【ファブル】貝沼はミサキのストーカー?最後や実写キャストも徹底紹介
貝沼は『ザ・ファブル』の主人公アキラの同僚で、ミサキに好意を持ち執着する人物として描かれています。本記事では、その異常なストーカー行為と最後について説明します。また『ザ・ファブル』の実写映画で貝沼役を務めた好井まさおさんについても紹介します。
目次
【ファブル】貝沼はミサキのストーカー?
『ザ・ファブル』はアキラが殺さない殺し屋として暗躍し、スリリングな展開が多いですが、勤務先の「オクトパス」では日常生活に慣れようとするアキラのコメディな部分が見られます。その「オクトパス」の社員貝沼は、ミサキに対してストーカー行為をします。それではどんなストーカー行為をするのか、『ザ・ファブル』のあらすじと併せて解説します。
貝沼エツジのプロフィール
貝沼エツジは「オクトパス」に勤める23歳のデザイン担当の社員です。裕福なシングルマザーの家庭で甘やかされて育ったせいなのか根拠のない自信があり、現実でつまずくことが多いです。しかしうまくいかないと全て人のせいにしてしまいます。同僚のミサキのことが好きになりますが、告白できず、鬱積した気持ちがだんだんと異常なストーカー行動へと駆り立てます。
貝沼エツジはミサキを盗撮していた?
貝沼はミサキに対する歪んだ愛情により、社内の更衣室やトイレにカメラを見えないように置き盗撮します。またミサキが履いているスカートの中を、そっと撮影しようとした時もあります。貝沼のこのような行動にアキラは気付きカメラを取り除きます。ミサキ自身は貝沼の盗撮には一切気付いていません。
他にもミサキの部屋の鍵を盗み、部屋に入り込みカメラを置いて盗撮し、ミサキが過去に出ていたDVDを見て妄想したりします。しかしアキラに盗撮していたことを指摘されてしまいます。すると更に行動が過激になり、ミサキを襲おうと部屋に侵入しようとしますが、鍵が変えられてしまったため未遂に終わりました。
ザ・ファブルの概要
『ザ・ファブル』は、週刊ヤングマガジンから2014年より連載された南勝久の漫画です。2019年に一旦終了しますが、2021年から2022年に『ザ・ファブル The second contact』の名前で連載されました。2017年には「第41回講談社漫画賞」の一般部門で受賞しています。2019年岡田准一を主演とし実写化され映画となり、2021年には第2作も上映されました。
ザ・ファブルのあらすじ
裏の社会ではその名を知らないと言われている殺し屋組織「ファブル」の一員である男は幼い頃から殺し屋としての教育を受けてきました。しかし突然一般人の「佐藤明」として人を殺さず1年間暮すようにとボスから命令されます。組織と関係のある「真黒組」に守られながら、同じメンバーのヨウコと共に兄弟と偽って普通の生活を始めます。ミサキと出会い、「オクトパス」でバイトするようになりますが、いざこざに巻き込まれ、受難の日々を送ります。
【ファブル】貝沼の最後や死亡シーン
ミサキに対してストーカー行為をしていた貝沼の最後は、漫画と実写映画では結末が違います。しかし結局は死ぬことになってしまいます。ミサキにひどいことをしていたので自業自得の声もありますが、哀れであるとも言われています。
貝沼の実写映画第1作目での最後
貝沼は『ザ・ファブル』実写映画第1作目で、ミサキが好きなストーカー男として登場しますが、カメラを会社内に置く行為をアキラに知られてしまいます。アキラは盗撮を止めさせるため、盗撮カメラ設置中の貝沼が写っている写真付きメモを貝沼にデスクに貼ります。貝沼はその写真を見ると慌てて写真を握り潰し、誰かに見られていたことを知り恐れるのでした。このシーンが1作目では貝沼の最後のシーンになります。
貝沼の原作漫画での最後
貝沼の『ザ・ファブル』原作でのストーカー行為はもっと過激で、ミサキの部屋の鍵を盗み、部屋にカメラを設置して盗撮します。そしてミサキを無理やり自分のものにしようとまで考えるようになりました。しかし大平興信所の宇津帆が知ることになり、お金を搾り取られていきます。自暴自棄になった貝沼はミサキを殺害しようとしますが、アキラに妨害されます。その後宇津帆に誘拐され山中に連れていかれた貝沼は、逃げようとして崖に落ちてしまい死んでしまいます。
貝沼の実写映画第2作目での最後
『ザ・ファブル』実写映画第2作目では、ミサキの殺害に失敗した後、宇津帆が依頼した殺し屋鈴木に拉致されてしまいます。車での移動中、宇津帆の手下の井崎が電話のために車から離れると、貝沼は今がチャンスと、手を縛られ、袋も被せられていましたが、隙を見て車を降りることができました。そこへ井崎が車に戻り貝沼がいないことに気付いて、慌てて車をバックすると、貝沼を轢くことになってしまい、命を落としてしまいます。
【ファブル】貝沼の実写映画キャストは好井まさお
『ザ・ファブル』を実写化した映画の貝沼役は吉本興業所属の好井まさおさんです。映画第1作に続き、第2作目ではキーマンとして貝沼役を見事に演じた好井さんのプロフィールやこれまでの出演作を紹介します。
好井まさおのプロフィール
- 本名:好井 正雄
- 生年月日:1984年4月27日
- 出身地:大阪府 枚方市
- 身長:171cm
- 血液型:O型
- 所属事務所:吉本興業
- 出身:NSC東京校11期生
好井まさおの経歴
好井まさおさんは大阪生まれですが、関西外国語大学短期大学部在学中、吉本興業の東京NSCに行くことを決心し、アルバイトしてお金を貯めて上京しました。2007年井下大活躍と「井上好井」の名前でコンビを組み、M-1グランプリ2022では準々決勝まで進出しました。2022年末にコンビを解散し、以後ピンとしてお笑いタレント、俳優として活動するようになりました。
一人になった好井さんはYouTubeチャンネルを開設していますが、他にもTBS Podcast「N93 好井まさおの「今、何してる?」」でパーソナリティを務めています。以前からラジオ番組を持ちたいと思っていた好井さんには念願が叶った仕事となり、トーク力に磨きをかけています。
好井まさおの出演作品
好井まさおさんは『ザ・ファブル』の他にもテレビドラマや映画に出演しています。俳優デビュー作は、Netflixのオリジナルドラマ『火花』です。又吉直樹原作のドラマは漫才界で生きる若者を描き、好井さんは主人公徳永を演じる林遣都さんとコンビを組むツッコミ担当の山下を好演しました。その後俳優としても活躍するようになります。
- ワタシの中の彼女:カズヤ役
- 赤い雪 Red Snow:晶男役
- 火花:山下真人役
- せいせいするほど、愛してる:宮沢の友人役
- 小さな巨人:佐川勇人役
【ファブル】貝沼の実写映画キャスト・好井まさおの嫁や怖い話
好井まさおの嫁
好井まさおさんは2013年にファッション関係に勤めていた一般女性と結婚しています。好井まさおさんがおしゃれなのは彼女の影響だといううわさがあります。結婚式は複合型のホールで行いましたが、隣のホールでは偶然にも志村けんの単独ライブ「志村魂」があり、ライブのBGMなどの音声が聞こえてしまうハプニングがありました。この話を人志松本のすべらない話(2017年1月7日放送)で披露し、MVSを獲得しました。2015年には双子が誕生し、二児の父になりました。
好井まさおの怖い話
好井まさおさんはYouTubeで心霊体験や怪談などの怖い話を発信しています。好井さんの叔母が霊媒師であり、甥っ子に母親の死を予言されるなど霊に関することを体験してきました。そこで霊について関心を持ち、自分自身の心霊体験を語ったり、芸人などの話を聞いたりするようになりました。YouTubeチャンネル「好井まさおの怪談を浴びる会」は登録数5万人を超える人気チャンネルとなっています。
好井まさおが井下好井を結成した経緯
好井まさおさんは東京NSCを卒業後、母親の病気のため大阪に帰ります。その時「baseよしもと」の支配人に井上大活躍さんを紹介されました。井上さんについては「美貌とテクニックと真面目の三拍子そろった、ちょうどいい男がいる」と言われたそうです。井上さんには好井さんについて、「お前の近所に住んでる奴だから、ネタ合わせしやすいんちゃうか?」と言い、紹介のしかたに温度差がありながらもコンビ結成になりました。井上好井は2022年末に解散しました。
【ファブル】貝沼に対する世間での評判や人気
『ザ・ファブル』の漫画でも実写映画でも貝沼のストーカー行為は異常であり、それ故に悲惨な最期を遂げています。『ザ・ファブル』ファンは、このような貝沼についてどう思っているのか声を拾って紹介していきます。
『ザ・ファブル』作中での貝沼の常軌を逸したストーカー行為は、殺人こそ起こさなかったものの多くのファンを戦慄させました。中には身近に起こるかもしれない恐怖として見るファンもいました。しかし宇津帆の怖さは一般社会では相容れないものであり、貝沼を上回る怖さがありました。貝沼の存在によりその怖さを際立させていたと感じるファンも多かったです。
貝沼の盗撮やミサキへの妄想などの気持ち悪さは漫画では格別であり、実写化での貝沼についても注目されていました。そのような貝沼を好井まさおさんが躊躇なく思い切り気持ち悪く演じ、ファンの期待を裏切ることなく好評でした。
貝沼は決して人気のあるキャラではありませんが、『ザ・ファブル』作中で命を落としてしまったことに対しては残念だという意見も出ていました。改心してアキラと友情を築くなど、別のストーリーを期待していた読者も少なからず存在しています。
【ファブル】貝沼はミサキのストーカーだった
貝沼はミサキのストーカーでした。『ザ・ファブル』作中では、盗撮や不法侵入など彼の常軌を逸した行動の数々が描かれており、「こんな人が身近にいたら」と多くの読者・視聴者を震え上がらせました。実写映画で貝沼役となった好井まさおさんは、貝沼の異常さをしっかりと再現しており、その演技力が高く評価されていました。また、YouTubeで怖い話をする人で、違った意味での怖さを提供するお笑いタレント兼俳優としても知られています。
この記事のライター
miwa07
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