【チェンソーマン】デンジは過去に死亡した？現在は？死なない理由も考察

デンジとはマンガ作品『チェンソーマン』に登場する男性キャラを指します。デンジは本作の主人公キャラであり、父親が遺した借金返済のためにデビルハンターとして活動していました。その後マキマと呼ばれる人物に出会い、公安の監視下に置かれながらデビルハンターとして生きることを決意しました。

『チェンソーマン』はWEBマンガサイト『ジャンプ＋』で連載中の大人気バトルマンガ作品を指します。原作者・藤本タツキ先生によって物語が紡がれており、デビルハンターと悪魔との壮絶な戦いが白熱していて面白いと幅広い読者層を虜にしました。原作だけでなく昨年の秋にテレビアニメ作品が放映されるなど、様々な方面でメディア展開を果たしています。

『チェンソーマン』では「悪魔」が実在しており、度々人間界に危害を加えていました。そんな中、主人公・デンジは「ポチタ」と呼ばれるチェンソーの悪魔の心臓を受け継いで悪魔と戦う力を身に付けました。その後数々の悪魔や強敵との戦闘を乗り越える中で、デンジ達は1人前のデビルハンターとして大きく成長していきます。

『チェンソーマン』に登場するデンジは、過去に死亡したことがあります。そこで以下の項目では過去にデンジが死亡したシーンに関する詳細情報だけでなく、デンジが死なない理由や心臓を狙われている理由についても詳しく解説します。

現在『チェンソーマン』では第二部が展開されていますが、デンジは普通に生命活動を継続しています。しかしデンジは過去に何度か死亡しています。主な死亡シーンですが敵との戦闘で死亡することもあれば、戦闘能力向上のための特訓の中で死亡したこともあります。また自らを拾ってくれたマキマにも殺されました。

デンジが初めて死亡したシーンは、過去に莫大な借金を返していたヤクザ組織の構成員の成れの果てであるゾンビの悪魔に殺されたところです。ゾンビの悪魔に殺される前のデンジはデビルハンターとしての能力を有しておらず、為す術なく殺害されてしまいました。その後チェンソーの悪魔であるポチタと契約を交わすことでデビルハンターとして復活し、周囲の敵を一掃したのです。

デンジは敵との戦闘だけでなく、監視官にあたる岸辺との特訓のシーンでも死亡しています。この時デンジは同じく血の悪魔のパワーと一緒に、現状の力不足を解消するために岸辺と実戦形式の特訓を行いました。岸辺は全く手を抜くことなく、デンジとパワーの首をへし折ったり刃物で串刺しにしたりと、ありとあらゆる手段で何度もデンジを死亡させました。

デンジは仲間の1人である東山コベニが所有している車「コベニカー」に盛大に轢かれるシーンが存在します。この時血の悪魔であるパワーが東山コベニを脅してコベニカーを奪ってアクセルを踏んだ結果制御が効かなくなり、デンジともう1人のデビルハンターを轢いてしまったのです。この程度でデンジは死亡しませんでしたが、同じタイミングで轢かれたデビルハンターは死んでしまったのです。

後のストーリーにて、自らを拾ってくれたマキマとデンジが一騎打ちを行いました。圧倒的な戦闘能力を持つマキマを前にデンジは敗北しました。その後マキマは本来の目的であったデンジの心臓を躊躇なく引き抜きました。しかしマキマが戦っていたのはデンジの心臓から抜き出したポチタそのものであり、油断したマキマに対してデンジがチェンソーで奇襲を行い、その結果デンジが勝利しました。

度重なる死亡シーンが存在しているにも関わらずデンジが死なない理由ですが、ポチタがデンジの心臓として機能しているからです。本作の設定にてチェンソーマンは、摂取した血の量によって活動量が大きく変化します。そのため血がたくさん補給できる状況下であれば、どれだけ致命傷を負ったとしても死なないのです。

作中にてデンジの心臓が世界中の刺客達から狙われている理由ですが、マキマの野望を食い止めるためにチェンソーマンの能力が必要だったからです。マキマの契約悪魔「支配の悪魔」は何度でも蘇る悪魔ですが、チェンソーマンの有する「記憶消去の能力」によって打ち消すことが可能です。世界各国が対マキマ用に保有していた悪魔「銃の悪魔」が支配の悪魔の能力によって使用不可になりました。そこで世界各国はマキマに対抗する力を手に入れるために、デンジの心臓を欲したのです。

『チェンソーマン』に登場するデンジは、第一部での激戦を乗り越えて第二部でも生存している姿が確認されています。そこで以下の項目では、デンジのマキマ戦での結末や第二部でのデンジの現在だけでなく、今後第二部で死亡する可能性についても詳しく解説します。

支配の悪魔と契約していたマキマは、圧倒的戦闘能力をもってデンジを制圧しました。しかしマキマが戦っていたのはポチタそのものであり、デンジ本人は隙をついて後ろからマキマをチェンソーで奇襲を仕掛け、最終的に勝利しました。その後チェンソーマンの能力である記憶消去の能力によって支配の悪魔が復活しないよう、マキマの肉体を料理に変えてデンジが食べ尽くしてしまったのです。

現在進行中の『チェンソーマン』第二部でのデンジですが、任務の関係上「第四東高等学校」に通っています。また岸辺からマキマ撃破後に登場した支配の悪魔の転生体である「ナユタ」の世話係を任されています。そのため現時点でデンジが死亡する気配はありません。

『チェンソーマン』第二部において、読者達の間で「第二部の中でデンジは完全に死亡するのではないか」と噂されています。現段階にてデンジの運命について明確な言及はされていません。しかしデンジは本作の主人公キャラであるため、作品の都合上死亡する可能性は低いと推測できます。

『チェンソーマン』に登場するデンジは、チェンソーマンの能力を有しているという点で世界中の刺客達から狙われています。そこで以下の項目では、戦闘面におけるデンジの強さや特殊能力だけでなく、デンジが持つ扉の意味や『チェンソーマン』の物語はループしている可能性についても詳しく解説します。

デンジは自身の心臓代わりにチェンソーの悪魔であるポチタを埋め込んでいるため、チェンソーマンとしての能力を有しています。具体的な能力ですが、自身の腕や頭からチェンソーの刃を出現させ、相手を斬りつけることが可能です。しかし欠点としてチェンソーを身体から出すことで出血状態になるため、血液の摂取が不可欠となっています。また先述した通り、食した悪魔の存在を消し去る記憶消去の能力も持っています。

作中にてデンジの夢の中に、扉が出てくるシーンが存在します。扉が登場する夢を見る度にデンジは開けようとするのですが、相棒のポチタから「開けちゃダメだ」と注意されます。実はこの扉の向こう側には、幼少期のデンジの記憶や自殺した父親に関する情報が封印されています。そのためポチタは、デンジにとって不都合な情報を思い出させないために扉の開閉を禁じていると推察できます。

『チェンソーマン』には様々な考察が浮上していますが、その中で最も有名なものが「物語の世界がループしている説」です。根拠として原作マンガ作品のコマの色が注目されており、白色のコマが現在の出来事で黒色のコマが過去の出来事を示している可能性が高いと推察されています。このことから『チェンソーマン』は過去と現在を常に行き来している可能性が高いです。

『チェンソーマン』に登場するデンジは、作中で何回も死亡しています。そこで以下の項目ではデンジの死亡に対する世間での評判だけでなく、どのような人気の理由が存在するのかについてインターネット上のファンの言葉を参考にしながら紹介します。

デンジ死亡に対する世間での評判は「デンジ死亡endも十分考えられる」ことです。これまでにデンジは何度も死亡してその度に生き返ってきました。また『チェンソーマン』では多くの主要キャラが既に死亡しているため、最後にデンジが死亡してもおかしくないと考えるファンが多いです。

デンジ死亡に人気が集まる理由は「デンジに死んで欲しくない」からです。デンジは本作の主人公キャラであり、かつファンの多くから愛されています。そのためデンジには生き残ったまま『チェンソーマン』最終回を迎えて欲しいと考えるファンが多いです。

本記事では『チェンソーマン』に登場するデンジが過去に死亡していたことについて紹介してきました。デンジは様々なシチュエーションで死亡していますが、チェンソーの悪魔であるポチタがデンジの心臓になっているため、死なない身体となっています。今後デンジの運命はどうなってしまうのか、続報を待ちましょう。