【テニスの王子様】珍事件一覧！あんなことやこんなことまで！？

テニスの王子様で珍事が話題となっています。一体どんな珍事なのか早速一覧を見ていく前に、まずはテニスの王子様について説明します。

テニスの王子様は、「週刊少年ジャンプ」で1999年から2008年の約9年間連載されました。内容は、主人公の越前リョーマがテニス部の仲間たちと助け合いながら全国大会優勝を目指す、王道青春スポーツ漫画となっています。テニスの試合は、初めは実際でも使えるような技を使用していましたが、越前リョーマが「無我の境地」を習得してからは、人間離れしたダイナミックな技を次々披露するようになります。

アニメ「テニスの王子様」は、2001年から2005年にかけて放送され、2006年には実写映画も公開されています。また、テニスの王子様のミュージカル化、通称「テニミュ」は絶大な人気を誇っており、2003年から2010年にかけてテニミュが公演されて以来、 2011年から2014年まで「2ndシーズン」、2015年からは「3rdシーズン」が公演され、 2021年からは「4thシーズン」が行われる予定です。

「週刊少年ジャンプ」で連載が終了したテニスの王子様ですが、2009年からテニスの王子様の続編である新テニスの王子様が「ジャンプスクエア」で連載されています。新テニスの王子様では、全国大会決勝後に突然姿を消したリョーマが再び日本に戻り、U-17選抜大会に出場するために集まった青学の仲間たちやかつてのライバル達、新たに登場した高校生達と競い合う話が描かれています。 

テニスの王子様の作者である許斐剛先生が珍事を予告しています。一体どういうことなのか一覧を紹介する前にまずが許斐剛先生について説明します。

許斐剛(このみたけし)は、テニスの王子様などを描く漫画家です。生まれは1970年6月26日で、出身は大阪府豊中市ですが、現在は千葉県に在住しています。自身を「ハッピーメディアクリエイター」と称し、漫画家の他にも歌手としてライブを開催したり、実写映画「テニスの王子様」にも登場したりと多彩に活動しています。そのため、集英社では社内唯一の実演家として契約しています。

許斐剛の主な出演作品の一覧は以下の通りです。『アニメ　テニスの王子様(ウェイター役)』『ゲーム　テニスの王子様　SWEAT＆TEARS2(許斐コーチ役)』『実写映画　テニスの王子様(青年役)』『ネットラジオ　美佳子＠ぱよぱよ(ゲスト出演)』『文か放送ラジオ　テニスの王子様オン・ザ・レイディオ(ゲスト出演)』

また、個人名義でソロ歌手デビューもしています。これまで発売したCDの一覧は以下の通りです。「1stシングル　テニプリっていいな/Smile」「2ndシングル　テニプリを支えてくれてありがとう」「3rdシングル   悲しいね…キミが近すぎて」「4thシングル　ハッピーサマーバレンタイン」「1stアルバム   許斐 剛☆サプライズLIVE〜一人テニプリフェスタ〜」

テニスの王子様の作者である許斐剛先生は、自身のツイッターで一部の作画原稿を公開し、「テニス漫画史上最大の珍事が…」と珍事を予告しています。それに対して「赤也がドン引きしてるのが気になるｗ」「史上最大の珍事が気になる！」「仁王くんまで驚いてるし楽しみ」など多くの反応がありました。 

では、許斐剛先生が予告した史上最大の珍事とはどういった内容なのか一覧を見ていきましょう。

史上最大の珍事はジャンプスクエアで連載中の漫画「新テニスの王子様」で描かれています。

史上最大の珍事は、「2015年ジャンプSQ　6月号」に掲載された「Golden age146」で起きました。

U-17選抜の抽選の結果、王者ドイツと当たってしまった日本代表は、初戦デューク渡邉・不二周助ペアで挑みます。するとデュークが開幕から「デュークホームラン」を打ち出し、強国ドイツを圧倒します。予想外の試合に周りが盛り上がる中、平等院は「バカヤロウ、見せ場はここからだ…、なあデューク」と言い放ちます。すると、デュークは服が破れるほどの本気を見せ始めます。

普段穏やかなデュークの変貌ぶりに驚愕する一同でしたが、そんな中平等院は「デュークは昔、破壊王(デストロイヤー)と呼ばれていた」とを明かします。実は2年前のU-17W杯で平等院とデュークは互いに試合相手として一度対戦していたのです。U-17W杯で日本とフランスとの勝負が2対2と拮抗している中、フランス代表のデュークは対戦相手がいるのを待っていました。

中々やってこない対戦相手に、「次の相手はまだ来てないのか。ビョードーインとかいう野郎、まさか俺に怖気づいた訳ではあるまい」 と言いつつも辛抱強く待っていると、とうとう日本代表の平等院が現れます。しかし平等院は大けがを負っており、体から血がしたたり落ちている状態でした。実は平等院は試合に来る前にデュークの妹であるクロエを事故から救っており、その際に大けがを負ってしまっていたのです。

先程妹のクロエを救ってくれた人物だと気付いたデュークは、命の恩人と戦わなければいけないと涙を流しながらも試合で手を抜くことなく、見事勝利します。フランスとの勝敗が決まる大事な試合で敗北してしまい、世界が相手では僅かな甘さも崩壊につながると身をもって体験した平等院は「義では世界を獲れない」という考えに至り、味方にも容赦なく襲い掛かるそうになります。

一方で、デュークは平等院の男気に惚れ「アンタと一緒のチームで戦いたい」と、フランス代表を脱退し、平等院についていくことを決意します。デュークの予想外の試合や、デュークと平等院のとんでもない過去が暴かれる回です。

破壊王との異名を持つデュークも相当な驚きがありましたが、その後に描かれたデュークと平等院の試合の話も「数あるテニプリの試合の中でも泣ける試合」だと好評です。デュークの平等院に対する尊敬の念や、平等院は「デュークの本来のテニスは優しい小技だ」と言っているように、デューク本来のテニスを理解しているなど、互いの信頼関係が素敵な2人です。

今まで「散れ…」「滅びよ」などと言いながら味方にも容赦なくテニスボールを打ち付けたり、「義では世界は獲れん」と冷酷な事を言い放ち、背中の傷を見せた平等院に「なんでこんなにも容赦ないんだ…」「テニスでこんな大怪我するの！？」と読者をざわめかせた平等院でしたが、昔は女の子を庇うような上に厚く優しい性格だったのだと判明しました。そのギャップに驚いた人も多かったようです」。

「テニスの王子様」はアニメやテニミュでの人気ぶりから、バレンタインでも珍事が起こっています。いった何が起きたのか一覧を見てみましょう。

「新テニスの王子様」のキャラクター達宛に大量のチョコレートが届けられました。その数はなんと総計10万個だと言われています。このように「テニプリ」のキャラ宛てにバレンタインデーに届いたチョコレートの数を公表するのは毎年の恒例行事で、毎回「新テニスの王子様」の単行本にその結果が掲載されています。

「新テニスの王子様」第10巻には、プレゼント総数は4万4570個で、キャラ別獲得数は1位が跡部景吾の7747個、2位が千歳千里の3506個、3位が千石清純の2312個と続き、124位の鷲尾一茶の1個まで掲載されています。その後も2011年の総数が3万個で、2012年の総数が3万3000個、13年が4万4570個となり、2014年にはついに総数が10万個にまで及びました。

このようにバレンタインにチョコレートを贈るのは、自分の好きなキャラを少しでも上位にしたい、ランキングのトップにしたい、といった理由のようです。そのため、ツイッターなどのSNS上では「テニクラ」たちが推しのキャラに贈るチョコレートの画像を投稿し、自分と同じキャラにチョコレートを送って好きなキャラの人気をあげる活動が活発になりました。その結果としてここまで大量のチョコが届いたようです。

10万個以上もある大量のチョコレートは編集部だけでは収まりきらず、集英社の地下倉庫を埋める事態となりました。中でも不二周助宛に8千個のLOOKチョコが届いたりと、不二周助が大きな人気を集めています。「新テニスの王子様」では不二周助の話も多く描かれていたので、そういったことも影響したのではないかと思われます。 

そのため、人気投票では初期から「跡部様」の愛称で親しまれ、不動の人気を誇っている跡部景吾を抑え、不二周助が見事1位の座につきました。

これまでになかったあまりの事態に作者の許斐剛先生も驚きのツイートをしています。最近では、バレンタインになると推しにあてて事務所や編集社などにチョコレートを贈るのが恒例となっていますが、その中でも「テニスの王子様」のキャラクター宛のチョコレートの数が異例の多さですね。

テニスの王子様では、漫画内と編集部内で予想もできない珍事が起きていました。テニスの王子様は、このような予想もしない展開が多く繰り広げられており、読者の想像を超える熱い展開をなっています。そのような先が全く読めない所に魅了される方も多いのではないでしょうか。