【ファブル】作者の南勝久は天才?プロフィールやその他の作品も紹介
映画化もされた人気漫画『ファブル』を連載している作者南勝久について紹介します。ファブルの原作の概要やあらすじ、作者はなぜ天才と言われているのか、そしてどのようにしてファブルは生まれたのかの秘話を解説します。更に作者に対する世間からの評判もまとめています。
目次
【ファブル】とは?
ザ・ファブルの原作の概要
『ザ・ファブル』は「南勝久」という作者が2014年から2019年にかけて連載していた人気漫画です。続編として『ザ・ファブル The second』は2021年から2023年の7月にかけて連載されました。ファブルは作者の綿密な下調べによってリアリティがあるエピソードが多い作品になっています。2023年にはファブルはアニメ化されるという情報もあるので、作者や公式サイトからの詳細を待ちましょう。
ザ・ファブルの実写映画やアニメの概要
ファブルはとても人気の作品で、2019年と2021年に実写映画が制作されました。2023年にはアニメ化も発表されています。ファブルの実写映画の主人公に選ばれたのは岡田准一さんで、難しい役どころである主人公を快演しました。2019年の実写映画が好評だったことから、2年後には続編である2作目が公開されました。ファブルのアニメに関する詳細な情報はまだ公開されていませんので随時チェックする必要があります。
ザ・ファブルのあらすじ
『ファブル』は裏社会であだ名しか知られていない都市伝説的存在でした。そのファブルに、突然向こう1年裏稼業を行うことなく一般人の生活に溶け込んで平和に暮らせという任務が与えられます。裏の世界で生きてきた主人公が、一般の生活にどう溶け込んでいき、そしてファブルを取り巻く裏社会の人間がどう動くのかを追っていく作品となります。
【ファブル】作者の南勝久は天才?その他の作品も紹介
実写映画が2作作られアニメも2023年に制作が発表されたファブルですが、その作品を描いている作者は南勝久です。南勝久という作者はいったいどのような人物で、どのような経歴なのでしょうか。また作者が今までにどのような作品を描いてきたのかを紹介していきますので、作者はファブルなどの他にどんな作品を描いているのか知りたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
南勝久のプロフィール
ファブルの作者である南勝久の経歴は、1971年5月30日生まれで、2023年の5月で52歳となります。漫画家というのは体力勝負であり、ファブルなどの作品群を見ても作画が細かいのでこれからもどんな作品を生み出すのか楽しみだという人は多いです。作者は大阪府で生まれ、中学を卒業後様々な職を転々とし、1999年に漫画家デビューしたというのが作者の経歴です。環状族に所属していた経験を活かし、それを漫画作品に昇華させたのが『ナニワトモアレ』という作品です。
南勝久の素顔は?
作者である南勝久の素顔や経歴は公開はされていますが、出回っている数が非常に少ないので知らないと言う読者が多いです。作者の素顔はファブルなどの骨太な作品を描いていると聞けば納得する雰囲気の姿です。エネルギッシュなファブルの世界観にいても違和感がない雰囲気の作者といえます。
南勝久の経歴
作者の経歴に異色のものがあります。それが環状族というものです。環状族というのは1990年代に存在していた、主に大阪市内の環状線を走行していた走り屋です。その走り屋集団に作者自らが所属していた過去があり、その経歴を活かして環状族を題材にした『ナニワトモアレ』という作品を連載していました。ナニワトモアレは14年という長期連載で、作者はたくさんのファンを獲得しました。
南勝久の手掛けたその他の漫画作品
南勝久という作者はファブルやナニワトモアレ以外にどのような作品を描いているのでしょうか。作者のその他の作品を紹介していきます。ナニワトモアレの第2部作品である『なにわ友あれ』や、ファブルのスピンオフ作品である『ざ・ふぁぶる』を連載していました。短編作品だと他の漫画家とのコラボレーション企画で描いた『泉州漫画家愚連レジェンド』という作品や、なにわ友あれの番外編である『なにわ友あれ外伝BLACK BOX』があります。スピリッツ創刊40周年を記念した作者の読み切り、『いつかあのころ』もぜひチェックしてみましょう。
南勝久が天才だと言われる理由
南勝久はよく天才だと評価されています。いったいどのようなポイントで天才だと評価されているのかを解説していきます。彼が天才だと言われている理由は、ファブルはどうしても世界観が重くなりがちですが、コミカルなエピソードを織り交ぜることによってに、南勝久の手腕によって全体的に重くなりすぎず、かと言ってリアリティは失われていない作品になっているからです。
【ファブル】制作秘話のエピソードを紹介
ファブルにはどのような制作秘話があるのかを紹介していきますので、ファブルの制作秘話にはどのようなものがあるのか知りたいと考えている人はぜひ制作秘話を見てみてください。ファブルを製作する上でどのようなエピソードがあるのかをチェックすることで、ファブルを読む時により楽しむことができるのでおすすめです。なぜ主人公のキャラ造形をそうしたかなども解説していきます。
ザ・ファブルのキャラを生み出した狙い
ファブルの中には魅力的で個性的なキャラクターがたくさん出てきます。世界観がダークで裏社会で動くキャラクターが多いので、恐ろしい顔を見せるキャラクターがほとんどです。しかし恐ろしいシーンのみだと世界観が重たくなってしまい、気軽に読めなくなってしまいます。そこで主人公は「裏社会の人間であり指定された人物を数秒で倒すことができるが、一般社会に溶け込む際に奇妙な行動をしてしまうため周囲からは変わった人間に見られてしまう」というキャラクターになっています。だからこそファブルの作者は天才だと言われているのです。
ザ・ファブルのリアリティを出す秘訣
ファブルという人間は実際に存在していませんし、ファブルの世界に出てくるキャラクターは皆フィクションです。しかし緻密な作画やストーリーの展開などで極めてリアリティのある作品になっています。それはコミカルなエピソードと、バイオレンスなエピソードを描くというようにメリハリがついているため、リアリティある作品になっているのです。
ザ・ファブルを制作する際のスケジュール
ファブルのキャラクターを生み出すために作者がどれくらいのスケジュールを使って描いているかは判明していませんが、しかし緻密なキャラクター造形と細かい設定などから、長い時間をかけてキャラクターを生み出して誌面で動かしていると考えることができます。作者の南勝久によって生み出された緻密なキャラ描写もあるファブルをぜひ読んでみてください。
【ファブル】作品の魅力
ここからはなぜファブルがこんなに魅力的な漫画なのかということを解説していきますので、ファブルの魅力が知りたい、知ってからファブルを読みたいと考えている人はぜひチェックをしてみてください。実写化やアニメ化されている人気漫画作品のファブルの魅力をいくつか見ていきましょう。
魅力①シュールな設定
まずこの漫画の魅力的なポイントはファブルのシュールなギャグです。ファブルの世界観はダークになってしまいますが、しかし完璧に重くならずさくさく読めるのはシュールなギャグが随所に散りばめられているからです。ギャグを組み込むことによって、重たい世界観をコミカルにして読みやすくしているのです。シリアスな世界観だと二の足を踏んでいて、今だにファブルを読んでいないという人はぜひチェックをしてみてください。
魅力②サバイバルグルメ
現実の世界という舞台設定を漫画に落とし込んだ上で必要なのは、キャラクターの食事描写です。キャラクターの食事の仕方に人間性が出るとも言われていますので、食事シーンに重きを置いているという読者も多いのではないでしょうか。ファブルでの食事シーンはサバイバルなものが多く、山で蛇などの生き物を捕まえて食べるというシーンが多くあり、主人公の強さを感じられるシーンにもなっています。
魅力③佐藤の変な儀式
ファブルの主人公は、ユニークな儀式を作中でします。それが額を指で叩くという行為です。これをすることによって、一般社会に溶け込むための人間になれたり、裏社会の人間として仕事をするときのモードに切り替えるなどのスイッチの役割があるのです。
魅力④ミサキのパンツを守る佐藤
主人公の強さが分かるシーンとして、主人公が勤めることになる会社の飲み会に参加した際、ある社員が女性社員の下着を隠しカメラで撮影しようとしているのを見た主人公は、カメラにバレないように枝豆を飛ばしてカメラの位置をずらすというエピソードがあります。ちょっとしたシーンですが、主人公の底知れぬ強さと優しさが見えるエピソードです。
【ファブル】作者に対する世間での評判や人気
作者である南勝久はファブルが終わった後に続編の作品を連載していました。続編というのはなかなか評判が伸び悩んでしまうこともありますが、しかし作者の手腕は続編でも発揮されており、多くの読者を魅了しています。
ファブルは話しの引きがうまく、つい次の話も早く読みたくなるという魅力的なシナリオとなっています。次に登場人物がどう動くのか、そしてどうなってしまうのかが気になるという評判が多いです。また前作の『ナニハトモアレ』も負けずと面白いという声もあります。
作者に対する世間の評価は天才で、ファブルのストーリーやキャラクターが魅力的というものがありました。実際に南勝久は、同業者に天才と認められているのです。そんな作者が描いたファブルという作品をぜひ読んでみてください。
【ファブル】作者の南勝久は天才と言われていた
ファブルなどのアニメ化される人気作品を生み出した作者である南勝久はなぜ天才と言われているのか、どんな経歴なのかを解説しました。ファブルの作者である南勝久の経歴や彼が今後どのような作品を描くのか目が離せません。今後の作者の作品やファブルのアニメをチェックしてみましょう。
この記事のライター
玲理
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