【天気の子】瀧くんの登場シーンとは？三葉などの主要キャラの姿はある？

『天気の子』には、瀧くんという青年が登場します。この瀧くんは新海誠監督作品の『君の名は。』の主人公で、三葉と入れ替わってしまった男子高校生です。『天気の子』では、大人になった瀧くんが見られます。『天気の子』の主役の帆高、陽菜と絡むシーンがあり、『君の名は。』を見た方は、胸が熱くなったのではないでしょうか。

『天気の子』は、新海誠が監督・脚本を手がけたアニメ映画です。声優として主人公の森嶋帆高を醍醐虎汰朗さん、ヒロインを森七菜さんが演じています。家出してきた少年と、祈るだけで晴れにできる力を持つ少女を中心に描かれた作品です。第43回日本アカデミー賞では、最優秀アニメーション作品賞と最優秀音楽賞を受賞しており、海外からの評価も高いです。新海誠作品は映像がとても美しく、『天気の子』も空や雲・雨、街路樹などの美術背景は息をのむほどの美しさです。

『天気の子』の主人公の森嶋帆高（もりしまほだか）は、神津島で暮らしていましたが、家出してフェリーで東京に来ました。しかし生活に困り、帆高はフェリーで知り合ったライターの須賀圭介（すがけいすけ）を頼り、仕事を手伝います。異常気象で何日も雨が降り続く中、帆高は天野陽菜（あまのひな）という少女と出会います。陽菜は天気を晴れにする能力を持っていました。陽菜は弟と二人暮らしで、経済的に困っていました。帆高はそんな陽菜に、晴れにする能力を使って商売をすることを提案します。

『天気の子』には、同じ新海誠監督作品の『君の名は。』に登場した瀧くんが登場し、話題となりました。それはどのシーンだったのでしょうか。また『君の名は。』で最後に再会した瀧くんと三葉は、その後どうなったのでしょうか。立花冨美の部屋に飾られていた写真にヒントがあるようです。

『天気の子』には『君の名は。』の主人公、瀧くんこと立花瀧が登場します。それはどのシーンでしょうか。帆髙と陽菜が始めたビジネスに、依頼が来ます。依頼者は立花冨美という年配の女性でした。二人が立花冨美の自宅に訪れると、手伝いをしようと孫が登場します。それが瀧くんです。瀧くんが登場したのは短い時間でしたが、分かりやすかったので、気付いた方も多かったのではないでしょうか。

『君の名は。』でのラストシーンで、瀧くんと三葉は再会しました。その後、二人はどうなったのでしょうか。『君の名は。』ではその後二人が結ばれて結婚したという描写はありませんでしたが、実は『天気の子』で二人が結婚してると思われる描写があります。それは『天気の子』の後半部分です。帆髙は二年前に依頼された立花冨美の仕事を断るため、立花冨美の元を訪れます。部屋にはいくつかの写真が飾られているのですが、その中には孫の結婚式の写真もあったのです。

その孫の写真は、どうやら瀧くんのようです。しかし結婚相手は誰だか分かりません。ファンはやはり瀧くんと三葉に結ばれてほしいと思っていることでしょう。瀧くんが誰と結婚したのかは、はっきりと明かされていませんが、注目すべき点がもう一つあります。それは立花冨美の手首です。何と宮水家の組紐を付けているのです。このことから、やはり瀧くんと三葉は結婚した可能性が高そうです。

『天気の子』には瀧くんや三葉などが登場しますが、『天気の子』と『君の名は。』の世界はつながっているのでしょうか。実は「雨」に注目すると、『天気の子』と『君の名は。』の時系列は一致しないのです。同じ時期に『天気の子』は雨が降っていても、『君の名は。』では雨が降っていない場面がいくつかあります。2つの作品はつながっておらず、もしかしたらパラレルワールドなのかもしれません。または作品を見た方に判断を委ねているのかもしれません。

『天気の子』には、瀧くん以外にも『君の名は。』に登場した人物の姿が見られます。それは一体誰で、どのシーンだったのでしょうか。三葉以外はほんの僅かなシーンだったので、見逃してしまった方もいるかもしれません。見逃してしまった方は、再確認してみてください。

『天気の子』で三葉が登場したシーンは、帆髙が指輪を買う場面です。アクセサリーショップの店員で、帆髙を接客したのが三葉です。帆髙は散々迷って指輪を購入しましたが、本当に渡していいのか悩んでいました。そんな帆髙に「喜んでくれる」と優しく対応し、背中を押してくれました。ちなみに三葉が働いているのは、新宿ルミネです。

三葉の妹、四葉が『天気の子』で登場したシーンは、ほんの僅かです。少々分かりづらかったので、見逃してしまった方も多いかもしれません。陽菜が人柱となり、東京に晴れが戻った時に、学校の窓から友達と空を見上げている場面です。この時に「涙出るね」と言っています。『君の名は。』では小学校4年生でしたが、『天気の子』では高校3年生になっています。成長していたので、余計に分かりづらかったかもしれません。

てっしー（勅使河原克彦）とさやちん（名取早耶香）は、三葉の高校の同級生です。二人が登場したシーンは、とても短くしかも後ろ姿でした。それでも登場してくれて、『君の名は。』を見た方は嬉しかったのではないでしょうか。二人は観覧車に乗っていました。雨が上がり晴れになっていく様子を見て、「凄い」、「綺麗」と感動していました。この二人のその後は、結婚したかもしれません。

新海誠監督作品には、メインキャラを俳優が演じることが多いです。『天気の子』には醍醐虎汰朗さん、森七菜さん以外にも小栗旬さん、本田翼さんなどが出演しています。瀧くんを演じた声優も俳優として活躍していますが、声優の仕事も多いです。

瀧くんを演じたのは、神木隆之介さんです。子役から活躍しており、数多くのドラマや映画に出演している人気俳優です。2005年に映画『妖怪大戦争』に主演し、日本アカデミー賞、新人俳優賞を受賞しています。声優デビューは『千と千尋の神隠し』の坊役で、当時8歳でした。『君の名は。』では、声優アワード「主演男優賞」を受賞しています。新海誠監督作品やジブリ作品に声優として、多くの作品に出演しています。

神木隆之介さんは、俳優としての出演作品はとても多いですが、声優としても活躍おり、多くの作品に出演しています。ここでは神木隆之介さんの声優作品を紹介します。どの作品も有名で話題となり、大ヒットとなりました。

『君の名は。』に出演していた瀧くんは、『天気の子』では依頼人の孫として登場しました。瀧くん以外にも三葉や三葉の妹・同級生などが登場しており、「嬉しかった」という声がとても多かったです。瀧くんについての意見をまとめたので、紹介します。

同じ監督の作品には、他の作品のキャラが登場することはよくあります。ファンは、それを探すのも楽しみの一つです。『天気の子』にも『君の名は。』の瀧くんが登場して、話題となりました。『君の名は。』を見た方は、その後の瀧くんと三葉がどうなったか気になることでしょう。二人の結婚を望む方は多いと思いますが、孫の結婚式の写真と、立花冨美が組紐を付けていたことにより、おそらく結婚したと思われます。

新海誠監督作品には、神木隆之介さんの出演が多いです。『君の名は。』、『天気の子』に続き、「すずめの戸締まり」にも出演しています。こちらは松村北斗さん演じる宗像草太の友人の芹澤朋也役を担当しています。実は神木さんは一度はこの役を断っていますが、監督の説得により受けることにしたそうです。結果、神木さんの声は芹澤朋也にハマり、神木さんが演じたと気付かなかった方が多く、神木さんは嬉しかったそうです。

『君の名は。』では、最後に瀧くんと三葉が再会して終わりました。その後の二人がどうなったのか、気になった方は多かったことでしょう。『天気の子』で成長した二人が登場し、話題となりました。また三葉の妹の四葉や、友達のてっしーやさやちんも登場し、ファンには嬉しいサプライズでした。

『天気の子』では倍賞千恵子さんも出演しています。帆高と陽菜に仕事を依頼する、重要なキャラです。『ハウルの動く城』では主役のソフィーを演じており、神木さんはマルクル役でした。二度目の共演ですが、これからも共演する機会はありそうです。もしかしたら、また新海誠作品で共演するかもしれません。

『君の名は。』では三葉と入れ替わってしまった瀧くんですが、『天気の子』では成長した姿で登場します。瀧くんは帆高と陽菜に仕事を依頼した立花冨美の孫として登場し、短い時間でしたがしっかりと存在感はありました。その後、祖母である立花冨美の部屋の写真から、三葉との結婚を匂わせる描写もありました。『天気の子』は、何度も見たくなる細かい演出があります。そのたびに新たな発見ができそうです。