典: renote.net
猿飛あやめが改造されて元の姿に戻ることを諦めた銀時や、新八らに言ったセリフです。現実を変えるのは己の行動のみであり、それが生きるという事だと説きました。銀魂はギャグ回の中でもこういった名言を挟み込んでくるのも魅力の一つと言えます。
猿飛あやめの名言②「外道にしか絶てぬ…」
外道にしか絶てぬ外道というものもある 私が汚れて誰かが救われるというのなら喜んでこの手血にそめましょう
出典: renote.net
自身が外道に堕ちているのかも知れないと自覚しつつも、ならばこそ為せる正義もあると勧善懲悪を是とする意思を示した名セリフです。
猿飛あやめの名言③「みんなの魂を…」
みんなの魂を写してくれたステキなメガネ ちゃんと私の中にかかってるよ
出典: animemiru.jp
銀時が猿飛あやめのメガネを壊してしまった際、カラクリ技師の平賀源内に頼みメガネを直してもらいましたが、修理が終わったメガネは必要以上のアップグレードがなされており、ビームが出たり千手観音のように攻撃パーツが次々出てくるようになりました。そのメガネをかけ、改めて銀時らの思いを感じた際に言ったセリフです。少し変わってはいますが、猿飛あやめの優しく素直な性格が現れています。
【銀魂】猿飛あやめの声優と実写キャスト
猿飛あやめの声優は「小林ゆう」
アニメ版銀魂で猿飛あやめの声を演じているのは、声優の小林ゆうさんです。以下では小林ゆうさんについて紹介します。
小林ゆうのプロフィール
小林ゆう(こばやしゆう)さんは1982年2月5日生まれ、東京都出身でホーリーピークに所属しています。高校生の時にモデルとしてスカウトされ、その活動の中で芝居に興味を持ち、声優という仕事があることを知りました。両親に声優がいかに素晴らしい仕事であるかを伝え説得し認めてもらえた事で、2003年に声優として活動を開始しました。2004年にはアニメ初主演、2008年には第2回声優アワードにて新人女優賞を受賞しています。
小林ゆうの主な出演作品
小林ゆうさんは、2003年に高橋留美子劇場やプラネテスでデビューし、2004年にはDANDOH!!で青葉弾道役として初主演を果たしました。2006年から2018年の間では銀魂の猿飛あやめ役を演じ、その他にも進撃の巨人サシャ・ブラウスなど個性的なキャラクターを演じています。また、その中性的な声質もあってか少年役にもたびたび抜擢されるなど、幅広役柄に適した声優です。 本作においても、さっちゃんの始末屋としてのクールな一面や、ドMで暴走しがちな性格が混ぜ合わさっている難しい性格の役どころを演じました。
猿飛あやめの実写キャストは「夏菜」
実写版の映画銀魂で猿飛あやめ役を演じたのは、夏菜さんです。銀魂実写映画は1と2がありますが、夏菜さんが出演しているの銀魂2のみとなります。どんな方かをプロフィールと出演作品などを用いて紹介します。
夏菜のプロフィール
実写版銀魂の猿飛あやめを演じているのは夏菜(なつな)さんで、1989年5月23日生まれトヨタオフィス所属埼玉県出身の女優・タレントです。2005年に野ブタをプロデュースでデビューし、2009年の映画GANTZのオーディションでは、伸ばしていた髪をマネージャーの勧めで渋々切って挑み、総勢300名の候補者の中から、満場一致でヒロインである岸本役に選ばれます。活動の幅は演技にとどまらず、バラエティ番組やCMなどでも活躍する人気女優・タレントです。
夏菜の主な出演作品
夏菜さんは2005年に野ブタをプロデュースでデビューし、おくさまは18歳でヒロインの高木飛鳥役に選ばれました。アニメ・漫画原作の実写化アニメにも多数出演されており、君に届けやReLIFEリライフ、鋼の錬金術師など銀魂以外にも数々の作品に出演しています。銀魂実写映画の際には、夏菜さんのルックスと演技のクォリティが高く話題となりました。
【銀魂】猿飛あやめに対する世間での評判や人気
猿飛あやめの、銀時に対する一途な愛を思わず応援したくなる人が多いようで、ときには思いを抑えきれず暴走してしまいますが、その可愛らしくも真っ直ぐな姿がファンに好評です。
猿飛あやめのキャラクターデザインがとても好きだという意見もあります。
メガネキャラが好きという方は一定数以上いますが、実はメスブタモードのさっちゃんも好評です。暴走しがちではありますが、自分の気持ちに正直で、まっすぐな愛を持って銀時にアタックしていく姿がファンを魅了しています。
銀魂作中においては、準レギュラー的なポジションの猿飛あやめですが、その個性的なキャラクターによって人気を博しており、クールな仕事人モードから一変、銀時への直向きな愛を抑えきえず暴走してしまう姿がかわいらしく、思わず応援してしまいたくなるキャラクターが魅力の一つのようです。
【銀魂】猿飛あやめはかわいいのに残念なキャラだった
銀魂に登場する猿飛あやめは、かわいい見た目とは裏腹にドMで暴走しがちな所や、メガネがないとドジっ子になるなど残念な部分も多いものの、強さと美しさを兼ね備え、銀時を一途に思い続ける純な性格で人気を博しているようです。将軍暗殺篇では、さっちゃんの過去を張り下げや、思いの強さが窺い知れるシーンが多数ありますので一見の価値ありです。
この記事のライター
e.effort千葉
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