【進撃の巨人】リヴァイの年齢はいくつ？その他のプロフィールも

進撃の巨人に登場する、調査兵団の兵士長を務めるリヴァイは「人類最強の兵士」と言われています。一般男性の中でも小柄ですが、体格差という言葉で測れないほどの巨体である「巨人」をいとも容易く倒していく姿がかっこいいと人気があり、身体能力だけでなく判断力や戦闘センスも進撃の巨人作中屈指のキャラクターです。

リヴァイ・アッカーマンは眼光鋭い三白眼に刈り上げ頭が特徴的で、調査兵団の制服に襟付きのブラウスを着用しています。無愛想であり、粗暴な性格で潔癖症の掃除好きです。小柄なことを本人も多少気にしている描写があり、子供と間違われるほどの童顔で年齢は不詳です。調査兵団での階級は「兵士長」であり、調査兵団の兵士たちからは「兵長」と呼ばれています。

「進撃の巨人」は諌山創によって週刊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。巨人に生活を脅かされ、巨人たちと戦っていく人間の物語が描かれたダークファンタジー作品です。コミックスは全34巻で、累計発行部数は世界累計1億1,000万部の大人気作品で、アニメ化や実写映画化、ゲームと幅広く展開もされています。

平和に生活している人間たちはある日、大型の巨人に襲撃され自分達が巨人たちから身を守るため壁の中だけで暮らしていたことを思い知らされます。エレン・イェーガーは襲撃の際に目の前で巨人に母親を捕食されてしまい、故郷や家族、壁の外に出るという夢も奪われてしまいました。エレンは巨人への復讐を誓い、調査兵団に志願し巨人と戦っていくことになります。

小柄で童顔なため、年齢が分かりづらい人類最強のリヴァイは若くして「兵長」という階級になったのでしょうか。強くてかっこいいと人気が高いリヴァイの気になる年齢や詳しいプロフィールを紹介していきます。

リヴァイの誕生日は12月25日です。年齢については作者・諫山創がサイン会にて「リヴァイの年齢は30代前半のイメージ」と発言したことにより判明しました。しかしその後も公式設定では「年齢・不詳」のままになっており、後述する生い立ちによりおおよその年齢しかわからないのかもしれません。物語序盤の850年では年齢は30代前半、それから４年後に新リヴァイ班を率いている時の年齢は30代後半だと予想されます。

身長は160cmと小柄であり、成長期を終えたキャラクターたちが自分を抜かしていったことに複雑な感情を抱いているシーンが垣間見えました。体重は65kgと身長に対して非常に重めであり、見事に腹筋が割れていることからも筋肉質であることがわかります。小柄な体格の割に多い筋肉量だからこそ人類最強と言われる所以である人並外れた瞬発力が出せるのです。

リヴァイはサラサラな黒髪であり、サイドを多く刈り上げているツーブロックヘアです。前髪はセンターから少しだけ左サイド寄りに分かれています。サイドの刈り上げ部分に髪束が掛かるようになっているのが特徴的なヘアスタイルです。

リーブスと取引を行う際に調査兵団に優先的に紅茶を回すよう指示するほどの紅茶好きです。大好物である紅茶を飲むときの独特な飲み方は、幼少期に必死に働いて手に入れたカップで紅茶を飲もうとした際に、取手が取れて壊れてしまったトラウマからきています。また逆にコーヒーは飲むと鬱になるほど苦手で、コーヒー牛乳やコーヒーゼリーも苦手です。

リヴァイの出身地はかつては巨人が来ないという理由で栄えていた地下街ですが、リヴァイが生まれた時点で治安はかなり悪化していました。母親は娼婦であり、父親は不明で女手一つで育てられていました。リヴァイは幼い頃に母親を亡くしており餓死しかけていたところ、叔父にあたるケニー・アッカーマンに出逢い、地下街での身の振り方や生き方を教わっています。年齢が不詳のままなのは、ケニー・アッカーマンと出会った時に幼かったせいもあるのかもしれません。

リヴァイはかっこいいと大変人気があるキャラクターです。地下街生まれの苦労人でありながら潔癖症だったりと意外な一面を見せてくれるリヴァイのかっこいい魅力を紹介していきます。

たった一人で一旅団と同じ戦力のリヴァイの強さは、「人類最強の兵士」と称えられているほどです。一瞬で巨人を倒す、巨人の硬化する速度を上回るスピードで切り刻むなど規格外の戦闘能力を見せてくれます。巨人戦のみならず対人戦の腕前も相当で、一人で複数人を圧倒したり、マントで銃撃を受け流すなどの離れ業も涼しい顔でこなしています。

制服に襟付きスカーフ、潔癖症で好物が紅茶など高貴なイメージもあるリヴァイは、幼少期は飢えと戦って餓死しそうになっていたり、劣悪な環境で育っていたりしています。その意外な過去を抱えながらも年齢を重ねクールに堂々としている様子が魅力的です。

進撃の巨人では多くのキャラクターが死亡しています。巨人を駆逐し、平和な世界にという願いに、「心臓を捧げていった」キャラクターが多く、激化していく巨人たちとの戦いの最前線にいたリヴァイは、戦いの中で重傷も追っています。しかし、心が折れることなく常に最前線を戦い切り、巨人たちの駆逐に成功し生き残った姿を見せてくれています。

リヴァイは魅力的な名言も多いキャラクターです。寡黙でもありますが、数少ないながら印象に残るセリフも多く残しています。そんなリヴァイのかっこいい名言を紹介していきます。

エレンが巨人化し、その後裁判にかけられた時に暴言を吐き、暴走しかけたエレンにかけた言葉です。リヴァイはエレンの身柄を調査兵団に委ねさせるため“自分ならエレンを制御できる”というパフォーマンスとしてエレンを躾とし、暴力を振るいました。

女型の巨人に追われている中で、調査兵団の仲間たちが次々に殺されていきます。それを見てエレンは巨人化しようとしますが、ペトラに制され戸惑うエレンにかけた言葉です。巨人化をして戦った方が吉なのか、仲間を信じるかの二択を迫られるエレンに、過去の自分を重ね、後悔のない方にしろとエレンに選択を委ねたのでした。

壁の穴の修復にエレンの硬質化の能力を使う案が出された時にエレンにかけた言葉です。急を要する壁の修復には必要なことでしたが、この時のエレンはまだ硬質化を使いこなしていませんでした。できるかどうかと戸惑うエレンにリヴァイなりの叱咤激励を飛ばしたのです。

アニメ進撃の巨人は、圧倒的な神作画として度々話題になるほどのクオリティです。立体機動装置を使い、ずば抜けた体格の巨人たち相手に飛び回り戦闘する調査兵団のメンバーたちの姿は迫力は満点です。アニメになる上で大事なことの一つである、リヴァイに声を吹き込む声優を紹介していきます。

リヴァイの声優を務めるのは人気声優の「神谷浩史」さんです。放送開始前から人気キャラクターだったリヴァイを演じるのにはプレッシャーを感じながら望んでいたそうです。

青二塾に東京校第14期生に入所し、1954年にデビューしています。神谷浩史さんの年齢は2022年現在で47歳です。デビュー後はナレーションを多くこなしていました。その後、多くの人気作に出演しています。サンデー・マガジン・ジャンプ作品の三大少年漫画原作のアニメでそれぞれ主人公を務めたことのある数少ない人物です。

神谷浩史さんの主な出演作は「夏目友人帳」の主人公・夏目孝志役や〈物語〉シリーズの主人公・阿良々木暦役、「デュラララ!!」の主人公・折原臨也役、「ノラガミ」の主人公・夜ト役、「斉木楠雄のΨ難」の主人公・斉木楠雄役などです。多くの人気作で主人公を演じており、他にも「ONE PIECE」ではトラファルガー・ロー役など人気のキャラクターも務めています。「クレヨンしんちゃん」ではぶりぶりざえもん役を演じ話題になりました。

旧リヴァイ班の時は、メンバーは尊敬の意を表している場面がよく見られました。この時のリヴァイも年齢は30代前半ですが統率力を見せており、兵団という形がよくわかるようなしっかりした上下関係がありました。新リヴァイ班になってからは、粗暴でありながら面倒見のいい場面も見られるようになっています。リヴァイはエレンたちから見ると年齢的に大人であり、戸惑いや葛藤を見せながら成長していくメンバーを導くような存在へと変わっていったリヴァイの姿に好感を示すファンがいました。

人類最強の兵士・強い・かっこいいが代名詞となっているリヴァイですが、年齢に驚きを隠せないファンが多数います。リヴァイの年齢に関する発言が出たときに、多くのファンが同様を隠せない様子でしたが、逆に好感度は上がっている印象です。かっこいいと評判のリヴァイが意外な年齢だったことに対し、今世紀最大の萌えをたたきだしている方もいました。

進撃の巨人の主人公はエレンであり、物語では主に年齢が15歳〜19歳のキャラクターの成長や葛藤が主軸になります。エルヴィンとリヴァイの年齢は共に30代の大人です。このエルヴィンとリヴァイの“30代の大人”の心情や葛藤が、他角度的にも進撃の物語に深みを持たせている、と感想を持ったファンがいました。

リヴァイは、調査兵団で兵長を務めている実力者です。進撃の巨人に登場するキャラクターの中でも高い人気を得ているキャラクターです。「人類最強の兵士」と呼ばれ、判断力、身体能力、戦闘センスに優れたリヴァイは小柄で童顔のため、若くみられがちですが年齢は30代前半でした。進撃の巨人は少年漫画ですが、リヴァイたち30代の年齢の大人が加わることでより一層深みの増した物語です。