千と千尋の神隠しの都市伝説は怖い?気になる裏設定についても調査!
千と千尋の神隠しには、怖いとされる都市伝説がいくつかあるとされています。楚の中でも気になる都市伝説を解説していきましょう。また、千と千尋の神隠しの裏設定についても紹介していくため、ぜひ千と千尋の神隠しを見る際の参考にしてみてください。
千と千尋の神隠しの怖い都市伝説
都市伝説①火垂るの墓の節子がいた説
千と千尋の神隠しでは有名な都市伝説となる、同じジブリ作品の『火垂るの墓』で登場する節子が居たのではないという説です。千尋とカオナシたちが乗った電車は各駅で止まっており、その中の1つである沼原駅では節子を思わせるおかっぱの女の子が立っています。しかし、節子よりも少し成長した少女のシルエットから、この都市伝説は間違いという声もあがっています。
都市伝説②千尋の臨死体験だった説
千と千尋の神隠しの怖いといわれる都市伝説では、千尋の経験した油屋での出来事は臨死体験だったという説です。千尋は瀕死状態に陥ったことで、不思議な世界に迷い込み、その後川が大きくなって元の世界に戻れなくなります。これが三途の川を指し、ハクのいった「この世のものを食べないと消える」という言葉も、死後の世界だからという可能性があるでしょう。
都市伝説③電車が向かう場所
千と千尋の神隠しでは、銭婆の元へ向かうのに電車に乗るシーンがあります。この電車は一方通行になり、帰る電車はありません。そのため、作中の電車はあの世行きなのではないかともいわれています。電車のシーンが少し怖いという人も多く、さまざまな意味が込められていると考察できるでしょう。
都市伝説④千尋が名前をわざと書き間違えた説
湯婆婆は油屋で働かせる代わりに、名前を貰うと千尋に伝えました。名前を書くようにいわれた千尋は、「荻野千尋」ではなく荻の「火」を「犬」にして書きました。なぜ書き慣れている名前を間違えたのでしょうか。理由として、緊張していたからという説が濃厚でしょう。もう一つの理由は、宮崎駿監督が間違えたという説もあります。
都市伝説⑤千尋のお母さんが冷たい理由や意味
千尋のお母さんは、子どもに対して少し冷たい態度のように感じる人が多いでしょう。その理由として、荻野家はそのような方針であると考えるのが妥当です。家庭それぞれに教育方針があるため、荻野家では父親が破天荒なキャラで母親が冷たいのが確立されているようです。
都市伝説⑥ハクは兄だったという説
千と千尋の神隠しでも人気キャラのハクは、ニギハヤミコハクヌシという川の存在であったと作中ではいわれています。しかし、千尋の兄だった説も浮上しました。千尋が川で溺れた際に助けようとした兄が亡くなったなど、兄説に関する考察も多くあります。
都市伝説⑦ハクが八つ裂きにされた説
ハクは千尋を見送ったあと、湯婆婆との約束通り八つ裂きにされてしまったという都市伝説があります。ジブリの公式からもハクは八つ裂きにされるという運命を、しっかり受け入れていると説明しています。宮崎駿監督も、ハクと千尋の手が離れるシーンでは2人の永遠の別れを表現していると言っています。
都市伝説⑧オオトリ様の過去や正体
オオトリ様は油屋に訪れる神様の1人で、大人数で足を運んできます。オオトリ様は見た目がかわいいヒヨコですが、その過去は悲しいものでした。オオトリ様は、生まれることができなかったヒヨコや、生まれたがヒヨコのまま亡くなってしまった子たちです。
都市伝説⑨千尋は生理がきていた説
千と千尋の神隠しの都市伝説で言われているのが、千尋に生理が来ていたという内容です。ジブリでは千尋の生理には触れていませんが、作中でお腹を痛めて休む様子を見せた千尋は、生理が来てしまったのかもしれません。10歳の少女を描いた作品のため、女性の成長を見せたのでしょう。
都市伝説⑩トンネルで振り向いてはいけない理由
千と千尋の神隠しでは有名な都市伝説が、千尋が迷い込んだトンネルの話でしょう。トンネルを抜けた千尋と両親は、不思議な街に行くことになります。帰るときにハクは千尋に、「トンネルを出るまで振り向いちゃいけない」と伝えます。この意味は、トンネルで振り向くとダルマになってしまうという理由がありました。トンネルの外にあるダルマの石は、振り向いてしまった人間説が濃厚です。
都市伝説⑪幻のエンディング
千と千尋の神隠しの一番の謎といわれてる都市伝説が、幻のエンディングです。そのエンディングでは、トンネルから出た千尋と両親は車に乗り込もうとします。そこで千尋は、小さな小川が流れているのを見つけました。その小川こそ、ハクだったのではないかという都市伝説です。
千と千尋の神隠しの裏設定
裏設定①油屋は風俗店だった説
千と千尋の神隠しの舞台でもある油屋は、いわゆる風俗店だったという裏設定があります。油屋で働く湯女は「遊女」という売春婦を意味しており、作品を見ても客の神様をもてなしているのは女性です。油屋の内観も江戸ではよく見られた遊郭を模しており、風俗店という裏設定は濃厚でしょう。
裏設定②千尋が滞在した期間は1ヶ月
千尋が不思議で怖い経験をした不思議の世界では、およそ3日ほどの経過と宮崎駿監督は言います。しかし、現実世界では、トンネルを出たときの車の様子などを考えると、1ヶ月ほど経過していたのではないかと考えられています。
裏設定③ハクのおにぎりで千尋が泣いた理由
千と千尋の神隠しでは、ハクが千尋におにぎりを渡して食べ始めると、千尋が大泣きします。では、なぜ千尋はおにぎりを食べて泣いたのでしょうか。まず大前提に、お腹が空いていたからではないかと考察されます。その他に、ハクが言う「まじないをかけた」の言葉に沿って、まじないが効いたことで泣き出した可能性も考えられます。
裏設定④両親が豚になった理由
千尋の両親は不思議な街に訪れてすぐ、無断飲食をして豚の姿になってしまいます。その理由として、神様に捧げるための食事を無断で食べたため、魔法で豚に変えられてしまった説が濃厚でしょう。
裏設定⑤千尋が豚の中に両親がいないと気付いた理由
千尋が銭婆の元から油屋へ帰ってきた際、湯婆婆は何匹かの豚を並べて、両親を当てたら元の世界へ戻れると伝えました。しかし、千尋は「この中に両親はいない」という回答をし、無事に正解します。なぜ正解を導きだせたのかというと、千尋が不思議な世界で得た経験値ではないかと推測できるでしょう。
裏設定⑥おしら様が千尋を助けた理由
おしら様は人間の千尋を見ても驚くことなく、湯婆婆のもとへエレベーターを運んでくれた神様です。おしら様は農業の神様であるとともに、子ども好きな神様としても知られています。そのため、子どもの千尋を守るようにして、手助けしてくれたのでしょう。
裏設定⑦リンの正体
リンは元々、千と千尋の神隠しに登場する予定はありませんでした。リンが主人公となる『煙突描きのリン』という作品が制作予定でしたが、却下されたため千と千尋の神隠しに登場することになったのです。煙突描きのリンは、20歳の女性と60代の老人が恋をする話の予定でした。
裏設定⑧カオナシの正体
カオナシは本体だけでは話すこともできず、生き物を取り入れて話します。そこには自分だけでは意思があまりないと取れるでしょう。また、千尋への執着も含めて宮崎駿監督は、カオナシは現代の人間を模していると話していました。
裏設定⑨坊の両親
坊の母親は湯婆婆ですが、父親に関しては公式も発表していません。そのため、坊の父親に関してさまざまな推測がされています。一つ目が、釜爺が父親説です。しかし、釜爺は湯婆婆に雇われていると言っているため、あまり濃厚ではないでしょう。その他に、魔法で生み出した、坊の父親は外の世界の人間という説もあります。
裏設定⑩当初のタイトルは「千と千晶の神隠し」の予定だった
千と千尋の神隠しというタイトルは、はじめ千尋ではなく千晶の予定でした。千と千尋の神隠しの千尋のモデルになったのが、日本テレビのプロデューサーの奥田誠治の娘です。娘の名前が千晶だったため、当初はそのまま名前を拝借する予定だったといいます。また、千と千尋の神隠しの物語も、過去に千晶さんは川で溺れた経験を持っています。そこからインスピレーションされたともいわれています。
裏設定⑪千尋・ハクともののけ姫のサン・アシタカの関係
ジブリには千と千尋の神隠しに負けず劣らずの人気を博している、『もののけ姫』が存在しています。もののけ姫の主人公のアシタカとヒロインのサンは、千尋とハクの先祖ではないかと考察されています。2人が現代で再開したという、ロマンチックな設定です。
裏設定⑫ススワタリととなりのトトロの関係
釜爺の元で働いているススワタリは、となりのトトロに登場するまっくろくろすけに見た目がそっくりです。ジブリ作品だからという理由では済まないくらい似ているため、ススワタリはまっくろくろすけの仲間という裏設定があるのではないかといわれています。
この記事のライター
N.R
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。