【五等分の花嫁】中野五月は鈍感な末っ子！教師になる夢や魅力を紹介

五等分の花嫁は家庭教師を引き受けた主人公と五つ子ヒロインによるラブコメディが描かれており、中野五月は五つ子の末っ子として登場しました。まずは五等分の花嫁作中で描かれている中野五月の人物像についてまとめていき、同時に『五等分の花嫁』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

中野五月（なかのいつき）は旭高校に通う女子高生で中野家の末っ子です。ウェーブがかった長い赤髪と星型の髪飾りが特徴的で、風太郎のことを「上杉君」と呼んでいます。五つ子の中では常識人で真面目な性格をしていますが、テストでは努力が実を結ばず恋愛も不得手とされています。

五等分の花嫁は春場ねぎによって週刊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。1人の男子高校生と五つ子姉妹の家庭教師を務めるラブコメディとして2017年8月～2020年2月にかけて連載されました。ヒロインそれぞれの魅力と最後に誰かと結婚することが確定したシナリオ構成が話題を呼び、2022年12月時点で累計発行部数2000万部を突破しました。

高校2年生だった風太郎は家が貧乏だったため、成績トップの頭脳を活かして富豪の娘の家庭教師というアルバイトを引き受けることにします。彼の前に現れたのは五つ子姉妹で、彼女らは落第寸前の成績であるにもかかわらず勉強意欲を見せない問題児でした。彼女らを無事卒業まで導かなければならない風太郎は、まず姉妹の信頼を勝ち取るところから始めるのでした。

ここからは五等分の花嫁における中野五月の夢や風太郎との関係についてまとめていきます。中野五月は物語開始時から風太郎と同じクラスで五つ子の中でも比較的多く風太郎と接する機会が多かったキャラクターです。そんな彼女がどうして風太郎と関わりを持つようになったのか、そして作中でどのようなエピソードが描かれたのかを解説していきます。

五月たちの母親である零奈は五等分の花嫁作中で故人として扱われており、生前時は教師をしていたとされています。五月は亡くなった母親に強い憧れを持っていたことから、母親と同じ教師になるという夢を抱いていました。

最初に話しかけたのは五月の方で、彼女は初対面の風太郎に「勉強を教えてほしい」と頼みました。風太郎はその頼みを断ったことで五月は愛想をつかし冷めた態度を取るようになりますが、この瞬間は風太郎にとって初めて五つ子姉妹と接触した場面で、風太郎が家庭教師のアルバイトを引き受けたことで2人の関係性が進むようになります。

風太郎は6年前に京都で出会った謎の少女に影響を受け、勉強を頑張るようになったという過去がありました。彼女との写真を大事に持っていていつかもう1度会いたいと願っていましたが、そんな時に零奈と名乗った女性が現れると思い出の写真を奪い取ってしまいました。この時零奈を名乗っていた女性は五月であり、彼女は四葉から指示されて写真を奪ったのでした。なお、風太郎が出会った少女の正体は四葉で、四葉はそのことを伝えようとしませんでした。

五等分の花嫁のエピローグにて5年後の様子が描かれると、五月は教師になるという夢を叶えていました。落第寸前だった成績を風太郎の教えによって巻き返し、継続的な努力によって自分の夢を掴んだとされています。また、五月は風太郎のような教師を理想像にしており、誰に対しても分け隔てなく寄り添い生徒から愛される先生になろうとしていました。

ここからは五等分の花嫁における中野五月の魅力についてまとめていきます。五等分の花嫁を語る上で五つ子姉妹それぞれのかわいい魅力は欠かせないものでしょう。実際に五等分の花嫁を愛読しているファンからはそれぞれの推しについてSNS上などで語るような光景が広まっています。ここではファンも絶賛している中野五月の魅力を7つに分けて解説していきます。

五月は五つ子の中でも随一の努力家です。風太郎が姉妹の信頼をまだ獲得していない頃に1人で自習に励んでおり、風太郎と出会う前から勉強を続けていたとされています。風太郎に断られたことを根に持っていたため中々風太郎の勉強会に参加できずにいましたが、彼が謝罪したことをきっかけに五月も素直になって参加するようになり、それまで頑固を貫いて自分1人だけ自習していたことに涙を流してしまうこともありました。

努力家と紹介した五月ですが、成績不振という事実から彼女はとても不器用な努力家と言えます。風太郎と出会う前から勉強を頑張っていたにもかかわらずそれが結果に繋がらずにいました。だからこそ五月は自分に自信を失くし、勉強ができる風太郎に反発してしまったと言えるでしょう。不器用ながら自分なりに努力を積み重ねた姿は五月にしかないかわいい魅力です。

五つ子がそれぞれ風太郎との仲を深めていくと次第に好意を抱くようになり、その恋愛感情が他の姉妹やキャラクターにも気づかれていきます。そんな中、五月だけはそのことに気付かずにいました。三玖が風太郎のことを好きと知った時は大胆にも本人に直接聞いていました。

五月は食いしん坊な一面があり、常に何かを食べている描写がされています。本人は「朝はお腹が空くから」「勉強するとお腹が空くから」と話していますが、その様子は食べるために何かれかまわず理由をつけているように見えてしまいます。

風太郎の妹のらいはは五つ子たちと個別に関係を築いており、中でも五月はらいはのことが好きで彼女からの頼み事を断れないほどです。実際に五等分の花嫁作中ではらいはの頼みを聞いて風太郎とプリクラを撮ったり、修学旅行前に一緒に下着を選んだりしていました。また、風太郎とメアドを交換しようとした時に五月は躊躇う様子を見せていましたが、らいはのメアドもついてくるという条件を聞くとすぐに意見を変えました。

五月たちが幼少期の頃、姉妹の中で最も母親に甘えていたのは五月だったとされています。五つ子の中でも真面目であるため姉妹が間違ったことをしようとした時に厳しく対応する役回りを担っていますが、幼少期の頃と比べたらギャップがあり可愛く見えます。また、自分が困った時は長女の一花に相談するシーンも描かれたことがありました。

期末試験前にニ乃と三玖が喧嘩をしてしまった際、はずみで風太郎が作った問題集が破れてしまいます。それに五月は二乃にビンタをし謝罪するよう求めますが、二乃はそれを受け入れず家出してしまいます。その際に二乃は「ドメスティック肉まんお化け」と言い残しており、ファンからは『ドメ肉』という愛称で親しまれるようになりました。

ここからはアニメ版五等分の花嫁にて中野五月の声を担当した声優についてまとめていきます。五等分の花嫁は2019年よりアニメ化が公開され、そこで五つ子たちのかわいい魅力が原作通りに再現されただけでなく、声優の演技によってより可愛さが増したと評判になりました。

中野五月を演じた声優は水瀬いのりさんです。アクセルワン所属の女性声優であり、『ご注文はうさぎですか？』のチノや『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムなどを演じたことから多くの声優ファンにその名が知られるようになりました。2015年からは歌手として音楽活動を本格的に開始しており、声優以外の分野でも目覚ましい活躍を残しています。

これまで五等分の花嫁に登場する中野五月の魅力や声優情報などについてまとめてきましたが、五等分の花嫁ファンからは数多くの推しコメントが寄せられ彼女の人気を物語っています。ここでは五等分の花嫁における中野五月への世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

五月は見た目や末っ子としての人柄がかわいいと人気を集めていました。五等分の花嫁の中で1番好きだと語るコメントもとても多く、誰もが五月の人柄に好印象を抱いているようでした。また、五等分の花嫁公式による人気投票では3位に選ばれていました。

五月の好きな食べ物は肉とプロフィールに記載していましたが、世間的にいい肉の日となる11月29日を五月ファンの間では中野五月の日と制定されているそうです。この日を迎えるとSNS上に五月と肉をテーマにしたファンアートが多く寄せられファンの間で賑わっています。

五月が5年後に教師になり将来の夢を叶えたことに喜びを感じる人も大勢いました。元々勉強が苦手だった五月が夢を叶えた姿はとてもカッコよく、応援していた人にとっては何よりも嬉しかったことでしょう。

五等分の花嫁の中野五月は不器用な努力家で鈍感な性格をしたかわいい末っ子キャラでした。努力家、食いしん坊、風太郎が好き、という面を見れば五つ子の中でも自分をさらけ出している素直で正直なキャラクターとも言えるでしょう。中野五月のかわいいシーンは五等分の花嫁にて描かれているので、気になった人はぜひ本編をチェックしてみてください。