【スパイファミリー】売れすぎている理由や発行部数を紹介!魅力についても
2022年にアニメが公開され人気に拍車をかけているスパイファミリーは発行部数記録を塗り替え続け巷では売れすぎていると評判になっています。本記事ではスパイファミリーが売れすぎている理由や発行部数を紹介し、作品やキャラクターの魅力についてまとめていきます。
目次
スパイファミリーとは?
スパイファミリーが売れすぎている理由や魅力についてまとめていく前に、まずはスパイファミリーの作品概要とあらすじ、作者についてまとめていきます。少年ジャンプ+にて次々と大記録を打ち立てていく本作についておさらいしていきましょう。
スパイファミリーの作者
スパイファミリーを手掛けている作者は遠藤達哉(えんどうたつや)先生です。1980年7月23日茨城県古河市生まれの漫画家で、2000年に『西部遊戯』で第5回ストーリーキング漫画部門準キングを受賞し週刊少年ジャンプ所属となりました。2018年に『I SPY』を掲載すると読者から好評を呼び後の『スパイファミリー』に一部の設定を引き継ぎました。
スパイファミリーの概要
スパイファミリーは遠藤達哉によって少年ジャンプ+に連載されている漫画、アニメ作品です。スパイと殺し屋、人の心が読める超能力者が偽装家族となって仮初の日常を過ごしていくホームコメディが描かれており、シュールな笑いを誘うギャグと温かくなるシナリオが人気を博しています。2022年4月にはアニメ化を果たし、2023年にはミュージカル公演が予定されています。
スパイファミリーのあらすじ
東西国の平和が政治家のドノバン・デズモンドによって脅かされると、西国はスパイの黄昏を送り彼にオペレーション<梟>を命令しました。黄昏は任務を遂行するために偽装家族を作ることになりますが、彼が集めた家族は妻が殺し屋、養子が超能力者という正体を隠したわけあり家族でした。かくして3人は互いに素性を隠しながら仮初の家族としての生活を始めます。
スパイファミリーが売れすぎている理由や魅力
ここからはスパイファミリーが売れすぎている理由や魅力についてまとめていきます。SNSを中心に知名度が広く知れ渡り数々の書店から評価されているスパイファミリーですが、その人気を博すほどの理由や魅力が確かに作中に詰まっていると言えます。
売れすぎている理由①魅力的なキャラ
スパイファミリーには魅力的なキャラクターが多く登場しています。主人公の黄昏は凄腕スパイで様々な場面で活躍するイケメンキャラで、普段は紳士ながらツッコミ役として機能しています。妻役のヨルは最強の殺し屋でありながら天然が過ぎる性格をしており、時折見せる純粋な人柄が可愛らしく憎めません。娘役のアーニャは容姿と性格が愛らしく作品の代名詞的存在とも言えるほどの人気があります。
売れすぎている理由②ギャップがある設定
本作はスパイの黄昏が平和のために任務を遂行するというシナリオ設定ですが、実際の内容を見てみるとギャグとコメディに富んだ面白い作風になっています。黄昏とヨルにはそれぞれ裏の顔を持ち犯罪行為に手を染めることもありますが、表向きでは天真爛漫なアーニャに振り回されるというギャップある生活を送っています。この温度差が本作の醍醐味となっています。
売れすぎている理由③ギャグ要素がある
本作はギャグマンガとしてファンに認識されており、すれ違いから発生するトラブルとそれを解決するために四苦八苦するキャラクターたちの絵面がシュールな笑いを誘っています。作中には残酷な描写や重たいシナリオ設定が描かれることがありますが、作者の技術によってそれらすべてがコメディに昇華しているため老若男女問わず読みやすい作品にもなっています。
売れすぎている理由④オシャレな作画
単行本の表紙を見て分かるようにスパイファミリーの作画はスタイリッシュでオシャレと評判になっています。作者は20年以上キャリアを持つベテランの漫画家であり、洗練された描写やクールなデザイン、アクションシーンもごちゃごちゃせず見やすいよう工夫されています。
売れすぎている理由⑤「少年ジャンプ+」で連載
スパイファミリーが掲載されているのはWebサイト『少年ジャンプ+』です。少年ジャンプ+は電子媒体から気軽にアクセスできるサイトで、初回利用は全話無料という特典サービスによって新規購読者を増やしやすいシステムを構築しています。その中でスパイファミリーは1話公開時点で閲覧数やコメント数で1位記録を生み出していき大きな話題を呼びました。
売れすぎている理由⑥アニメが面白い
2022年4月よりアニメ版スパイファミリーが公開されると黄昏やヨル、アーニャの動きが映像化され声優の演技が加わったことでより臨場感ある作品になりました。普段漫画を読まない人にも作品が知られるようになり、放送開始前から幅広く告知されていた効果も視聴率に繋がったと言えます。また、同年10月から2期の放送が開始され依然流行の波は勢いを増しています。
スパイファミリーは売れすぎ?発行部数は?
ここからはスパイファミリーが売れすぎている理由と発行部数についてまとめていきます。本作の人気は1話が公開された時点で爆発的に広がり瞬く間に多くのファン層を抱えるようになりました。その人気ぶりを累計発行部数や受賞歴から解説していきます。
スパイファミリーの累計発行部数は多い?
2022年10月時点でコミックスの累計発行部数は2500万部突破と売れすぎています。第1巻から即重版をかけて発売しており、わずか1ヶ月で30万部を突破、コミックス第6巻が刊行された頃に100万部を記録しました。また、第7巻刊行時には電子版含む累計発行部数が1000万部を突破し、少年ジャンプ+で初めての100万部作品となりました。
スパイファミリーのコメント数は多い?
少年ジャンプ+にはファンが感想を書き残せるコメント欄が設立されており、1話が公開されるとコメント数が2000を超えました。5話公開までには総閲覧数が300万を超えておりいずれも少年ジャンプ+において史上初の記録でした。このことから少年ジャンプ+人気No.1作品と謳われるようになります。
スパイファミリーの受賞歴
受賞歴 | 賞 | 部門 |
---|---|---|
2019年 | 次にくるマンガ大賞2019 | Webマンガ部門・1位 |
コミックス第1巻ランキング | 1位 | |
Google Play「ベスト オブ 2019」 | ユーザー投票部門・ マンガカテゴリノミネート | |
読者が選ぶ2019年新作 おすすめマンガベスト100ランキング | 2位 | |
Apple Books Store「Best of Books 2019」 | ベスト少年マンガ | |
このマンガがすごい!2020 | オトコ編・1位 | |
2020年 | 全国書店員が選んだおすすめコミック2020 | 1位 |
第24回手塚治虫文化賞 | ノミネート | |
マンガ大賞2020 | 2位 | |
第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞 | 大賞 | |
2022年 | 日経トレンディ2022年ヒット商品ベスト30 | 21位 |
2022ユーキャン新語・流行語大賞 | ノミネート |
スパイファミリーの売り上げを他の漫画と比較
ここからはスパイファミリーの売り上げを他の漫画と比較していきます。スパイファミリーは少年ジャンプ+出身の売れすぎた漫画として知れ渡っていますが、その記録や実績は他の人気漫画と比較してみても見劣りしないほどです。
売り上げ比較①スパイファミリーとワンピース
言わずと知れた世界的人気漫画『ワンピース』は単行本100巻を超える長寿作品となっていますが、9巻までの発行部数を比較してみるとワンピースが約1000万部、スパイファミリーが1700万部となっておりワンピースの記録を超えています。話題の爆発力としてはスパイファミリーの方が優れていると言えるでしょう。
売り上げ比較②スパイファミリーと鬼滅の刃
炭治郎の雄姿や禰豆子の可愛さが評判を呼び劇場版は興行収入ランキング1位を記録した『鬼滅の刃』ですが、アニメ放送開始前の発行部数を比較してみると鬼滅の刃が350万部、スパイファミリーが1700万部とおよそ5倍の差があります。どちらの作品もアニメ放送前から売れていましたが、この比較からいかにスパイファミリーが売れすぎているかが分かります。
売り上げ比較③スパイファミリーと呪術廻戦
呪霊が存在する世界観と緻密に練られたストーリーや伏線回収が話題を呼んだ『呪術廻戦』は累計発行部数7000万部を超える人気を博しています。この2作品を連載されて間もない時期で比較してみると、呪術廻戦は2巻発売時点で発行部数25万部、スパイファミリーは1巻発売から22日で発行部数30万部を突破しておりスパイファミリーが呪術廻戦を追い抜いています。
スパイファミリーに対する世間での評判や人気
これまでスパイファミリーが売れすぎている理由や魅力などについてまとめてきましたが、漫画界の記録を塗り替えるほど売れすぎている本作に対してファンからは様々な反響が寄せられています。ここでは売れすぎていることに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
ファンのコメントを調べてみるとスパイファミリーが連載されたばかりの頃に売れすぎと語っている人が比較的多く見受けられました。1話公開から爆発的に閲覧数を増やし、単行本1巻から重版ということで多くの人が注目を向けていたことでしょう。
スパイファミリーは連載開始時から売れすぎていたがためにアニメ化されるまで遅いと感じていた人が現れていました。原作のストックが足りていないせいでアニメ化ができないということは作者やジャンプ側からしても異例だったことでしょう。
有名な他作品と比べてみてもやはりスパイファミリーは売れすぎていると思われているそうです。上記でもまとめた通りワンピースや鬼滅の刃と比べてもスパイファミリーの売り上げは頭1つ飛び抜けている印象があり、今後が楽しみと語っているコメントもありました。
スパイファミリーは売れすぎだった
スパイファミリーは売れすぎている漫画で幅広いファン層から親しまれていました。作品にこめられたキャラクターの魅力や温かいストーリーは今後もファンに気に入られていくことでしょう。もしもスパイファミリーを見てみたいと思った人はぜひ原作漫画やアニメなどでチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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