【炎炎ノ消防隊】柱の8人目はアイリス?一柱目との関係についても調査

『炎炎ノ消防隊』には、「柱」と呼ばれる特別な能力者が存在しています。柱は物語のキーマンとなっており、焰ビトに関する事件に裏で関与しているとされている「伝導者一派」も、柱を８人集めることを目指しています。主人公のシンラが第3世代能力者であるのに対して、柱は「第4世代能力者」と言われています。ここでは『炎炎ノ消防隊』に登場する柱とはどのような存在なのか解説していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』に登場する柱とは、「アドラバースト」を持っている能力者のことを指しています。「アドラバースト」とは、炎炎ノ消防隊の世界における燃焼現象を超えた純粋な炎です。シンラなどの第3世代能力者の中でも、アドラバーストを持つ人は稀です。柱とは、このアドラバーストに目覚めた存在とされており、世界には8人の柱が存在すると言われています。柱はアドラバーストに目覚めることで、特殊な能力を獲得した存在です。

『炎炎ノ消防隊（えんえんのしょうぼうたい）』とは、『週刊少年マガジン』で連載していた大久保篤による人気漫画です。漫画は2015年から2022年まで連載しており、小説化やテレビアニメ化、舞台化など多数のメディアミックスが展開されました。「焔ビト」と呼ばれる炎の怪物と、焔ビトと戦う特殊消防隊の活躍を描いたSF作品となっています。

大災害をきっかけに始まった「焔ビト」による脅威に、世界は苛まれていました。この脅威に対抗するために、「特殊消防隊」が作られます。幼い頃からヒーローに憧れていた「シンラ」は火を出せる第3世代能力者だったため、母と弟が亡くなった火事の原因だと言われ、周囲から迫害されていました。成長し、第8特殊消防隊に配属されたシンラは、人々を守り、母親と弟を殺した真犯人を捕まえるため、謎の組織「伝導者一派」との戦いを繰り広げることになります。

シスター・アイリスは、『炎炎ノ消防隊』に登場する本作のヒロインです。聖陽教会から派遣されているシスターで、焰ビトを鎮魂させるために祈りを捧げることが仕事です。『炎炎ノ消防隊』には、「シスター・アイリスが8人目の柱の正体なのではないか？」という考察があります。作中でも8人目の正体がアイリスであることを仄めかしているシーンは多数ありました。ここでは、柱の8人目の正体はアイリスなのかどうかや、アイリスと一柱目の関係などを考察していきましょう。

修道院で火華とシスター炭隷が戦っている際に、炭隷が「自覚のない8人目の柱は一柱目のドッペルゲンガー」というようなセリフを口にしています。また、そのセリフを聞いた火華も、「そんな、アイリスが……」と驚いた様子を見せています。実際にアイリスの顔は一柱目である天照に似ているため、アイリスと一柱目の関係は、アイリスが天照のドッペルゲンガーであるという可能性が高いです。

アーサーとドラゴンが戦うシーンで、ドラゴンがアーサーへ向けてブレスを放とうとします。この時、第2世代能力者のマキがドラゴンブレスを逸らそうとしますが、その攻撃のあまりの強さに死を覚悟します。しかし実際には、命を落とすどころか傷一つ負っていませんでした。それはアイリスが祈りを捧げていたためで、ドラゴンも「あれは加護か……」というセリフを口にしています。加護はアドラバーストを持つ者にしかないため、アイリスが8人目の柱の可能性があります。

ドラゴンブレスが無効化された後、ハウメアが「柱以外全員殺せ」というセリフを口にします。どうにか難を逃れた第8特殊消防隊ですが、その後もハウメアは「今日で柱は全て揃った」というセリフを口にしています。このことから、その場にいた第8特殊消防隊の誰かが柱として覚醒したということがわかります。

シスター炭隷は修道院のシスターを利用して、250年前から蟲やドッペルゲンガー、アドラバーストなどの研究を続けていました。シスター炭隷は修道院の食事にアドラの蟲を混入させ、食べさせることで、一柱目である天照のドッペルゲンガーを探していました。そして柱に覚醒する前の8人目の柱を見つけたため、研究を辞めて修道院に火を起こし、子供達を殺害したのでした。この時点で火華とアイリスしか生き残っていないため、2人の中に柱がいることがわかります。

ここまで、『炎炎ノ消防隊』でアイリスが柱の8人目の正体であると考察されている理由や、アイリスと一柱目との関係などを紹介してきました。また、『炎炎ノ消防隊』の物語の後半では、アイリスが八柱目とした目覚めたと思われるシーンがあります。ここでは、アイリスが八柱目として目覚めたシーンについて紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のアイリスが8人目の柱として目覚めたのは238話から239話です。滅亡の危機に瀕した世界を救う方法は、シンラが真のヒーローであるということを人々に伝えることでした。シンラが活躍することで人類に希望をもたらすことができれば、希望のイメージが膨らみ、世界の滅亡を止めることも可能になります。「一撃で決める！！」と叫んだシンラは、ラフルス1世に立ち向かいます。

ラフルス1世に対峙したシンラですが、リヒトから攻撃によって大きな被害が出る可能性を伝えられ、攻撃ができなくなってしまいます。2人の話を聞いていたアイリスは、「迷える我々に太陽の加護を……」と目を閉じて祈りを捧げます。その途端、アドラの炎が燃え立ち、皆の身体が光に包まれるのでした。その様子を見たリヒトは、それがドラゴンブレスを防いだ奇跡だということに気づき、すべてを察したシンラも「シスターが八柱目に目覚めた……」と呟くのでした。

『炎炎ノ消防隊』の238話、239話で八柱目であることが判明したアイリスですが、この時点ではその能力はまだはっきりとしていません。ヒーローになるはずだったシンラが「悪魔」と罵られ、消えてしまったため、今後は消えたシンラを救うためにアイリスの能力が発揮される可能性もあります。

『炎炎ノ消防隊』に登場するアイリスは、物語のヒロインというポジションのキャラクターです。テレビアニメの『炎炎ノ消防隊』のアイリスも魅力的なキャラクターだったため、アイリスを演じた声優について知りたいという視聴者も多くいました。ここではアニメ『炎炎ノ消防隊』のアイリスの声優について紹介していきましょう。

テレビアニメ『炎炎ノ消防隊』のアイリスを演じていたのは、声優の「M・A・O」です。さまざまな人気キャラクターを演じている声優で、代表作として、『プリンセスコネクト！Re:Dive』の「ぺコリーヌ」や、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の「鷺沢文香」などがあります。

M・A・Oさんの主な出演作品として、『アイドルマスター シンデレラガールズ（鷺沢文香）』、『プリンセスコネクト！Re:Dive（ぺコリーヌ）』、『グランブルーファンタジー（ナルメア）』、『転生したらスライムだった件（シオン）』、『がっこうぐらし！（若狭悠里）』、『宇宙パトロールルル子（ルル子）』、『うちの師匠はしっぽがない（まめだ）』などがあります。

『炎炎ノ消防隊』のアイリスは、焔ビトを鎮魂する心優しいシスターであり、「天使」と周囲から称されることもある可愛らしい少女です。このようなアイリスが柱として覚醒したため、ツイッター上でもそのことについて呟いている人が多くいました。ここではアイリスに対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のアニメを見ていた人の中には、アイリスに似ている一柱目とアイリスの関係について注目している人がいました。また、アイリスが一柱目に似ているため、アイリスが伝道者側なのかどうかという点にも注目していました。

『炎炎ノ消防隊』では、修道院でアドラバーストの研究をしていたシスター炭隷が火を放ち、アイリスと火華以外の子供達を殺害しています。この時点でどちらかが柱であることがわかっているため、「八柱目がってそういうことだよな」と呟いている人もいました。

『炎炎ノ消防隊』のファンの中には、アイリスがだんだんと無自覚じゃなくなっているのが気になると呟いている人もいました。もともと八柱目は無自覚だと言われていましたが、物語が進むにつれてアイリスは柱であることに自覚的になっていきます。そのため、アイリスが完全に自覚したときに何が起こるのか、さまざまな考察を行っていました。

『炎炎ノ消防隊』に登場するシスター・アイリスは、温和で優しいシスターです。第8特殊消防隊では、焔ビトとなった人の魂を慰めるための祈りを捧げており、周りの人からは「天使」と称されることも多いです。しかしその正体は一柱目のドッペルゲンガーであり、アドラバーストを持つ八柱目でした。八柱目の正体であるアイリスのことが気になった人は、ぜひ『炎炎ノ消防隊』をチェックしてみてください。