【スパイファミリー】ハンドラーことシルヴィアの人物像は?強さや娘について
『スパイファミリー』に登場する、ハンドラーことシルヴィアについて解説します。本記事では、スパイファミリーのハンドラーの正体や強さ、名言などをまとめていきます。ハンドラーの過去や娘についても説明しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
【スパイファミリー】ハンドラーとは?
ハンドラー(シルヴィア)のプロフィール
スパイファミリーのハンドラーは、西国情報部対策課(WISE)で働く女性です。ハンドラーとは個人名ではなく、管理官であるシルヴィアの通称です。表向きは、「シルヴィア・シャーウッド」と名乗っています。毛先がカールした長い亜麻色の髪と、垂れ下がった目が特徴です。ハンドラーとして登場するときは、いつも黒い中折の帽子をかぶっています。
スパイファミリーの概要
スパイファミリー(SPY✕FAMILY)は、少年ジャンプ+で連載中の漫画です。作者は遠藤達哉さんで、連載開始日は2019年3月25日です。スパイファミリーは少年ジャンプ+初の大ヒット作品で、大人から子供まで幅広い層に支持されています。スパイファミリーは2022年4月から、分割2クールでテレビアニメが放送されました。2023年10月からはテレビアニメの第2期の放送が始まり、12月には劇場版アニメの公開も予定されています。
スパイファミリーのあらすじ
西国のスパイである黄昏は、東国に潜入していました。新たな任務を受けた黄昏はロイド・フォージャーと名を変え、任務のために仮初の家族を作ることになります。ロイドは娘のアーニャと妻のヨルを得て、偽装家族を演じながらスパイ活動を行います。アーニャとヨルもそれぞれ正体を隠しながら、偽りの家族として日々の生活を送ります。3人は一緒に暮らしていくうちに、徐々に本物の家族のようになっていくのでした。
【スパイファミリー】ハンドラーの人物像や正体・強さ
ハンドラーの性格
まず、スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)の性格を見ていきましょう。ハンドラーは管理職らしい冷静な性格で、WISEの諜報員たちに的確に仕事を割り振っています。ただ、容赦なく任務を与えるため、部下たちからは「鋼鉄の淑女(フルメタル・レディ)」と呼ばれて恐れられています。
テロ組織メンバーなど平和を脅かす者には冷酷無比で、爆弾テロ事件を起こした学生の顔をハイヒールで踏みつけたこともありました。ただ、ハンドラーは冷徹なだけでなく、優しい一面もあります。特に子供には優しいようで、アーニャに向けた笑顔には慈愛が漂っていました。
ハンドラーの挨拶
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)といえば、「こんにちは、あるいはこんばんは」というお馴染みの挨拶が特徴です。黄昏と会うときは、たいていこの挨拶から入っています。作中では、ハンドラーだけでなく黄昏や夜帳もこの挨拶を口にしていました。夜帳からこの挨拶を聞いたフランキーは、夜帳が黄昏の仲間だとわかって緊張を解きます。この挨拶は単にハンドラーの口癖というわけではなく、WISEの合言葉のような意味があると推察できます。
ハンドラーの強さや能力
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)は管理職であるため、基本的には戦闘に参加しません。そのため、強さがどの程度あるかは正確にはわかりません。ただ、ハンドラーは黄昏がWISEに入った当初、黄昏を一から鍛えた先輩でもあります。黄昏の現在の強さを考えると、ハンドラーも相当な強さがあると推察できるでしょう。
ハンドラーの正体や過去
ハンドラーの表向きの名前はシルヴィア・シャーウッドで、西国大使館の外交官として働いています。しかし、その正体は西国情報局(WISE)の管理官であり、諜報員たちを指揮する立場にあります。ハンドラーがWISEに入る前の過去の経歴については謎で、シルヴィアという名前も本名かどうかはわかりません。ただ、ハンドラーは作中で戦争の凄惨さを語っているため、過去に戦争を経験したことは確かだといえます。
ハンドラーには娘がいた?
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)には、過去に娘がいたことがわかっています。爆弾犬エピソードのときは、アーニャを見ながら「私にもあのくらいの娘がいた」と言っています。過去形で話していたことから、娘はすでに亡くなっていると推測できます。その後、ハンドラーの回想の中で、生前の夫と娘の姿が描かれていました。この回想シーンにより、過去のハンドラーは家族と幸せに暮らしていたことが明らかとなりました。
ハンドラーとロイドの関係
スパイファミリーのロイドにとって、ハンドラーは逆らうことができない怖い上司です。過去にはハンドラーに直接指導を受けていたこともあり、なかなか頭が上がらないようです。ハンドラーにとってロイドは天塩にかけて育てた弟子のような存在で、誰よりも頼りにしている様子が伺えます。しかし、そのおかげでロイドは過重労働を強いられ、常に疲弊状態にあります。
【スパイファミリー】ハンドラーの活躍や名言
ハンドラーの初登場
ハンドラー(シルヴィア)がスパイファミリーに初めて登場したのは、コミックス2巻の6話です。このときはWISEの本部にいて、普段より落ち着いた格好をしていました。ハンドラーが本格的に姿を現したのは、次の7話でのことです。ハンドラーはオペレーション<梟>の進捗状況を確認するため、黄昏を呼び出しました。そして、作戦の詳細な打ち合わせを行うのでした。
ハンドラーの名言
ハンドラーの名言①「楽して答えを得ようとするな...」
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)のひとつ目の名言は、WISEの新人に対してハンドラーが言ったセリフです。オペラ界の巨匠であるウェルマンは、公演を通じで東西関係の改善に貢献してきました。しかし、不倫疑惑が持ち上がり、一斉に叩かれ始めます。WISEの新人は報道を鵜呑みにして、ウェルマンを批判します。ところが、その後ウェルマンは無罪だという反証記事が出されました。
楽して答えを得ようとするな、ド新米
自分の頭で考え続けろ出典: manga-tantei.com
新人は報道を鵜呑みにした自分を反省しますが、WISEの先輩から不倫は本当にあったと仄めかされます。何が事実かさっぱりわからなくなった新人に、ハンドラーはこの名言を送りました。現代社会に生きる人々の胸にも突き刺さる、かっこいい名言です。
ハンドラーの名言②「おまえ嘘下手に...」
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)のふたつ目の名言は、ハンドラーによる鋭い突っ込みです。黄昏が行っているオペレーション<梟>では、アーニャがステラと呼ばれる褒章を8つ取る必要がありました。しかし、アーニャは勉強も運動も苦手で、なかなかステラ獲得には至りません。
おまえ嘘下手になったな
出典: manga-tantei.com
黄昏の苦労を知ってか知らずか、ハンドラーは「4ヶ月ほどでステラ8つ達成と見ている」という本部の目算を伝えてきました。そのセリフを聞いた黄昏は、引きつった笑顔で「問題ありません」と答えます。動揺しきっている黄昏に、ハンドラーはこの名言で突っ込みを入れたのでした。
ハンドラーの名言③「今日が平和で...」
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)の名言3つ目は、テロ事件が解決した後に登場しました。ある日、東西首脳会談に向けて、東国に西国のフランツ外相がやって来ました。WISEはフランツ外相の暗殺計画を察知し、暗殺阻止のために動き出します。この暗殺計画には、爆弾犬が使われる予定でした。テロ組織は多くの犬を準備に、手荒に扱っていました。アーニャはそのうちの1頭と仲良くなり、事件解決に一役買います。
今日が平和で何よりだ
出典: manga-tantei.com
テロ組織に捕まっていた犬たちは、すべてWISEが引き取る予定でした。しかし、白い犬と仲良くなったアーニャは、この犬が欲しいと言い出しました。「この犬を飼ってくれないと学校に行かない」というアーニャのセリフを聞き、保安局員に変装したハンドラーがOKを出します。そして、喜ぶアーニャや笑顔のヨルを見て、「今日が平和で...」という名言を口にしたのでした。このときのハンドラーは、心から幸せそうな表情を浮かべていました。
【スパイファミリー】ハンドラーの声優
スパイファミリーのアニメには、6話からハンドラー(シルヴィア)が本格的に登場します。アニメでハンドラーの声を担当したのは、声優の甲斐田裕子さんです。強さを感じるやや低めの声が、ハンドラーにぴったりでした。ここでは、甲斐田裕子さんのプロフィールと、過去の出演作品や演じたキャラを紹介します。
ハンドラーの声優は「甲斐田裕子」
甲斐田裕子のプロフィール
甲斐田裕子さんは、1980年1月14日生まれの声優です。神奈川県川崎市出身で、賢プロダクションに所属しています。中学・高校時代に演劇部に入ったことがきっかけとなり、芝居の面白さに目覚めます。その後、専門学校 東京メディアアカデミーの声優ボーカル科に入学し、卒業前オーディションで賢プロダクションに合格しました。また、演劇の勉強のため、劇団シェイクスピアシアターにも入団しています。2019年には、第13回声優アワードで外国映画・ドラマ賞を受賞しました。
甲斐田裕子の主な出演作品
甲斐田裕子さんが過去に出演した作品や演じたキャラは、『ジーンシャフト』のソフィア・ガルガリン、『一騎当千』の呂蒙子明、『怪物王女』のリザ・ワイルドマン、『とらドラ!』の狩野すみれなどです。他にも、『機動戦士ガンダムUC RE:0096』のマリーダ・クルス、『約束のネバーランド』のイザベラ、『とある科学の一方通行』の黄泉川愛穂なども演じました。最近では、『ブルーロック』の蜂楽優、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のキシャールなども担当しています。
【スパイファミリー】ハンドラーに対する世間での評判や人気
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)には、「かっこいい」という感想が多く寄せられています。見た目や普段の言動だけでなく、所々に登場する名言にも「かっこいい」というコメントが上がっています。
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)は部下たちから恐れられていますが、部下たちのことは大事にしています。そういった様子から、ハンドラーを理想の上司の名前に上げる人が大勢いました。「ハンドラーと一緒に仕事をしたい」というコメントや、「ハンドラーに叱られたい」というコメントもありました。
スパイファミリーの作中で、ハンドラー(シルヴィア)は「娘がいた」と言っています。このセリフにはハンドラーの悲しい過去が表されており、思わず涙してしまった人もいたようです。娘を亡くしたハンドラーには、「幸せになってほしい」というコメントが上がっていました。
【スパイファミリー】ハンドラーは黄昏の美人上司だった
スパイファミリーのハンドラー(シルヴィア)の正体や強さ、名言などをまとめました。ハンドラーは、WISEの諜報員である黄昏たちの上司です。厳しさの中にも優しさを持った素敵な女性で、読者からも人気を集めています。ハンドラーはオペレーション<梟>に深く関わってくるため、今後も大いに活躍してくれるでしょう。
この記事のライター
NR4712
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