【スパイファミリー】ロイドの本名は何?正体やスパイになった理由も考察
『スパイファミリー』のロイドは、「黄昏」というコードネームでスパイ活動を行っています。ロイドという名前も偽りの名前で、本名ではありません。本記事では、スパイファミリーのロイドの本名や正体、スパイになった理由などを詳しく解説します。
目次
【スパイファミリー】ロイドとは?
ロイド(黄昏)のプロフィール
『スパイファミリー』のロイドは、西国・ウェスタリスの諜報機関(WISE)に所属しているスパイです。本名ではない「黄昏」というコードネームで呼ばれており、任務のために東国・オスタニアに潜入しています。オスタニアではロイド・フォージャーと名乗り、バーリント総合病院で精神科医として働いています。身長は187cmで、金髪碧眼のイケメンです。
スパイファミリーの概要
スパイファミリーの正式表記は『SPY×FAMILY』で、作者は遠藤達哉さんです。2019年から少年ジャンプ+で連載が始まり、現在でも物語は続いています。スパイ・殺し屋・超能力者の3人が、お互いに正体を隠しながら家族になるというホームコメディです。スパイファミリーは、少年ジャンプ+史上初の大ヒット作品となりました。2022年4月にはテレビアニメが始まり、同年の10月からは分割2クール目が始まりました。
スパイファミリーのあらすじ
西国の諜報員である黄昏は、東西平和のため東国に潜入してスパイ活動を行っていました。任務のために家族を作らなければならなくなった黄昏は、孤児院にいたアーニャを娘にします。また、偶然出会ったヨルという女性と利害が一致し、偽装結婚をすることになります。黄昏は自分の本名や正体を2人に隠していますが、アーニャとヨルもそれぞれ秘密を抱えていました。3人はお互いの正体を隠しながら、普通の家族としてともに生活することになりました。
【スパイファミリー】ロイドの本名や正体
ロイドの本名はなに?
スパイファミリーの作中で、黄昏は「ロイド・フォージャー」と名乗っています。しかし、これは本名ではなく、オペレーション<梟>(ストリクス)で使っている一時的な名前に過ぎません。この任務が完了すれば、ロイドという名前の人物もいなくなります。ロイドはスパイとなったときに自分の本名を捨てており、任務ごとに名前を変えて生活しています。
原作の10巻で描かれたロイドの幼少期のエピソードでは、ロイドは友達の間で「参謀」というニックネームで呼ばれていました。本名で呼ばれるシーンも何回か出てきましたが、その都度名前の部分は黒塗りにされていました。ロイドの本名は作者が意図的に秘密にしており、現在のところまだ明かされていません。
ロイドの年齢は何歳?
本名が不明なロイドは、はっきりとした年齢もわかっていません。ただ、幼少期のエピソードを見ると、だいたいの年齢が考察できます。戦争孤児となったロイドは数年後に兵士となりますが、このとき18歳と嘘をついていました。兵士になるために18歳と偽っていたことを考えると、本当の年齢は16〜17歳くらいだったと推測できます。ロイドはそのときに陸軍情報部にスカウトされ、スパイの黄昏となります。
スパイファミリーの冒頭では、「西と東に鉄のカーテンが下ろされてから十数年」という説明が入っています。このことから、ロイドがスパイの黄昏となってから、十年以上経っていると考えられます。ロイドが黄昏になったときが16〜17歳だとすれば、現在のロイドは20代後半であると推察されます。27歳のヨルと並んでもあまり年の差が感じられないことからも、ヨルとほぼ同年代であるといえるでしょう。
ロイドの出身はどこ?
スパイファミリーのロイドは、西国であるウェスタリスの出身です。兵士として入隊するときの提出書類には、「ルーウェン出身」と書かれていたようです。このときの名前も年齢も他人のものであったため、この時点では出身地の真偽はわかりませんでした。しかし、後にロイドをスカウトした陸軍諜報部員が、「同郷で亡くなった男になりすましたか」と言っていました。このことから、ロイドがルーウェン出身であることだけは確かなようです。
ロイドの過去
スパイファミリーのロイドの過去は、原作の10巻で描かれています。過去のエピソードでは、ロイドはまだ10歳くらいの少年でした。少年時代のロイドは友達から「参謀」と呼ばれ、毎日戦争ごっこをして遊んでいました。友達は兵隊セットを買ってもらっていましたが、親が厳しいロイドは兵隊セットを買ってもらえませんでした。そこで、ロイドは参考書を買うと嘘をついて、父親からお金をもらいます。
翌日、その兵隊セットで友達を遊びますが、罪悪感から楽しめず1人で先に帰りました。そして、コロッケ屋のおばちゃんと話していると、突如東国からの襲撃が始まりました。子供時代のロイドは母親に連れられて伯父のところへ避難しますが、そこも襲撃にあい母親が亡くなります。戦争孤児としての辛い過去の経験から、ロイドは銃を手にして軍隊への道を歩むこととなりました。
ロイドの母親と父親は?
過去のロイドには、父親も母親もいました。父親は教育に厳しく、しつけのために幼いロイドを叩くこともありました。しかし、「出張から帰ったら一緒に祭りを回ろう」と約束するなど、ロイドのことを可愛がっている様子も伺えます。その父親は、ロイドが幼い頃に出張へ行き、そのまま帰ってきませんでした。母親は父親に叩かれるロイドを庇うなど、ロイドにとって優しい母親であったと推察されます。
最初の襲撃では無事だったロイドの母親ですが、避難先での爆撃で亡くなってしまいました。母親が死亡した詳しい描写はありませんでしたが、空襲で家が破壊されている様子が描かれていました。過去エピソード以外にもロイドが母親のことを語るシーンがありますが、そのときのセリフからも母親のことを愛していたことがわかります。
ロイドがスパイになった経緯や理由
ロイドの正体がわかったところで、ロイドが黄昏となった理由について解説します。スパイファミリーのロイドがスパイになったきっかけは、陸軍情報部にスカウトされたからです。なんのためにスパイになるかと訊かれたロイドは、「特に理由はない」と答えていました。しかし、そんな彼の瞳には、楽しく遊ぶ子供たちの姿が映っていました。
ロイドは子供たちの笑顔を守るため、スパイになることを決めたのです。ロイドはスパイとして働き続けるうちに、いつの間にかこの理由を忘れてしまっていました。しかし、ロイドはアーニャに出会ったことで、自分がスパイになった理由を思い出します。そして、子供たちが泣かない世界を作ることを、改めて決意するのでした。
【スパイファミリー】ロイドの魅力
魅力①スパイとして有能
ロイドの一番の魅力は、スパイとして有能なところでしょう。黄昏としてスパイ活動を行うロイドは非常に優秀で、他の諜報員からも一目置かれています。スパイとして必要な変装力や判断力、記憶力だけでなく、戦闘力も強いところが大きな魅力です。
魅力②イケメンな立ち居振る舞い
スパイファミリーのロイドといえば、イケメンだと評判のキャラです。顔立ちが良いため何をしてもかっこいいのですが、ロイドの魅力は顔だけではありません。料理ができて背が高く、女性への気遣いもできるという非常に魅力的な男性です。勤務先の病院での評判もすこぶる高いロイドは、外見だけでなく内面もイケメンであるといえるでしょう。
魅力③アーニャとの関係
スパイファミリーのロイドはスパイとしては有能ですが、父親としてはまだ素人です。そのため、養子として引き取ったアーニャの扱いに悩み、振り回される様子が描かれています。何事にも完璧なロイドが青くなったり頭を抱える姿も、ロイドの魅力のひとつだといえます。
魅力④ヨルとの関係
スパイファミリーのロイドとヨルは、お互いに正体を隠し合っている偽装夫婦です。正体を隠しているためにすれ違いが起きますが、ロイドはそのたびにヨルとの関係を良くしようと奮闘します。偽装夫婦でありながらもヨルのことを大事に思い、気遣う様子がとても魅力的です。
【スパイファミリー】ロイドの声優
ロイドの声優は「江口拓也」
スパイファミリーのアニメ版では、声優の江口拓也さんがロイドの声を担当しています。江口拓也さんの優しげなイケメンボイスは、ロイドの声にぴったりだと評判です。ここでは、江口拓也さんが声優を志した理由や詳しいプロフィール、これまでに出演した代表作などを紹介します。
江口拓哉のプロフィール
ロイドの声優の江口拓也さんは、1987年5月22日生まれのB型です。東京都世田谷区生まれの茨城県育ちで、現在は81プロデュースに所属しています。高校2年生のときに聞いた小野坂昌也さんのラジオ番組がきっかけとなり、声優を目指すようになりました。2007年に第1回81オーディションに合格し、日本工学院専門学校に通いながら81プロデュースの養成所に通いました。
その翌年の2008年に、『新救世主伝説 北斗の拳 トキ伝』で声優デビューを果たします。2011年には、『GOSICK-ゴシック-』の久城一弥役で初めてアニメの主役を演じました。その翌年、第6回声優アワード新人男優賞を受賞しました。
江口拓也の主な出演作品
スパイファミリーのロイドの声優の江口拓也さんは、『俺物語!!』(剛田猛男)、『マジきゅんっ!ルネッサンス』(響奏音)、『バキ』(花山薫)などに出演しています。その他の主な出演作は、『東京リベンジャーズ』(半間修二)、『週末のハーレム』(火野恭司)、『うちの師匠はしっぽがない』(椿白壇治)などです。
【スパイファミリー】ロイドに対する世間での評判や人気
スパイファミリー10巻で登場したロイドの過去エピソードでは、戦争の現実を思い知らされるような辛いシーンが多く描かれていました。この過去の話には、衝撃を受ける読者が多かったようです。戦争の残酷さがわかる話になっており、教科書にしてほしいという声も多く上がっていました。また、過去エピソードでは本名が黒塗りになっていたため、改めてロイドの本名が気になった人も大勢いたようです。
ロイドがスパイになった理由は、スパイファミリーの1巻ですでに語られていました。しかし、ロイドの過去を知ってからスパイになった理由を振り返ると、胸に迫るものがあるようです。「子供が泣かない世界を作りたい」というロイドの思いには、多くの人が「かっこいい」という感想を抱いていました。
スパイファミリーのロイドは、任務のために娘と妻を準備しました。任務が終われば家族も終了だと割り切っていますが、任務よりも家族の思いを優先してしまうこともあります。ロイドのそんな家族思いなところが、ファンの間でも人気でした。
【スパイファミリー】ロイドの本名は不明だった
スパイファミリーのロイドの本名や正体、魅力について詳しくまとめました。ロイドは「黄昏」として生きるスパイで、すでに自分の本名は捨てています。原作でも本名については徹底的に秘密にされており、今のところ本名が明かされる様子はありません。ロイドについてはまだ謎が多いですが、過去のエピソードが描かれたように、これから少しずつ正体や本名が明かされていくことでしょう。
この記事のライター
NR4712
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