【アオアシ】大友栄作が天才と言われる理由は？ポジションや能力まとめ

大友栄作とは『アオアシ』に登場するキャラクターの一人です。主人公であるアシトと同じセレクション組の一人で、1年生のまとめ役として高いコミュニケーション能力を発揮しています。ここでは『アオアシ』の大友を紹介していきましょう。

大友は、アシトと同じようにセレクションで「東京シティ・エスペリオンFC」ユースチームに入った少年です。お調子者で明るい性格をしており、女の子が大好きな少年ですが、試合に出れば驚くようなメンタルの強さを発揮します。チームをまとめるムードメーカー的な存在で、試合をコントロールするミッドフィルダーです。アシトからも天才だと言われています。

『アオアシ』は、小林有吾さんによるサッカー漫画です。『ビッグコミックスピリッツ』の2015年6号から連載をスタートしました。Jユースをテーマに扱った作品で、現在単行本は33巻まで発売されています。2020年には第65回小学館漫画賞一般部門を受賞しました。コミックスの累計部数は1900万部を突破しており、2020年にアニメ化しています。

田舎の中学校でサッカーをしていた主人公の青井葦人（アシト）は、ボールへの嗅覚やフィールドでの俯瞰力といった才能をユースチーム監督の福田達也に見いだされ、ユースのセレクションを受けることになります。セレクションで同じチームになった橘や大友と共に合格したアシトですが、技術面での拙さによってチームのお荷物となってしまいます。改めてサッカーの基本からスタートすることになったアシトは、徐々にオープンな視野で次の動作を意識した動きを身に付けていくことになります。

『アオアシ』の大友は、作中でアシトから「天才」だと言われています。試合以外ではお調子者な性格をしており、ビビリなところもある大友が天才だと言われているのは、試合中の大友のメンタルの強さやその能力が理由です。ここでは『アオアシ』の大友が天才だと言われる理由や能力を紹介していきましょう。

『アオアシ』の大友の強みはメンタルの強さです。大友は1年生の中でメンタルの強さがずば抜けていると、コーチからも評されていました。さらに、そのメンタルの強さから主将気質であるとも評価されており、今後の成長が期待されています。アシトも大友のメンタルの強さを目の当たりにして、大友のことを天才だと感じていました。

『アオアシ』の大友のポジションはミッドフィルダーです。攻撃、守備共に満遍なくこなす万能タイプで、チームのパスサッカーの心臓ともいえるポジションとなっています。大友は目立つ技など突出した能力を持っているわけではありませんが、パスサッカーを評価されている東京エスぺリオンユースにおいて、難しい戦術やパスなどにおいて高い能力を発揮しています。

『アオアシ』の大友がサッカーをしている理由は、女の子にモテたいためです。サッカー選手になってお金を稼ぎ、さらに女性達からモテるようになることを目標としています。大友がサッカーをしている理由の中に、プロのサッカー選手への憧れなどはありません。大友は自分が女性にモテないことを自覚しているため、モテるイケメンへの嫉妬心も原動力として、サッカーに打ち込んでいるようです。

『アオアシ』の大友は、お調子者な性格をしています。サッカー以外ではコメディリリーフなキャラクターとなっており、女の子にモテたがっています。試合前になると緊張によってガチガチになりますが、実際に試合が始まれば別人のように性格が変わり、冷静なプレーができるところが大友の特徴です。

『アオアシ』の大友には彼女はいません。しかし大友にも、彼女ができそうな気配があります。彼女候補とされているのは、チームメンバーの橘の双子の姉である都です。都も女子サッカーチームに所属するスポーツ少女で、最初は大友のことを相手にしていませんでした。しかし青森星蘭の試合でチームをまとめる大友を見て感心したのか、それ以降は大友への態度を和らげています。

『アオアシ』の大友とアシトの関係は、親友であり戦友です。大友は作中でも初期から登場したキャラクターで、セレクションではアシトと共に合格し、一緒にユースに入団しています。最初は自分のことしか考えられなかったアシトに対して、大友は「もう少し人の気持ちがわかるようになれ」と指摘し、良いコンビとなった2人は成長していくことになったのでした。

『アオアシ』の大友のモデルはいないと言われています。作中では、前年度のセレクション合格者である阿久津渚のモデルが本田圭佑であることが作者の小林有吾さんによって明かされています。しかし基本的には、『アオアシ』のキャラクターに実在のサッカー選手のモデルはいません。

『アオアシ』の大友は、普段は明るくお調子者な性格をしていますが、試合になると冷静沈着なチームの司令塔になります。そんな大友は、作中でも数多くの名言を残しています。ここでは『アオアシ』の大友の名言を紹介していきましょう。

「Let It …」とは、プレミアリーグの東京VANS戦で登場した大友の名言です。東京VANS戦では首相や阿久津などが不在の状態だったため、1年生がDFラインを任されていました。試合前は緊張していた大友でしたが、試合が始まると大友は何度もバックパスを出し、得点のチャンスをゲットして、味方を鼓舞するようにこのセリフを放ちます。

「サッカーが好きだから…」とは、セレクションの最終試験で登場した大友の名言です。大友に「試合が始まる前と試合中では全く人が違うよな」というアシトに対して、大友は何でもないことのようにこのセリフを答えたのでした。

「誰かのせいにするだけの…」とは、エスペリオンユースがガノン大阪に負けた後の大友の名言です。負けた原因をがわからず、1年生のせいにする先輩達に対して、大友はこのセリフを放ち、真っ向から反論します。そして大友だけは、チームが最悪の状態にあるとは思っていませんでした。そんなメンタルの強い大友の様子に、アシトは「こいつは天才」だと感じるのでした。

『アオアシ』は2022年にテレビアニメ化しており、Eテレで放送されていました。大友は物語の最初の方から登場するため、アニメでも大友はメインキャラクターとして活躍しています。ここではテレビアニメ『アオアシ』で大友を演じている声優を紹介していきましょう。

テレビアニメ『アオアシ』で大友を演じているのは、「橘龍丸（たちばなたつまる）」さんです。父親の影響で幼少期から大衆演劇を経験し、劇団座長としても活躍していた異色の経歴を持ちます。劇団を退団した後は舞台で経験し、2019年に『歌舞伎町シャーロック』の小林寅太郎役で声優デビューしました。ここでは橘龍丸さんについて紹介していきましょう。

橘龍丸さんの主な出演作品として、『歌舞伎町シャーロック（小林寅太郎）』、『THE GOD OF HIGH SCHOOL（ジン・モリ）』、『群青のファンファーレ（桜庭惣司朗）』、『アイドルランドプリパラ（マリオ）』、『惑星のさみだれ（アニムス）』などがあります。

『アオアシ』を読んでいる人の中には、「みんなかっこいいけど特に大友がかっこよすぎる」とコメントしている人がいました。また、「いつかエスペリオンの主将になる」とも予想しています。大友は一見してお調子者な性格をした三枚目ですが、試合中の大友はサッカー経験者から見ると非常にかっこいいキャラクターのようです。

『アオアシ』を読んだという人の中には、大友のカッコよさについて「能力的にはそこまでではないけどメンタルが強くて、個人の強さではなく仲間全員を見ての強さだから超かっこいい」と語っている人もいました。

『アオアシ』を読んでいる人の中には、「『アオアシ』はただただ大友が最高だということを認識するマンガ」と称している人がいました。また、大友が好きなため、大友が活躍し、名言も登場するVANS戦が一番好きともコメントしています。

『アオアシ』の大友は、普段はお調子者な性格をした三枚目キャラクターです。女の子が好きでモテたがっており、チームメンバーの彼女持ちを目の敵にしています。しかし試合になると別人のように冷静なプレーができるようになる強いメンタルの持ち主で、そのメンタルの強さから天才だと言われていました。大友に興味が湧いた人は、ぜひ『アオアシ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。