【炎炎ノ消防隊】インカは発火能力に目覚めたアドラバーストの5人目！強さは？

『炎炎ノ消防隊』に登場する「インカ（因果春日谷）」とは、退屈を嫌いスリルを求める女子高生です。火災現場に現れては、逃げ遅れる被災者を助ける代わりに金品をせしめるという謎の行動を取っていました。しかしその正体は、意外なものでした。ここでは『炎炎ノ消防隊』に登場するインカのプロフィールを紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』に登場する「インカ（因果春日谷）」は、ピンクの髪のショートカットが可愛い女子高生です。もともとは女子高に通うただの女子高生でしたが、突然伝道師一派に狙われることになり、森羅達特殊消防隊に助けられます。インカは退屈を極端に嫌い、命がけのスリルを求めるような自己中心的な性格をしています。

『炎炎ノ消防隊』は、2015年から『週刊少年マガジン』で連載をスタートした大久保篤先生によるダークファンタジーSF漫画です。『炎炎ノ消防隊』はテレビアニメ化や舞台化など、さまざまなメディアミックスが展開された人気作品で、累計発行部数は2000万部を突破しています。大災害をきっかけに現れるようになった「焔ビト」と、焔ビトの脅威と戦う特殊消防隊の活躍を描いたSF作品となっています。

世界では、とある大災害をきっかけに、人体が突然発火して「焔ビト」と呼ばれる怪物になるという脅威に晒されていました。幼い頃に火事によって母と生まれたばかりの弟が亡くした少年、森羅は、ヒーローに憧れ、焔ビトを鎮魂する特殊消防隊に入隊することになります。森羅は第3世代能力者だったために火事の出火元とされ、迫害されてきましたが、消防士として活躍していくうちに母と弟を亡くした火事の真相に近づいていくことになります。

『炎炎ノ消防隊』に登場するインカ（因果春日谷）は、一見してただの女子高生です。しかし実は、炎に関するさまざまな能力を持っていることがわかっています。ここでは『炎炎ノ消防隊』に登場するインカの能力や強さについて解説していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）の能力や強さの一つとして、炎の発生する場所やタイミングなどを予知するというものがあります。この能力はインカが持つ力の中でも特に強力なもので、この能力を活用することで未来予測をしながら戦闘を行うことが可能になります。インカは炎の発生を匂いで感知する事ができますが、実際には炎が発生する場所が光の直線として見えているため、視覚的にも感知できています。

『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）の能力や強さの一つとして、炎を使用する攻撃を回避できるというものがあります。インカは、先に紹介した炎の発生を予知する能力を活用することで、炎を使う能力者の攻撃を察知して回避することができます。小規模な範囲の攻撃であれば、回避することは容易です。ただし、大規模な炎による攻撃となると、予知できていても範囲が大きすぎて回避することが難しいケースがあります。

『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）の能力や強さの一つとして、炎の発火による爆発があります。アドラバーストを発現させた当時のインカは使用できませんでしたが、伝道師一派と接触し、戦闘する中でインカは発火能力を発現させました。インカの発火能力は、インカの目に見えている「START」から「GOAL」までの光の線を指でなぞることで、その道筋に爆発を起こすというものです。この能力により、インカは近距離から遠距離まで対応できる強さを持っています。

『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）の正体は、発火能力に覚醒した、アドラバーストを持つ第三世代能力者です。作中では、アドラバーストを持つ存在を「柱」と呼んでいます。ここではインカの正体や謎について考察していくため、チェックしてみてください。

『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）の正体は、伝道者一派が求めているアドラバーストを持つ五柱目です。アドラバーストとは単なる燃焼現象を超えた純粋な炎とされており、森羅をはじめとした第3世代能力者の中でも、アドラバーストを持つ存在は稀です。この世界には、アドラバーストに目覚めた「柱」と呼ばれる存在が8人居ると言われています。森羅達の敵である伝道師一派は柱の事を「○柱目」と呼んでおり、インカは五柱目として迎えられることになりました。

インカ（因果春日谷）は、もともと強大な能力を持っていたわけではありませんでした。しかし、2年前の大火災に巻き込まれたことで、アドラバーストが発現することになります。炎に囲まれ、死を覚悟する局面に置かれた際に、「生きたい」と強く願ったことで、発火する筋道を感知できるようになりました。この能力によって、インカは大火災を逃れることができましたが、常にスリルを求める性格になってしまったと言われています。

もともとインカ（因果春日谷）はただの女子高生でした。しかし、敵である伝道師一派がインカをアドラバーストを持つ五柱目だと予見し、伝道者であるカロンとハウメアがインカの前に現れます。そこへ現れた森羅はインカを保護しようとしますが、自由を求めるインカにとっては、攫われるよりも保護されることの方が耐え難いことでした。そして敵である伝道師一派を選んだインカは、森羅達特殊消防隊の敵になり、二人は敵対する関係になります。

伝道師一派のせいで死んでいった人達のことを知っている森羅にとって、命を粗末にするようなインカの選択は許せないものでした。そのため、インカが伝道師一派へついていく際に、森羅は「俺がお前をぶっ殺してやる」と宣言しています。その言葉に対してインカは「待ってる」と返しています。今後、森羅とインカの直接対決により、インカが死亡する展開になる可能性もあります。

『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）が、敵である伝道師一派の側についた理由としては、命がけのスリルを求めていたことが挙げられます。2年前の大火災によって、スキルがなければ生きている感覚が得られなくなってしまったインカは、保護してもらえる特殊消防隊よりも命の危険に晒されるような伝道師一派の方に魅力を感じました。そのため、森羅ではなく伝道師一派に付いていくことになります。

『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）がうざい・嫌いと言われる理由として、インカの自分勝手な性格やサイコパスな行動が読者の反感を買っていることが挙げられます。インカは助けてくれた森羅達を簡単に裏切り、伝道師一派の仲間になりました。さらにスキルを求めるあまり、大勢の人の命を踏みにじるような行動を取るため、大勢の読者から嫌われています。

『炎炎ノ消防隊』は2度アニメ化しており、テレビアニメでもインカ（因果春日谷）が登場しています。アニメでのインカの活躍により、どのような声優がインカを演じているのか気になったという人は多いです。ここでは、アニメ『炎炎ノ消防隊』のインカの声優について紹介していきましょう。

テレビアニメ『炎炎ノ消防隊』のインカ（因果春日谷）を演じていたのは、声優として活躍している「島袋美由利」さんです。沖縄出身の声優で、代表作として、『ゆらぎ荘の幽奈さん』の「湯ノ花幽奈」や、『はねバド！』の「荒垣なぎさ」などがあります。

島袋美由利さんの主な出演作品として、『はねバド！（荒垣なぎさ）』、『はるかなレシーブ（遠井成美）』、『音楽少女（具志堅シュープ）』、『ゆらぎ荘の幽奈さん（湯ノ花幽奈）』、『金装のヴェルメイユ～崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む～（コハクミヤ）』などがあります。

『炎炎ノ消防隊』に登場するインカ（因果春日谷）は、その自分勝手な性格やサイコパスな行動から一定数の読者に嫌われています。しかし逆に、狂気的な悪でありながら悪であることを自覚していないインカというキャラクターにハマっているファンも多いです。ここでは『炎炎ノ消防隊』のインカに対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のアニメを見ていた視聴者の中には、インカの独特なキャラクターを褒めている人もいました。最悪な性格でありながら自身が悪であることを自覚していないインカというキャラクターや、このようなキャラクターをポップに描いている作者の発想がすごいという内容のツイートになっています。

『炎炎ノ消防隊』の漫画を読んでいた人の中には、火災現場に現れ火事場泥棒のようなことをしているインカの初登場時の感想をツイートしている人がいました。途中までは、伝道師一派よりはまともなように見えていたインカでしたが、街が火の海になる様子を見てはしゃぐ様子からまったくまともではなかったということが、このツイートからも分かります。

『炎炎ノ消防隊』のファンの中には、見た目のボーイッシュさが好きという人もいます。また、ツイートによるとインカの自由奔放でサイコパス気質なところも魅力ととらえているため、このようなキャラクターに惹かれる人も多いようです。

『炎炎ノ消防隊』に登場する「インカ（因果春日谷）」の正体は、発火能力に覚醒したアドラバーストを持つ五柱目でした。自分勝手でサイコパスなインカに嫌悪感を抱くファンもいましたが、逆にそんなインカに魅力を感じるというファンも多いです。インカに興味を持った人は、ぜひ『炎炎ノ消防隊』をチェックしてみてはいかがでしょうか。