【SAO】エイジは映画のオリジナルキャラクター!アニメにも登場している?
本記事では劇場版SAO『オーディナル・スケール』に登場したオリジナルキャラクター・エイジについて紹介します。SAO初となる映画に描かれたエイジの活躍やユナとの関係性を解説する他、アニメに登場し話題を呼んだことについても詳細をまとめます。
目次
【SAO】エイジとは?
ライトノベル作品『ソードアート・オンライン』の人気が広がっていくと2017年に劇場アニメ『オーディナル・スケール』が公開されました。エイジはその劇場版に登場したアニメオリジナルキャラクターで、劇中での感動的なエピソードかっこいい活躍にファンの間で話題を呼びました。SAO本編だけを追っている人の中にはエイジのことをよく知らない人がいることでしょう。まずはエイジのプロフィールを紹介し、SAOの作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。
エイジのプロフィール
エイジはゲーム『オーディナル・スケール』のランキング2位の剣士です。本名は後沢鋭二(のちざわえいじ)という20歳の男性で、SAOゲームの生還者でもあります。キリトと互角に渡り合える実力の持ち主ですが、SAO時代にアバターの理性よりも生存本能が優先して伝達され、強敵相手に足がすくんでしまうというフルダイブ不適合症状に悩まされ、その影響でトラウマを味わってしまった悲しい過去を秘めています。
ソードアート・オンライン オーディナル・スケールの概要
ソードアート・オンラインオーディナル・スケールは2017年に公開された劇場映画作品です。小説原作の舞台だった仮想現実から拡張現実(AR)を題材に原作者書き下ろしの完全オリジナルストーリーが展開されており、ゲスト声優に神田沙也加、井上芳雄らが起用されたことでも話題になりました。主な興行成績は公開から2日で観客動員数30万人以上を超えてランキング1位に輝き、最終的な全世界興行収入は43億円を記録しました。
ソードアート・オンライン オーディナル・スケールのあらすじ
2022年に起きたSAO事件から4年後、フルダイブとは別の次世代ウェアラブル・マルチデバイス『オーグマー』が発売されました。ユーザーはAR機能を最大限拡張したオーグマーを利用して『オーディナル・スケール』というゲームに没頭するようになり、キリトたちもそのゲームに参戦していました。しかし、いつものようにプレイしているところにエイジというプレイヤーが現れると、SAOを引きずる事件が再発しようとするのでした。
【SAO】エイジは映画のオリジナルキャラクター!正体は?
エイジは映画『オーディナル・スケール』に登場したアニメオリジナルキャラクターですが、彼は過去にSAO事件に巻き込まれたデスゲーム参加者の1人であり映画のストーリーにもSAO時代の出来事が大きく関わっています。エイジの正体について把握することで映画の内容も理解しやすくなることでしょう。ここではSAOにおけるエイジの過去やユナとの関係など、彼の正体についてまとめていきます。
エイジの正体は元SAOサバイバー
エイジはSAOユーザーの1人です。当時のプレイヤーネームは『ノーチラス』で攻略組ギルド・血盟騎士団に所属していました。このギルドはアスナが副団長を務めていた精鋭揃いのギルドで、そこに所属していたエイジもアスラらに引けを取らない実力者でした。しかし、ある中ボス戦にてフルダイブ不適合症状であることが発覚してしまうとその影響を鑑みたアスナの判断によって攻略班から外されます。
エイジとユナの関係
エイジとユナは幼馴染の関係です。エイジはユナに想いを伝えるきっかけとして彼女をSAOに誘いますがそこでデスゲームに囚われてしまいます。ユナを現実世界に帰すために地道にレベリングを続けたエイジは血盟騎士団に入りますが、フルダイブ適合症状を理由に攻略組から外されてしまいます。その後、危機に陥ったパーティを救出するためにユナを含めた攻略組二軍と行動しますが、そこでみんなを助けるためにユナは犠牲となってしまいました。
エイジの目的
劇中におけるユナはオーディナル・スケールのイメージキャラクターとして初登場しました。彼女の正体は重村徹大が娘のデータを元に生み出したAIで、重村はオーディナル・スケールをプレイするSAOユーザーの記憶をスキャンして抽出することでユナを完全復活させようと計画しました。ユナのためにもその計画に加担することを決めたエイジは、オーディナル・スケールをプレイするSAO攻略組を闇討ちしデスゲームの記憶を喚起させる役割を与えられました。
エイジのオーディナル・スケールでの活躍
ユナを復活させるためにエイジはSAO生還者の中でも死線を潜り抜けた攻略組の闇討ちを狙っていました。ランキング2位という成績の裏には重村から提供されたパワードスーツ、いわゆるチートツールが絡んでおりそれによって得られる圧倒的な強さで攻略組筆頭だったキリトとアスナにも襲い掛かりました。被害を受けたアスナは脳に高出力スキャンを掛けられたショックで記憶を失いました。
【SAO】エイジとユナがアリシゼーション編のアニメに登場?
エイジは劇場映画オーディナル・スケールに描かれたオリジナルキャラクターで、ストーリーの鍵を握る重要人物の1人として注目されました。そしてSAOアニメの第3期『アリシゼーション編』が公開されると物語後半にエイジとユナが登場し映画を視聴したファンの間で大きな話題となりました。ここではアニメ版SAOにてエイジとユナがアリシゼーション編に登場したシーンや理由についてまとめていきます。
エイジとユナは原作のアリシゼーション編に登場していない?
結論からまとめるとエイジとユナは『アリシゼーションWar of Underworld』に登場しています。アニメ版のアリシゼーション編は2018年10月~2019年3月まで放送された前半と、2019年10月~2020年9月まで放送された後半に分けられています。前半部分のみ視聴したファンはアリシゼーション編にてエイジとユナが登場したところを見ていないため、ネット上には稀に登場していないという情報が混ざるようになりましたが、それは誤った情報です。
エイジとユナがアリシゼーション編のアニメに再登場したシーン
エイジとユナは『アリシゼーションWar of Underworld』の第17話に登場します。ユナは旧SAOサーバーに保存されていたかつての自分のアカウントをコンバートさせてアンダーワールドのアバターを入手し、エイジはフルダイブ不適合を克服したことが明かされました。また、『War of Underworld』のOPにて2人の後ろ姿が描かれています。
エイジとユナがアリシゼーション編のアニメに再登場した理由
キリトがPoHに扇動された中国と韓国VRプレイヤーに追い詰められてしまった時、そこにエイジとユナが登場しキリトを助けるために戦いました。かつてキリトと敵対していたエイジが今度はキリトのために戦う展開となり、ユナもSAOにて使用していたアバターとなり吟唱スキルを使ってエイジを援護しました。また、ユナが現れたことでアンダーワールドのサーバーが日本にあることを示す証拠となり、激闘の末エイジは天命全損となってユナと共にログアウトしました。
【SAO】エイジの声優
劇場映画に登場したオリジナルキャラクターということもあり、本編に登場したエイジには担当声優が当てられています。エイジの担当声優は高い演技力と圧倒的な歌唱力の持ち主で、ミュージカルやドラマ俳優として高い人気を博しています。ここではSAOに登場するエイジの声を担当した声優についてまとめていきます。
エイジの声優は「井上芳雄」
エイジを演じた声優は井上芳雄(いのうえよしお)さんです。幼少期から讃美歌を歌う聖歌隊に所属していた経験から高い歌唱力を持つようになり、舞台俳優としてデビューを果たすと『ミュージカル界のプリンス』と異名が付けられ瞬く間に人気俳優となりました。アニメ声優はオーディナル・スケールが初めての挑戦となり、声優の難しさを実感したと後に語っています。
井上芳雄のプロフィール
- 性別:男性
- 生年月日:1979年7月6日
- 出生地:福岡県福岡市
- 血液型:A型
- 身長:182cm
- 事務所:グランアーツ
- デビュー時期:2000年
井上芳雄の主な出演作品
- エル・チュパカブラ(プレーンズ)
- ナイン(僕のヒーローアカデミア HEROES:RISING)
- ルドルフ皇太子(エリザベート)
- ヴォルフガング(モーツァルト!)
- パラモン(ナイツ・テイル~騎士物語~)
【SAO】エイジに対する世間での評判や人気
これまでSAOオリジナルキャラクターのエイジについてまとめてきましたが、SAOファンは彼の存在に対してどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではエイジに対する世間での評判や人気について、実際にSNS上に投稿されているコメントを参照しながらまとめていきます。
エイジに好感を抱いているファンは多くいました。登場作品でユナのために戦う姿や悲運な過去を背負っているダークヒーローな人柄が人気を集めているようで、アニメ版に再登場した時に驚愕、感動した人も大勢いました。
エイジが好きな人はユナとセットで推しているそうです。映画オーディナル・スケールは2人の関係を主軸にストーリーが展開されているため、2人に感情移入して思わず泣いてしまったという人も少なくありません。
エイジがSAO3期に再登場を果たした時にキリトを助けるために活躍する展開が熱すぎると人気が集まっていました。オーディナル・スケールでは互いに譲れないもののために戦った2人が、時を経て協力関係に変わる展開はまさに激アツ展開と言えるでしょう。
【SAO】エイジは映画のオリジナルキャラクターだった
SAOに描かれているエイジは映画オーディナル・スケールに登場したオリジナルキャラクターでした。ユナを失ったことに葛藤し罪と分かっていても彼女のために戦ったエイジの姿に感動し、アニメに登場した際は原作になかった展開で驚いた人も多かったことでしょう。もしもエイジの活躍を知らなかったという人はぜひSAOの映画オーディナル・スケールをチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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