【暗殺教室】雪村あぐりと殺せんせーの関係は?E組の元担任?最期の願いとは?
暗殺教室の雪村あぐりは黒髪ショートヘアーでダサいシャツを着ていることが特徴の女性です。暗殺教室開始時には既に故人で、役名すら明かされなかった雪村あぐりですが、後に殺せんせーの回想で登場します。ここではそんな彼女と殺せんせーの関係や最後の願いについて紹介します。
目次
雪村あぐりとは
暗殺教室に登場する雪村あぐりは、黒髪のショートヘアーとインナーに着ているダサいTシャツがトレードマークの女性です。彼女は朝から夜まで椚ヶ丘中学校3年E組の担任をしながら、教師の仕事が終わった夜から深夜に非公式の研究組織で彼女の婚約者の研究を手伝わされていました。過去に3年E組の担任であった彼女ですが、この研究員としての仕事が暗殺教室に大きく関わっている重要な人物でもあります。
雪村あぐりのプロフィール
ダサいTシャツが特徴的な雪村あぐりは8月8日生まれ、身長は165cmで体重52kgとスタイルの良い黒髪ショートヘアーの明るい女性です。彼女は製薬会社の令嬢で、学業では名門の古都大学理工学科を優秀な成績を修めて卒業し、中学校の教員になりました。
その後、両親経営する製薬会社の経営破綻により買収された先で、その研究所の所長である柳沢と事実上の政略結婚をさせられ、婚約者となった柳沢の元で研究員として働かされています。
雪村あぐりの性格
研究所で研究員としても働いていた雪村あぐりですが、そんな彼女の性格は明るく活発で、その働きぶりからエネルギッシュな面もみてとれる元気な女性です。また研究員として働く施設に送られてきた観察対象が実験により化け物に変わっていっても最後まで対等に接していたことや、担任を務めていた3年E組の生徒からも慕われていたことから、非常に優しい性格の持ち主であることもわかります。
雪村あぐりの容姿
暗殺教室に登場する雪村あぐりは上記に説明した通り、身長165cmで体重52kgのスラっとした体形に黒髪にショートヘアースタイルの美人な女性です。彼女の登場シーンでは白衣を羽織っており、インナーを見せるときはダサいTシャツ姿に目が行きますが、胸の大きさがFカップと非常に大きく、ウエストも細いためグラマラスな体形をしていることも分かります。
雪村あぐりのTシャツがださい
暗殺教室で研究組織の一員として婚約者の元で働いていた雪村あぐりですが、いつも羽織っている白衣の下には雪村あぐりお気に入りのダサいTシャツを着ています。
このTシャツは「Rotten Manten」というブランドのもので、胃をイメージした円の中に骨付き肉のマークと八分目という漢字が描かれたものや、ヒョウ柄で胸の部分に鬼のようなパッチがついている服などがありますが、これらの服を見せられた人はみんな反応に困ってしまうようです。
漫画『暗殺教室』のおさらい
週刊少年ジャンプで連載された漫画「暗殺教室」はとある中学校のクラスを舞台に、奇妙な生物である「殺せんせー」とその生物の暗殺を依頼されたクラスの生徒達が同じ空間で授業を受けたり生活していくという不思議な物語です。手に汗握る展開やギャグのような笑えてしまう要素も多く含み、さらにメタフィクションの要素も持つ学園漫画です。
映画化にも注目が
暗殺教室がジャンプで連載され、漫画が非常に話題になったことで、アニメ化や映画化など他のメディアでも展開されました。テレビアニメは1期、2期で物語の完結まで放送され、アニメ映画も制作されました。またスピンオフ作品である「殺せんせーQ!」も映画化され、実写映画版の暗殺教室も制作されました。実写映画では豪華な俳優陣が出演したことでも話題になりました。
雪村あぐりと殺せんせーや登場人物との関係性
暗殺教室に登場する雪村あぐりは、ショートの黒髪に普段からダサいTシャツを愛用する教員兼研究員です。そんな変わったセンスの持ち主の雪村あぐりですが、ここでは彼女の婚約者やその他の登場人物との関係性、また彼女と殺せんせーの出会いについて紹介していきます。
殺せんせーとの出会い
雪村あぐりは研究員として働いている研究所で初めて殺せんせーと出会います。彼女は自身の一族の会社と共に買収され、研究員として働かされていましたが、その研究所に送られてきた実験体が、死神と呼ばれるほどの殺し屋だった殺せんせーでした。婚約者でもある研究所の主任に監視役を任された雪村あぐりはこの時初めて殺せんせーと出会いました。
殺せんせーとは
暗殺教室の殺せんせーは物語の舞台である3年E組の担任の先生で、生徒たちの暗殺対象の生物です。タコのような姿で触手を持ち、マッハ20で移動できるスピードを持っています。過去を回想するシーンにおいて雪村あぐりとの出会いや関係、殺せんせーの元の姿が確認され、かつては凄腕の殺し屋で数々の実績を持ち「死神」と呼ばれていた男ということがわかりました。
雪村あぐりには婚約者がいた
研究所で働かされていた雪村あぐりですが、彼女には柳沢という婚約者がいました。この柳沢という婚約者は雪村あぐりが働く研究所の主任を務める優秀な科学者で、雪村家が経営していた製薬会社を買収する時に雪村あぐりも共に買収するという認識で彼女の婚約者となりました。
雪村あぐりは婚約者である柳沢から優秀かつ死んでも文句を言わないモルモットと思われており、横暴な態度で暴力を振るわれたり、ひどい扱いを受けていました。
雪村あぐりと殺せんせーは惹かれ合う
雪村あぐりは研究の実験体として送られてきた殺せんせーの監視役に選ばれ、そこで初めて殺せんせーと出会いました。監視役を命じられた雪村あぐりは人間の姿から化け物に変化していく殺せんせーに対し、アクリル板越しに対等な関係で接し続け、恐れることもありませんでした。
そんな会話の中で雪村あぐりが教師であることを知った殺せんせーは、自分が今まで死神として得た知識を使用し、テスト問題の作成に関するアドバイスをするようになりました。こういった対等な関係での会話を通して、雪村あぐりと殺せんせーはお互いに惹かれ合うようになりました。
殺せんせーに黒いネクタイをプレゼント
雪村あぐりは自身の働く研究所で殺せんせーと出会い、アクリル板越しでの対話や、テストに関するアドバイスをもらっているうちに、殺せんせーに惹かれるようになりました。死神の生い立ちとして、誕生日がわからないことを会話の中で聞いていた雪村あぐりは、殺せんせーと初めて出会った日を誕生日ということにしようと言って、二人の出会いからちょうど1年後に黒いネクタイをプレゼントしました。
茅野カエデの関係
3年E組に在籍する生徒の茅野カエデですが、実はこの名前は偽名で、本当の名前は雪村あかりであることが明らかになりました。名前からも分かるように、彼女は雪村あぐりが一緒に服を買いに行ったりするほどの仲の良いと言っていた雪村あぐりの実の妹でした。
茅野カエデは雪村あぐりが亡くなった事件の日に研究所に訪れ、亡くなっていた姉と死神の書き置きを見て、死神に姉が殺されたと勘違いしました。そして彼女は元死神である殺せんせーに復讐するため名前や姿を変えて3年E組に紛れ込んでいました。
茅野カエデとは
暗殺教室に登場する茅野カエデは3年E組の中でも小柄で、緑色の髪をツインテールにしたかわいい少女です。クラスのムードメーカー的存在で、リアクションも大きい彼女ですが、その正体は、姉である雪村あぐりを殺した殺せんせーに復讐する目的で3年E組に潜入していた雪村あかりでした。彼女は過去の研究所での事件後、死神に復讐することを決め、チャンスを伺いながらか弱い少女を演じ続けていました。
雪村あぐりの過去や最期
暗殺教室の雪村あぐりは黒髪のショートヘアーと白衣の下にダサいTシャツを着ていることが特徴的な女性です。これまで彼女と殺せんせーとの出会いや登場人物との関係性などを紹介してきましたが、ここからは雪村あぐりの過去と彼女が最期にどうなってしまったのか、詳しく紹介していきます。
雪村あぐりの過去・最期①E組の元担任
ダサいTシャツがトレードマークの雪村あぐりは、名門の古都大学を卒業後、椚ヶ丘中学校の教師になり、殺せんせーが担当する前に3年E組の生徒達の担任をしていた先生です。物語が始まった当初は名前は明かされていませんでしたが、殺せんせーが自身の過去について回想した際に、彼女が現3年E組の生徒達の担任をしていた雪村あぐりであることが明らかになりました。
雪村あぐりの過去・最期②研究所の研究員
雪村あぐりは3年E組の担任を務める傍ら、非公式的な研究所の研究員としても働かされていました。彼女の家系は製薬会社を営む一族でしたが、会社の経営不振により買収され、その研究所の所長である柳沢の婚約者として研究員になりました。買収された立場ということもあり、研究所での雪村あぐりに対する扱いはひどく、柳沢には暴力を振るわれることもありました。
雪村あぐりの過去・最期③月の爆発
秘密の研究所で殺せんせーと出会い、研究員として彼の監視を担当していた雪村あぐりは、殺せんせーとのやり取りを通してお互いに惹かれ合う関係になっていました。しかし、月で並行して行われていた同じ実験で実験体が爆発し、月の7割が吹き飛んでしまいました。これを見た柳沢は、殺せんせーもいずれ爆発すると考え彼を殺そうとしますが、殺せんせーは実験に耐えて得た力を使って研究所から逃げました。
雪村あぐりの過去・最期④化け物と交流
月の実験での爆発が起きる前、雪村あぐりは研究所で殺せんせーと出会いました。彼女は実験によって人間から化け物へ変化していく殺せんせーと対等に会話をし、本職である教師の仕事に対してアドバイスをもらっていました。雪村あぐりと殺せんせーが出会ってから1年も経つ頃には、モニターされていない時間帯にお互いのことを話すほど交流を持つようになっていました。
雪村あぐりの過去・最期⑤あぐりの死
雪村あぐりの婚約者である柳沢に殺されそうなことを知った殺せんせーは、実験されて得た力を使って研究所から脱出しようとします。月での実験体の爆発により自分の死を悟り、投げやりな感情になってしまった殺せんせーをどうにか助けたい雪村あぐりは、殺せんせーに飛びつき、暴走してしまいそうな殺せんせーを止めようとしました。
しかしその時、雪村あぐりは対触手用武器のセンサーに引っかかり体を貫かれてしまいました。これが致命傷となった雪村あぐりは、殺せんせーの触手の中で3年E組の生徒の今後を託し、息を引き取りました。
雪村あぐりの声優や実写版キャスト
3年E組の生徒達や、殺せんせーとも関係の深い雪村あぐりについて、ここまで紹介してきました。ここからはそんな雪村あぐりをアニメで担当した声優と、実写映画で雪村あぐりを演じた俳優について紹介していきます。
雪村あぐりの声優は川澄綾子
ショートヘアーの黒髪と白衣にダサいTシャツが目印の雪村あぐりですが、アニメ版では彼女の声を声優の川澄綾子さんが担当しました。川澄綾子さんは1997年にアニメ「逮捕しちゃうぞ」で声優デビューし、その後は声優活動のほかにも歌手としての活動やナレーションとしても活躍しています。ラジオなどの出演でみられるツッコミや柔らかく穏やかな受け答えが特徴的な声優でもあります。
川澄綾子のプロフィール
雪村あぐりを演じた声優の川澄綾子さんは、東京都出身の1976年3月30日生まれで、大沢事務所に所属しています。川澄さんは1997年に声優デビューしてから数多くの作品に声優として出演してきました。また小さいころからピアノを習っており、自身のアルバム収録曲の作詞・作曲したり、自身が声優を担当したアニメキャラクターの曲をコンサートで弾き語りしたこともあります。
川澄綾子の主な出演作品
暗殺教室で雪村あぐりの声を担当した声優の川澄綾子さんはアニメ「逮捕しちゃうぞ」でデビューしました。その後は「のだめカンタービレ」の野田恵、「Fate」シリーズのセイバー(アルトリア・ペンドラゴン)、「ジョジョの奇妙な冒険」のエリナなどを演じました。その他にもナレーションやアプリゲームのキャラクターの声なども演じています。
雪村あぐりの実写版キャストは桐谷美玲
漫画が話題になって制作された実写映画版「暗殺教室」では、雪村あぐりを俳優の桐谷美玲さんが演じました。雪村あぐりの実写版キャストを務めた桐谷美玲さんは、高校生の時にスカウトされ俳優デビューし、その後数々のドラマに出演しながらモデルやタレントとしても活躍している俳優です。また美容雑誌が選ぶ最も美しい顔に選ばれるほどの美貌の持ち主でもあります。
桐谷美玲のプロフィール
実写映画版「暗殺教室」で雪村あぐりを演じた桐谷美玲さんは、千葉県出身の1989年12月16日生まれ、スウィートパワー所属の俳優兼モデルです。桐谷美玲さんが高校1年生の時にスカウトされ、2006年に俳優デビューしました。その翌年には連続テレビドラマへの出演や、ファッション雑誌の専属モデルも務めました。2018年には同じく俳優の三浦翔平さんと結婚し、一児の母となりました。
桐谷美玲の主な出演作品
暗殺教室の実写映画で雪村あぐりを演じた桐谷美玲さんは、2006年2月に公開された映画「春の居場所」で俳優としてデビューしました。ドラマでは「女帝 薫子」で初主演、その他にも「人は見た目が100パーセント」や「花ざがりの君たちへ~イケメン♂パラダイス」などに出演しました。映画では「音楽人」で初主演、「リベンジgirl」や「ヒロイン失格」などにも出演しました。
桐谷美玲の演技の評判や人気
実写映画版「暗殺教室」では、雪村あぐりの実写版キャストに俳優の桐谷美玲さんが選ばれました。モデルとしても人気の桐谷美玲さんですが、ここでは彼女の世間での演技の評判や人気を紹介していきます。
実写映画版「暗殺教室」で雪村あぐりを演じる桐谷美玲さんを見て、その見た目を褒めるかわいい、きれいという声が多く挙がっていました。モデルとしても人気な桐谷美玲さんだからこそ、見た目の感想を挙げてしまう人が多いようです。
また雪村あぐりが暗殺教室の物語において非常に重要な役どころということもあり、わずかな時間の登場にも関わらず、桐谷美玲さんの演技の印象が強く残っている方も多いようです。また死神を演じた二宮和也さんの演技と共に、桐谷美玲さんの演技を褒める声も多く見られました。
雪村あぐりに対する世間での評判や人気
暗殺教室の黒髪ショートヘアーでダサいインナーTシャツを着ている雪村あぐりですが、暗殺教室の物語において非常に重要な人物でもあります。ここではそんな彼女の世間での評判や人気を世間の声と共に紹介していきます。
雪村あぐりは殺せんせーの過去を知る上での重要な人物のため、殺せんせーの回想シーンで出てくる彼女と殺せんせーの出会いや、そこでのやり取りの印象が強くあり、二人の関係性に涙してしまうという声が多く挙がっていました。また見た目が可愛くて好きな方や、優しくて健気な性格が好きな方も多いようです。
また、雪村あぐりと言えばダサいTシャツというイメージの人もかなり多いようで、ダサいTシャツを見たときに雪村あぐりが着ていそうなイメージと、彼女の姿を思い浮かべる人も多いようです。
もしも雪村あぐりが◯◯だったら
ここまで紹介してきた暗殺教室のダサいTシャツが特徴的な雪村あぐりですが、ここではそんな彼女のもしもを考えてみたいと思います。暗殺教室の作中のやり取りや行動などから、雪村あぐりが「彼女」「会社の上司」「看護師」だったらどんな人物であるか考えていきます。
雪村あぐり「彼女篇」
もし雪村あぐりが彼女だったら、彼氏がどんな境遇だったとしてもちゃんと対等に話を聞いてくれて、二人にとっていい関係を作ろうとしてくれる彼女になると思います。
雪村あぐりは研究所で殺せんせーに対して化け物扱いせず人として対等に話し、その結果としてお互い心を開くことができました。このことから、彼氏に複雑な事情があったとしてもちゃんと聞いてくれて、心を開かせてくれると同時に、悩んだりしてもこの先どうしていったらいいかを一緒に考えてくれる彼女になると思います。
雪村あぐり「会社の上司篇」
もし雪村あぐりが会社の上司だったら、部下に対して優しく面倒見の良い上司になると思います。彼女は自分が担任をしていた3年E組の生徒からも優しいと慕われており、また亡くなる直前まで生徒達の今後を心配していました。このことから部下が悩んでいたら親身になって相談に乗り、部下に対して責任をもって最後まで面倒を見てくれるような上司になると思います。
雪村あぐり「看護師篇」
もし雪村あぐりが看護師だったら、ただ看護師としての仕事をこなすだけでなく、患者一人一人に寄り添ってくれるような看護師になると思います。彼女は不気味で怖いはずの死神に対し、そんな素振りも見せず普通の人間として接することで心を開かせました。病院に来る必要があるネガティブな状態の患者に健気に接してくれることで、患者の暗い気持ちを明るくしてくれるような看護師になると思います。
雪村あぐりはかわいいのにちょっとダサい愛されキャラ
暗殺教室の雪村あぐりは、ショートヘアーの黒髪がかわいくて優秀なのに、インナーとして着ているTシャツがダサく、おしゃれのセンスがちょっとずれた愛されキャラです。事故のような形で命を落としてしまった彼女ですが、後の世でダサいTシャツを着て、託された思いを果たして同じ世界にやってきた殺せんせーと一緒に過ごしていることでしょう。
この記事のライター
Hirano35
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