【ドクターストーン】あさぎりゲンは主要キャラの一人!人物像から黒幕説まで
『ドクターストーン』に登場する主要キャラの一人あさぎりゲンについて紹介します。『ドクターストーン』のあさぎりゲンの人物像や活躍を解説し、黒幕説や死亡説についても考察しています。更にアニメであさぎりゲンの声を担当した声優についてもまとめていきます。
目次
【ドクターストーン】あさぎりゲンは主要キャラの一人
あさぎりゲン(浅霧幻)は『ドクターストーン』に登場する主要キャラです、初登場時は石神千空が本当に死んでいるかどうかの確認のため、司が仕向けた刺客でしたが、千空とのコーラ同盟によってゲンは司を裏切り、千空に味方するようになりました。そんなあさぎりゲンの人物像や死亡説、コーラ同盟や黒幕説を紹介します。
あさぎりゲンのプロフィール
『ドクターストーン』に登場するあさぎりゲンは石化前はメンタリストとして有名だった人物です。名前は芸名なのか本名なのかは不明となっています。格闘家である獅子王司がゲンを石化から解いたことで、あさぎりゲンは司の仲間となります。石化前はメンタリストやマジシャンとして有名だったので、人間の深層心理を読んだり、器用な手先でマジックをしたり、声をマネすることができます。司を裏切ったり、千空を裏切るように見せかけることから裏切りキャラとして人気を集めています。
あさぎりゲンの人気投票での結果
あさぎりゲンは『ドクターストーン』の人気キャラで、第1回と第2回の人気投票では第3位となっています。また第3回の人気投票では主人公の千空を抜いて、第1位となっています。司を裏切って千空につく裏切りキャラで有名ですが、敵を丸め込む話術やメンタリストとしての実力、千空と共に悪いことを考えるときのゲス顔が人気の理由となっています。
Dr.STONE(ドクターストーン)の概要
『ドクターストーン(Dr.STONE)』は原作:稲垣理一郎、作画:Boichiによるサバイバルファンタジー漫画で、『週刊少年ジャンプ』で連載されていました。『ドクターストーン』のスピンオフである『Dr.STONE reboot:百夜』も同時に連載していた時期もあります。テレビアニメは『Dr.STONE(第1期)』『Dr.STONE STONE WARS(第2期)』『Dr.STONE 龍水(テレビスペシャル)』『Dr.STONE NEW WORLD(第3期)』が放送されました。
Dr.STONE(ドクターストーン)のあらすじ
『ドクターストーン』は石神千空を主人公にした物語です。突然世界中の人間が石化し、3千年以上経ってしまった世界で、千空は石化から解けて目覚めます。人間が石化して文明が退化し、原始時代に戻ってしまった世界で、千空は科学の力で文明を駆け上がろうとします。そのために幼なじみである大木大樹を石化から解き、協力して生活基盤を整えます。大樹の想い人である小川杠を復活させようとしますが、ライオンに襲われた千空達は、その場で見つけた格闘家である獅子王司を復活させることになりました。
【ドクターストーン】あさぎりゲンの人物像や活躍
『ドクターストーン』に登場するあさぎりゲンは、裏切りキャラとして有名であるにも関わらず、主人公を抜かして人気投票で第一位になるほどの人気があるキャラクターです。そんなあさぎりゲンはどんな人物なのでしょうか。あさぎりゲンの人物像や性格、特徴的な言葉遣い、コーラとの関係や黒幕説を紹介します。
あさぎりゲンの性格
あさぎりゲンは用心深く、自分の利益が関われば手を抜くことはない性格です。言動は飄々としており、軽薄男と言われても気にしていない様子です。自ら「コウモリ男」と自称しており、自分の利益になるほうにつくと言っています。そうした性格や言動のせいでファンからは黒幕説があがっています。しかし、千空達と一緒にいる内に義理や人情に厚い部分も見られるようになってきました。
あさぎりゲンのメンタリストとしての能力
あさぎりゲンは石化前はメンタリストやマジシャンとして有名でした。人の深層心理を読んだり、器用な手先でマジックをすることが得意で、声帯模写で女性の声のマネをすることもできます。頭の回転が早く、キレ者であり、その点を見込まれて司によって石化から復活しています。心理戦や交渉などで活躍し、巧みな話術で敵や味方を丸め込むことができます。
あさぎりゲンの言葉遣い
あさぎりゲンの独特な言葉遣いは人気の理由の1つでもあります。タレントとして芸能界にいたことから業界用語を使ったり、一昔前に流行った「マジ」を「ジーマー」、「ひどい」を「どいひー」、「やばい」を「ばいやー」と言ったりしています。また、人の名前を呼ぶときは基本的に「〇〇ちゃん」と呼んでいます。
あさぎりゲンを石化から復活させたのは司
あさぎりゲンも千空達と同様に石化していましたが、獅子王司の手によって復活しています。司はメンタリストとしてゲンの腕を見込んでおり、千空の生死を確かめるためにゲンを送り込んでいます。ゲンは復活当初、石化はテレビ番組のドッキリだと思っていたようで、周りの石化した像に驚いていました。
あさぎりゲンが石神村に来た理由はコーラ?
あさぎりゲンは司から千空の生死を確かめるように言われて石神村にやってきました。しかし、ゲンは千空が作った「科学王国」の科学力の高さを目の当たりにし、自らスパイであることを明かします。ゲンは「自分の利益になる方に付く」と名言し、石神村の住人を困惑させますが、千空は司に嘘の情報を流してもらうためにゲンを引き入れることにしました。
その後、ゲンが大怪我を負ってしまって命の危機に瀕したとき、ゲンは千空にこの世界でコーラを作れるかと聞きます。コーラはゲンの大好物で、文明が滅びた世界ではもう二度と味わえないものと思っていました。千空は1本のコーラを再現して見せ、ゲンは涙を流しながらコーラを飲んでいました。このことから「薄っぺらい同盟」または「コーラ同盟」と言われる、ゲンと千空の仲になります。
あさぎりゲンが司に嘘の報告をした理由
ゲンはスパイとして司に報告するために帰りますが、千空は死んでいたと嘘を付きました。ゲンは千空たちの科学力とコーラによって千空側に寝返りました。その後、ゲンは司帝国が村を襲撃するつもりだという情報を持ち帰ったことで、科学王国は司帝国に対抗するための武器や道具を作ることになります。
あさぎりゲンは千空の誕生日プレゼントを率先して考える
あさぎりゲンと千空はコーラ同盟という薄っぺらい約束で仲間になりましたが、一緒にいる内に相棒とも呼べるような仲になっていました。自分の損得でしか行動しないと思われていたゲンですが、千空の誕生日プレゼントを考えるときには率先して考えるなど、優しい一面もありました。石神村と科学王国の人たちは、千空の誕生日にゲン発案プレゼントとして天文台を送りました。
あさぎりゲンの「声帯模写」を活かした戦い
あさぎりゲンは声帯模写という声マネが得意でした。旧現代社会の人気歌姫・リリアンの声をマネし、司帝国民に聞かせることで、他にも人類が生きているという希望を持たせるという作戦を成功させます。ゲンはこの声帯模写で、司帝国民を懐柔し、一滴の血も流させない戦いを提案しています。
あさぎりゲンの黒幕説
あさぎりゲンがあまりにも簡単に裏切りを行うため、「ゲンが黒幕なのではないか」や「千空のことも裏切るのでは」という声がたくさんあがり、あさぎりゲンが黒幕なのではないかという説もたくさん生まれました。しかし、本当の黒幕はあさぎりゲンではなく、「機械生物の石化装置・メデューサ」でした。
【ドクターストーン】あさぎりゲンは死亡した?復活を解説
『ドクターストーン』の人気キャラであるあさぎりゲンは、作中で何度も死亡したと思われる場面があります。『ドクターストーン』であさぎりゲンが死亡しかけたシーンや、最終的な生死を紹介します。
あさぎりゲンが死亡しそうになるシーン
あさぎりゲンは『ドクターストーン』の作中で何度も死亡しそうになります。そういったシーンが多いからか、あさぎりゲンの死亡説も噂されるほどです。『ドクターストーン』であさぎりゲンが死亡しそうになったシーンを紹介します。
死亡しそうになるシーン①石槍で刺される
ゲンは石神村でマグマに襲われてしまいます。全身を殴られ、槍で刺されて血が飛び散っていました。即死かと思われたシーンですが、実は飛び散った血は予め用意していた血糊で、死亡したと見せかけるためのものでした。また、マグマはゲンを狙っていたのではなく、千空を殺そうとしていました。千空とゲンを見間違え、ゲンは襲われただけです。
死亡しそうになるシーン②イバラによって石化
宝島編で千空、ゲン、コハク、ソユーズはイバラを追い込みますが、イバラが石化装置メデューサを時限爆弾代わりに使用し、島の全員を石化してしまいます。このときにゲンも石化してしまいました。その後はイバラを石化させ、勝利した千空によって助けられています。
死亡しそうになるシーン③南米アラシャで全人類が再度石化
南米のアラシャの戦いの末、全人類が再び石化してしまいます。このときゲンも石化しています。復活までに時間がかかりましたが、千空の手によって仲間全員が復活しました。
死亡しそうになるシーン④メデューサが起動し石化
保管していた石化装置メデューサが突然作動し、ゲンと陽が石化してしまいます。このときはすぐに復活しましたが、メデューサが突然作動した原因はわかりませんでした。このときにゲンは実は黒幕で、疑われないためにわざと石化されたのではないかという黒幕説もありました。
あさぎりゲンは最終回まで死亡していない
あさぎりゲンは『ドクターストーン』の作中で死亡したと思われたシーンや、何度も石化したことで死亡説が噂されていましたが、最終回まで生き残っています。最後まで生き残ったのは、大怪我をしても、石化して復活させれば生き返ることが大きく関わっているとも言われています。
【ドクターストーン】あさぎりゲンのかっこいい名言
『ドクターストーン』のあさぎりゲンは、石化前はメンタリストやマジシャンとして有名で、タレントとしても活躍していました。石化から復活しても巧みな話術で敵や味方を丸め込んだり、深層心理を読んで事を有利に進めることができます。そんなあさぎりゲンのかっこいい名言を紹介します。
あさぎりゲンの名言①「人間リアリスト…」
人間リアリストぶってもさ
いざ自分が手ぇくだすってなるとね
弱いね~実際!弱い・・・出典: bibi-star.jp
この名言は司が復活させようとしている石像を壊そうとするマグマを止めたときの名言です。司が復活させようとしている人間は、司帝国の強力な戦力になる人間です。それを復活する前に壊すことで、司帝国の戦力増加を止めることができますが、ゲンはそれをしませんでした。石像を壊すということは殺人と同じことで、ゲンは殺人はできないと言っています。
あさぎりゲンの名言②「人は堕落を正当化…」
人は堕落を正当化できるなら怪しい嘘にも簡単に飛びつく
出典: animemanga33.com
石神村での村長を決める戦いでの名言です。マグマに「動くと心臓が爆発する妖術」をかけたと嘘をつきます。マグマはゲンの言う妖術が本当だったときのリスクと、クロムを殴り続けて疲弊した体を休めたいという気持ちで、1分の間動かないことにしました。その時間稼ぎのおかげでクロムの作戦が成功し、マグマを燃やし、クロムはマグマに勝つことができました。人の深層心理を読むことができる、ゲンの思惑通りになった結果です。
あさぎりゲンの名言③「戦争より…」
戦争より、花でしょ?
出典: animemanga33.com
雷を使って磁石を作ろうとしているとき、マグマが千空たちに向かってきました。それを回避しようとゲンはスイカから花をもらい、手品でマグマたちを騙します。マグマたちはゲンの手品を妖術だと思い、怖がっている様子です。その間に千空たちは雷の力で、発電のための磁石を作ることに成功しました。
【ドクターストーン】あさぎりゲンの声優
『ドクターストーン』はアニメも3期に渡って放送される人気作品です。その中でもあさぎりゲンは主要人物で、登場シーンや活躍シーンがたくさんあります。テレビアニメであさぎりゲンの声を担当したのは、いったい誰なのでしょうか。あさぎりゲンの声優のプロフィールや過去の出演作品を紹介します。
あさぎりゲンの声優は「河西健吾」
『ドクターストーン』のあさぎりゲンの声を担当したのは河西健吾さんです。河西健吾さんは『鬼滅の刃』では霞柱の時透無一郎を演じていたり、『ヒプノシスマイク』では躑躅森盧笙を担当している人気声優です。役ごとに声色が違っているので、驚いているファンもたくさんいました。
河西健吾のプロフィール
河西健吾さんは大阪出身の声優で、マウスプロモーションに所属しています。幼いころからアニメやゲームが好きで、普通に勉強して就職することが面白くなさそうということで、エンターテイメントに携わることを考えたそうです。身一つでできる役者がいいなということで、アミューズメントメディア総合学院声優学科を卒業し、2006年に声優デビューを果たしました。
河西健吾の主な出演作品
河西健吾さんの主な出演作品は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』三日月・オーガス、『3月のライオン』桐山零、『ヒプノシスマイク』躑躅森盧笙、『鬼滅の刃』時透無一郎、『ブルーピリオド』橋田悠、『東京リベンジャーズ』河田ナホヤ〈スマイリー〉などです。
【ドクターストーン】あさぎりゲンに対する世間での評判や人気
あさぎりゲンは初登場時はスパイで、とても悪い顔をしているシーンが有名です。しかしゲンは司を裏切って千空の仲間になります。その後は千空を信用し、千空に全面的に協力するなどの献身的な行動が見られます。そんな情が深いゲンが好きだというファンの声もありました。人気投票でも3位を2回、1位を1回取るほどの人気ですが、ゲンの人間性が人気の理由なのかもしれません。
『ドクターストーン』テレビアニメ第2期のオープニングでは、ゲンがマイクを持って歌うシーンがありました。これは作中で声帯模写をしているシーンと関係があります。このかっこいいシーンはファンの間でも人気のあるシーンとなっています。
あさぎりゲンはメンタリストで、人の深層心理を読み、巧みな話術で人を騙すこともできます。自分でも「コウモリ男」と言っていたり、コハクからは「軽薄男」とも呼ばれています。ファンには「ペテン師」とも呼ばれていますが、それでもゲンのことを好きになってしまうファンもたくさんいました。
【ドクターストーン】あさぎりゲンはかっこいいメンタリストだった
『ドクターストーン』に登場するメンタリスト、あさぎりゲンの人物像や死亡説、コーラ同盟についてや黒幕説、かっこいい名言を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ゲンは裏切りキャラとして有名ですが、千空のことは裏切らず、持ち前の話術や読心術で千空たちの助けになるかっこいいメンタリストでした。今後『ドクターストーン』を見る際は、メンタリストのあさぎりゲンについても注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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