【アイシールド21】小早川瀬那まとめ！声優や名言は？性格や技なども！

『アイシールド21』の小早川瀬那(セナ)は、高校のアメフト大会で「アイシールド21」と呼ばれている選手です。なぜアメフト部に入り「アイシールド21」と呼ばれるようになったのか、ここでは小早川瀬那についてまとめています。

小早川瀬那(こばやかわせな)は、泥門デビルバッツというアメフトチームに所属しています。誕生日は12月21日、身長は155cmと小柄でパワーはほぼありません。1巻時点ではベンチプレス20kgが限界で、そこからトレーニングを積んで45kgまで上げられるようになりました。同じ高校に通う姉崎まもりとは幼馴染です。

小早川瀬那は『アイシールド21』の主人公です。物語は、小早川瀬那が泥門高校の一般入試合格発表会場へ行くところから始まります。小早川瀬那はもともとアメフトをやっていたわけではないのですが、あることがきっかけでアメフト部に入部せざるをえなくなります。

『アイシールド21』は、高校のアメリカンフットボール大会が描かれた青春スポーツ漫画です。主人公の小早川瀬那は、幼い頃からよくパシられる人生を送っており、高校入学早々不良達にパシられて逃げていました。その様子を見ていたのが蛭魔妖一です。

蛭魔妖一は小早川瀬那の足の速さに目をつけ、翌日「アイシールド21」としてアメフト部に強制入部させたのです。こうしてアメフトをすることになった小早川瀬那は、次第にアメフトの面白さにハマっていきます。

『アイシールド21』の原作は漫画ですが、ゲームやアニメなどさまざまな媒体でメディアミックスされています。アニメは原作者がオリジナルストーリーを容認しているので、原作とは違ったエピソードも描かれています。そのため、メディアミックスでより『アイシールド21』を楽しむことができます。

『アイシールド21』の小早川瀬那は主人公なので、所属チームだけでなくライバルチームとも積極的に関わるシーンが多いです。ここでは小早川瀬那と登場キャラの関係をまとめて紹介します。

蛭魔妖一と小早川瀬那の関係は先輩と後輩です。小早川瀬那は蛭魔妖一に脅されて強制的にアメフト部に入部しました。

蛭魔妖一は泥門デビルバッツに所属する高校2年生です。ポジションはクォーターバックで頭が良く、試合の作戦はほとんど蛭魔妖一が立てています。

蛭魔妖一は、小早川瀬那を「アイシールド21」としてデビューさせた張本人です。ただ小早川瀬那は蛭魔妖一に怯えながらも、意外にも自分の意志を積極的に伝えることができます。蛭魔妖一も納得できれば小早川瀬那の意志を尊重しており、終盤では互いに信頼するようになります。

雷門太郎と小早川瀬那の関係は、仲間であり親友でもあります。ちなみに二人の進学先は同じ炎馬大学です。

雷門太郎は泥門デビルバッツに所属する高校1年生です。ポジションはワイドレシーバーで、特にキャッチのセンスが光る選手です。

雷門太郎はもともと野球部でしたが、小早川瀬那による説得によってアメフト部に入部しました。小早川瀬那とは互いに切磋琢磨し合う関係です。ちなみに雷門太郎は、すぐに「アイシールド21」の正体が小早川瀬那だと気づきました。

栗田良寛と小早川瀬那は先輩・後輩の関係です。栗田良寛は小早川瀬那がアメフト部に入ったきっかけになった人物でもあります。

栗田良寛は泥門デビルバッツに所属する2年生です。ポジションはセンターラインで、チームの中では一番体格が良い選手です。

小早川瀬那は蛭魔妖一によって強制的に入部させられる前、実は栗田良寛からクリスマスボウルの話を聞いて、アメフト部に入ろうとしていました。しかしこのときは絶対に選手は無理だと思っていたので、主務として入部するつもりでした。

進清十郎と小早川瀬那はライバル同士です。ライバルではあるものの、小早川瀬那は進清十郎のことを選手として尊敬しています。

進清十郎は王城ホワイトナイツの高校2年生です。ポジションはラインバッカーで、高校トップクラスの守備力が注目されている選手です。

小早川瀬那が進清十郎と初めて対戦したのは、春大会の2試合目です。泥門デビルバッツは進清十郎に追い込まれ、小早川瀬那は心折れて一度逃げ出そうとしました。しかし皆も同じく辛い状況だと知り、自分が進清十郎を突破してみせるんだと強く思うようになります。この対戦からライバルとして互いに意識するようになりました。

瀧鈴音と小早川瀬那は友人同士です。瀧鈴音は早い段階から小早川瀬那の正体を知っており、理解者の一人でもあります。

瀧鈴音は泥門デビルバッツのチアリーダーで、高校1年生です。泥門高校には通っていませんが、瀧夏彦の妹なのでよく泥門デビルバッツの応援に駆けつけています。

瀧鈴音と小早川瀬那は友人同士でしたが、ストーリーが進むにつれて瀧鈴音が小早川瀬那を意識している描写が多くなります。恋愛には発展しませんでしたが、互いに支え合っているようなシーンがたくさんあります。

姉崎まもりと小早川瀬那の関係は幼馴染です。ただ幼馴染というよりも、二人は本当の姉弟のような関係です。

姉崎まもりは泥門デビルバッツの高校2年生です。マネージャーとして所属していますが主務業も兼任しており、頭が良くて優秀です。

姉崎まもりは、ずっと小早川瀬那のことを守ってあげる弟として接していました。それは過保護すぎるほどでしたが、「アイシールド21」の正体を知ってからは成長した小早川瀬那の強さを受け入れ、アメフト選手として応援するようになりました。

『アイシールド21』の小早川瀬那が所属しているアメフト部は、まだまだ伸びしろのあるチームです。ここでは、小早川瀬那の所属するアメフト部やポジションについてまとめています。

小早川瀬那は泥門高校の泥門デビルバッツに所属しています。泥門デビルバッツは創設2年の弱小チームでしたが、小早川瀬那の入部をきっかけに注目されるチームになりました。

小早川瀬那のポジションは、ランニングバック兼フリーセイフティです。このポジションは、走りに自信のある選手が務めることが多いです。小早川瀬那はもともと主務としてアメフト部に入部するつもりでしたが、蛭魔妖一によって強制的にこのポジションになりました。

小早川瀬那は試合状況によっては、攻撃の司令塔であるクォーターバックや、キックオフなどで蹴られたボールをキャッチして攻めるリターナーとして出場することもあります。

小早川瀬那の背番号はもちろん21番です。この21番は、ランニングバックのエースナンバーでもあります。

『アイシールド21』の小早川瀬那は今までアメフトをやったことがなかったにも関わらず、入部後まもなく行われた春大会ではその強さが注目されました。ここでは、そんな小早川瀬那の強さや能力を紹介します。

小早川瀬那の強さは足の速さにあり、40ヤード走は4秒2とトップクラスの走りを見せます。アメフト初心者の小早川瀬那が初試合で勝利できたのは、この俊足があったからです。

小早川瀬那の得意技は、足の速さを活かしたものが多いです。ここでは、小早川瀬那が劇中で習得した技について詳しく解説していきます。

「デビルバットダイブ」は、スピードを落とさないままラインを飛び越えてタッチダウンを狙う技です。またその応用技として、飛び超える瞬間にパスを受ける「天空デビルバットダイブ」という技もあります。

「デビルバットゴースト」は、クロスオーバーステップで敵を抜く技です。この技は、ゴーストのように消えて見えるのが特徴的です。またこの技にスピンを加えた「デビルバットハリケーン」という技もあります。

「デビルライトハリケーン」は、「デビルバットハリケーン」をさらにスピードアップさせた技です。トップスピードのままスピンをかけることで、相手に捕まりづらくなります。

小早川瀬那は、「アイシールド21」という名前で謎の人物としてデビューしました。しかしこれは蛭魔妖一による相手をビビらせるためのハッタリでした。

盤戸スパイダーズ戦では自ら「アイシールド21」を名乗る赤羽隼人が登場し、偽物の小早川瀬那は焦りました。ただ「アイシールド21」はノートルダムで活躍するアメフトのエース選手のことを指す称号のようなもので、特定の人物のことではないことが判明します。

そこで小早川瀬那は自分の正体を明かし、本物になるために「アイシールド21」という高みを目指すようになります。その後帝黒アレキサンダーズ戦で、実際にノートルダムでエースとして活躍した本物の「アイシールド21」の大和猛が登場しました。大和猛とはクリスマスボウルで対戦することになります。

『アイシールド21』の小早川瀬那は、劇中でどんどん成長していくキャラクターで、性格も少し変化していきます。ここでは、小早川瀬那の性格や特徴を紹介します。

小早川瀬那は幼い頃から臆病な性格をしており、意見を強く言ったり、反抗することができません。幼馴染の姉崎まもりはそんな小早川瀬那を心配して世話を焼いていました。しかしアメフトを始めてから、自ら変わろうと思うようになります。性格もたくましくなり、最終回では特にその成長を感じることができます。

小早川瀬那は勉強が苦手です。『アイシールド21』にはおバカな瀧夏彦や大田原誠などが登場しますが、そこまで頭は悪くありません。白秋ダイナソーズ戦では、司令塔であるクォーターバックを担当するシーンもあります。

小学生の頃の小早川瀬那は、自分の意志を伝えるのが苦手で反抗できない性格だったことから、よくパシられていました。ただそんなパシリ時代にも、その後の性格が変わるきっかけになった出来事がありました。それは甲斐谷陸との出会いです。

小学生の頃、小早川瀬那は兄貴分の甲斐谷陸から走り方を教わっていました。この時の甲斐谷陸の教えがあったからこそ、小早川瀬那は人並み以上の脚力を得ることができ、走りに自信を持つことができました。

小心者だった小早川瀬那は、アメフトを始めてからいつか本当に「アイシールド21」のような強い選手になりたいと思うようになるほど性格が変化します。

しかし自分だけではなく、みんなで強くなりたいという気持ちも持っています。そのため、くじけそうな仲間には励ましたり元気づけたりするシーンがたくさんあり、人情深く心優しい性格をしていることがよくわかります。

小早川瀬那の家族構成は、父と母です。父の名前は秀馬、母の名前は美生です。母は姉崎まもりや瀧鈴音のことを気に入っており、いつかお嫁に来ないかと期待しているようです。

小早川瀬那の愛猫はピットという名前です。『アイシールド21』にはケルベロスやブタブロスなど、泥門デビルバッツのマスコットとして動物がたくさん出てきますが、ピットはほとんど登場しません。

小早川瀬那の名前の愛称「セナ」の由来は、F1レーサーのアイルトン・セナです。アイルトン・セナは1988年、1990年、1991年にワールドチャンピオンを獲得したレーシングドライバーです。日本では「音速の貴公子」と呼ばれる1990年代を代表するドライバーです。

小早川瀬那は主人公なだけあって、印象に残るような名言がたくさんあります。ここでは、読者に人気の名言を4つ紹介します。

小早川瀬那の名言「勝てるかもなんて口にしないんだ」は、王城ホワイトナイツ戦で進清十郎と対戦した時のセリフです。勝つためには自信がなくても「俺が勝つ!」と胸を張って言えなければならないと独白するシーンで、勝利への執着心を感じさせる名言です。

小早川瀬那の名言「理想とは違っちゃったけど、今のがもっと楽しい。そういうことだってあるよ!」は、雷門太郎を説得したときのセリフです。いやいやながら試合に出ていた小早川瀬那が、いつしかアメフトを楽しいと思うようになっていたことを表しているような名言です。

小早川瀬那の名言「身長はどんなに頑張ったって伸ばせない越えられない。体格差があるんなら飛び越えよう」は巨深ポセイドン戦でのセリフです。速く走るのが強みだった小早川瀬那の攻撃範囲が上空にまで広がった瞬間の名言でした。

小早川瀬那の名言「自信なんてなくたって言い切らなきゃいけない。だって僕は最強ランナーの称号アイシールド21を名乗るんだから…!」は白秋ダイナソーズ戦でクォーターバックをする決意をしたときの名言です。この名言は「アイシールド21」としてのプライドも感じられる名言です。

小早川瀬那の名言「強くなるんだ…嘘がホントになるように」は、雷門太郎に言ったセリフです。これまで消極的だった小早川瀬那が強くなると決意を表した名言で、読者からも人気が高い名言でもあります。

『アイシールド21』のアニメで小早川瀬那役を演じた声優は、あのジブリ作品にも出演したことがある人気声優です。また他にも複数の声優が小早川瀬那役を演じています。ここでは、小早川瀬那役の声優について詳しく紹介します。また、実写版の『アイシールド21』の小早川瀬那役のキャスト予想もまとめています。

アニメ『アイシールド21』で小早川瀬那役を演じた声優は入野自由です。入野自由は2005年から2008年まで出演しました。

入野自由は1988年2月19日生まれの声優・俳優・歌手です。幼い頃は劇団ひまわりに所属しており、子役として活動していました。その後、声優メインに活動するようになり、2009年には歌手としてもデビューしました。

入野自由の主な出演作品は、『ツバサ・クロニクル』の小狼役、『千と千尋の神隠し』のハク役、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のじんたん役、『ハイキュー!!』の菅原孝支役、『キングダムハーツ』のソラ役などがあります。

まだアニメ化される前に、ジャンプフェスタで小早川瀬那役を演じた声優は朴璐美です。朴璐美が出演したのはジャンプフェスタのみで、『アイシールド21』のアニメには出演していません。

朴璐美は1972年1月22日生まれの声優・女優・歌手です。LALという芸能事務所の代表も務めています。配偶者は声優の山路和弘です。朴璐美は第1回声優アワードで主演女優賞を受賞した、実力派のベテラン声優です。クールな少年や大人っぽい女性を演じることが多いです。

朴璐美の主な出演作品は、『BLEACH』の日番谷冬獅郎役、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役、『NARUTO-ナルト-』のテマリ役、『NANA』の大崎ナナ役、『進撃の巨人』のハンジ・ゾエ役、『トリコ』の小松役などがあります。

アニメ『アイシールド21』で幼少期の小早川瀬那役を演じた声優は菊池こころです。菊池こころは他にも春子役やジョン役を演じています。　

菊池こころは1982年11月9日生まれの女性声優で、メゾソプラノの声質が特徴的です。2000年代から声優として活動しており、一つの作品で複数の役を演じることが多い声優でもあります。

菊池こころの主な出演作品は、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のうちはサラダ役、『はなかっぱ』のすぎる役、『ハートキャッチプリキュア』のポプリ役などがあります。

『アイシールド21』はまだ実写化されていません。しかしファンの間では、スポーツ漫画なので実写化しやすいのではないかと実写化に期待を寄せる声がたくさんあります。

実写化を待つファンの間では、小早川瀬那役を誰が演じるのかキャスト予想されています。ここでは、キャスト候補に上がっている俳優をまとめて紹介します。

小早川瀬那役のキャストに予想されている俳優は、伊藤淳史です。伊藤淳史はアクションもこなせる俳優で、小柄なところが似ていることから名前が挙がっているようです。ただ、伊藤淳史は30歳を越えているので高校1年生役は厳しいかもしれません。

小早川瀬那役のキャストに予想されている俳優は、知念侑李です。知念侑李は小柄で可愛らしい顔立ちをしているので、小早川瀬那に似ています。また、ジャニーズのアイドルとしてアクションも演技もできるので、小早川瀬那役にピッタリだといわれています。

『アイシールド21』の1話で小早川瀬那がハァハァ三兄弟に追いかけられるシーンは、名シーンだといわれています。このシーンだけで、小早川瀬那がただのパシリではなく、走りの才能があることがよくわかります。

『アイシールド21』の見どころは、小早川瀬那の成長とライバル達との関係です。小早川瀬那はアメフトの技術的なところだけでなく、精神的にも強くなっていくところがかっこいいといわれています。また、ライバルの進清十郎との対決もファンからは人気です。

盤戸スパイダーズとの対戦前に、小早川瀬那が正体を明かすシーンは人気です。小早川瀬那が大きく成長し、姉崎まもりから独立していくことを表すようなシーンでもあります。

ここでは『アイシールド21』の小早川瀬那がもしも〇〇だったらと仮定し、彼氏・アイドル・F1レーサーの三つのシチュエーションで考察していきます。

もしも小早川瀬那が彼氏だったら、彼女の意志を尊重してくれる彼氏になると考えられます。小早川瀬那は優しい性格をしているので、彼女を裏切るようなことはしません。お互いに尊重する心があれば恋人関係はうまくいくはずです。

もしも小早川瀬那がアイドルだったら、歌よりもアクロバティックなダンスで注目を集めるアイドルになると考えられます。小早川瀬那は運動神経がよく、走るのが早いのでライブなどで身体能力を活かしたパフォーマンスをして盛り上げるはずです。

もしも小早川瀬那がF1レーサーだったら、アイルトン・セナのようなトップクラスの選手になるはずです。小早川瀬那はアメフトを始めたときのように、そのスポーツにハマればひたむきに努力をして成長していくタイプです。F1レーサーになったとしてもそれは変わらず、トップを目指していくと考えられます。

小早川瀬那は努力を積み重ねて強くなっていくキャラクターです。試合では小早川瀬那が活躍する胸熱なシーンがたくさん描かれています。ぜひ、『アイシールド21』を読んで小早川瀬那の活躍や成長をチェックしてみてください。