【アイシールド21】名言一覧!各キャラの味が出まくり?
一世を風靡した人気アメフトマンガ『アイシールド21』。努力と根性で強豪校を次々に倒していく『アイシールド21』には主人公セナを筆頭に、ヒル魔や他高の生徒など、様々な名言が繰り出されています。アメフト以外にも通用する素晴らしい名言の数々を紹介していきます。
目次
【アイシールド21】名言が熱い!
一世を風靡した人気アメフトマンガ『アイシールド21』。連載自体は10年以上前に完結していますが、2021年4月にネットフィリックスで配信がスタートするなど、人気を博しています。今回は作中で出てきたファンの心を震わせた名言を一覧で紹介していきます。
漫画『アイシールド21』とは
『アイシールド21』は、稲垣理一郎が原作、村田雄介が作画を務めた少年マンガです。『週刊少年ジャンプ』にて連載されており、全333話で終了しました。アメリカンフットボールをテーマとしたスポーツマンガで、原作が完結してもなお、根強いファンを持っています。
村田が作画を担当した同タイトルの読切が、第7回ストーリーキングというコンテスト企画のネーム部門にて大賞受賞したことが連載のきっかけとなっています。連載は2002年7月23日から始まり、およそ7年に渡って掲載されましたが、一度も休載することなく、最後まで走り切りました。
アニメやゲームなどでも人気のアメフトストーリー
『アイシールド21』がアニメ化されたのは2005年4月。ゴールデンタイムで放送されたことでアニメオリジナルの展開も若干含まれました。放送は3年で終了しましたが、当時の子どもたちに強いインパクトを与え、注目を集めました。アニメは関東大会準決勝・王城ホワイトナイツ戦までが描かれています。
アニメ以外でも様々メディアミックスされており、トレーディングカードゲーム『アイシールド21 TRADING CARD GAME』や、コインゲームにもなっています。家庭用ゲームでは、GBA、DS、WiiにPS2、PSPなど多数のハードで発売されました。
キャラそれぞれの名言に注目が
圧倒的人気を持つ『アイシールド21』には多数の名言が存在しています。ポジティブなものから、現実的でシビアな一言など、スポーツマンガだからこその名言をキャラ共に一覧で紹介していきます。
【アイシールド21】小早川瀬那の名言集
まず紹介するのは『アイシールド21』の主人公、小早川瀬那の名言一覧です。アメフトで輝ける存在になる前は気弱なパシリキャラとして生きてきましたが、アメフトに出会ってからはすさまじい早さで成長していきます。
小早川瀬那の名言「それがアメリカンフットボールが教えてくれた世界。自分で選んだ雄の生き方なんだ」
ヒル魔が適当に考えた格言に対して、アメフトを通じたものを感じたセナが発した一言です。気弱なセナがどんどん成長していくところが本作の見どころです。
小早川瀬那の名言「泥門デビルバッツが全員揃うその日まで僕たちは負けない」
マンガの11巻で出てきた名言です。アメリカで行われた過酷な強化プログラム「死の行軍(デスマーチ)」で特訓を受けるデビルバッツのキャラたち。極限状態になりながらも、なんとかデスマーチを乗り越えた雪光でしたが、残念ながらレギュラーからは外れされてしまいます。
あまりにも残酷な現実に耐えられずに、思わず泣き出してしまった雪光を見たセナとモン太が放ったセリフでした。雪光にはあえて直接的に言わなかったこともファンを熱くさせました。
小早川瀬那の名言「勝つ 僕が大和くんに勝つ そうすればヒル魔さんの選んだ道はミスなんかじゃなくなるんだ」
帝国アレキサンダーズ戦でセナが放ったセリフです。数字や事実などデータに基づいた理論的な作戦を立てるキャラのヒル魔ですが、「セナが大和に勝つ」ことを期待し、その願望を軸にして試合を進めていきます。が、帝国アレキサンダーズはそれを「ミス」だと言い放ちます。信頼してくれているヒル魔を立てるためにも、セナは勝つことを強く意識しました。一覧のセナの発言に成長を感じられる名言です。
小早川瀬那の名言「今まで言えなくてごめんまもり姉ちゃん でも行かなくちゃ だって僕は」
18巻に登場した名言です。今までアイシールド21として、試合に出ていたことをまもりには隠していました。まもりはデビルバッツのマネージャー兼主務であり、本作のヒロインであり、セナの近所に住む幼馴染でもあります。さらに一皮向けたセナに感動させられる重要なシーンです。
小早川瀬那の名言「違うよゴールは全国大会決勝(クリスマスボウル)だけだ」
20巻で描かれていた名言で、神龍寺ナーガ戦の前日、鈴音から「ここがゴールなの?」と書かれたメールに対してのセリフです。神龍寺ナーガは神奈川県大会、関東大会で合計9連覇という圧倒的な力を誇っており、「神の軍団」の異名を持つライバル校です。神龍寺ナーガに勝とうとする気合いが溢れ出ていてグッときます。アニメでは滝 鈴音の声優をタレントの中川翔子が担当しています。
【アイシールド21】蛭魔妖一の名言集
頭脳派プレーヤーでチームの司令塔である蛭魔妖一。チームデビルバッツを勝利に導く上で非常に重要なキャラクターですが、ヒル魔自身の身体能力は凡人レベルという一面もあります。ここではヒル魔の名言についても一覧で取り上げていきます。実はセナよりも名言を残しているかもしれません。
蛭魔妖一の名言「0.1秒縮めんのに一年かかったぜ」
神龍寺ナーガとの激戦のなかで、ヒル魔はトリックプレーで相手を翻弄。ランでタッチダウンを狙い、阿含はそれを追います。一年前、ヒル魔の40ヤード走は5秒2であったため、阿含はギリギリ捕えられると思っていましたが、一年という年月をかけてタイムを0.1秒縮め、ヒル魔はギリギリでタッチラインに成功します。
努力で足りないものを補うヒル魔と、圧倒的な才能があるゆえに練習をサボりまくる阿含という2人のキャラは、作中の大きなテーマでもあります。
蛭魔妖一の名言「ないもんねだりしてるほどヒマじゃねえ あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ 一生な」
身体能力的に見れば、普通以上も力はないヒル魔だからこそ、説得力が出てくる名言です。アメフトだけでなく、人生にも当てはめることが出来る至言ではないでしょうか。
蛭魔妖一の名言「アメフトに偶然はねえ」
ヒル魔が第2巻で放った名言です。理論武装するヒル魔の性格も垣間見えます。このセリフの後は「ラッキーパンチってのは狙って出すもんだ!」と続いていきます。
蛭魔妖一の名言「この世に無敵の奴なんざいねえ」
第25巻、王城ホワイトナイツ戦でヒル魔が放った名言。圧倒的な力を見せる王城ホワイトナイツに、泥門は何の打開策も見出せずにいました。絶望的状況にも関わらず、ヒル魔は“ハーフタイムの20分で必ず突破口を見つけてくる”と言い放ち、名言に繋がっていきます。
蛭魔妖一の名言「ここであの天才阿含を無視できるわけがねえ だからこそ無視する」
第22巻、こちらも神龍寺ナーガ戦でのセリフです。本来であれば徹底的にマークしなければいけない最強キャラの阿含を、あえてノーマークにするという大胆な作戦に出ます。予想外だった神龍寺ナーガは泥門にボールを渡してしまいます。まさに作戦勝ちな瞬間でした。
【アイシールド21】その他10キャラの熱い名言集
セナやヒル魔以外にも多くの名言が存在する『アイシールド21』。ここでは学校、学年、敵味方関係なく様々なキャラが放った熱い名言を一覧で紹介します 。
栗田良寛の名言
「大丈夫 もうこれ以上泥門の誰一人壊させない その前に僕が峨王くんを倒すから」栗田は泥門高校2年でセンター兼ディフェンスタックルを任されており、アメフト部の創立メンバーでもあります。普段は穏やかなキャラですが、フィールドでは巨体と怪力を生かし、重戦士となり活躍します。
セリフは30巻、白秋ダイナソーズ戦でのセリフです。峨王にヒル魔を潰されて心が折れてしまった栗田でしたが、仲間は臆せず峨王に向かっていきます。その姿に感化された栗田は上記の名言を出しました。
雷門太郎の名言
「どんなでかい奴相手でも どんな速い奴相手でも キャッチだけでは負けらんねーんだ ハッキリしたぜ 俺のやんなきゃいけねーことが」雷門太郎はセナと同じく泥門高校の1年生です。プロ野球チーム「集英ベアーズ」に所属しているキャッチの名手に憧れ、野球でキャッチのヒーローになろうとしていました。
キャッチばかり練習していた為に、捕球力はずば抜けて高いですが、投球に関しては極度のノーコンという一面もあります。名言には自身が得意とするものを理解し、ひとつのことを磨き上げたプライドと自信がにじみ出ています。
武蔵厳の名言
「俺の友達の為に泣いてくれ」武蔵厳が16巻で放った名言です。武蔵はキッカー兼ラインバッカー。仲間からは「ムサシ」と呼ばれており、老けた顔立ちをしています。キック力がすさまじく、抜群の飛距離を誇り、高校最強レベルのキッカー佐々木コータローにも引けを取りません。
しかし、あまりにもキックが強いため、荒くなりがちな点もあります。武蔵厳はヒル魔と同じく初期メンバーですが、実家の武蔵工務店を手伝うため、部活を辞めてしまいます。しかし父親や武蔵工務店の大工たちの言葉を聞き、再びデビルバッツに戻ることにします。上記は泥門の試合に駆けつけることを決意した時のセリフでした。
桜庭春人の名言
「諦めきれないんだよ俺だって一流になりたい 凡人に生まれた男はどうしたらいいんだ」 桜庭春人は王城ホワイトナイツの2年でポジションはワイドレシーバーです。プレイヤーでありながら、ジャリプロ所属のアイドルでもあります。進とは中学時代に、同じクラスとして知り合い、「背が高い」という理由でアメフト部から勧誘され、進と共に入部しました。
超人気アイドルキャラとして注目される一方で、アメフト選手としてはなかなか芽が出ませんでした。名言は大会前、トレーニング中でのセリフです。才能がある上に、誰よりも過酷なトレーニングを積む進を見て、泣き崩れながらこのセリフを放ちました。
小判鮫オサムの名言
「今までで一番楽しかった」第15巻での名言です。泥門デビルバッツVS巨深ポセイドン戦で出ました。小判鮫は巨深ポセイドンのキャプテンですが、主力選手とはいえないポジションでした。そのことをずっと引け目に感じていましたが、試合中に主力選手である筧たちが小判鮫を頼りにしていたことを明かします。
小判鮫はこの大会で引退が決まっており、短いセリフでありながらも、心に重く響く名言となりました。
金剛雲水の名言
「凡人踏み潰して進め 暴力的なまでの自分の才能を信じろ そうしてこそ俺が報われる」第21巻で描かれた名言です。金剛雲水はスーパープレイヤー金剛阿含の双子の兄で、セリフは泥門VS神龍寺戦での回想シーンでのものでした。
圧倒的な才能を持つ弟の阿含に、どれだけ努力を勝てないという現実にぶち当たり、阿含の支え役に徹することに決めた雲水の決意が感じられます。阿含とは対照的に、真面目な努力家ですが、幼少期から天才の弟と常に比べられてきたため、性格が歪んでしまったというのもあるようです。
金剛阿含の名言
「何してんだお前」第20巻、泥門デビルバッツ戦でバンプを仕掛けてきたセナを手刀で一蹴し、放った言葉です。40ヤード4秒2のというセナのスピードを持ってしても、手刀を繰り出せる阿含の圧倒な実力が伺えます。作中では屈指のプレーヤーとして描かれており、「100年に一人の天才」や「神速のインパルス」とも呼ばれています。
ドレッドヘアにサングラスというスポーツをする高校生とは思えない風貌で、あまり練習していないのにも関わらず、最強の選手として恐れられています。
庄司軍平の名言
「勝負の世界は挫折した者だけが強くなる フィールドでプレイする誰もが、一度や二度の屈辱を味わうだろう 打ちのめされた事の無い選手は存在しない」庄司軍平はショーグンの愛称で親しまれ、徹底的な守備を貫き通すプレースタイルを重視しています。
泥門デビルバッツのトレーナー兼スカウトマンのどぶろくとは、大学の選手時代の知り合いで、「二本刀」と呼ばれ名を馳せました。ショーグンは非常に厳しい指導で知られ、ドイツ合宿では部員の集団脱走も起こしています。
雪光学の名言
「何もしなかったから 何もできなかった…!!でも 今年だけは 違うんだ…!!」泥門高校2年でデビルバッツのワイドレシーバーである雪光学の名言です。高校まではずっと帰宅部で塾に通い、勉学では英才教育を受けていてましたが、スポーツは全くやっていませんでした。
高校2年になりアイシールドの活躍に憧れ、一念発起しアメフト部に入部。入部テストは本来は不合格でしたが、ヒル魔に根性を見込まれ合格となりました。のちにデビルバッツの中でも屈指の努力と根性の持ち主となります。
理事長(関東アメフト協会会長)の名言
「君たちの使命はただ一つだ 勝て」一覧として最後に掲載するのは、関東アメフト協会の理事長が放ったシンプルな名言です。色黒でガタイのいいスポーツマン体系の男で、関東大会の開会式や高校アメフトワールドカップを告げる際に登場する謎多きキャラです。
【アイシールド21】名言に対する世間の評判
ネット上では『アイシールド21』に対する熱いコメントもが多々見受けられます。 こちらも一覧で掲載していきます。
ヒル魔の名言はやはり多くの人に刺さっているようです。
多くの名言が読者の心を掴んでいます。
名言を呟くbotも存在しています。
【番外編】熱い名言が話題のその他アニメ3選
『アイシールド21』以外にも、名言が残されているマンガは多数存在します。今回はジャンプ系列でも特に人気の高いマンガの名言を一覧で紹介します。
熱い名言が話題のアニメ①『黒子のバスケ』篇
「確かにバスケを好きなだけでは勝てないかもしれないです。けどやっぱり好きだからがんばれるし、勝ったとき心の底からうれしいんだと思います」『黒子のバスケ』は藤巻忠俊氏による高校バスケットボールを題材とした少年漫画です。主人公がいるのは帝光中学校バスケットボール部。部員数は100を超え全中3連覇を誇る超強豪校です。
そのなかでも特に「最強」と呼ばれ、無敗を誇った10年に1人の天才が5人同時にいた世代があり、人はそれを「キセキの世代」と呼んでいました。しかし、「キセキの世代」には誰も知らない、試合記録も無い、にもかかわらず天才5人が一目置いていた選手がもう1人いて、「幻の6人目」ではないかという噂が流れていました。その六人目が主人公の黒子テツヤ。上記は彼が放った名言でした。
熱い名言が話題のアニメ②『テニスの王子様』篇
「アンタから奪い取ります。青学の柱って奴を!」『テニスの王子様』は1999年に連載が始まったスポーツマンガです。週刊少年ジャンプで連載されていましたが、完結後、ジャンプスクエアにて『新テニスの王子様』として連載されています。主人公はクールで負けず嫌いな王子様キャラの越前リョーマ。小柄ながらも様々な強敵を倒していく痛快なストーリーが特徴です。
上記の名言は青春学園の3年生で部長の手塚国光に向かって放った一言です。手塚は越前リョーマに「お前は青学の柱になれ」とも言っており、両者の間には深い絆があることが分かります。更にこの名言は手塚と越前リョーマのデュエット曲のタイトルにもなっていて、作中で2人の関係性がどれだけ大切なものか伝わってきます。
熱い名言が話題のアニメ③『銀魂』篇
「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ発情期ですかコノヤロー」『銀魂』は空知英秋の漫画で、マンガ、アニメ、実写映画と様々な形でメガヒットを出した作品。笑って泣ける漫画として大人にも響く名言が多く登場しています。単行本は全77巻刊行されています。
『週刊少年ジャンプ』、『ジャンプGIGA』、「銀魂公式アプリ」の3つにまたがって完結編が描かれました。作者は「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」とコメントしています。上記の名言は『銀魂』で最も初めに誕生した名言であり、主人公、坂田銀時の一番初めのセリフです。
【アイシールド21】人気キャラの名言にインスパイア!
『アイシールド21』のなかには人気キャラクターによる名言が多数存在しており、今回はその名言を一覧で紹介していきました。スポーツではなくても人生や人間関係にも通じるものがあり、ストーリーの力以外のセリフの深さでも、読む人を魅了しています。ぜひ『アイシールド21』の名言にも注目してみてください。
この記事のライター
石田 大季
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