SAOAGGOの主人公のレンを徹底解説!プロフィールや人気の理由も調査
本記事では『SAO』のスピンオフ作品『SAOAGGO』の主人公であるレンについてまとめていきます。レンのプロフィールや魅力、GGOと現実世界での違いはもちろん、アニメ声優の情報や人気がある理由についても併せて解説していきます。
目次
【SAOAGGO】レンとは?
SAOのスピンオフ作品・ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン(SAOAGGO)はGGOの世界を舞台にスクワッド・ジャムに出場するキャラクターたちの物語が描かれており、その作品の主人公としてレンは大きな活躍を見せています。ここではレンのプロフィールをまとめ、SAOAGGOの作品概要とあらすじについてまとめていきます。
レンのプロフィール
レンはGGOプレイヤーの女性です。GGOでは145cm程度の小柄な体格とピンク色基調の衣服、頭を完全に覆うほど大きな帽子が特徴的ですが、現実世界では小比類巻香蓮として女性ながら180を超える長身でモデル体型を誇っています。GGO内では天賦の才の持ち主で逸脱した強さは周囲のプレイヤーにピンクの悪魔と恐れられています。
SAOAGGOの概要
ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンラインは時雨沢恵一によって電撃文庫に連載されているライトノベル作品です。原作『ソードアート・オンライン』の二次創作として作られた本作はSAOに描かれたGGOの設定を元にオリジナルストーリーが展開されており、2021年11月時点で累計発行部数150万部を突破しています。スピンオフながら高い人気を博しており漫画化やアニメ化といったメディアミックスも展開されています。
SAOAGGOのあらすじ
長身をコンプレックスに思う女子大生・小比類巻香蓮は友人の薦めでVRゲームを始め理想のアバターを求めた結果、VRMMOゲーム『ガンゲイル・オンライン』に辿り着きました。ゲーム内ネームをレンと改めた香蓮は継続的にゲームを遊んでいく内にGGOの面白さにハマっていき、対人戦で功績を残していることからピンクの悪魔と恐れられるようになりました。そんな彼女にチーム戦イベント『スクワッド・ジャム』の誘いを受けると優勝を目指すことになるのでした。
【SAOAGGO】レンの人気の理由や名言
SAOAGGOの作品について語る上で主人公であるレンの魅力は外せないものでしょう。それだけレンはかわいい魅力が詰まっておりSAO本編に登場するキャラクターに見劣りしない人柄をしています。ここではSAOAGGOにおけるレンの人気の理由や名言についてまとめていきます。
レンの人気の理由や魅力
SAOAGGOを読んでいるファンの間でレンの人気はとても高く、キリトやアスナといった定番のキャラクターが登場していなくとも本作を楽しめる1番の理由としてレンの存在が語られています。実際にレンにはかわいい人柄や現実とのギャップなど魅力的なところが盛りだくさんです。
人気の理由①内向的な性格
現実世界のレンは高身長でモデル体型を誇る美少女ですが、ファッションに困った経験や悪口を言われたことから内向的で無口な性格になりました。その上まぐれで受かった名門女子大は幼年部からのエスカレーター式のお嬢様学校で彼女らの輪の中に入ることができませんでした。こうした不器用なところが愛らしい言動になって表れており、ファンからかわいいと言われています。
人気の理由②真面目
レンは非常に真面目な性格をしておりGGOを始めてプレイした時もミッションをコツコツこなしていき、最終的にピンクの悪魔と言われるほどの凄腕プレイヤーにまで成長しました。真面目過ぎるがゆえに自身の強さに自覚を持っておらず、ひたむきに強い戦術や戦法を模索する健気さが魅力的です。
人気の理由③ピトフーイとの関係
ピトフーイはゲーム内でレンが初めてフレンドになった女性プレイヤーです。レンがピンクの悪魔と呼ばれた評判を受けてピトフーイが不意打ちを仕掛けたことから2人は知り合い、古参プレイヤーであるピトフーイがレンの実力やプレイスタイルを認めたことから仲良くなりました。元々GGOに女性プレイヤーが少なかったこともありレンはフレンドを作れずにいましたが、ピトフーイと知り合えたことでスクワッド・ジャムにも出場するようになります。
レンのかわいい名言
レンは純粋にゲームを楽しもうとするかわいいキャラクターとして描かれていますが、時には主人公らしくかっこいい名言を残すこともあります。普段は愛らしく時に勇ましくなるところはレンの最大の魅力であり、それを表した名言はとても人気があります。ここではレンのかわいい名言、かっこいい名言それぞれを紹介していきます。
レンの名言①「死ぬときも…」
死ぬときも生きる時も一緒さ!
出典: bibi-star.jp
レンは普段愛用している銃・P90通称『ピーちゃん』から声が聴こえると称しており、度々P90の声に返事をする様子を見せます。ある時レンが窮地に陥ってしまった時、レンはピーちゃんの声に返事をするように上記の名言を言いました。現実的な銃撃戦をベースにしたGGOの世界でもポジティブに楽しんでいるレンの言動はかわいい雰囲気に包まれています。
レンの名言②「よくも…」
よくも、ピーちゃんをーーーーー!!!!!
出典: bibi-star.jp
スクワッド・ジャムに参加することになったレンは愛銃のピーちゃんを持ってシンクのボス・エヴァと戦います。天才的な戦闘センスを持っていたレンでしたが、戦いの中でピーちゃんを破壊されてしまい珍しく怒りを露わにしました。上記の名言はその時に飛び出たもので、スクワッド・ジャムに勝利した後に再度武器屋に行ってP90を購入し直しました。
【SAOAGGO】レンの誕生理由や現実での姿
SAOシリーズは1人のキャラクターに現実世界とゲーム世界それぞれの姿が設定されており、現実世界に抱いていたコンプレックスがストーリーに関与することがあります。レンもその例に洩れず現実世界の自分にコンプレックスを抱いておりGGOにダイブするまでの物語が細かく描かれています。ここではSAOAGGOにおけるレンの誕生理由や現実での姿についてまとめていきます。
レンが誕生した経緯
現実世界のレンこと香蓮は裕福な家庭に生まれていましたが世間で流行していたVRゲームをプレイせずに育っていました。そんな彼女がVRゲームを始めGGOにてレンのアバターを作成したのは友人からの誘いがあったからでした。レンが誕生するまでのルーツを1つずつ順を追って説明していきます。
経緯①VRゲームとの出会い
大学に入学して早々社交的な意味で危機感を感じていた香蓮は、偶然見ていたニュースからVRゲームの存在を知り『現実とは違う人生』というフレーズに惹かれます。その後、VRゲームをプレイしていた香蓮の唯一の友人・篠原美優が『ゲーム仲間が増えるなら』という理由で香蓮を誘い、香蓮は初めてVRゲームをプレイする決心を付けました。
経緯②コンバートを繰り返す
手始めに香蓮は美優がプレイしていたVRゲームALOを始めてみます。種族選択にて美優と同じエルフ族を選んだ香蓮でしたが、エルフ族はアバターが長身になりやすい種族で香蓮のアバターも見事に長身になってしまいました。そのショックは心拍数上昇で安全装置を作動させてしまうほど大きかったため、美優は香蓮にゲーム共通ステータスを引き継いで別のゲームをプレイできるコンバートを提案します。
経緯③GGOを始める
コンバートを繰り返しながら自分好みのアバターを探していた香蓮は、37回に及ぶ試行回数を経てついにGGOにて低身長アバターを手に入れました。145cmという小柄な体格はGGOの中でも珍しいもので、周りの人から小さいと言われることに気に入った香蓮はそのアバターに『LLENN』と名前を付けてVRゲームの世界に足を踏み入れました。なお、コンバートしたゲームのジャンルは選んでおらずALOの製品版も購入しています。
経緯④全身ピンクにする
現実世界に生きていた頃、香蓮は高い身長が災いしてかわいい服を着ることができないという苦い思いを何度も経験していました。このことからGGOの世界ではかわいい服を積極的に探すようになります。しかし、ミリタリーな世界観のGGOでは香蓮の求める服が売っていませんでした。そこで注目したのが服の色を変更するシステムで、レンは服はもちろん武器や装備品など全てをピンク色で統一するようになりました。
レンの現実での名前は小比類巻香蓮
現実世界のレンは小比類巻香蓮(こひるいまきかれん)という名前です。2006年4月20日の北海道帯広市生まれで2025年春から大学に通うために上京しています。幼い頃は天真爛漫で運動神経抜群な少女でしたが、高身長による不快な経験が積み重なったことで無口な性格に変わっていったとされています。また、SAOシリーズでは珍しくゲームより現実を優先している人物でもあります。
小比類巻香蓮はお金持ち?
香蓮の実家はとても裕福なものでアニメに描かれた北海道の家は豪邸、上京先の家も姉夫婦が暮らしている高級マンションにて一人暮らしをしています。アニメに描かれたイヤホンはソニーの『WF-1000X N』という高級品でした。一方で親からアルバイトを禁止されており、VRゲームをしていることを内緒にしているためゲームに金をかけられないという事情があります。
【SAOAGGO】レンの銃の名前や強さ
レンはGGOの中で使用している銃に名前を付けるほど強い愛着を持っており、作中でも銃を主軸に置いたストーリーが展開されることがあります。それだけレンの銃は設定を煮詰めているため本作を読んでいる人の中でもレンの銃に愛着を寄せている人がいることでしょう。また、本作においてレンは最強クラスの実力者とされており戦闘での活躍も魅力的です。ここではSAOAGGOにおけるレンの銃の名前や強さについてまとめていきます。
レンの銃の名前
レンが使用している銃はP90でレンはそれに「ピーちゃん」と名前を付けています。P90は小型化されたライフル弾を使用する軽量型のサブマシンガンで、本来は黒塗りのデザインをしていますがレンはカラー変更によってピンク色に変えています。ピーちゃんへの愛着はとても強いようで、現実世界でもキーホルダーを所持していたり自室にエアガンを飾っています。また、アニメ版では2代目を購入する際に目つきや言動が危ない人に変わっていました。
レンのサイドアーム
P90のメインアームの他にサイドアームとしてつや消しブラックのコンバットナイフを持っています。ナイフにも「ナーちゃん」と名前を付けて愛着を抱いています。また、SJ4ではピトフーイから二丁拳銃ヴォーパル・バニーを授かることになり名前を「ヴォーちゃん」と付け、SJ5ではスイッチシステムのために光剣ムラマサF9を装備するようになります。
レンの戦い方や強さ
戦闘スタイルは死銃事件以前のGGOで主流だったAGI特化型で武装も近・中距離戦向けです。実際の戦闘では低身長かつ小柄な体格を活かした俊敏な動きによる奇襲攻撃を決め手にしています。小さな体躯によって思わぬところから敵を襲撃することができますが、一方でSTR(筋力)にステータスを振っていないため大型の武器や防具を装備することができないという弱点があります。
【SAOAGGO】レンのアニメの声優
SAOAGGOは150万部以上発行されるほどの人気を博し、原作であるSAOの知名度も高かったことから2018年4月に初のアニメ化を果たしました。アニメ版ではライトノベルに描かれていた文章が全て映像化されたことで原作読者を中心に大きな注目を集め、同時に声優の演技力も評価されていきました。ここではアニメ版SAOAGGOにてレンの声を担当している声優についてまとめていきます。
レンの声優は「楠木ともり」
レンを演じたアニメ声優は楠木(くすのき)ともりです。2017年にモブキャラクター担当としてデビューを果たした後、翌年に『メルヘン・メドヘン』の鍵村葉月役で主演を獲得した才能の持ち主です。ピアノやトランペット、軽音楽のボーカルなどを経験していたことから音楽センスも高く2020年からは『ラブライブ!虹が先学園スクールアイドル同好会』の優木せつ菜役と共に歌手デビューを果たしています。
楠木ともりのプロフィール
- 性別:女性
- 出生地:東京都
- 生年月日:1999年12月22日
- 血液型:A型
- 身長:155cm
- 事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
- デビュー時期:2017年
楠木ともりの主な出演作品
- メリダ=アンジェル(アサシンズプライド)
- マキマ(チェンソーマン)
- ミーシャ・ネクロン(魔王学院の不適合者)
- ナツメ(デカダンス)
- 宵崎奏(プロジェクトセカイ)
【SAOAGGO】レンに対する世間での評判や人気
これまでレンの人物像や魅力などについてまとめてきましたが、SAOAGGOを読んでいるファンの間でレンはどのような印象を抱かれているのでしょうか。ここではレンに対する世間での評判や人気についてまとめるために、実際にSNS上に寄せられているコメントを参照しながら内容を見ていきます。
本編を見たファンの多くはレンのことをかわいいと称していました。レンのアバターの見た目や豊かに変化する表情、ひたむきにゲームに打ち込む姿など本編中に描かれているレンのかわいい魅力に大勢の人が魅了されていました。
レンが好きな人の中には現実世界の香蓮の方が好きという人もいました。レンと香蓮は同一人物ながら明確な違いがあり、子どもらしい人柄のレンと大人っぽい人柄をした香蓮とでは人によって好みが分かれる部分になっているようです。
レンを強く推している人の中にはレンの影響でP90のエアガンを購入した人がいました。アニメ文化において好きなキャラクターの影響で関連グッズが売れることは稀にあり、GGO出身のキャラクターの場合は銃のエアガンがよく売れていっているそうです。
【SAOAGGO】レンは強くてかわいい主人公だった
レンはSAOAGGOの主人公でありかわいい見た目とかっこいい強さを両立した魅力的なキャラクターでした。SAOのスピンオフ作品でキリトなどの主要キャラクターが登場していないながらも、本作が150万部以上発行されている理由はレンの魅力が大きく影響していることでしょう。現在もSAOAGGOの連載は続いているためレンに興味を持った人はぜひ今後の活躍をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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