【ベルセルク】シールケの人物像まとめ！ガッツとの関係性や過去も紹介

「シールケ」は、『ベルセルク』に登場するメインキャラクターの一人です。魔女フローラの下で修業をしていた魔女見習の少女で、主人公であるガッツ一行に同行することになります。ここでは『ベルセルク』のシールケについて紹介していきましょう。

シールケは魔女フローラの弟子であり、緑色の髪に小柄な身体をした魔女見習いの少女です。性格は少し生真面目過ぎるところがあり、魔術的常識に囚われた考え方をしがちです。衣装はとんがり帽子に外套を身に付け、木の杖を持っています。ガッツ達に同行してしばらくのうちは、人間や人間社会に否定的でした。しかし仲間として旅を続けるうちに、年齢相応の幼さも見せるようになっていきます。

『ベルセルク』とは、漫画家の「三浦建太郎」による漫画作品です。隻眼、隻腕の剣士「ガッツ」が、過酷な運命と戦うダークファンタジーです。1989年から『月刊アニマルハウス』で連載を開始し、同誌がリニューアルしてからも同誌を代表する作品として掲載が続けられました。30年以上支持されている人気作でしたが、三浦建太郎が急死したため、今後の連載については作画をスタジオ我画、ストーリーを漫画家の森恒二が監修する形で続けられることが発表されています。

『ベルセルク』は、隻眼、隻腕の剣士である主人公の「ガッツ」が、さまざまな異形の怪物と戦いながら、ガッツを過酷な運命に落としたグリフィスを追う復讐劇です。本作は、物語の序章である「黒い剣士」、ガッツの生い立ちから青春、復讐の旅に出るまで遡った「黄金時代」、現代の時系列の続きである「断罪篇」、「千年帝国の鷹篇」、「幻造世界篇」と続いていきます。

『ベルセルク』に登場するシールケは、『ベルセルク』のヒロインと言われるほど人気の高いキャラクターです。外見はまだ幼さの残る可愛らしい少女ですが、意外な過去を持っています。ここでは『ベルセルク』に登場するシールケの人物像や過去を紹介していきましょう。

『ベルセルク』に登場するシールケは、優等生キャラで生真面目な性格をしています。ガッツ達と出会った頃はツンとした態度を取っていましたが、少しずつガッツに対して特別な感情を抱くようになっていきました。そのため、ツンデレな性格でもあります。

『ベルセルク』に登場するシールケは、魔女見習いとしてガッツ一行に同行することになります。見習いと言っても魔女フローラの弟子であるため、精霊の力を借りて奇跡を起こすことができます。また、自分の髪の毛を使って意思を伝達することも可能です。シールケが登場するまで、『ベルセルク』には魔法という概念自体が存在していませんでした。そのため、シールケは『ベルセルク』の世界観自体に大きな影響を与えたキャラクターとなっています。

『ベルセルク』のシールケは、生まれたときから両親がいないという過去を持っています。しかし『ベルセルク』本編でシールケの過去が描かれたわけではないため、シールケの過去がはっきりと明らかになったわけではありません。また、師匠である魔女フローラとどのようにして出会ったのかも不明です。ファンの中には、フローラが諸国を行脚していた際にシールケを見つけたのではないかと推測している人もいます。

シールケは『ベルセルク』の単行本22巻で初登場したため、ある程度ストーリーが進んでから登場したキャラクターです。その頃の『ベルセルク』の世界では「ゴッドハンド」と呼ばれる異常な力を持った敵キャラクターが登場しており、それまでの物理的な力のみでは勝てない状態になっていました。そのため、魔法使いをガッツ側に付かせ、パワーバランスを整えるためにシールケが登場したと言われています。

『ベルセルク』に登場した最初の頃のシールケは、人間やその社会に否定的な考えを持っていました。そのため、ガッツ一行に同行するようになってからも、しばらくの間はツンとした態度を取っています。しかし仲間として行動する時間が長くなるにつれ、ガッツやファルネーゼ達との関係性も変わっていくのでした。ここでは、『ベルセルク』に登場するシールケとガッツ、ファルネーゼとの関係性について紹介していきましょう。

『ベルセルク』に登場するシールケは、主人公であるガッツに対して特別な感情を抱いていると考えられています。『ベルセルク』のメインヒロインは「キャスカ」ですが、キャスカが戦線離脱してからシールケが登場したため、現在ではほぼヒロインという扱いになっています。ガッツがシールケの気持ちに気付いているかどうかは不明ですが、現状ではシールケがガッツに片思いしているという関係性となっています。

『ベルセルク』のシールケは、まだ魔女見習いという立場ですが、魔法習得を目指すファルネーゼの魔法の先生でもあります。ファルネーゼからは「先生」、「御師匠様」と呼ばれています。そのため、シールケにとってファルネーゼは「弟子」、ファルネーゼにとってシールケは「師匠」という関係性になっています。

『ベルセルク』に登場するソーニャは、ヴリタニスの港でソーニャが出会う可憐な美少女です。これまでシールケはフローラの下で魔女の修業をしていたため、同年代の知り合いや友達などはいませんでした。そんなシールケも、ガッツ一行に同行するようになり、偶然出会ったソーニャと友人関係になります。しかしソーニャの正体は新生鷹の団の巫女であるため、ガッツとは敵同士です。今後、シールケとソーニャの関係がどのようになっていくのかも注目です。

『ベルセルク』はこれまでゲーム化、テレビアニメ化がされており、作品によってシールケを演じた声優が違います。ここでは『ベルセルク』でシールケを演じている声優について紹介していきましょう。

PS2のゲームである『ベルセルク 千年帝国の鷹篇 聖魔戦記の章』でシールケを演じたのは、声優の「ゆかな」さんです。高校生の時に声優として主演デビューをしたキャリアのある声優で、代表作として『ふたりはプリキュア』の「雪城ほのか」などがあります。

ゆかなさんの主な出演作品としては、『ふたりはプリキュア（雪城ほのか／キュアホワイト）』、『コードギアス 反逆のルルーシュ（C.C.）』、『アマガミSS（七咲逢）』、『メルティランサー（シルビア・ニムロッド）』、『舞-乙HiME（マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム）』、『フルメタル・パニック！（テレサ・テスタロッサ）』、『カードキャプターさくら（李苺鈴）』、『テイルズ オブ ジ アビス（ティア・グランツ）』、『FAIRY TAIL（ミッシェル・ロブスター）』などが挙げられます。

テレビアニメとゲーム『ベルセルク無双』でシールケを演じたのは、声優の「斎藤千和」さんです。代表作としては『〈物語〉シリーズ』の「戦場ヶ原ひたぎ」や『魔法少女まどか☆マギカ』の「暁美ほむら」などがあります。

斎藤千和さんの主な出演作品としては、『〈物語〉シリーズ（戦場ヶ原ひたぎ）』、『魔法少女まどか☆マギカ（暁美ほむら）』、『ケロロ軍曹（日向夏美）』、『ARIA The ANIMATION（藍華・S・グランチェスタ）』、『機動戦士ガンダム00（ルイス・ハレヴィ）』、『境界線上のホライゾン（葵・喜美）』、『ダンガンロンパ（朝日奈葵）』、『Fate/EXTRA（キャスター）』、『暁のヨナ（ヨナ）』などが挙げられます。

『ベルセルク』にシールケが登場したのは物語がある程度進んでからですが、これまでにいなかった魔女っ娘キャラクターということもあり、シールケを推しているというファンは多いです。ここではシールケに対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

ツイッター上には、「シールケの圧倒的ヒロイン力」などシールケのヒロイン力を評価している人がいました。このように、ファンの中にはシールケが『ベルセルク』のヒロインであると考えている人も多いです。

ツイッターで、おすすめの漫画として『ベルセルク』を紹介している人もいました。また、特にガッツとシールケが推しということで、やはりシールケが好きなファンが多いことがわかります。

『ベルセルク』のファンの中には、ガッツとメインヒロインであるキャスカがハッピーエンドを迎えるのは当然として、シールケにも幸せになってもらいたいと言っている人もいます。メインヒロインがキャスカであることは理解していても、ガッツに恋心を抱いているシールケのハッピーエンドを望む気持ちもあるというファンは多いです。

シールケは、物語の途中からガッツ一行に加わるかわいい魔女見習いの少女です。シールケの登場により、『ベルセルク』の世界の中に魔法を使った新しい戦い方が生まれました。シールケに興味が湧いた人は、ぜひ『ベルセルク』をチェックしてみてはいかがでしょうか。