【ワールドトリガー】里見一馬は最年少のNo.1ガンナー！弓場との関係は？

三雲たちがB級ランク戦を前に対戦相手のことを知ろうとして、里見一馬の元を訪ね彼から二宮と弓場の戦法を解説してもらいました。その時は単なる解説キャラかと思われましたが、実はガンナーとして凄腕の実力者だったことが明かされました。ここでは里見一馬のプロフィールをまとめ、ワールドトリガーの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

里見一馬（さとみかずま）はボーダー本部A級4位の草壁隊に所属しているガンナーです。黒の短髪とメガネをかけた非常に明るく気さくな男性で、チームのエースでありながら偉ぶることはせず色んな人に感謝する人格者です。ガンナーとしてボーダー内No.1の実力を持っており最年少記録の保持者でもあることから、組織内でも優秀な人材として評価されています。

ワールドトリガーは葦原大介によってジャンプスクエアに連載されている漫画作品です。異世界の侵略者ネイバーと彼らと戦うボーダーたちの物語が描かれており、サイエンスファンタジーとチーム連携を意識したバトルアクションが話題を呼びました。アニメ化や舞台化といったメディアミックスも多数展開されており漫画以外の媒体でも多くのファンに親しまれています。

三門市に突如異世界への門が開くと、そこからネイバーと呼ばれる怪物が現れ街を襲いました。そこにボーダーを名乗る防衛組織がネイバーを撃退すると、彼らは三門市に防衛体制を整え4年半の間街の人々をネイバーの脅威から守り続けていきました。そんなある日、三門市に訪れた空閑遊真はボーダーに所属する三雲修と出会います。空閑は父を探しに異世界からやってきたことを彼に明かすと、迅悠一と雨取千佳を仲間にそれぞれの目的を果たすための物語が始まるのでした。

ワールドトリガーに初登場した時は三雲たちに必要な情報を丁寧に教えてあげる優しいお兄さんキャラだった里見ですが、その正体はボーダー屈指のガンナー使いで組織内からも注目されている実力者でした。ここではワールドトリガーにおける里見一馬の強さやトリガーのセットなどについてまとめていきます。

里見こそボーダー内No.1ガンナーの実力者で17歳でランク1位になった最年少記録を持っています。弓場に弟子入りしてから彼にガンナーの基礎を教わり、陸上部で培った脚力と圧倒的なコミュ力で本人も気付かない間にトップへ登り詰めたとされています。なお、里見本人はランクに興味がないため自分が1位であることを知りません。

元々里見はシューターになるために特訓をしていましたが、特訓を繰り返していく内に自分がシューターに向いていないことに気付きガンナーに転向しました。シューターでは焦って変な方向に弾が飛んでしまっていたのが、ガンナーでは反射で撃てるため性分に合っていると里見自身が語っています。

里見は草壁隊のガンナー兼エースとして活躍しています。草壁隊はアタッカーとガンナー、オールラウンダーにスナイパーとそれぞれの役割が1人ずつ揃っているバランスの良い部隊で、機動力を活かした攻撃連携と守りの薄いところを狙う戦術を得意としています。また、里見自身はタイマン勝負に滅法強いとされており、戦闘描写は描かれていないもののガンナーランク1位に相応しいことが窺えます。

里見は現状ワールドトリガー作中にあまり登場していませんが、主に弓場と深い関係であることが明かされています。また、二宮とは奇妙な関係を築いており今後のエピソードで詳細が描かれることに期待が寄せられています。ここではワールドトリガーにおける里見一馬と弓場との関係や登場シーンについてまとめていきます。

里見は弓場の弟子であり里見のガンナースタイルは弓場譲りとされています。具体的に弟子としてどのようなことを教わったのかは描かれていませんが、弓場は弟子に抜かれるまでガンナー1位を維持しており、なおかつタイマン勝負が得意だった部分が弟子に受け継がれたと考えられます。

二宮隊の隊長でありシューターを務めている二宮ですが、里見は自他共に認める彼の信者です。二宮のことを「二宮さん」と敬っており、三雲たちに戦法を訊かれた時は他の隊員では知らないであろう部分まで事細かに説明していました。また、詳細は不明ですが当初里見がシューターを目指していた理由に二宮が大きく関係していると推察されます。

里見のワールドトリガー本編への登場シーンは主に2つの場面が挙げられます。ストーリー上脇役キャラクターであるためあまり出番に恵まれていませんが、いずれの登場シーンは三雲たちの助けになったり、A級4位部隊の実力と風格を披露するといった活躍を残しています。

三雲と空閑がB級ランク戦で弓場隊との戦いを控えていると、弓場隊の情報収集のために緑川を訪ねそこで里見を紹介されました。里見は気さくな人柄で2人に弓場が1対1最強であることやガンナーの利点、二宮の膨大なトリオン量を活かした戦い方などを説明してあげました。この後に三雲は迅から里見がNo.1ガンナーであることを教えられ驚く表情を浮かべました。

遠征選抜試験が行われると、A級部隊隊員である里見は草壁隊のメンバーと共に一次試験・閉鎖環境試験の試験官を務めました。遠征選抜試験編は試験に挑む隊員たちの活躍がメインで里見たちの活躍はあまり描かれませんでしたが、試験官としてB級隊員を中心に彼らを評価していきました。

ここからはアニメ版ワールドトリガーにて里見一馬の声を担当した声優についてまとめていきます。ワールドトリガーはアニメ作品としても高い人気を集めており、2014年から開始された第1シーズンから2022年1月の第3シーズン終了までに全99話が公開されました。アニメの人気理由には声優の演技が含まれており人気声優の存在に注目が集まっています。

里見一馬を演じた声優は森久保祥太郎（もりくぼしょうたろう）さんです。爽やかな声に尖ったような独特なハリがある演技に定評があり、熱血系を中心に少年や青年、悪役に人外など幅広いキャラクターを演じています。シンガーソングライターとしての顔も持っており、歌唱力の高さは声優界でも随一と評価されています。

ガンナーランク1位として描かれている里見ですが、ワールドトリガー本編への登場頻度が少ないため活躍シーンなどに恵まれていません。そんな彼のことをワールドトリガーファンはどのように思っているのでしょうか？ここではワールドトリガーにおける里見一馬への評判や人気についてまとめていきます。

登場頻度が少ない里見でしたが、その割にはファンからの人気が高く多くの人から慕われていました。主に里見がNo.1の実力を持っているのに気さくで優しく、誰であっても対等に接する人柄に惹かれた人が多く今後のワールドトリガーにて再登場を熱望されていました。

ワールドトリガー作者の葦原先生はトップレベルのシューターはレベルが違い過ぎて他の隊員のお手本にはならないと明言していましたが、里見はそれを真似することに成功していることから多くのファンが彼の強さに感心しています。ファンからは天才的な才能を持っているキャラとして認識されているようです。

一部のファンからは里見が天然キャラ扱いされていました。ランクに興味がないとはいえ、ガンナーランク1位になっても本人は知らないというところは確かに天然を感じる部分でしょう。もしかしたら里見は真面目そうに見えて抜けているところが多いのかもしれません。

ワールドトリガーに登場している里見一馬は気さくで優しい性格をしたお兄さんで、自覚がないながらもNo.1ガンナーの実力を持った強いキャラクターでした。性格が良く実力があるところや弓場の弟子で二宮の信者という意外性が彼の魅力でしょう。今後再登場を果たした時にはNo.1の実力が描かれることに期待しておきましょう。