【ワールドトリガー】玉狛第二(三雲隊)が強すぎる？メンバーや戦績を調査

『ワールドトリガー』の玉狛第二は主人公3人を有する隊として作中で活躍が描かれています。そんな『ワールドトリガー』の玉狛第二について、まずは基本情報を紹介します。

『ワールドトリガー』の玉狛第二はボーダー玉狛支部に所属するB級部隊で、作中では隊長の三雲修の名前を取って、「三雲隊」と呼ばれています。B級部隊としてランク戦に参戦した時点では21位でしたが、現在は2位になっています。玉狛第一に弟子入りしており、それぞれがマンツーマン指導を受けています。

『ワールドトリガー』は葦原大介の漫画作品で、2023年2月時点だとジャンプ・コミックスから既刊25巻が刊行されています。2013年から2016年にかけて『週刊少年ジャンプ』に連載されていましたが、作者が体調不良になったことで一時休載し、2018年から連載を再開しました。その後、2019年には『ジャンプスクエア』に連載を移して、現在も連載中になります。

4年前に三門市に出現した怪物・近界民（ネイバー）に対抗する組織「ボーダー」は、日々防衛しながら市内の人々の平和を守っていました。そんな中、ボーダーのC級隊員であることを隠しながら過ごしていた中学生の三雲修は、謎の少年・空閑遊真と出会います。そこから三雲修は空閑遊真が近界民であること、空閑遊真は三雲修がボーダー隊員であることをお互いに知り、運命が大きく動き始めます。

『ワールドトリガー』の玉狛第二は当初隊員3人とオペレーター1人の隊でしたが、後に追加で隊員が加わり、4人編成になっています。そんな『ワールドトリガー』の玉狛第二のメンバーを紹介します。

『ワールドトリガー』の三雲修は玉狛第二隊の隊長で、ポジションはシューター、メイントリガーには盾に変形するブレード型トリガーの「レイガスト」を採用しています。玉狛第二の中だと強さは最弱ですが、他隊員からの信頼は厚く、戦略面で戦闘を支えています。

『ワールドトリガー』の空閑遊真は玉狛第二のアタッカーで、メイン・サブトリガーにスコーピオン、オプショントリガーにグラスホッパーを採用しています。幼少期の戦闘経験から強さは玉狛第二の中でも随一で、変形自在な攻撃を行うエースとして活躍しています。

『ワールドトリガー』の雨取千佳は玉狛第二のスナイパーで、メイントリガーにアイビス、サブトリガーにバッグワームを採用しています。ボーダーの隊員の中でも数値を計り切れないほど膨大なトリオンを有しており、大型銃かつトリオン量を制御しながら撃てるスナイパーライフルのアイビスも調整によっては凄まじい破壊力になります。

『ワールドトリガー』の宇佐美栞は玉狛第一・玉狛第二の両方のオペレーターを担当している女性です。あくまでメインは玉狛第一であるため、玉狛第二では隊員達に作戦を任せて、困った時にサポートする役割になっています。

『ワールドトリガー』のヒュースは玉狛第二に追加で入った隊員であり、ポジションはアタッカー、メイントリガーは弧月、サブトリガーにバイパーを採用しています。近界民であり、初めは雨取千佳を狙ってきた敵対者ですが、捕獲された後に故郷への帰還を理由として玉狛第二に入隊しました。ボーダーではヒュース・クローニンという名前で活動しています。

『ワールドトリガー』の玉狛第二の活躍は主にB級ランク戦で描かれており、後半になると相手部隊も強くなっていきますが、玉狛第二も成長を見せています。そんな『ワールドトリガー』の玉狛第二の戦績を紹介します。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND1は三雲修が負傷していたため、空閑遊真と雨取千佳の2人で吉里隊・間宮隊と戦いました。ただ、戦闘経験豊富な空閑遊真がいたことから2部隊を即座に殲滅させ、スコア8点で勝ち抜いています。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND2は諏訪隊・荒船隊と戦い、ステージ選択権を持っていた玉狛第二は、スナイパーが有利な立地の「住宅地C」を選びました。地形的には荒船隊が有利でしたが、三雲修が誘導作戦を立てて2部隊を戦わせ、その隙に空閑遊真を通してスコア6点で勝ち抜いています。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND3は鈴鳴第一・那須隊と戦い、フィールドと配置から三雲修と雨取千佳が空閑遊真から離されてしまいます。しかし、空閑遊真が上位アタッカーの村上鋼に勝利したことで、スコア4点で勝ち抜いています。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND4は二宮隊・影浦隊・東隊と戦い、東隊以外は元A級という強敵揃いでした。その結果、開幕から三雲修が落とされ、雨取千佳は自主退場、空閑遊真は1人倒すものの落とされてしまい、スコア1点で最下位となっています。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND5は香取隊・柿崎隊と戦い、前回の惨敗から三雲修と雨取千佳がそれぞれ新しいトリガーを装備して挑んでいます。三雲修がワイヤーを出す「スパイダー」を戦術に組み込み、スナイパーの雨取千佳と相互に守り合いながら、空閑遊真をアシストしました。この新戦術が成功し、スコア7点で勝ち抜いています。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND6は生駒隊・王子隊と戦い、最強の「旋空弧月」使いの生駒達人、足の速い王子隊は上位に居座り続ける強敵でした。王子隊と読み合いをしながらワイヤー戦術を使い、最終的には全滅したものの、スコア4点で勝ち抜いています。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND7は影浦隊・東隊・鈴鳴第一と戦い、巨大ショッピングモールが中心となる「市街地D」がフィールドになっていました。ヒュースが初参戦した試合になり、三雲修は途中で落とされますが、空閑遊真とヒュースが撃破数を稼ぎ、東隊との勝負に持ち込みます。終盤には雨取千佳がショッピングモールを半分持っていく威力を出しつつ、スコア6点で勝ち抜いています。

『ワールドトリガー』のB級ランク戦ROUND8は二宮隊・生駒隊・弓場隊との戦いで、初期配置が悪かったことから序盤でヒュースを落とされてしまいます。ただ、そこからは生駒隊と弓場隊の戦いに乗じて盛り返していき、最終的には二宮隊と対峙します。そこで雨取千佳が自分から人を狙撃したことで隙が生じ、そのチャンスを活かした三雲修の活躍もあって、スコア6点で勝利しました。これによって玉狛第二はB級2位となります。

『ワールドトリガー』の玉狛第二には独自の強さを持つ隊員が集まっており、最終的にはB級部隊2位まで上りつめています。そんな『ワールドトリガー』の玉狛第二の特徴を紹介します。

『ワールドトリガー』の玉狛第二の戦術は雨取千佳の砲撃による地形破壊から有利な位置取りを形成して、エースの空閑遊真で圧倒したり、嫌がらせによりスコアを稼いだりしています。この戦術は三雲修が考えており、人を撃てない雨取千佳の弱点をカバーしながら最大限に戦えるようにしています。また、ヒュースの加入後はWエースになり、純粋な戦力アップとなりました。

『ワールドトリガー』の玉狛第二がずるいと言われる理由として、近界民であり本来のトリガーを持てばA級以上の実力を発揮する空閑遊真とヒュース、人は撃てないものの破格のトリオン量を有する雨取千佳がいることが挙げられることがあります。ただ、それでもB級内で圧勝できるわけではなく、戦術が噛み合って勝利できているので、過剰戦力ではないと考える人もいます。

『ワールドトリガー』の玉狛第二は基本的に上のジャケットは浅葱色、下のズボンは黒色となっています。ただ、それぞれ微妙にデザインが異なっており、最初にB級になった三雲修は迅悠一、空閑遊真と雨取千佳は宇佐美栞と小南桐絵、ヒュースは宇佐美栞が担当しています。その中でも雨取千佳はズボンではなくホットパンツ、ヒュースは軍服っぽいデザインと特徴的なデザインです。

アニメ『ワールドトリガー』でも玉狛第二が中心となって活躍を見せており、声優のボイス付きで戦闘シーンを楽しめます。そんなアニメにおける玉狛第二の声優陣を紹介します。

アニメ『ワールドトリガー』で主人公の1人・三雲修を演じたのは梶裕貴さんです。真面目で面倒見が良い三雲修の声を落ち着きのあるはきはきした声で演じています。他の出演作品としては、『進撃の巨人』のエレン・イェーガー、『七つの大罪』のメリオダスなどがあります。

アニメ『ワールドトリガー』で主人公の1人・空閑遊真を演じたのは村中知さんです。どこか浮世離れした雰囲気のある空閑遊真を少年らしい勇ましいさを感じる声で演じています。他の出演作品としては、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の立神あおい/キュアジェラート、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の大和亜季などがあります。

アニメ『ワールドトリガー』で主人公の1人・雨取千佳を演じたのは田村奈央さんです。序盤は大人しく控えめながらも徐々に積極性を見せていく雨取千佳を可愛らしい声で演じています。他の出演作品としては、『ログ・ホライズン』のミノリ、『HUGっと!プリキュア』の愛崎えみる/キュアマシェリなどがあります。

アニメ『ワールドトリガー』で宇佐美栞を演じたのは中原衣里さんです。マイペースながらも要所では的確なアドバイスをしてくれる宇佐美栞の声を少しお姉さん風な声で演じています。他の出演作品としては、『ハヤテのごとく!』の花菱美希、『絶対可憐チルドレン』の常盤奈津子などがあります。

アニメ『ワールドトリガー』でヒュースを演じたのは島崎信長さんです。自身の目的の為に動くヒュースを、程よく感情を抑えた声で演じています。他の出演作品としては、『デート・ア・ライブ』の五河士道、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のユージオなどがあります。

ここでは『ワールドトリガー』の玉狛第二について世間での評判や人気を紹介します。部隊としての強さについては様々な意見が出ていますが、主人公達が集まるチームとして人気を集めているようです。

『ワールドトリガー』の玉狛第二の強さについて、B級内で見ると荒削りな部分がありながらも徐々に戦えるようになったと評している人がいました。戦力的には十分に強い面々が集まっていますが、個々に弱点があったり、実践経験に差があることから連携が取れなかったりする場面が作中でも描写されています。そんな場面を乗り越えて成長していく姿を理由に好きになる人もいるようです。

『ワールドトリガー』の玉狛第二について、周りのB級に苦戦することから、他部隊の強さに驚いている人がいました。主人公チームながらも簡単に勝てる試合はほとんどなく、能力面が有利なだけでは部隊が成り立たないことが実感できる描写です。ただ、そこに戦力としては劣る三雲修の作戦が役立っている点が読者から好かれる理由になっています。

『ワールドトリガー』の玉狛第二について、ヒュースも含めて部隊全体が好きだという意見がありました。3人編成の時から三雲修の世話焼きから彼を信頼する2人の構図が好きな人がおり、そこにヒュースという新たなキャラが加わってより魅力的な部隊になったようです。

『ワールドトリガー』の玉狛第二は地形破壊の砲撃を行う雨取千佳、Wエースとして戦力となる空閑遊真・ヒュースが、隊長の三雲修の作戦から動いていく部隊となっています。最初はエースに頼り切りだったものの、徐々に連携できるようになり、現在はB級部隊で2位まで上りつめています。そんな玉狛第二のB級ランク戦における活躍を原作漫画やアニメで確認してみてください。