【ドクターストーン】ホワイマンの正体にガッカリ?黒幕についても徹底考察
『ドクターストーン』に登場するホワイマンは、人類石化の原因になった存在であり、その正体について多くのファンが考察してきました。本記事では、ホワイマンの正体や、今まで黒幕の可能性が考えられていたキャラクターについて徹底考察していきます。
目次
ホワイマンとは?
『ドクターストーン』といえば、人類を石化に至らしめたホワイマンとも呼ばれる黒幕が誰なのか注目を集めた作品です。しかし、そのホワイマンの正体が判明した際は、あまりにも予想外すぎたせいで一部のファンからはガッカリしてしまったという声もあがっていました。まずは、ファンですら予想できなかったホワイマンの正体に触れる前に、『ドクターストーン』の基本情報をおさらいした上で、ホワイマンについて簡単に振り返ってみましょう。
ホワイマンは正体不明の黒幕
『ドクターストーン』の作中では、人類のほとんどが石化する謎の現象に悩まされることになりました。作中に初めて登場した際、千空に対して「WHY」をただひたすらにモールス信号を送ってくることから、ホワイマンと呼ばれるようになります。人類石化の黒幕もホワイマンの可能性が高いと考察されていたため、ホワイマンと主人公の千空がどのように対決するのかも注目を集めていました。
Dr.STONE(ドクターストーン)の概要
『ドクターストーン』は、週刊少年ジャンプの2017年から2022年まで連載されていた人類の復活を賭けたサバイバルをモチーフにした少年漫画で、原案は稲垣理一郎先生、作画はBoichi先生が勤めています。独自の世界観が話題を呼び、次にくるマンガ賞2018コミックス部門では2位を受賞しました。2022年6月時点では、電子書籍も含めたコミックス累計発行部数1400万部を突破する人気作品です。
Dr.STONE(ドクターストーン)のあらすじ
何気ない日常を送る大木大樹は、ある日想いをよせる小川杠に告白するためにクスノキの前に呼び出しました。しかし、2人の前に学校を覆い尽くすほどの大きな光が迫ります。なすすべなく光に飲み込まれた2人も含めた全人類が石化してしまいました。石化から気の遠くなるような月日が流れたものの、杠に対する想いだけを糧に正気を取り戻すことに成功します。その後、合流した千空によって3700年もの年月が経っていることを知った大樹は、千空たちと共に失ってしまった文明を取り戻す決意をしました。
ホワイマンの正体にガッカリ?
『ドクターストーン』では、全人類を石化させた黒幕や石化させた目的が注目を集めていました。しかし、作中で黒幕が判明した際には、ファンの予想を裏切りすぎたが故にガッカリしてしまったという声も挙がっています。ここでは、なぜファンはホワイマンの正体にガッカリしてしまったのか、作中の描写を元にチェックしてみましょう。
ホワイマンの正体にがっかりな人が多かった理由
『ドクターストーン』では、人類を石化させた目的がわからないラスボスと千空がどのように対決するのか注目を集めていた作品です。物語が進むにつれ、ファンの間ではさまざまな考察がされていましたが、その考察はほとんど当たることがありませんでした。そのせいで、ファンの間からはガッカリしてしまったという声もあがっています。
ホワイマンの正体に関して予想されていた説
『ドクターストーン』では、人類を石化させた原因と思われるホワイマンの正体について、ファンの間では作中のキャラクターの描写や設定を基にさまざまな考察がされていました。ここでは、作中の描写を参考にした上で、ファンの間では人類石化の原因となったホワイマンの正体や目的がどのように考察されていたのか詳しくチェックしてみましょう。
予想されていた説①AIロボット・レイ
レイとは、『ドクターストーン』の外伝作品に登場する石神百夜が作成したAIロボットです。百夜たちを地球に帰還させたあとも、宇宙ステーションで百夜たちの帰りを3700年もの間待っています。宇宙から交信を図るホワイマンの正体はAIロボットのレイではないのかという考察がされていました。
予想されていた説②宇宙人
『ドクターストーン』の作中にて、かなり早い段階で千空は人類を石化させた黒幕は宇宙にいることを疑っています。その描写があったことから、必然的に黒幕は宇宙人の可能性が高いという考察もされていました。
予想されていた説③ゲン
ゲンは元々、自分がつくことで利益のある陣営に入るという考え方の持ち主です。また、ホワイマンからの通信では千空の声が使用されています。ゲンは声帯模写ができることから、いつ裏切っていてもおかしくないゲンが黒幕の可能性も考えられていました。
予想されていた説④クロム
『ドクターストーン』ファンからは、名前にクロが入っているからクロムが黒幕ではないかという考察もされていました。作中の描写から見ても、ストーンワールド生まれでありながら数々の現代科学を生み出しています。考え方によっては千空すら凌駕する規格外の天才であったことから、クロムが黒幕である可能性も考察されていました。
予想されていた説⑤アインシュタイン
『ドクターストーン』の作中では、たびたびアインシュタインを思わせる描写が序盤から多く見受けられます。現実世界でも数多くの発明を残した偉大な科学者であったことから、少年漫画らしい意外性のある黒幕の考察もされていました。
ホワイマン・黒幕の正体が判明!目的を考察
AIロボットのレイや、仲間のゲンやクロム、アインシュタインなどのようにホワイマンの黒幕や目的について、実際に正体が判明するまで数多く考察がされてきました。多くのファンが読み取ることができなかった黒幕の正体やその目的について、作中の描写を参考にチェックしてみましょう。
ホワイマン・黒幕の正体は石化装置・メデューサ
ファンの間では、AIロボットのレイや仲間、現実世界の科学者など、黒幕の正体が考察されていましたが、実際は石化装置メデューサの集合体でもある群体型機械寄生生命体であることが判明しました。黒幕の正体があまりにも予想外すぎる結果だったことから、一部のファンからはガッカリしたという声もあがっています。
ホワイマンの目的
人類石化の黒幕でもあるホワイマンの目的は、一言で表すのであれば自分自身が生存するためです。機械生物であるホワイマンは、人間が持つ生きることに対しての尊さを同じように持っています。ホワイマンにとっての石化は、不老不死の理想系であり、人類の生を保護するための行為だったということが判明しました。
ホワイマンの弱点
人類石化の黒幕でもあるホワイマンは、酸素を苦手としていることが判明します。ホワイマンは機械生物であることから、酸素に触れることは体が錆びる原因です。体が錆びて仕舞えば起動できなくなる原因に繋がるため、酸素がない宇宙で生存していました。
ホワイマンは誰が作った?
人類石化の原因でもあるホワイマンは、『ドクターストーン』の作中では誰が作ったのかは明確になっていません。しかし、ホワイマン自身が明確な意思を持っていることや、人類すべてを石化させてしまう能力を持っていることから、地球人の科学力ではほぼ不可能です。これらのことから、地球人以上の科学力を持つ生命体や神のような特別な存在がホワイマンを作成したのではないかという考察もファンの間でされています。
ホワイマンと千空の関係
『ドクターストーン』の作中では、必要以上に人類石化の黒幕でもあるホワイマンが千空に対して執着している描写が多数見受けられます。人類石化の原因を探る千空の働きや考え方がホワイマンにとって、特別な存在と思われていた可能性もファンの間で考えられていました。また、一部では未来の千空がホワイマンを生み出している可能性も考えられており、その影響で過去の千空に執着しているのではないかという考察もされています。
ホワイマンが怖いといわれる理由
『ドクターストーン』には、すでに人類の想像を遥かに超えるAIロボット・レイが存在しますが、ホワイマンはそれすらも凌駕する存在です。作中で実際に登場する際も、ファンの間ではインパクトに残っているシーンも数多く存在します。ここでは作中の描写を参考に、ホワイマンが怖いといわれる理由についてチェックしてみましょう。
怖いといわれる理由①初登場
明確にホワイマンが作中で現れたのは95話からで、その時の千空たちはGPSの代わりになる正確な位置情報を割り出すための装置を作成していました。石神島からの電波を受信しようとしたところに割り込んできたのが「WHY」と問いかけ続けています。
怖いといわれる理由②メデューサの爆撃
ソユーズ島では、かつて無数のメデューサが空から降り注いだことで、ほとんどの島民が石化しました。島で平和に暮らしていた人々が、正体不明のホワイマンによって突然石化させられた事実に対して、恐怖を覚えたファンも数多く存在します。
怖いといわれる理由③沢山の石化装置に囲まれる千空
『ドクターストーン』の終盤では、千空一行が多くの石化装置に囲まれている描写がありました。ホワイマンの正体が石化装置だったことは判明したとはいえ、この時点ではまだホワイマンが何者なのかは理解仕切れていません。そのような存在から突然脅かすように囲まれる描写はファンの間で強く印象に残りました。
怖いといわれる理由④人間と違いすぎる価値観
ホワイマンにとって、石化は不老不死になれる特別な存在だという考えがありました。死なないことは幸せであるが故に、石化することも幸せであるということになります。人類の考え方では到底思いもしない思考に、ファンの間では強く印象に残ることとなりました。
ホワイマンの正体に対する世間での評判や人気
ここで、ホワイマンの正体に関する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。
高性能を誇るAIロボットのレイや、未来の千空がホワイマンの正体である可能性を考えていたファンの声もあるようです。それらの予想を裏切ったからこそガッカリしたファンもいれば、逆に感動を覚えたファンも見受けられます。
ホワイマンの正体について、得体の知れない科学の存在だったからこそ好感を持つ声も見受けられます。作中では科学の発展を描く描写が多かったからこそ、ホワイマンの正体がその理想系のような存在だったからこその感動もあります。
『ドクターストーン』の物語がハッピーエンドで終わったことに喜ぶのと同時に、一度では理解しきれなかったからもう一度読み返したいという声もありました。『ドクターストーン』は最後まで読んだ上で、もう一度作中の描写を拾いながら理解を広げたくなる作品です。
ホワイマンの正体は石化装置・メデューサだった
ホワイマンの正体は、AIロボットのレイや行動を共にする仲間、はたまたアインシュタインや千空自身など、数多く考察がされていました。その結果、予想外の存在であったことからガッカリしたという声があがる一方で、予想外の裏切り方に感動を覚えているファンも存在します。ファンの間で、これほどまで色々な考察ができるホワイマンの存在は大きなものでした。改めて、作中の描写を注視しながらホワイマンについて考え方を深めてみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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