【ドクターストーン】最終回がひどいと言われる理由とは?打ち切りが原因?
『ドクターストーン』の最終回がひどいと言われる理由について考察します。本記事では『ドクターストーン』の最終回の内容や、ひどいと言われている理由、打ち切りの噂や、登場人物の最終回のその後の様子、ファンからの評価を紹介します。
目次
【ドクターストーン】とは?
『ドクターストーン』は単行本もテレビアニメも人気となっている作品ですが、最終回の内容が賛否両論で、「内容がひどい」と言っている読者もいます。最終回を迎え『週刊少年ジャンプ』での連載が終わった『ドクターストーン』ですが、連載終了は打ち切りになったからではという噂もあります。そこで本記事では『ドクターストーン』の最終回がひどいと言われている理由や、最終回の内容、打ち切りの噂や、登場人物の最終回のその後の様子、最終回を迎えてのファンの感想や評価などを徹底解説していきます。
ドクターストーンの作者
『ドクターストーン』は原作:稲垣理一郎、作画:Boichiとなっています。原作者の稲垣理一郎の代表作は『アイシールド21』『Dr.STONE』『トリリオンゲーム』です。中学生のときに『まんが道』を読み、漫画家になることを決意します。その後は漫画や映画の制作プロダクション(ホイチョイ・プロダクションズ)に所属し、作画アシスタントなどをしていました。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で漫画を書いていましたが、『週刊少年ジャンプ』で『アイシールド21』を連載し、週刊少年ジャンプに移籍しています。
ドクターストーンの概要
『Dr.STONE』(ドクターストーン)は原作:稲垣理一郎、作画:Boichiによるサバイバルファンタジー漫画で、『週刊少年ジャンプ』で連載していました。2017年14号から2022年14号までの5年間連載し、14(イシ)号で最終回を迎えることにこだわっていたそうです。話数カウントは「Z=○」です。テレビアニメは第一期から第三期までが放送されています。
ドクターストーンのあらすじ
『ドクターストーン』は科学の天才と言われる高校生・石神千空を主人公にした物語です。千空の幼馴染である大樹が、想いを寄せている杠に告白しようとしたとき、突然空が光り、全人類が石化してしまいます。石化した人間は五感や意識を失ってしまいますが、大樹は杠への想いで長い年月を耐えていました。大樹が石化から目覚めると、半年前に目覚めていた千空が、滅んだ世界を自力で再建させている途中でした。石化してからおよそ3700年が経過している世界で、千空と大樹は1から文明を築き上げようとします。
【ドクターストーン】最終回がひどい?打ち切りだった?
『ドクターストーン』は最終回を迎えましたが、ファンからの感想は賛否両論でした。中には「内容がひどい」「最終回がひどい」という読者もいるほどです。また5年で連載が終わったことで『ドクターストーン』は打ち切りだったのではという噂もあります。そんな『ドクターストーン』の最終回がひどいと言われている理由や、打ち切りの噂の真相を紹介します。
ドクターストーンの最終回がひどいと言われる理由
『ドクターストーン』は『週刊少年ジャンプ』2022年14号で最終回を迎え、単行本は26巻が最終巻となりました。その最終回がひどいと言われている理由は主に2つあります。また他の理由に、原作者が14号(イシ)で連載を終わらせるというこだわりがあったということもあげられています。
理由①アメリカ編から展開が早い
『ドクターストーン』の最終回がひどいと言われている理由の1つ目は、アメリカ編から展開が早かったということです。アメリカ編あたりまではクラフトに至るまでの実験や工程が詳しく描かれていましたが、アメリカ編が終わったあたりからは、一瞬でクラフトが完成し、次々に展開が進んでいく様子が見られました。その様子にファンは「作者が急ぎ足で終わらせようとしているのでは」「駆け足すぎるのではないか」という不満の声があげられていました。
理由②続きがありそうな終わり方で消化不良
『ドクターストーン』の最終回がひどいと言われている理由の2つ目は、終わり方がひどいというものでした。千空の口癖である「唆るぜ、これは」で締めくくられていましたが、まだまだ物語には続きがあるような終わり方でした。そんな最終回に「消化不良だ」「伏線を回収していない」などの感想があげられています。
ドクターストーンは打ち切りだった?
『ドクターストーン』はちょうど5年で最終回を迎えたことや、終盤の物語が駆け足だったことから打ち切りだったのではという噂がされています。しかし『ドクターストーン』のストーリーは1から文明を築いて石化の謎を解明することで、ストーリーはちゃんと終わっているので打ち切りではないという声があります。また、単行本の売上や、テレビアニメの人気から考えても打ち切りではないと考えられます。
【ドクターストーン】最終回の内容をネタバレ
『ドクターストーン』の最終回は「内容や終わり方がひどい」とも言われてファンの間で賛否両論となっています。その最終回はどのような内容だったのでしょうか。『ドクターストーン』最終回の内容をネタバレを含めて紹介します。
最終回の内容①地球に帰還する千空たち
ホワイマンの所在を探るために月へと行っていた千空達ですが、最終回では地球へと帰還していました。ホワイマン達との交渉は決裂し、ホワイマンは新たな知的生命体を求めて再び宇宙へと旅立ちますが、ホワイマンのリーダーだけが千空の提案に乗り、地球へと来ることになりました。地球へ帰還した千空達は、石化から人類を守ったとして表彰されている描写があります。
最終回の内容②大樹と杠の結婚式
最終回では千空達が月から帰ってきて数年後が舞台となっています。ゲンは復興した世界で外交官のような仕事をしており、各地を忙しく飛び回っていましたが、大樹と杠の結婚式に参加するために日本に帰ってきていました。大樹と杠の結婚式はたくさんの人が参加できるようにと2日間に渡って行われました。千空達科学チームは1日目に大樹と杠をお祝いしたようです。
最終回の内容③タイムマシンの制作
最終回では千空がタイムマシンを作っていました。過去に行く、もしくは過去に情報を送って人類を救うAIを送り込むなどをして、石化によって犠牲になった人類全員を救おうとしていました。ホワイマンを使ってタイムマシンを作ろうとしていましたが、千空達なら本当にできてしまうのではないかとゲンは泣いていました。
【ドクターストーン】最終回のその後を考察
『ドクターストーン』は最終回を迎えましたが、単行本の最終巻が発売された2022年7月4日に、同日発売の『週刊少年ジャンプ』31号で、「カムバック読み切り」が掲載されました。最終回でわかった登場人物たちの最終回のその後や、その後の考察を紹介します。
最終回のその後①千空
千空は最終回のその後ではタイムマシンを作っていました。過去に行くこと自体は難しいかもしれませんが、ゼノが過去に情報だけでも送って人類を救うAIを送り込むという発言をしていました。千空のスペシャルミッションチームに科学王国のメンバーも加わり、さらにタイムマシン作りが加速していく様子がわかります。
最終回のその後②大樹と杠
大樹と杠は無事に結婚式を挙げることになりました。結婚式は千空達が地球へと帰ってきてから数年後に行われ、参列者のために2日間に渡りました。大樹はずっと想いを寄せていた杠と結婚式を挙げることができ、本当に嬉しそうでした。杠の両親も登場し、父親は大樹とそっくりで、父親もまた号泣していました。
最終回のその後③ゲン
最終回で千空たちが地球へと帰ってきた後、数年後の場面はゲンが外国の要人らしき人物たちと話している場面から始まりました。ゲンは外交官のような仕事をしており、世界各地を回っている様子です。大樹と杠の結婚式にはストーンワールドのときの服を着ており、こっちのほうがしっくりくると言っています。
最終回のその後④クロムとルリ
大樹と杠の結婚式でクロムとルリの関係性もわかりました。コハクがルリに二人の関係はどうなったのかを聞いているシーンがあり、結婚式を見たクロムがルリの方を向き「今のヤベー科学クラフト仕上げたら俺らも結婚しようぜ!」とさらっと言っている場面がありました。それにルリは「は!?はい・・・!!」と答えており、二人の関係に進展が見えました。ロマンティックなことはなく、ルリとコハクは残念そうな顔をしていましたが、クロムらしいというファンの感想もありました。
最終回のその後⑤龍水
龍水は最終回ではトレードマークの帽子は被っておらず、白衣のようなものを着ていました。このことから、龍水も科学チームに入り、タイムマシン制作に携わっていると考えられます。
最終回のその後⑥ゼノと司と氷月
ゼノ、司、氷月は一時は千空たちの敵であった人物です。ゼノはタイムマシン制作に携わっていますが、司と氷月は結婚式でタイムマシン制作を知った様子でした。司と氷月のネクタイが同じであることから、二人は同じ職種や職場なのではないかという感想もありました。
最終回のその後⑦西園寺羽京
羽京はかつて司王国の精鋭の一人でした。元々はソナーマンで、並外れた聴力を持って精鋭を務めていました。最終回での羽京はストーンワールド時代と同じ帽子を被り、ゲンと一緒にタイムマシン制作に驚いていました。人を殺したくないという思いを人一倍持っている羽京は、タイムマシンで本当に全人類を救うことができるかもしれないと、涙を流していました。
最終回のその後⑧スタンリーと陽
スタンリーと陽は、大樹と杠の結婚式で銃を使った余興をしていました。二人の武器が銃だったことが共通点ですが、それ以外は何かと真逆な二人です。一流の軍人であるスタンリーと、不真面目な陽の性格が合っているのかもしれません。
【ドクターストーン】最終回に対する世間での評判や感想
『ドクターストーン』のストーリーの根幹である、石化の黒幕はホワイマンでした。ファンの間ではこの「ホワイマン」という名前がダサいと言われており、タイトルを回収して「ドクターストーン」にしたらいいのにという声もありました。黒幕の名前も、最終回がひどいと言われている原因の一因かもしれません。
『ドクターストーン』の最終回は畳み方がもったいないという感想がありました。ホワイマンとの決着は少し消化不良で、よくある大団円を迎えることに不満があったようです。
『ドクターストーン』の最終回を嘆いているファンの感想もありました。アメリカ編からは駆け足でストーリーが進んでいき、消化不良だったというファンの声もあり、もっとじっくり話を続けて欲しかったという意見もありました。
【ドクターストーン】最終回は展開が早すぎてひどいといわれていた
『ドクターストーン』の最終回がひどいと言われていることや、ひどいと言われている理由、打ち切りの噂や最終回の様子、登場人物のその後を紹介しましたが、いかがでしょうか。『ドクターストーン』の最終回は綺麗に終わって良かったというファンや、展開が早くてひどいというファンがいて、賛否両論となっています。また『ドクターストーン』を読むときは最終回までの伏線やその回収、ストーリーにも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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