【不滅のあなたへ】完結はいつ頃なのか徹底調査！最終回の展開を予想

『不滅のあなたへ』は、SFファンタジー作品です。観察者により地上に「球」が投げ込まれ、その「球」は刺激を受けたものの姿に変えることができます。「球」は不死の存在で、名前を「フシ」と名付けられました。そのフシが様々な人々に出会い、様々な場所を旅し、敵であるノッカーと戦うという内容です。壮大なスケールの『不滅のあなたへ』がどう完結するのか、注目されています。

『不滅のあなたへ』の作者は、大今良時（おおいまよしとき）です。2009年に『別冊少年マガジン』にて、沖方丁（うぶかたとう）の小説を原作にした『マルドゥック・スクランブル』でデビューしました。『聲の形』という作品で注目され、「第80回週刊少年マガジン新人漫画賞」など、数々の賞を受賞しています。幼少期から青年漫画が好きで、少女漫画は読んでいなかったそうです。幼稚園の頃から絵はずっと描いており、集団で何かを行うことが好きで、友達は大事な存在だそうです。

『不滅のあなたへ』は、『週刊少年マガジン』にて2016年から連載がスタートし、現在も連載中ですが、2020年に第1部が最終回を迎え完結しました。現在は「来世編」が連載中です。『不滅のあなたへ』は「第43回講談社漫画賞少年部門」を受賞しています。最初は小さな球体だった不死身の存在の「フシ」が、様々な物に姿を変化させて敵と戦うという内容です。

『不滅のあなたへ』は、2021年4月からアニメの第1シリーズの放送が始まりました。オープニング曲は 「PINK BLOOD」で宇多田ヒカルが担当、エンディング曲は「Mediator」で浜渦正志が担当しています。第2シリーズの放送は2022年10月から始まり、2023年3月に最終回となっています。オープニング曲は、第1シリーズに引き続き「PINK BLOOD」で、エンディング曲は「Roots」で浜渦正志が担当しています。そして第3シリーズの制作も決定しています。

『不滅のあなたへ』は、漫画がいよいよ「来世編」へ突入しました。おそらくこの「来世編」で完結すると思われます。では、完結するのはいつになるのでしょうか。漫画とアニメの両方の内容の完結を予想してみました。また打ち切りの噂にについても考察していきます。

『不滅のあなたへ』の漫画は「現世編」が最終回を迎え、2023年からは「来世編」がスタートしています。『不滅のあなたへ』は「前世編」までが第1部、「現世編」からは第2部の2部構成となっています。第1部は116話で完結しました。おそらく第2部も同じくらいの長さで完結すると予想されます。第2部がスタートしたのは、2022年8号からです。第2部の長さも116話前後だと考えると、230話前後で完結となりそうです。『不滅のあなたへ』の漫画の最終回は、2023年12月頃か2024年の初めに完結するのではと考えられます。

では『不滅のあなたへ』のアニメの最終回は、いつになるのでしょうか。アニメの第2シーズンは2023年3月で終了しましたが、第3シーズンの放送は決定しています。第3シリーズは「現世編」となります。話数はおそらく20話と予想します。なぜなら第1・2シリーズとも20話で完結だったからです。そうなるとアニメの完結は第4シリーズとなるでしょう。アニメがどう完結するのかについても注目です。

『不滅のあなたへ』は、打ち切りの噂が流れました。しかし噂だけで、実際は打ち切りの予定は全くありません。大人気作品なのに、なぜそんな噂が流れたのでしょうか。『不滅のあなたへ』は独特な世界観で、人気作品でありながらも評価が分かれます。スケールが大きく、気軽に見られる作品ではありません。特に「現世編」になってからは、「意味が分からない」、「つまらない」などの不評な意見がありました。このことから、打ち切りの噂が出たようです。

『不滅のあなたへ』は「現世編」が完結し、「来世編」に突入しています。「前世編」では悲しいシーンも多かったですが、「来世編」はどんな展開になっていくのでしょうか。そして敵であるノッカーとは、どのように決着が着くのかも注目ポイントです。「来世編」の結末、最終回の展開を予想していきます。

ノッカーはフシの敵です。そしてフシの仲間も殺しました。ノッカーは球体に触手のような物が何本も生えています。ノッカーはあらゆる物に寄生し、支配することができます。支配できる物は人間や生物に限らず、石などの無機物も可能です。また死者さえも支配することができます。ノッカーがどれほど存在するか分かりませんが、おそらく無数です。フシが全てのノッカーを倒すことができたら、平和な世界が訪れることでしょう。

『不滅のあなたへ』の「前世編」では、フシ達とノッカーはずっと戦っていました。しかし「現世編」ではノッカーの考え方が変わり、人類と共存する道を探し始めます。ノッカーと戦わず、共存することができたらフシにとってもいいのではないでしょうか。ノッカーは無数に存在すると思われるので、全てのノッカーを倒すことはとても困難です。しかも「現世編」では、体を小さく進化させているので、見つけるのも難しいです。

フシがノッカーを倒すのではなく、逆にノッカーが人類を支配する結末もあるかもしれません。ノッカーは体内にある核を壊さなければ、倒すことはできません。ノッカーを倒すことは、とても困難なことなのです。しかもフジが成長するように、ノッカーも成長します。フシと会話するノッカーもいました。この先もノッカーはどんどん進化し、人間を超える存在になるかもしれません。

フシは不死身なので、ノッカーと相打ちになったとしても死ぬ可能性は低いです。しかし「来世編」では、不死身ではなくなる可能性もあります。そうするとフシとノッカーが戦い、両方とも消滅する可能性が出てきます。フシの活躍により世の中は平和になりますが、とても寂しい終わり方となります。

『不滅のあなたへ』はどんな内容の作品なのか、来世編の結末はどうなるのか予想してきました。フシはそれぞれの場所・時代で、どう過ごしていたのでしょうか。ここからは前世編から現世編までのあらすじを全て紹介していきます。

ニナンナ国では、少女のマーチがオニグマの生贄に選ばれていました。生贄の儀式当日、マーチはパロマの助けにより逃げ出します。フシとマーチが出会ったのは、マーチが逃げ出している時です。実は「フシ」という名前を付けたのは、マーチです。理由は「不死だから」です。逃げ出したマーチですが、再び捕まってしまいます。オニグマに襲わそうになったマーチを助けたのは、オオカミの姿になったフシでした。ハヤセはそんなフシに興味を持ち、マーチ、パロナ、オニグマを連れてヤノメ国に帰りました。

ヤノメに到着したマーチ達は、ハヤセにより薬で眠らされ、監禁されてしまいました。マーチは重傷を負ったオニグマの面倒を見、オニグマはマーチに感謝しながら永眠しました。パロナはマーチ達と脱出しようとしますが、マーチはハヤセが放った矢が当たり、死んでしまいます。フシは怒り、オニグマに変身してハヤセを襲いました。フシとパロナは村へ戻り、マーチの亡骸と手紙をマーチの両親に託し、フシは旅に出ました。そしてフシはヤノメで出会った老婆のピオランと共にタクハナを目指します。

フシはピオランからたくさんの言葉を教えてもらいました。森でフシはノッカーに襲われます。そしてフシの前に観察者が現われますが、その姿が見えるのはフシだけです。観察者はフシにノッカーと戦うことと、なぜフシを作ったのかを告げると消えてしまいます。ピオランがタクハナを目指したのは、恋人がいたからです。ピオランの恋人は酒爺で、発明家をしています。そして少年グーグーと暮らしていました。

フシ、ピオラン、酒爺、グーグーは数年間一緒に暮らしました。1度だけノッカーが襲ってきましたが、フシはグーグーと協力して倒しました。そして二人は兄弟のように仲良くなりました。ある日グーグーは憧れの女性リーンの誕生日会に招待されますが、フシを狙ってノッカーが攻撃をしかけてきます。グーグーはリーンを庇い、死亡してしまいました。フシは酒爺達にグーグーの死を伝え、また旅に出るのでした。

ピオランがフシの後を追って来て、二人は密林を目指しますが、着いたのはジャナンダ島でした。ジャナンダ島は、罪人とその家族を隔離しておく場所です。この島を出る方法は、島長を決める戦いで優勝することです。フシ達はトナリという少女に島を出たいがために利用されのです。フシは決勝戦まで勝ち残りますが、ノッカーが現われます。フシは島民達の協力によりノッカーに勝利し、島から脱出します。しかしピオランは認知症になっており、観察者にフシのそばで生まれ変わりたいと話すと、息を引き取りました。

サールナイン島では時々襲ってくるノッカーと戦い、40年経ちました。そしてフシの元に「フシの守護団」団長のヒサメが訪ねて来ます。ヒサメはハヤセの孫にあたります。ハヤセが宿していたノッカーの核を左腕に備えており、ハヤセが生まれ変わった姿と自称していました。フシはヒサメと共にノッカーに襲撃された村へ行くと、ジャナンダ島で別れたトナリと再会します。トナリはヒサメがフシの脅威となることに気付くのですが、ノッカーに寄生されて死亡します。フシは再び旅に出ました。

街で暮らすフシの元には、何度も守護団が訪ねて来ます。ヒサメの孫は代々、ノッカーの左腕の力を受け継いでいました。フシは6代目の継承者のカハクと旅をすることになりますが、ウラリス王国の王子に捕まってしまいます。王子は死者と話が出来る能力を持っており、フシを捕らえたのは死者のトナリによる導きからでした。フシと王子は仲間になりましたが、フシを狙うベネット教団に捕まってしまいます。何とか脱出したフシ達は、レンリルを目指します。

レンリルでフシは、新しい力と仲間を得ました。ノッカーとの総力戦に備え、フシは能力を使って街を作り変えていきました。これでレンリルの街はフシと繋がり、ノッカーの攻撃を察知することができます。ノッカーとの戦いの最中に、カハクの左腕がフシに攻撃します。攻撃されたフシは元の球体の姿に戻ってしまいますが、王子が自害しフシは器を手に入れて復活しました。フシは勝利しましたが、カハクが責任を感じて自害しました。フシは世界をノッカーから守るために世界中に根を張り巡らせ、深い眠りにつくのでした。

ノッカーとの戦いから数百年が経ち、フシは平和になった世界で目を覚まします。死亡してしまった仲間をそれぞれの故郷で蘇らせていきます。まずは復活したマーチを見に行きますが、マーチは家族と幸せそうで自分はもう必要ないのだとショックを受け、魚の姿になります。魚になったフシをユーキが釣り、フシに興味を持ってフシはユーキの家で暮らすことになりました。平和な日々を送っていたフシは、ハヤセの孫のミズハと出会います。ミズハはノッカーに寄生されており、母親を殺してしまいます。

しかし次の日になるとミズハの母親は生き返っており、しかもミズハが望む通りの性格になっていたのです。実はミズハの母親もノッカーに寄生されていました。現世でもノッカーは消滅しておらず、小さくなって人間に寄生していたのです。フシは少年の姿をした観察者に、人間がノッカーに負けたことを知らされます。フシは仲間には平和な現世で暮らしてほしいと願い、1人でノッカーと戦う決意をするのでした。

『不滅のあなたへ』は壮大なスケールの内容で、「前世編」は感動もしますが仲間も死んでしまい、「号泣した」という意見がとても多かったです。しかし「現世編」になってからは、内容が「つまらない」などの感想もありましたが、「来世編」は「凄い」、「面白い」という意見がありました。様々な感想が持たれるのは、それだけ注目されているということなのでしょう。『不滅のあなたへ』の感想をいくつか紹介します。

『不滅のあなたへ』は「来世編」に突入しました。フシの長かった旅も、この「来世編」で完結すると思われます。壮大なスケールで描かれた『不滅のあなたへ』は、どのように完結するのでしょうか。最後まで目が離せません。

『不滅のあなたへ』の第1部は、フシの仲間がどんどん死んでいき、悲しいシーンがたくさん出てきます。まさかの場面で死んでしまったり、涙なしには見られない作品です。『不滅のあなたへ』が第1部で完結すると思った方は多かったのではないでしょうか。しかしこの後「現世編」、「来世編」へと続いていきます。

『不滅のあなたへ』は「前世編」までの第1部が完結し、第2部が始まっています。レンリルでの激しい戦いが終わり、フシは眠りにつきました。しかし作品は完結しておらず、フシの物語はまだ続きます。「現世編」でもノッカーは登場します。「来世編」はどんな展開になるのか注目です。

『不滅のあなたへ』は「前世編」から「現世編」が完結し、「来世編」に突入しています。壮大なスケールの内容の『不滅のあなたへ』は、いよいよ物語の完結へ向かっていると思われます。フシとノッカーとの決着は、どうなるのでしょうか。「前世編」で死亡したキャラも蘇りました。アニメ『不滅のあなたへ』の第3シーズンの放送も決定しています。『不滅のあなたへ』がどう完結するのか見届けましょう。