【千と千尋の神隠し】登場人物のプロフィールまとめ!関係性や声優も紹介
千と千尋の神隠しの登場人物のプロフィールをこの記事では徹底解説していきます。千と千尋の神隠しの登場人物たちの気になる関係性も探っていきましょう。その他にも、登場人物の声優についても紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【千と千尋の神隠し】とは?
ジブリ作品でも人気の高い千と千尋の神隠しは、2001年に公開された映画です。この記事では、千と千尋の神隠しの登場人物にスポットを当てました。登場人物の声優もあわせて紹介していきましょう。
千と千尋の神隠しの作者
千と千尋の神隠しは宮崎駿監督の作品になり、原作から脚本、監督まで全てを請け負っています。千と千尋の神隠しは宮崎駿監督の友人である奥田誠治の娘が主人公のモデルになり、少女を喜ばせたい一心で作り上げられた作品です。10歳前後の少女に向けた作品は初めてのことになり、結果的に高い評価を獲得しました。
千と千尋の神隠しの概要
千と千尋の神隠しは2001年7月20日に日本で公開され、興行収入は316億8,000万円にまでのぼりました。この記録は当時の日本映画の興行収入ランキング1位であった『タイタニック』を抜き、1位に躍り出たのです。宮崎駿監督の友人である海外の映画監督ジョン・ラセターにより、海外での公開もされました。2022年には舞台化もされており、多くの功績を残しています。
千と千尋の神隠しのあらすじ
千と千尋の神隠しの主人公である荻野千尋は、引っ越し先から新しい自宅に向かう途中、父親が不思議なトンネルを見つけました。トンネルへ向かう両親を引き留める千尋でしたが、そのままともにトンネル内を進んでいきます。そこには、未知なる世界が広がり、人間が入ってはいけない領域でした。次々と千尋に降りかかる試練は手に汗握ることでしょう。
【千と千尋の神隠し】登場人物の名前や関係一覧~主要キャラ~
登場人物①千尋
千と千尋の神隠しの主人公である荻野千尋は、都会育ちの10歳の少女です。引っ越し先の家に向かう途中、父親の見つけた不思議なトンネルに辿り着きます。両親を引き留めるも一緒にトンネルの向こう側の世界に渡り、あることがきっかけで豚になってしまった両親を救うため油屋で働くことになりました。
湯婆婆と契約を交わした千尋は名前を取られてしまい、「千」という名前で油屋での仕事を開始します。最初は働くことに戸惑い、礼儀のなかった千尋でしたが、両親を救いたい一心で油屋での仕事で活躍を見せます。油屋で助けてもらったハクとの出会いで、さらに千尋は成長を遂げたのでした。その後、両親と無事に再開を果たした千尋は、油屋の登場人物たちと別れて現実世界に戻りました。
登場人物②ハク
千と千尋の神隠しの登場人物の中で一番の人気を誇るのが、おかっぱ頭で色白な美少年のハクです。ハクと千尋の関係性は、不思議な世界に迷い込んだとき助けた人物ですが、油屋を取り仕切る湯婆婆の弟子でした。湯婆婆に逆らうことはできず、助けた千尋が湯婆婆の元まで辿り着いたときには別人のような態度を取ります。しかし、寝ている千尋のもとへ来たハクは、「両親に会わせてあげる」と言い千尋を誘い出しました。
そのときのハクは出会ったときと同じように優しい青年になっており、千尋も心を開きます。物語の中盤では白龍の姿のハクも登場し、千尋を驚かせました。銭婆に導かれた千尋を迎えにきた白龍姿のハクは、油屋への帰り道に千尋から自分の名前に関係しているであろうエピソードを聞きます。そこで、ハクは人間の姿になり、千尋に自分の名前が「ニギハヤミコハクヌシ」であることを伝えるのでした。
登場人物③湯婆婆
湯婆婆は魔女になり、神様たちが訪れる油屋を取り仕切っている経営者です。雇用者の名前を奪ったりなど、作中ではいくつかの魔法を見せていました。雇用してほしいと懇願する千尋に対し、冷たくあしらいますが最後は契約をします。油屋から神様たちが出払った頃、湯婆婆は湯バードとともに大きな鳥の姿になって遠くへ飛んでいく姿もありました。
横暴な性格ではあるものの、河の神様であるオクサレさまを迎え入れてもてなした千尋を褒めるなど、経営者としての大事な一面も持ち合わせています。厄介な客の相手をしたり、カオナシの相手をするなど、経営者でありながら油屋での対応を自ら買っている様子もみられるでしょう。銭婆の元から帰ってきた千尋には、自分の親豚がどれなのか当てるよう指示しました。見事当てた千尋は、契約を解除できています。
登場人物④銭婆
銭婆は湯婆婆の双子の姉になり、見た目はおろか声まで同じです。そのため、湯婆婆の息子であり銭婆の甥っ子でもある坊も、銭婆を自分の親と間違うほどでした。銭婆は沼の底と呼ばれる田舎街に住んでおり、油屋へはハクが持ち出したハンコの呪いで姿を現しました。銭婆は恐ろしい魔女であるといわれていましたが、その名の通りハンコを持ち出したハクを痛めつけている様子が伺えます。
ハンコの呪いでもある黒い物体を千尋は踏んづけてしまい、それを後に銭婆に伝えると甲高い笑いを届けました。千尋がハクを助けるために銭婆の元へ向かい、自宅に招き入れられると、そこには恐ろしい銭婆はいませんでした。心優しい銭婆は千尋を「助けたい」と発するなど、優しさを見せるキャラだったのです。
そして、千尋がハクの元へ帰ろうとしたとき、坊ネズミとハエドリの三人で紡いだヘアゴムをお守りとして渡します。カオナシは銭婆の元へ残ることになりました。
【千と千尋の神隠し】登場人物の名前や関係一覧~油屋のキャラ~
登場人物①リン
リンは油屋に来た千尋を釜爺から引き継ぎ、仲間として受け入れてくれた一人です。油屋で下働きをしており、年齢は14歳ほどといわれています。油屋の従業員の前では千尋に冷たい態度を取りましたが、湯婆婆に正式に雇用された千尋を影で讃えている優しい少女です。千尋の服を用意したり、体調を崩した千尋を心配するなど、お世話好きな面も垣間見えました。
リンはいつか油屋を出ることを夢見ており、他の従業員が湯婆婆やハクの名前に「様」を付けているところ、リンは呼び捨てをしています。父役や兄役、番台に対しても敬語を使用せず、自分を貫く姿に高い評価が得られた登場人物でもあります。
登場人物②坊
千と千尋の神隠しのサブキャラクターの中でも存在感を放つ坊は、湯婆婆の一人息子です。巨体で肥満体型な赤ちゃんになり、湯婆婆に甘やかされているため性格は誰よりもわがままです。名前は湯婆婆からも坊と呼ばれているため、坊が正しいといわれています。湯婆婆には外の世界に出ると病気になってしまうと教えられているため、大きな坊専用の部屋から出ることはありませんでした。
しかし、千尋が坊の部屋に迷い込みハクの血を見せたことで暴走します。湯婆婆の部屋にやってきた坊は、銭婆に魔法をかけられてネズミの姿になるのでした。坊ネズミという名前のネズミは、そのまま千尋と行動をともにします。銭婆の家に行って経験を積み、湯婆婆の元へネズミの姿のまま戻ってきました。その姿に気付かない湯婆婆の目の前で魔法を解き、しっかり自分の足で立っているのを見せつけました。
登場人物③頭
頭は3つの緑色をした生首の名前です。劇中では名前の公表はありませんでした。湯婆婆の部屋に常に存在しており、言葉は発することができず「おい」とだけ喋ります。どのような仕事を任されているのかも不明ですが、坊の相手をしているため坊のおもちゃという立ち位置なのではないかといわれています。
銭婆に坊がネズミに変えられてしまった際は、頭が3体まとめて坊の姿に変えられました。湯婆婆の前で坊として振舞いますが、お菓子をむさぼっている姿から怪しまれて魔法を解かれます。3体まとめて頭という名前になることから、3体で1つの身体なのでしょう。
登場人物④湯バード
湯バードは千と千尋の神隠しの中で名前は出てきませんが、湯婆婆の顔をした鳥です。人面鳥になり身体はカラスのように黒くなっており、油屋を常に見張っている存在です。物語の中盤で銭婆に小さな鳥のハエドリにされてしまったことで、坊が変えられたネズミとともに行動をします。劇中では名前が公表されない湯バードですが、どこか奇妙な存在でありハエドリになることから人気を博しています。
登場人物⑤釜爺
釜爺はボイラー室を取り仕切っている老人になり、長い手足を6本持っているのが特徴的でしょう。その見た目は、蜘蛛のようにも見えます。油屋の薬湯のために、生薬を調合している仕事をしています。ハクが千尋に対して、まず初めに向かうべき場所と伝えたのも釜爺の場所でした。
釜爺は千尋を最初こそ受けれ入れていませんでしたが、自分の親族であると嘘を付いて説明をし、湯婆婆の元へ連れていくようリンに指示をします。その後は、魔術に侵されたハクと付き添いの千尋を受け入れたり、千尋に対して優しい態度を取っている姿が見受けられました。
登場人物⑥ススワタリ
ススワタリは釜爺の下で働いており、重たい石炭を釜の中に投げ入れる作業を行なっています。釜爺との関係は雇われの身のようにも見え、働くことを怠ると元のススに戻ってしまいます。見た目はチクチクとしたいがぐりのようで、ジブリ作品の『となりのトトロ』に登場する、まっくろくろすけを連想させるでしょう。
しかし、まっくろくろすけとは関係性はないといわれており、ススワタリは別物と考えてよいでしょう。ススワタリは普段は大人しく働いていますが、釜爺の元へ来た千尋に興味を示しました。千尋が人間の世界へ帰れるよう、彼女の洋服や靴を預かっていたり、手を振る千尋に嬉しそうに飛び回っている姿を見せています。
登場人物⑦青蛙
油屋で働く男はカエルの化身といわれていますが、青蛙は下働きが関係しているのかカエルの姿のままです。千尋がハクと初めて油屋の前にある橋を渡ろうとした際、息を止めるよう指示されます。神様などが渡っている橋を、息を止めて渡っている千尋の前に突拍子もなく現れたのが、青蛙です。
橋の途中で息をしてしまった千尋は、人間であることがばれてしまいます。人間が油屋に迷い込んだと油屋全体に情報を流したのも、青蛙が関係していると見て良いでしょう。
登場人物⑧父役・兄役・番台蛙
父役と兄役、そして番台蛙は、それぞれに油屋にて役職に付いている登場人物です。父役はハクを抜いて最高位の役職になり、湯婆婆からの指示を他の者に伝えている様子が伺えるでしょう。兄役は父役の下に付き、番台蛙はその下という関係性です。番台蛙は番台に常に座っており、千尋がオクサレさまが訪れた際に湯の札を渡さないといういじわるをしていました。油屋で働いている男は、ほぼ全てがカエルの化身となっています。
登場人物⑨湯女
千と千尋の神隠しの湯女は、油屋で働いているお客を相手にしている女性を指しています。湯女はそれぞれに関係性を持っているようにも見え、役割を果たすために日々働いています。千尋が油屋で働くことになったときには、嫌味を呟く湯女もいました。
湯女の油屋での仕事内容は、見た目が関係しているといえます。比較的美人な湯女は客を招き、そうでない者は裏方に回っています。湯女の正体はなめくじになり、その関係か身体が少しのっぺりとしています。
【千と千尋の神隠し】登場人物の名前や関係一覧~神様~
登場人物①オオトリさま
千と千尋の神隠しの神様でも「かわいい」と人気の登場人物が、神様のオオトリさまです。オオトリさまの見た目はひよこのようで、生まれることのできなかったひよこの神様といわれています。作中では数人で湯舟に入っているシーンがあり、その姿に人気が集まりました。飛んでいるシーンはありませんが、ジャンプをしている様子は見られました。
登場人物②おしらさま
おしらさまは千と千尋の神隠しで、千尋が湯婆婆のもとへ向かう際にエレベーターに居合わせた大根の神様です。真っ白の巨体で顎あたりは二つに別れ、真っ赤なふんどしを付けているのが印象的でしょう。見た目が少しジブリ作品のトトロに似ていることから、白いトトロと呼んでいる人もいます。
人間の千尋を目にしたおしらさまでしたが、おしらさまは子どもが好きな神様のため、千尋にも優しく接していたのではないかといわれています。働き始めた千尋が勇姿を飾った際には、扇子を持って踊っている姿も見られました。
登場人物③オクサレさま
オクサレさまは千尋が初めて相手をした八百万の神様です。泥まみれで異臭を放っていたオクサレさまは、千尋が用意していた風呂に入ります。リンとともに仕事をする予定だった千尋でしたが、リンが朝食を取りに行っていたため一人で対応する他ありませんでした。お湯を出すには番台で札をもらう必要がありましたが、仕事初日の千尋はもらうことができません。
しかし、居合わせたカオナシが札をくれたため、オクサレさまに上等なお湯を浴びせることができました。そして、オクサレさまは千尋を手に乗せて自分の身体に引っかかっている何かを触れさせます。気付いた千尋は引き抜こうとして奮闘しますが、なかなかうまくいきません。応援にかけつけたリンに伝えて、油屋のスタッフ一同で引っかかりを抜きました。
そこには多くのゴミが溜まっており、全部抜けた瞬間に河の神であるオクサレさまは「よきかな」のセリフを放って、油屋の唐破風の大戸から飛び去っていきました。残されたのは、多くのゴミだけではなく、千尋にはニガダンゴ、油屋には大量の砂金を残していきました。
登場人物④春日さま
春日さまは蔵面を付けた神様になり、千と千尋の神隠しでは不思議な世界に辿り着いた船から降りてきます。千尋が不思議な世界に迷い込んで、初めて目にした八百万の神様です。春日さまたちの関係として、1体で動かず何体かでともに行動をしている様子が伺えました。宙に浮いた状態で移動をしており、人間に近い見た目ですが身体は見ることができません。
登場人物⑤おナマさま
おナマさまの外見は鬼のような姿をしています。大きな角と牙が生え、手には包丁を持っています。見た目はなまはげが関係しているような神様でしょう。また、葉っぱを終結させたような木の葉で包まれた身体をしており、表情も個々で異なります。作中での印象的な登場シーンは、千尋が橋を渡る際に油屋の出入り口付近に数体で居合わせています。
登場人物⑥牛鬼
千と千尋の神隠しの牛鬼は、名前のとおり鬼の見た目が印象的な神様です。角が生えており、身体つきは少しずんぐりむっくりしています。前髪が長く目の間まで伸びているのが特徴的で、地方の牛鬼に関係しているのではないかといわれています。
【千と千尋の神隠し】登場人物の名前や関係一覧~その他~
登場人物①お母さん
千尋のお母さんの名前は荻野悠子になり、千尋にはドライで冷たい様子を見せつつ、父親には寄り添う妻でした。街の食事を食べ始めてしまったのも母親が始まりになり、父親とともに豚にされてしまいます。人間の姿に戻ったとき、豚にされた記憶はありませんでした。
登場人物②お父さん
千尋の父親の名前は荻野明夫といい、建築会社に勤めています。がっちりとした体格を持ち、肝の据わった体育会系です。引っ越し先へ向かう途中に、道の確認を怠ったことから不思議なトンネルに辿り着きます。そして、率先してトンネルの向こう側へ歩いていきました。街の飲食店で母親とともに食事をしてしまい、その後豚の姿にされてしまいます。元の世界に戻ったときには、豚になっていたことは記憶から無くなっていました。
登場人物③カオナシ
カオナシは千と千尋の神隠しの重要な登場人物になり、メインキャラの一人です。神様であるかどうか分からない存在で、黒い影のような身体に独特な面を付けています。千尋が雨の日に外に立っているカオナシを見かけ、油屋の中に招き入れたのがきっかけです。その後、カオナシは千尋を気に入った様子を見せ、千尋のために砂金を出すなどします。
砂金を出してほしい油屋の従業員は、カオナシにたらふく食事をごちそうし、身体が肥大化していきます。従業員までも飲みこんだカオナシを恐れた油屋の人たちは、逃げ出しました。そして、カオナシは銭婆の元へ向かう千尋とともに、電車に乗り込みます。その後、銭婆の元で暮らすようになりました。
【千と千尋の神隠し】登場人物の声優一覧
声優①千尋役/柊瑠美
千と千尋の神隠しの主人公である千尋を演じたのは、東京都出身の柊瑠美です。女優として活動していた柊瑠美は、千と千尋の神隠しで千尋にキャスティングされたことで一躍有名になりました。その後は、『ニャンちゅうワールド放送局』でおねえさんを務めていたりなどの活躍を見せています。
声優②ハク役/入野自由
人気キャラであるハクの声優は、東京都出身の入野自由です。声優をメインに活動していますが、俳優や歌手としての顔も見せています。2002年には、『キングダムハーツ』で主人公のソラを演じたことで注目されました。その他にも、多くの作品に声を武器に出演しています。
声優③湯婆婆役/夏木マリ
魅惑的な声で存在感を奮い立たせた湯婆婆とその双子の姉である、銭婆の声優に起用されたのは有名女優の夏木マリです。日本でも有名な女優になり、千と千尋の神隠しには無くてはならない存在といえるでしょう。女優として多くの作品に登場しており、CMでもその姿を見ることができます。千と千尋の神隠しの舞台では、実際に湯婆婆と銭婆役として登場しました。
声優④お父さん役/内藤剛志
どこか力強い声が印象的な千尋の父親を演じたのは、大阪出身で俳優の内藤剛志です。過去には刑事ドラマで犯人役を演じることが多かったですが、『家なき子』で安達祐実の父親役を演じたことで名が知れ渡りました。刑事ドラマへの出演が多い俳優になり、出演作品は多岐に渡っています。
声優⑤お母さん役/沢口靖子
冷たい印象を受ける千尋のお母さんを演じたのは、大阪出身で女優の沢口靖子です。『科捜研の女』の顔になる女優で、その他にもさまざまな作品に出演しています。『科捜研の女』は2023年現在でシーズン23まで放送されており、長寿ドラマとしても名高いでしょう。
声優⑥青蛙役/我修院達也
ものまねする人も多い青蛙の声優にキャスティングされたのは、東京都出身の我修院達也です。6歳から子役として活動をしており、演歌歌手としての顔も持っています。過去には失踪事件も起きていましたが、現在は自身のYouTubeを開設するなどして活動しています。
声優⑦坊役/神木隆之介
ジブリ作品では何度か声優を務めている神木隆之介は、当時8歳で坊という大役を任されることになりました。その後、『ハウルの動く城』や『借りぐらしのアリエッティ』で声優を務めています。俳優としても活躍している神木隆之介は、子役時代から演技力が高く評価されているのが印象的でしょう。声優としては、ジブリ作品以外にも数多くの有名作品に起用された経歴を持っています。
声優⑧リン役/玉井夕海
気の強い芯を持った女性のイメージをもたらすリンの声優にキャスティングされたのは、東京都出身の歌手と女優を掛け持ちする玉井夕海です。また、歌手や女優だけではなく映画の制作にも勤しんでいました。
声優⑨番台蛙役/大泉洋
北海道出身の俳優兼タレントとして人気の大泉洋は、千と千尋の神隠しにて番台蛙の役を務めました。演劇ユニットのTEAM NACSに所属しており、ユニットが功を奏して現在全国区にまで名前が広がりました。多くのテレビドラマから映画まで出演していますが、声優としてジブリ作品にもいくつか登場しているのです。
声優⑩カオナシ役/中村彰男
カオナシの発する言葉は「ア」や「エ」ですが、物語では感情のこもったさまざまな雰囲気の「ア」や「エ」を発します。そのカオナシの声優を担当したのは、山口県出身の中村彰男です。当時はカオナシの声優に注目が集まり、テレビ番組等に顔を出して登場していたのが印象的でしょう。
声優⑪釜爺役/菅原文太
釜爺のクセのある老人声を演じたのは、宮城県出身の菅原文太です。残念ながら2014年に亡くなっています。声優業以外にも、俳優やラジオパーソナリティといった幅広い分野で活躍した人物になります。
【千と千尋の神隠し】登場人物に対する世間での評判や人気
千と千尋の神隠しの登場人物に関する声で多いのが、登場人物全員が個性があるということです。人間の見た目をしているキャラでも、実は人間ではない別の世界の何かという点が惹かれるポイントでしょう。中でも、千尋を支えるリンは人間に近い見た目をしているので、正体が何なのか気になる人も多いようです。
千と千尋の神隠しの登場人物で一番の人気を誇るのが、ハクでしょう。見た目のかっこよさも相まって、千尋を果敢に助ける姿や一挙一動すべてがかっこいいという声が多くあがります。ハクから放たれるセリフもまた、女性の心を掴むものが多いとされています。
主人公の千尋は親を助けるために、さまざまな出来事に果敢に立ち向かいます。このツイートでは、「千尋の生きる力がまぶしい」という表現がされており、千尋の魅力が最大限に伝わってくることでしょう。また、子どもから人気のあるオクサレさまは、見た目がかわいいと評価されています。
【千と千尋の神隠し】登場人物は魅力的だった
千と千尋の神隠しの登場人物は、どのキャラも魅力的な部分を持っています。主人公の千尋の生きていく力やハクが持つ大切な人を守る姿、他キャラが千尋を受け入れていく様子など繊細な部分にも注目してみてください。
この記事のライター
N.R
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