【ワールドトリガー】レイガストの使用法が多すぎる？強さや使用者を紹介

『ワールドトリガー』のレイガストは、ボーダー隊員が使用するトリガーの1つであり、重装備であるためか使用者は少ないものの、独特な強さを持っています。そんな『ワールドトリガー』のレイガストについて基本的な部分を紹介します。

『ワールドトリガー』のレイガストは攻撃手用トリガーの1つであるブレード型トリガーで、通常時のブレード状態と変形させた盾モードに変形できます。盾を展開することで防御力を高められますが、他の攻撃手用トリガーよりも重装備であり、元々の攻撃力が低めになっています。

『ワールドトリガー』のレイガストを開発したのは、ボーダー本部開発室所属のチーフエンジニアである寺島雷蔵です。元々は戦闘員として攻撃手用トリガーの弧月を操るトップクラスの実力者でしたが、当時の弾型トリガーが強化を受けて使用者が増加した状況に腹を立てて、エンジニアに転身しています。そこから開発されたのがシールドとスコーピオンを元にしたレイガストでした。

『ワールドトリガー』の葦原大介の漫画作品で、2013年から2018年までは『週刊少年ジャンプ』に連載されていましたが、作者の体調不良の休載を経て2019年からは月刊の『ジャンプスクエア』で連載しています。多種多様なキャラが出るのが特徴の1つであり、敵対生物との戦闘以外にも組織内で腕を磨くための訓練描写が描かれています。2014年にはアニメ化もされており、その他にもゲームなどのメディアミックスが展開しています。

門（ゲート）から近界民（ネイバー）と呼ばれる怪物が現れるようになった三門市は、界境防衛機関「ボーダー」の隊員達によって守られながら、普通の日常を送っていました。そんな中、C級隊員の三雲修は自らを近界民と言う空閑遊真と出会い、振り回されながらも結果的には彼と部隊を組むことになります。

『ワールドトリガー』のレイガストは攻防を使い分けられるトリガーであり、使用者によって使用法が大きく異なっています。そんな『ワールドトリガー』のレイガストを使用した技について紹介します。

レイガストパンチは、拳を覆うサイズまでレイガストを縮小させた状態で専用オプショントリガー「スラスター」の推進能力を加えたパンチを浴びせる技です。ブレードとしての使い方からは大きくかけ離れており、間合いをさらに詰める必要はありますが、重装備であるレイガストを小回りが利く状態で使用できる強さがあります。また、本来はブレードである武器が拳として放たれる奇襲性も兼ね備えています。

絡め取りはレイガストのシールド変形機能を利用した技で、レイガストのブレード部分の窪みに相手のブレードをはめて奪い取ります。対ブレードにしか使用できず、タイミング的に難しい使用法ですが、成功すれば相手のメイン武器を封じられる強さがあります。

シールドバッシュはスラスターによる加速で推進能力を上げながらシールドを相手に押し付ける技です。シールド状態は本来なら防御手段として使いますが、スラスターの加速があることで突進攻撃に使えたり、防御状態から急に攻撃に切り替えたりできる強さがあります。

レイガスト投げはブレード状態のレイガストをスラスターによる推進能力を高めて投げつける技です。他のブレード型とは異なり、専用オプショントリガーの推進能力が加わることで威力と速度を高めた投擲攻撃ができる強さがあります。

『ワールドトリガー』のレイガストは応用性の高い武器である一方で、他の武器と比較すると扱いが難しい部分も多数あります。そんな『ワールドトリガー』のレイガストの能力面での強さや弱点を紹介します。

『ワールドトリガー』のレイガストは他のブレード型と比較すると、シールド状態の耐久性はトップの能力になります。一方、元となったオプショントリガーのシールドと比較してもシールドの耐久性は上ですが、大小や形状の自由度はシールドの方が高くなっています。また、作中の描写からレイガストのシールドは一度破壊されると修復不可ですが、オプションのシールドは再展開できる違いもあります。

『ワールドトリガー』のレイガストは元となったシールドと比較すると形状の自由度は下がりますが、ブレード型の中で見るとスコーピオンと同様に様々な形状で使用できる強さがあります。そのため、使用者によって異なる形状になっている武器です。

『ワールドトリガー』のレイガストの弱点は攻撃手用トリガーの中で最も重装備であることで、前線に出て戦うアタッカーとしては装備が軽い方が能力を発揮しやすいと言われています。そのせいか、作中でレイガストを使用するアタッカーの数は非常に少なく、レイガストをメインに戦う人はさらに少なくなっています。

『ワールドトリガー』のレイガスト専用オプショントリガー「スラスター」は、トリオンの噴出によりレイガストに推進能力を持たせるオプションです。シールドバッシュやレイガスト投げなどの技はこのスラスターがあってこそ成立するもので、重装備という弱点を推進能力でカバーしつつ、重装備分の重みがある攻撃に転換できます。その他にも空中移動の際に利用することも可能です。

『ワールドトリガー』のレイガストは上手く使うのが難しいトリガーであるためか、作中での使用者は限られています。そんな『ワールドトリガー』においてレイガストを使用するキャラを紹介します。

『ワールドトリガー』の三雲修はC級隊員の時からレイガストを使用していますが、当初はレイガストのみ装備しており、シールドの存在を知りませんでした。シールドを把握してからは戦闘面ではやや頼りない自覚がある中で、防御面の強さとスラスターによる推進能力である程度の攻撃性を確保できる武器として重宝しています。レイガスト使用者の中では一番基本性能に添った使い方をしています。

『ワールドトリガー』の村上鋼はメイントリガーに弧月、サブトリガーにレイガストを装備しており、レイガストについてはブレード型ではありますが、主にシールドとして使用しています。利き腕が右であるため、基本の戦闘時には右手に弧月を持っていますが、防御を中心とする場合はレイガストを右手に持っています。また、変形機能やスラスターを活用した戦闘も行っており、レイガストの機能を十分に活かしている人物です。

『ワールドトリガー』の木崎レイジは完璧万能手（パーフェクトオールラウンダー）と呼ばれる多種多様なトリガーを使用しますが、メインとサブのトリガーは両方ともレイガストになっています。ただ、作中ではレイガストを縮小してスラスターで加速させたレイガストパンチという使用法を見せており、この攻撃は相手も予想していない描写がなされていたことから、レイガスト使用者の中でもかなり特殊な立ち回りになります。

『ワールドトリガー』の一条雪丸はA級8位片桐隊に所属するアタッカーで、作中ではまだ戦闘描写が描かれていませんが、メインとサブにレイガストを使用しています。専用オプショントリガーであるスラスターはA級特権からメイン・サブ共に改造を施しており、その戦いぶりは真似できない自由さがあると称されているため、上記の3人とは全く異なるレイガストの使用法で戦う可能性があります。

ここでは『ワールドトリガー』のレイガストについて世間での評判や人気を紹介します。使用者には主人公の1人である三雲修がいますが、それ以上に上手く使うキャラが出てきていることから、そちらに注目が集まっています。

『ワールドトリガー』のレイガストについて、かっこいい武器だという感想が出ていました。他のトリガーと比べると使用者が限られていることから登場は少ないですが、メインキャラの三雲修が使用していることから好きな武器になる人も多いようです。

『ワールドトリガー』のレイガストについて、村上鋼の戦い方が好きだと言う意見もありました。三雲修とは異なり、レイガストの様々な可能性を見せつける戦い方をしており、その戦闘スタイルにかっこよさを感じた人がいるようです。

『ワールドトリガー』のレイガストについて、木崎レイジの使用法が予想外だったという感想もありました。普通に考えればブレードかシールドで使用するものですが、拳で殴る威力を上げるために使うとは多くの読者が思っておらず、一見するとただ素手で殴っているように見えるのも相まって、印象に残った人が多いようです。

『ワールドトリガー』のレイガストは、攻撃手用トリガーかつブレード型トリガーに分類されますが、シールドに変形できる機能が付いています。攻守の切り替えと形状の自由度があり、重装備という弱点は専用オプショントリガーのスラスターによる加速で補われています。ただ、作中での使用者は少なく、それぞれの使用法は全く異なる特殊な武器です。まだ、一条雪丸の使用法が明かされていないので、漫画での描写を待ちましょう。