【進撃の巨人】ベルトルト・フーバーの正体は?壮絶な結末や名言も紹介
進撃の巨人にてライナーと行動を共にするベルトルト・フーバーは何でもそつなくこなせる優秀な人物ですが、その正体が明かされるとネット上で大きな話題となりました。本記事では進撃の巨人に登場するベルトルト・フーバーの正体や結末、死亡説などについてまとめていきます。
目次
【進撃の巨人】ベルトルト・フーバーとは?
進撃の巨人では巨人を倒すために設立された調査兵団という組織が存在しており、ベルトルトは104期訓練兵団を卒業して調査兵団に入団したキャラクターとして知られています。ここではベルトルト・フーバーの詳細な人物像をまとめていき、同時に『進撃の巨人』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
ベルトルト・フーバーのプロフィール
- 身長:192cm
- 体重:81kg
- 年齢:16歳(13歳で第104期訓練兵団へ入団)
- 出身地:ウォール・マリア南東の山奥の村
- 誕生日:12月30日
ベルトルト・フーバーは第104期訓練兵団を3位で卒業した調査兵団の団員です。長身で黒髪という素朴な見た目をしており、身体能力も優秀でどの分野でも活躍できる分、主体性に欠ける性格で気弱な部分は本人も気にしています。エレンやアルミンたちを尊敬している一方、巨人の恐怖を知らず世論に押される形で入団している同期には冷めた思いを抱いています。
進撃の巨人の概要
進撃の巨人は諌山創によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間の戦いを描いたダークファンタジー作品として2009年に出版され、ファンタジーな世界と現実的なシナリオのギャップなどが人気を集めていき2022年9月時点で全世界累計発行部数1億1000万部を突破しました。その人気に伴いアニメ化やゲーム化といったメディアミックスも展開されています。
進撃の巨人のあらすじ
ウォール・マリア南端のシガンシナ区に暮らしていた少年エレン・イェーガーは、街を囲う壁の外の世界に憧れを抱き壁外調査へ出られる調査兵団を夢見ていました。しかし、エレンが10歳になった845年に突如壁を超える巨人・超大型巨人が現れると、シガンシナ区の壁が崩壊し巨人の群れが人々を襲い始めました。そこでエレンは母親が捕食される瞬間を目の当たりにしてしまいます。それをきっかけに巨人に強い憎悪を抱いたエレンはすべての巨人を駆逐するため調査兵団に入団することを決意するのでした。
【進撃の巨人】ベルトルト・フーバーの正体や結末
進撃の巨人作中では地味な見た目に際立った個性もなかったことで存在感が薄れていたベルトルトですが、彼の正体には衝撃的な秘密が隠されており大きな話題を呼びました。そして、彼の結末が描かれるとネット上では死亡説が噂されるようになります。ここからは進撃の巨人におけるベルトルト・フーバーの正体や結末についてまとめていき、彼の人となりをより具体的に解説していきます。
ベルトルト・フーバーの寝相
進撃の巨人48話にて、ジャンがベルトルトに対して「寝相の悪さは芸術的だったな!」と話したことがあります。この時は実際の寝相シーンが描かれなかったもののベルトルトの寝相の悪さは同期たちにも知れ渡っているようでした。そして97話にてついに寝相が公開されると、上半身はベッドの上で下半身は壁に垂直に沿っている衝撃的な寝相を披露しました。
ベルトルト・フーバーのアニへの思い
ベルトルトは同期のアニに対して密かな恋心を抱いていました。あまり感情を表に出さない性格であるためエレンやアルミンたちもそのことに気付けていませんでしたが、進撃の巨人12巻ではライナーから「故郷に戻ったらアニに思いを伝えろ」と告げられています。このシーン以外にもアニを見過ぎて頬を赤く染めたり、壁の中に潜入した時にアニを止めようとしたりなど好意を抱いている様子が各所に描かれています。
ベルトルト・フーバーとライナーの関係
ライナーとは古くからの知り合いでありマーレという別大陸の故郷に帰ることを共通目的としていたことが、物語の進行によって明らかにされました。調査兵団での活動ではコンビを組むことが多く、エレンの前で正体を現した時も2人で結託して目的を果たそうとしていました。
ベルトルト・フーバーの正体は超大型の巨人
ウトガルド城の戦いの後、ウォール・ローゼ壁上で唐突にライナーとベルトルトがエレンに衝撃の告白をすると、ベルトルトはウォール・マリアを崩したあの超大型巨人に変身するのでした。2人はエレンが持っている座標の力を手に入れるために互いに正体を明かしましたが、それまで仲間だったエレンに複雑な感情を抱いていたベルトルトは「誰が好きでこんなことしたいと思うんだよ!」と心から叫んでいました。
ベルトルト・フーバーの最後は死亡した?
エレンにうなじを切られてしまったベルトルトは本体を引きずり出されてしまいます。四肢も切断され逃げることが叶わず、助けにやってきたジークはリヴァイに追われていたためライナーだけを奪って去っていきます。そうして残されたベルトルトは死力を尽くすように助けを求めますが、結局巨人化したアルミンに捕食され死亡するのでした。
【進撃の巨人】ベルトルト・フーバーの名言
ここからは進撃の巨人におけるベルトルト・フーバーの名言についてまとめていきます。巨人との戦いに身を置く調査兵団のメンバーからは度々葛藤を描いた名言が飛び出ており、進撃の巨人読者の間で話題になることが多いです。ここではベルトルトの名言の中でも特に人気がある4つのセリフを紹介します。
ベルトルト・フーバーの名言①「あの時は…」
あの時は…気の毒だと思ったよ…
出典: renote.net
エレンとユミルを拉致し自分たちが壁内人類の敵であると明かした時、エレンがウォール・マリアを破壊され自分の母親が目の前で死んだ時の話をしベルトルトにどんな気分だったのかを問いかけました。それに対してベルトルトは上記のように答えましたが、まるで他人事のようなセリフにエレンは苛立ちを募らせベルトルトに強い憎悪を向けました。
ベルトルト・フーバーの名言②「誰が好きでこんなこと…」
誰が好きでこんなこと!!こんなことをしたいと思うんだよ!!人から恨まれて殺されても当然のことをした 取り返しのつかないことを…でも…ぼくらは罪を受け入れきれなかった…兵士を演じてる間だけは…少しだけ楽だった…嘘じゃないんだコニー!!ジャン!!確かにみんな騙した…けどすべてが嘘じゃない!本当に仲間だと思ってたよ!!僕らに謝る資格なんてあるわけない…けど…誰か……頼む…誰か…お願いだ……誰か僕らを見つけてくれ…
出典: renote.net
ベルトルトはエレンを連れて逃げようとしますが、その際中に調査兵団の仲間たちからは非難の言葉を投げかけられていました。それに耐えきれなくなったベルトルトが口を開くと、嘆くように上記のセリフを話していったのです。ベルトルトにとって仲間を裏切ることは仕方のない理由があったわけですが、本心では誰かに助けてほしいと葛藤し続けていたことが窺えます。
ベルトルト・フーバーの名言③「確認したかった…」
確認したかった 君たちを前にした途端にまた泣き言を繰り出し 許しを請うんじゃないかってね でも…もう大丈夫みたいだ うん 君たちは大切な仲間だしちゃんと殺そうと思ってる
出典: renote.net
シガンシナ区の決戦にてベルトルトは時間稼ぎと分かっていながらアルミンの話に応じていました。普段は気弱で物事を強く喋らないベルトルトでしたが、その時だけは上記のセリフをきっぱり言い切り強い意思を持っていることを証明しました。
ベルトルト・フーバーの名言④「すごく変な気分だ…」
すごく変な気分だ…恐怖もあまり感じていないし 周りがよく…見える…きっとどんな結果になっても受け入れられる気がする そうだ…誰も悪くない… 全部仕方なかった だって世界はこんなにも——残酷じゃないか
出典: renote.net
ライナーがベルトルトを助けにきたかと思われた瞬間にベルトルトは超大型巨人に変身します。一歩間違えればライナーごと吹き飛ばしていましたが、その時のベルトルトには仲間を切り捨ててでも作戦を遂行するという強い覚悟がありました。その変身の直前にベルトルトは立体起動装置で空へ飛び上がりながら、街を見下ろして上記のセリフを心の中で呟くのでした。
【進撃の巨人】ベルトルト・フーバーの声優
ここからはアニメ版進撃の巨人にてベルトルト・フーバーの声を担当している声優についてまとめていきます。進撃の巨人は漫画作品として爆発的な人気を誇ると、2013年よりアニメ版進撃の巨人が放送されるようになりそれも第4期まで続くほどの反響を呼びました。その中で映像化されたベルトルトが登場するとその声優が初めて主演を演じたことで話題になりました。
ベルトルト・フーバーの声優は「橋詰知久」
ベルトルト・フーバーを演じた声優は橋詰知久(はしづめともひさ)さんです。癖のないテノールボイスが特徴的な声優であり、どんな人でも聴きやすいその声質を活かして数々のテレビ番組でナレーターを務めています。趣味はシンセサイザーやDTMと語っており、過去にDJの仕事をこなしたこともあります。
橋詰知久のプロフィール
- 性別:男性
- 誕生日:4月13日
- 出生地:兵庫県
- 血液型:B型
- 身長:173cm
- 事務所:青二プロダクション
- デビュー時期:2008年
橋詰知久の主な出演作品
- ダイト(戦場のヴァルキュリア3)
- 法正(真・三國無双)
- おぼろ丸(ライブアライブ)
- シーラモン(デジモンクロスウォーズ)
- 天堂天彦(CHARISMA)
【進撃の巨人】ベルトルト・フーバーに対する世間での評判や人気
これまで進撃の巨人に登場するベルトルト・フーバーの人物像や正体、死亡した結末などについてまとめてきましたが、これに対して進撃の巨人を愛読しているファンからはどのような印象を持たれているのでしょうか?ここでは進撃の巨人のベルトルト・フーバーに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
進撃の巨人ファンの間でベルトルトは控えめだけど優秀なキャラクター、長身でイケメンという印象を持たれているようでした。どの分野でもそつなくこなせる優秀なベルトルトはその働きぶりが読者にも評価されており、存在感が薄くとも多くの人に好意を抱かれていました。
人気があったベルトルトが死亡してしまった時は、その結末に悲しさを訴える声が幾つも寄せられていました。作中で正体が明かされたのも唐突な出来事だったため、内容についていけないまま死亡してしまったと思う読者もいたようでベルトルトの嘆きにただただ胸を痛めているようでした。
ベルトルトがエレンを前に正体を明かすシーンは、進撃の巨人読者の中でも屈指の名シーンとして語られていました。何の前触れもなくベルトルトが超大型巨人に変身した時は誰もが驚愕していたそうで、その直前のセリフがネットミームになるほど人気になっています。
【進撃の巨人】ベルトルト・フーバーの正体は超大型の巨人だった
ベルトルト・フーバーの正体は超大型巨人その人であり、物語序盤の悲劇を生み出した張本人でした。進撃の巨人におけるすべての元凶とも言える人物でしたが、マーレに生まれた彼にも悲劇的な過去があり多くの読者が死亡する結末を見た際に心を痛めたことでしょう。進撃の巨人本編ではベルトルトの活躍や裏切者としての葛藤が鮮明に描かれているので、気になる人はぜひ進撃の巨人をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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