【テニスの王子様】竜崎桜乃の魅力や声優は？越前リョーマとの関係も

今回は、『テニスの王子様』のキャラクターである竜崎桜乃の魅力に迫っていきたいと思います。原作やアニメ版・声優だけでなく実写版での俳優などについても記載しています。

竜崎桜乃は主人公「越前リョーマ」の所属する青春学園中等部の一年生であり、『テニスの王子様』においてはヒロイン相当の立ち位置のキャラクターとなっています。

竜崎桜乃は越前リョーマたちが所属するテニス部のコーチ「竜崎スミレ」の孫であり、彼女自身もテニス部に所属しています。しかしながら、テニスの腕に関しては芳しくなく、専ら試合の観戦シーンで登場することの多いキャラクターです。

『テニスの王子様』とは、1999年から2008年まで週刊少年ジャンプにて連載していた漫画となります。本誌での連載終了後、ジャンプ系列の雑誌である「ジャンプSQ」に移籍し、2009年から2021年現在に至るまで連載しています。アニメ化や舞台化などもあり、スポーツ物の有名作の一つに数えられています。

『テニスの王子様』は2001年にアニメ化し、アニメ第一期は4年半ほどで完結しています。その後は劇場版アニメやOVA、舞台（ミュージカル）化などで展開しています。原作漫画から数えて20年以上の長期シリーズであり、今なお人気を博しているシリーズと言えそうです。

少年ジャンプ本誌での『テニスの王子様』の連載終了後、ジャンプ系列の雑誌である「ジャンプSQ」に移籍。2009年からは『新テニスの王子様』のタイトルで連載を再開しています。こちらは2021年現在も連載を継続しており、一部テレビアニメ化もなされています。

この項目では、竜崎桜乃と関係が深い魅力的なキャラクターたちを掘り下げていきたいと思います。

竜崎スミレは竜崎桜乃の祖母に当たるキャラクターとなります。越前リョーマたちの所属するテニス部の顧問でもあり、それなりに出番が巡ってくるキャラクターです。

竜崎スミレは青春学園中等部の男子テニス部顧問であり、普段は数学教師としての一面も持っています。越前リョーマの父親で元プロ選手の「越前南次郎」の師匠でもあり、部員たちを支える頼れる監督といった風体を備えています。

なお、『テニスの王子様』の実写映画においては、越前南次郎の師匠ではなく「後輩」という設定に変更されているようです。  

竜崎スミレは孫の竜崎桜乃を「桜乃ちゃん」という愛称（ニックネーム)で呼んでおり、孫に対しては弱そうな一面も覗かせています。気安く呼びかけることが多いので、孫である竜崎桜乃との関係は良好であると考えられます。

小坂田朋香は竜崎桜乃の友人であり、竜崎桜乃と同じ 青春学園中等部の一年生となっています。

小坂田朋香は竜崎桜乃の友人であると共に自称「リョーマファンクラブ会長」で、主人公の越前リョーマを「リョーマ様」と呼ぶ場面も見受けられます。控えめな性格の竜崎桜乃とは対照的に明るいタイプで、ある種のムードメーカー的な立ち位置も担っています。

竜崎桜乃は小坂田朋香を「朋ちゃん」と呼び、よく二人で行動している場面が見受けられます。竜崎桜乃はテニス部に所属していますが、小坂田朋香は幼い弟たちの面倒を見る為、という理由から部活動には所属していないようです。

竜崎桜乃は『テニスの王子様』においてはヒロイン的な立ち位置ではありますが、越前リョーマとの関係においては気になる、憧れているといったくらいの雰囲気で、具体的な進展は見られないようです。

誇張して書くなら竜崎桜乃側の片思いとも考えられますが、越前リョーマ側からすると部員の一人であり、そこまで意識はされていないように感じられます。『テニスの王子様』はあくまでテニスが主眼であり、恋愛要素はかなり薄目と言って差し支えないと思われます。

「越前リョーマは」本作『テニスの王子様』の主人公であり、竜崎桜乃と同じ青春学園中等部の一年生となっています。元プロプレイヤーの父の元で育ち、持ち前のセンスや経験をも以て周囲の猛者たちと互角以上の試合を繰り広げていくこととなります。

竜崎桜乃は極度の方向音痴であり、本編登場時に越前リョーマに間違えた道を教えてしまい、越前リョーマは試合をデフォルト（棄権、不戦敗）する結果になっています。失敗談からの始まりでしたが、その後は要所要所で越前リョーマを激励・応援する等の行動もあり、劇中では悪印象は残っていないようです。

『テニスの王子様』の原作の完全版においては、各キャラクターの10年後の姿が描かれたイラストが掲載されています。イラスト内では越前リョーマはアメリカに滞在していますが、その中の一枚に竜崎桜乃の物と思われる三つ編みが映り込んでいる物が見受けられます。

原作者は竜崎桜乃本人だと明言しており、少なくともアメリカで会うことがあるのは確定しています。しかしながら、結婚や竜崎桜乃がアメリカに滞在している理由などについてはぼかされており、読者の想像に任せた形となっているようです。

この項目では、『テニスの王子様』のゲーム版などでの竜崎桜乃について調査していきます。

竜崎桜乃は主人公・越前リョーマと同学年で彼と絡むことも多く、ヒロイン的な立ち位置のキャラクターとなっています。しかし、劇中での出番はそこまで多くなく、いまいち影が薄い印象は拭えないかもしれません。

竜崎桜乃は『テニスの王子様 Smash Hit!2』というゲームにて隠しキャラとして登場しています。その続編の『テニスの王子様 最強チームを結成せよ!』にも登場していますが、プレイヤーキャラとしては脇役の類となっています。

ゲーム版の竜崎桜乃は素の能力的には弱い部類ですが、所持している必殺技は強力という尖った構成のキャラクターとなっているようです。原作ではテニスプレイヤーとしてはほぼ初心者といった実力ですが、ゲームではかなり強さが盛られていると言えるでしょう。

原作準拠の強さだとまず勝ち目がないので、登場する以上はやりようによっては勝ちが拾えるくらいの強化は必然だと考えられます。立ち位置的には脇役ですが、やり込むタイプには面白いキャラクターとして注目されるかもしれません。

竜崎桜乃は『新テニスの王子様』にも登場しており、越前リョーマが日本代表と合流した試合周辺で出番が回ってきます。その際、相手のフランスチームの選手と竜崎桜乃を取り合うような場面があり、珍しくヒロイン的な活躍をしていると言えるかもしれません。

しかし、フランスチームの選手や越前リョーマが馬に乗った状態で試合を始めようとするなどインパクトの強い展開が続くので、相対的に竜崎桜乃周りは地味な印象になってしまっています。

ここでは、竜崎桜乃の魅力やグッズ類などについて調査していきます。

竜崎桜乃は方向音痴であり、登場時のエピソードではそれがきっかけで越前リョーマと知り合う流れになっています。方向音痴自体はそこまで珍しい物でもなく、土地勘なども関係してくるので、ネガティブな要素にはなっていない印象です。

性格に関しては引っ込み思案なタイプで、良くも悪くも普通といったところでしょうか。よく一緒にいる友人の小坂田朋香はかなり明るいタイプなので、そちらとの兼ね合いでバランスが取れているとも言えそうです。

竜崎桜乃はアンチがいるキャラクターという形で名前が挙げられることもあります。人気のあるキャラクターにはある程度アンチもいることが多いですが、竜崎桜乃の場合は越前リョーマ絡みでのアンチがある印象ですね。彼の人気の裏返しと言うこともできるかもしれません。

アンチというのは対抗・反対などの意味で、アンチエイジング、アンチウイルスソフトなどで使われることもある単語です。ネット上において単に「アンチ」と言う場合は特定の事柄に反発している人物・団体を指すことが多い印象です。

竜崎桜乃のアンチが多い理由としては、絡みの大井男性キャラクターである越前リョーマが人気であることが大きいと考えられます。『テニスの王子様』は各キャラクターに熱狂的なファンがいると言われることもあり、好きなキャラクターと絡む異性、つまるところ恋敵のように見られることもあるようです。

竜崎桜乃のアンチは存在こそするようですが、数に関しては諸説あるようです。特にネット上では声の大きい少数の意見が反映されやすい傾向があるので、大多数はアンチではなく竜崎桜乃と越前リョーマの仲を応援する勢力、とも考えられます。

しかしながら、全てのファンがネット上で発言している訳でもないので、減少説はあくまで説に留まっているようです。いずれにしろ、アンチか否かはファン個人個人の感想というだけなので、アンチの多寡によって作品が変わっていく可能性は低いと考えられます。

竜崎桜乃のキャラクターソングは少ないながらもいくつか出ており、ソロでは「フライングチェリー」「 春の青 」の2曲、 小坂部朋香・橘杏（不動峰中学校2年)と共に歌っている「ゴー！ゴー！ガールズ!!」の計3曲が存在しています。 『テニスの王子様』ではキャラクターソングがかなり多く存在しているので、その流れに乗って出していると考えて差し支えないと言えるでしょう。 

竜崎桜乃のグッズはキャラクターソングだけでなく、缶バッジや香水・コスプレ衣装なども存在しているようです。数こそ少ないですが、ファンの方の目には魅力的に映るかもしれません。

竜崎桜乃の特徴の一つとして、大きな三つ編みが挙げられます。『テニスの王子様』内で三つ編みをしているキャラクターは竜崎桜乃くらいなので、一番大きな個性と言えるかもしれません。

この項目では、竜崎桜乃の声優や実写版について調査・考察していきます。

竜崎桜乃の声優は高橋美佳子さんで、代表作としては「ハチミツとクローバー」や「銀魂」などが挙げられます。

高橋美佳子さんは声優の前に歌手デビューも果たしており、声優としては1998年から活動しています。その後はテレビアニメを中心にラジオ番組や吹き替えなどでもかつやくしているようです。

高橋美佳子さんが声優として出演している作品は、上に挙げたものを除くと「ハヤテのごとく！」「魔法少女リリカルなのは」「ディーふらぐ！」などが挙げられます。出演作自体はかなり多いので、どこかで聞いたことがある声と思う方も多いかもしれません。

『テニスの王子様』の舞台版として制作されている「テニミュ」ですが、テニミュは全て男性キャストで構成されており、女性キャラクターである竜崎桜乃役のキャストは登場しない……かに思われましたが、男性キャストが女装して演じたケースがあるようです。声だけは存在しており、声優はアニメと同じく高橋美佳子さんとなっているようです。

竜崎スミレなどの女性キャラクターは声のみの演出で登場するのが基本のようですが、女装してまで出すというのはある意味新しい挑戦と言えるのかもしれません。テニミュ自体は人気があるようなので、好意的に解釈すれば今後の可能性を探る一助になった、と言えるかもしれません。

竜崎桜乃は実写版のキャストを担当している女性は存在していませんが、キャラクター自体の設定は存在するので、それにある程度合わせた配役になると思われます。 身長的には越前リョーマと1センチ差くらいなので、越前リョーマ役の方と近い身長で揃えるなど、工夫の余地はあると考えられます。

既にアニメや舞台で声優の高橋美佳子さんが声を当てているので、担当声優と声質の近い方も候補に挙がるかもしれません。

竜崎桜乃はアンチが多いことで有名ではありますが、それ以上に肯定的な意見も多く見受けられます。総合するとそこまで不人気なキャラクターではないですが、出番の少なさゆえに影が薄め、といったところでしょうか。

この項目では、竜崎桜乃が○○だったらどうなるか、というif展開について書いていきます。 

竜崎桜乃がアイドルだった場合、彼女自身は引っ込み思案なタイプと言う前提を踏まえるとソロでの活動は難しいように見受けられます。しかし、小坂田朋香などの周囲を引っ張っていけるバイタリティのある相手と組むならば、アイドル活動もやっていけるかもしれません。

メタ的に考えれば、作中の女性キャラクターの少なさもありそこそこ売れ線になれる、かもしれません。

竜崎桜乃自体はヒロイン枠のキャラクターなので、彼女と言うのはifの中ではある程度現実味があるものだと考えられます。しかし、越前リョーマの方はまだそこまで意識していないようにも見受けられるので、将来的になるとしても時間はかかるかと思われます。

YouTuberと一口に言っても様々なジャンルがありますが、竜崎桜乃であれば趣味の押し花作りから始めていくのがベターでしょう。例えば押し花を挟む新聞紙やキッチンペーパー、重石の重量や形状・素材などの比較検討、花繋がりで花言葉の紹介、花園（フラワーガーデン）巡りなども考えられます。

ネタはありそうに思えますが、竜崎桜乃の場合は引っ込み思案ゆえに顔出しや配信に対しての抵抗感を持ってしまいそうなのが懸念されますね。それさえ払拭できれば、そこそこ魅力的なチャンネルになるかもしれません。

 今回は『テニスの王子様』の主要キャラ「竜崎桜乃」の魅力についてまとめさせて頂きました。『テニスの王子様』本編での出番は少なめですが、主人公に近しい人物というのもあり、今後の動向に期待したいキャラクターとなっています。