【不滅のあなたへ】キャラを一覧で紹介！登場人物の強さや死亡キャラも

原作、アニメともに高い評価と人気を得ているファンタジー作品『不滅のあなたへ』には、多彩な魅力や強さを持ったキャラクターが大勢登場します。本記事ではそれらキャラたちの関係や武器、死亡の経緯などについて紹介しますが、まずは本作の基礎情報をお伝えしておきます。

魅力的なキャラが大勢登場する『不滅のあなたへ』の作者は、女性漫画家の大今良時（おおいまよしとき）です。出身は岐阜県大垣市で、年齢は現在34歳になります。本名は明らかにしていません。2009年のデビュー後、2013年に初投稿の作品をリメイクした『聲の形』の連載を『週刊少年マガジン』で開始します。同作は第19回手塚治虫文化賞新生賞を受賞するなど大きな反響を呼び、作者の名を一躍世に知らしめました。その後、2016年から本作の連載を開始しています。

キャラの魅力が大勢の心をつかんでいる『不滅のあなたへ』は、2016年から「週刊少年マガジン」で連載されているファンタジー漫画です。物語は第1部「前世編」、第2部「現世編」まで終了しており、現在第3部「来世編」が描かれています。2019年には、第43回講談社漫画賞少年部門を受賞しました。2023年8月時点でコミックスは20巻まで刊行されており、累計発行部数は300万部を超えています。

『不滅のあなたへ』の物語は、「フシ」と呼ばれる奇妙な存在を中心に描かれます。あらゆるものの形質を写し取って変化できるフシは、「観察者」の手で地上へ落とされました。フシは石などの物質を経てオオカミとなり、やがて1人の少年の姿を得ます。さらなる刺激を求めて歩き始めたフシは、そこからさまざまな人々との出会いを重ね、成長していくこととなります。

独特の世界観や壮大なテーマを持つ『不滅のあなたへ』には、さまざまなキャラクターが登場して物語を彩ります。ここからは、本作に登場する主なキャラたちを一覧で紹介するとともに、その関係性や魅力について掘り下げていきます。

『不滅のあなたへ』のキャラ紹介、まずは主人公である「フシ」です。「フシ」とは「不死」のことで、文字通り死なない存在になります。強い刺激を受けることで、その元となった物の姿形、性質をコピーする能力を持ちます。最初はただの球体でしたが、そこから変化を重ね、やがてある少年の姿となりました。それにつれて自我が芽生え、さらに作中の経験を通じてどんどん成長していく姿が最大の魅力となっています。

『不滅のあなたへ』のキャラの魅力と関係について紹介していますが、続いては「観察者」です。フシを地上に投じた者で、序盤はその視点を通じてストーリーが語られます。途中からは、黒いローブを着た人物として実体も見せるようになりました。フシにアドバイスもするようになりますが、その存在は基本的にフシ以外に認識できず、触れることはフシを含めた誰にもできません。その目的は、「世界を保存すること」にあると自ら明かしています。

けなげさが魅力のマーチは、ニナンナに住む幼い女の子です。大人になることに強い憧れを持つものの、オニグマの生贄になるという過酷な運命を負わされてしまいます。フシとはその時に出会い、幼いながら母子のような関係となりました。また彼女を逃がそうと奮闘したパロナとは、血のつながりはないものの非常に仲が良く、家族同様の関係となっています。

『不滅のあなたへ』のキャラ紹介、続いてはマーチ同様ニナンナに暮らす少女のパロナです。前述のようにマーチとは家族のような関係で、彼女が生贄の役割を背負わされた際は、理不尽な死から救おうとして必死に努力しました。そうした優しさと同時にりりしい強さも併せ持つ点が魅力で、ファンの人気も高いキャラとなっています。

『不滅のあなたへ』に登場するキャラの関係と魅力の紹介を続けましょう。ピオランは祈祷師としてオニグマへの生贄を選ぶ役目を負っていた老婆ですが、本来は罪びとでその役割は強要されたものでした。フシとは共にヤノメの牢獄に収容されたのち脱出し、2人で旅に出ます。その過程でピオランはフシへさまざまなことを教え、2人の関係は祖母と孫のようなものとなっていきました。

『不滅のあなたへ』に登場するグーグーは、タクナハで召使として暮らしている少年です。ある日想いを寄せていた少女リーンを事故から救おうとした際、顔にひどい怪我を負ってしまい、以後仮面を被るようになりました。酒場で働いていた時フシと出会い、互いに意気投合して兄弟のような関係となります。逆境にありながらも、たくましく生き抜こうとする強さが魅力的なキャラとなっています。

『不滅のあなたへ』の主要キャラ紹介、最後はヤノメ人のハヤセです。ニナンナの生贄儀式に携わる者としてマーチの監視にあたっていた女性で、登場当初は冷徹ながらあくまで真面目な役人でした。しかしフシの能力を目にして以降は、彼へ強い執着を示すようになります。そして陰謀をめぐらした結果、彼女の手によってマーチとパロナは死亡させられることとなってしまいます。

上では『不滅のあなたへ』の主だったキャラを紹介しましたが、本作にはほかにも重要なキャラが幾人も登場します。ここからは、そうした面々の関係や魅力について引き続き紹介していきます。

『不滅のあなたへ』のキャラ紹介、続いてはタクナハ編で登場する少女リーンです。彼女は裕福な家の令嬢で、グーグーとは飼い犬のミールを介して知り合いました。その後、グーグーは上記のように彼女をかばった結果仮面をかぶるようになりますが、その姿の彼とも酒場で出会うことになります。そして、仮面の少年が命の恩人と知らずに接する中で、彼から愛を告げられることになります。

『不滅のあなたへ』のキャラの関係と魅力を解説していますが、続いて紹介するのはグーグーの兄のシンです。彼は悪い仲間と関係したことで道をはずれ、それまで共に働いていた弟の元から一度姿を消します。その後再会したグーグーの計らいで立ち直り、弟に一緒に暮らそうと持ち掛けました。しかし、現在の暮らしを慈しむグーグーはその申し出を断っています。

『不滅のあなたへ』のキャラ紹介、続いては酒爺（さけじい）ですが、彼はピオランの恋人で酒屋を経営する老人になります。酒に関しては研究に没頭するなど執着がすさまじく、周りからは奇人として扱われています。重症を負ったグーグーを助け、彼に酒を保管する臓器を移植する施術を行いました。

トナリは、ジャナンダ島で暮らす14歳の少女です。島流しとなった父を追って、7歳の時に同地にやってきました。変装したハヤセからフシを囚人の船に乗せるよう助言され、長年島からの脱出を夢見ていたトナリは、その実現のためにフシを島へと誘います。当初フシとの関係はよくありませんでしたが、その後和解を果たし、対ノッカー戦で共闘しています。

引き続き『不滅のあなたへ』のキャラを紹介します。サンデルはやはりジャナンダ島の住民で、島外に脱出して医者になることを夢見る11歳の少年になります。作中ではウーロイらが死亡する中、トナリと共に生還して彼女に協力し、以後島の統治に力を尽くしました。成長した後は医者となり、やがてトナリと一緒にフシを追うため島を出ています。

ウーロイもまた、ジャナンダの住民になります。鶏肉が好物の大きな体をした少年で、弓矢の扱いを得意とします。ノッカーとの戦闘に際して死亡してしまいましたが、火薬筒を用いた弓はノッカーに対し一定の強さがあることから、フシはたびたびその姿を借りて闘いを行っています。

ウーロイに続いて魅力や関係を紹介するキャラは、ミァです。彼女もジャナンダ島で暮らす少女で、9歳当時のトナリと知り合い、お互い境遇が似ているということで以後友達の関係となりました。木製の折り畳み椅子を持ち歩いており、絵描きのモデルになるという夢を抱いています。

『不滅のあなたへ』のその他キャラの魅力や関係紹介、8人目はカハクです。彼はフシの守護団長で、ハヤセの6代目継承者になります。継承者は代々女性が務めてきましたが、先代に女性の子がなかったため成り行きで役目を負うことになりました。当初フシに対しては冷静に接していたものの、あるきっかけから強い魅力を感じたことで、次第にその存在を深く愛するようになっていきます。

『不滅のあなたへ』のキャラについて、その魅力と関係を紹介しています。次に挙げるキャラは、やはりジャナンダ島で暮らすウーパです。頭に巻いた布で常に左目を隠している小柄な少女で、島生まれのために外の世界を知りません。フシに対してはトナリと共に歓迎するなど良好な関係でしたが、ノッカーとの闘いで死亡を遂げてしまいました。

ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ＝ウラリス、通称ボン王子は、ウラリス王国の第1王子です。純粋な性格で周囲の者からは好かれる一方、幼稚な部分も目立つことから王位継承を果たせずにいます。フシに対しては、自らに対する王の評価を変えるため、躍起になって彼を捕らえようとしました。見た目のうさん臭さに反し、美点や活躍も多い魅力的な人物となっています。

続いて魅力や関係を解説するキャラは、ボンの付き人トドです。本名はアイリスで、もともとは父とともに城で働いていました。誤解から解雇され、太って見た目が激変した成長後にボンに雇われます。ボンがベネット教信者に囚われた時は彼女も一緒で、その生活により元の痩せた体型を取り戻しました。その魅力的な姿を見たボンは、彼女が初恋の相手だったことに気づき、愛を告白しています。

『不滅のあなたへ』においてボン王子の弟という関係にあたるキャラが、トルタです。王である父に似た温和な顔立ちをしており、兄からは「鼻たれトルタ」と呼ばれています。自分の小遣いを孤児院などに寄付するという善行が評価されたことで、兄を差し置いて次期国王に選出されました。

『不滅のあなたへ』のキャラについて、1人ずつ人物関係や魅力を紐解いていますが、続いて紹介するのはポコアです。彼女はウラリス王国の王女で、ボン王子の妹にあたります。非常に明るく笑顔が魅力的な女の子で、舌足らずな話し方が特徴となっています。ボンの遠征に黙ってついてくるなど、ややお転婆なところもあります。

『不滅のあなたへ』に登場するサイリーラは、ベネット教に属する聖職者（大教督）という立場のキャラです。フシに対しては異端者として敵対視しており、その身を捕らえて彼が悪魔であると主張したのち、鉄の牢獄に監禁しました。さらに、体を鉄で固めるという仕打ちまで行っています。またボン王子についても、捕獲した上で処刑しようとしています。

上では『不滅のあなたへ』のキャラの関係と魅力についてお伝えしましたが、本作の特徴として、キャラの死亡率が非常に高いというものがあります。ここからは、『不滅のあなたへ』の作中で死亡したキャラの死の状況や原因について解説していきます。

『不滅のあなたへ』に登場するジョアンは、「少年」に飼われていた白いオオカミ（レッシオオカミ）です。ジョアンは物語冒頭の2か月前に少年の元から姿を消し、足に怪我を負い雪原をさまよった挙句、力尽きて死亡しました。その遺体の下にいたのがコケの姿になっていたフシで、以後フシはジョアンの姿をたびたび借りることとなります。

続いての死亡キャラは、ジョアンの飼い主である少年です。銀色の髪を持つ快活な男の子で、名前はわかりません。他の大人たちが目指したという「楽園」へ向けて、戻ってきたジョアン（フシ）と旅に出たところ、川に転落して足に怪我を負います。仕方なく家に帰りますが、怪我は悪化の一途をたどり、結局それが原因で息絶えてしまいました。以降フシは、平常時この少年の姿を基本として過ごすことになります。

マーチは上記のようにニナンナに暮らす幼い女の子で、周囲からオニグマの生贄となることを強要されました。フシとパロナの尽力で脱出し、ヤノメへ旅立ちますが、ハヤセの罠にかかって捕まります。何とか逃げ出したところに討手が追いつき、ハヤセの武器がパロナを狙っているのに気づきました。それをかばって矢を身に受けた結果、死亡を遂げています。

マーチにとっては家族同様の関係にあるパロナも、『不滅のあなたへ』作中で死亡したキャラです。マーチが自分をかばって死んだ時、彼女も後を追おうとしますが、それをフシが止めました。そしてニナンナに戻りますが、後にフシは彼女が首を切られ殺されたことを知ります。フシの独占に執着するハヤセが、フシの関係者をすべて排除しようとしたことが原因でした。

オニグマは巨大な白い熊で、背中に無数の矢が刺さっているのが特徴です。ニナンナでは畏れから生贄を捧げる風習があり、マーチが犠牲に選ばれたところへ、彼女を救うためフシがその前に立ちはだかります。ジョアンの姿となったフシとの闘いでオニグマは致命傷を受け、その後ヤノメへ移されて治療を受けますが、結局マーチに看取られつつ絶命しました。

グーグーは上記のように、フシにとって兄弟のような関係となったキャラです。彼は想い人であるリーンを守ろうとして死亡しました。フシと共にリーンの誕生パーティーに招かれたグーグーですが、会場はノッカーの襲撃を受けます。身に備えた武器で必死に応戦するも、建物の瓦解は止められません。最終的に、グーグーは落下するがれきから身を挺してリーンを庇い、そのために命を落としています。

『不滅のあなたへ』のキャラの死亡シーンと死因、続いてはリーンです。彼女はグーグーの献身で危機を脱した後、今後誰とも結婚しないという誓いを立てました。それからは、シンや酒爺と一緒に酒場を切り盛りしていたことが後に明らかとなっています。死亡シーンは直接出てこないものの、タクナハ編の40年後の時点ではすでにこの世にないことが間接的に描かれています。

続いての死亡キャラは、グーグーの兄のシンです。フシにとっては直接交流のある関係ではありませんでしたが、ノッカーとの戦闘で彼の弟を死なせたことへの罪悪感は、フシの中にずっとあったようです。シンの死亡シーンも作中には登場しませんが、やはりタクナハでの出来事から40年後には、すでに故人となっています。

酒爺はグーグーの体を勝手に改造するなど問題のある人物でしたが、フシにとってはピオラン同様、いろいろな知識を与えてくれる親のような存在でもありました。彼の死は、リーンやシン同様フシの変身によって判明しています。詳しい死因や死亡状況についてはやはり不明ですが、登場時の年齢から考えて、おそらくは老衰だったと思われます。

フシは、最初嘘ばかりつくトナリのことを嫌っていました。しかし彼女の助けを得たり共闘するうちに、狡猾さが彼女の生きるための武器であることを理解していきます。その40年後に彼女はフシと再会しますが、ノッカーとの闘いで寄生されてしまい、フシに看取られつつこの世を去っていきました。

『不滅のあなたへ』のキャラの死亡シーンについて解説していますが、続いてはウーロイです。前述のように、トナリの仲間で弓矢を武器に使う大柄な少年ですが、ノッカーとの闘いでトナリらを庇う形で寄生され、命を落としました。以後、たびたびフシは戦闘時にその姿を借り受けています。

『不滅のあなたへ』のキャラの死亡シーンと死因の紹介を続けます。トナリの友達であるミァは、いつも持ち歩いている椅子を武器として使うという少女です。ノッカーに対しトナリたちと共に立ち向かいますが、寄生されたウーパの攻撃で致命傷を負い、さらに彼女自身も寄生されて死亡という結末を迎えています。

ピオランはフシにとって親子のような関係となったキャラであり、彼女から人間として生きる術を多く教わりました。そのピオランの死因は、老衰です。最後は認知症を患った状態となり、寿命を迎えました。死亡の間際、彼女はフシのそばに生まれ変われるよう観察者と取引しています。

ボン王子は『不滅のあなたへ』作中で2度死亡しています。1度目はフシがカハクのノッカーによってすべての器を奪われ、玉に戻った時です。この際ボンは自死を選ぶことで、フシに記憶を取り戻させました。そして器を取り戻したフシは、ボンも復活させます。2度目の死はウラリス国王の右腕として生きた後のことで、この時は家族に見守られつつ、穏やかな死を迎えました。

カイ・ハイロ・メサールの3人は、レンリルでの対ノッカー戦に際し、「不死身の仲間」として用意された面々です。3人は、死んでもフシが復活させることで闘い続けることができます。この戦闘において、カイとハイロは東第4城塔の救援に向かった際爆発に巻き込まれる形で、メサールはノッカーに寄生された後、カハクに殺される形で死亡しました。

アルメはソニア国の王女で、メサールにとっては腹違いの妹にあたるキャラです。彼女は想いを寄せるメサールが兄だという事実を知ってショックを受け、身投げを図ります。それをメサールが止めますが、彼女の体はすでにノッカーの浸食を受けており、最後は兄に見守られつつ死亡しました。

カハクの左腕にはノッカーが寄生していて、彼の意志で操れるほど同調していましたが、それがレンリルの戦いで暴走し始めます。自らが危険な存在となったため、カハクはフシから離れ、大量の火薬を武器としてベネット教の本部へ乗り込みました。そして溶鉱炉に飛び込み、ベネット教徒と左腕のノッカーの両方を葬って死亡しています。

『不滅のあなたへ』のエコは、少数民族「土器人」の少女というキャラです。レンリルの戦いのさなかに暴走を始めた左腕をカハクは切り離しますが、身の危険を感じた左腕のノッカーは、エコの腕に入り込みました。ノッカーの除去には成功したものの、寄生の影響で重症を負ってしまい、結局彼女はそのために死亡しました。

『不滅のあなたへ』のキャラについていろいろと紹介していますが、本作では闘いの場面もよく描かれます。それに伴い注目されるのが、各キャラの戦闘能力です。ここからは『不滅のあなたへ』の登場キャラの強さや武器を、ランキング形式で紹介していきたいと思います。

『不滅のあなたへ』のキャラの強さや武器ランキング、10位はカイ・レナルド・ロウルです。ウラリス王国の兵士で、レンリルの戦いにおいてフシを助ける役割を追いました。鍛冶屋出身の肉体の強さを誇る上、武器を作れるという特技もあります。一度上記のような死を遂げた後復活し、平安な日々を過ごしてから病死を遂げました。

続いて強さと武器ランキングで9位に入ったキャラは、ハイロ・リッチです。ベネット教会で育ち、子供のころに歯を全て抜かれたというキャラになります。彼は優れた剣の腕前と強さを持ちますが、最大の武器は「痛みを感じない」という点で、それが彼をきわめて特殊な兵士としています。

強さと武器ランキングで8位にランクインしたのは、ジャナンダ島の島長（しまおさ）決定戦で登場したナンドです。幼い弟を島外に出すために出場し、フシと対峙しました。武器は屈強な肉体と「カツヤマ拳法」で、強さも相当でしたがフシには敗れています。

『不滅のあなたへ』登場キャラの強さ・武器ランキングで続いて紹介するのは、トナリの父であるエラン・ジー・ダルトンです。エランは島長決定戦に出場して優勝を果たすほどの強さを持つ人物で、戦闘能力は飛びぬけています。しかしその直後、彼に恨みを持つ人物によって毒殺されてしまいました。

キャラの強さと武器ランキングで6位に入ったのは、パロナです。マーチを家族のようにかわいがる優しさの一方で、弓矢を武器として巧みに操る強さも持っています。作中では、フシを追って村へ来たハヤセの手を、遠距離から射貫くという離れ業を見せました。

『不滅のあなたへ』のキャラの強さや武器を順位付けしてお届けしていますが、5位はグーグーです。グーグーは筋肉質の屈強な肉体に併せて、体内の酒を利用して火炎を放射できる能力を持つ点が強さのポイントとなっています。こうした強さや武器は、死亡後にフシにたびたび利用されています。

グーグーを抑えて強さや武器ランキングで4位に入ったキャラは、オニグマです。オニグマは巨大な体躯を持つ獣で、建物を破壊するほどの膂力を誇ります。その強さによってヤノメ人から神としてあがめられており、マーチを守るため対峙したフシは、1度死に至らしめられました。

『不滅のあなたへ』のキャラの強さや武器ランキングを紹介していますが、これまでのところ4位までの発表が終わりました。グーグーやオニグマなどのキャラを抑えてランキングトップ3に入ったのは、以下の面々になります。それでは、第3位から紹介していきましょう。

『不滅のあなたへ』のキャラの強さ・武器ランキング3位は、ハヤセです。フシを神聖視して執着する女性ですが、戦闘能力もずば抜けています。実際に、ジャナンダ島の島長決定戦では決勝でフシと戦って圧倒、勝利しました。また、ノッカーに対しても臆せず立ち向かう胆力を持っています。

2位に入ったのは、カハクです。ハヤセ一族の末裔で、フシに対してはやはり倒錯した執着を見せますが、ずば抜けた強さという面もハヤセと共通しています。彼自身の強さもさることながら、左腕のノッカーは最強の武器であり、カイ・ハイロ・メサールが束になっても勝てないほどの力を持ちます。

すべての『不滅のあなたへ』登場キャラの中で強さのトップに立ったのは、フシです。そもそも「死なない」能力を武器として持つ点で、他を圧倒しています。彼自身の戦闘能力はそこまで高くないものの、それを勘案しても全キャラ中随一の強者と断言できるでしょう。

『不滅のあなたへ』のキャラについて、その関係や魅力、死亡シーン、強さなどを紹介しています。ここで少し角度を変えて、世間からの見え方にスポットを当ててみましょう。Xに投稿された意見から、『不滅のあなたへ』のキャラの人気ぶりについて検証してみました。

こちらは『不滅のあなたへ』の全部のキャラが好きという意見です。本作に登場するキャラはどれもユニークで興味を引く要素がたくさんあり、自然に感情移入させられるようになっています。作者の力量の高さを、こうした意見から見て取ることができます。

この方は、「主要キャラの死がほかのアニメよりもメンタルにくる」と述べています。容赦ない死を描く作品はほかにも多くありますが、心を揺さぶるという点では本作はトップクラスでしょう。その点でしんどさを感じる人も多いものと思われます。

こちらはボン王子についてのツイートで、「いいキャラ」とお気に入りのもようです。ボン王子は一見お笑いキャラのようでいて、フシのために命を投げ出すなど活躍も多い人物であり、この方のように心をつかまれるファンは数多くいます。

『不滅のあなたへ』のキャラについて紹介してきました。このように、本作に登場するキャラは皆ユニークで印象的な面々ばかりであり、それぞれに思い入れたくなる魅力があります。アニメはシーズン3の制作が決定し、原作も「来世編」に入って盛り上がりを見せる中、これらキャラたちの活躍がますます楽しみなところです。本記事で興味が湧いたという方は、ぜひ漫画とアニメの両方をチェックしてみてください。