【SAO】アルゴの人物像まとめ!本名や死亡について徹底考察
『ソードアートオンライン』略して『SAO』に登場する情報屋・アルゴを紹介します。『SAO』のゲーム内では情報屋として活動している彼女ですが、本当に信頼できるのか様々な角度から分析していきます。また、アルゴを担当している声優に関しても解説しています。
目次
【SAO】アルゴとは?
アルゴのプロフィール
VRMMORPG『SAO』内では初めての情報屋として登場するのが本記事で紹介するアルゴです。自分のことを「オレっち」や「オイラ」と特徴的な呼び方をする女の子と知られています。また、キリトやアスナの前では、自分のことを「オネーサン」の言っているので、現実世界ではキリト達よりも年上なのではないかとも言われており、本名についても長いこと公開されることのない謎の多いキャラクターとなっていました。
SAOの概要
『SAO』は2009年に、川原礫先生によるライトノベルとして刊行されました。現在でも連載が続いており、原作の文庫本は第27巻まで発売されるロングランヒットとなっている小説です。また、漫画やアニメ、ゲームなど多くのメディアミクスが行われており、様々な方面から作品を楽しむことができます。
SAOのあらすじ
物語は西暦2022年にVRMMORPG『SAO』という、大人数がオンラインでプレイすることができるゲームのサービスが開始されました。『SAO』は人気となり、多くの人が楽しむようになったある時、開発者である萱場晶彦がプレイヤーの前に姿を現します。萱場は「自発的なログアウトは不可能で、ログアウトをするには最上部のボスを倒さなければならない」と告げます。さらに「『SAO』で死亡してしまった際、現実世界のプレイヤーも死亡してしまう」ことを伝え、その強さを競い合う前代未聞のデスゲームが開始されてしまいました。
【SAO】アルゴに人物像や本名
鼠のアルゴと呼ばれる理由
『SAO』内にて情報屋として活動する彼女の顔の両頬には、三本線のペインティングが施されています。そのひげの様子が「鼠に見える」ことから「鼠のアルゴ」と呼ばれるようになりました。頬のひげのペインティングは、βテストの時に体術スキルを身に着けようとするも失敗してしまったためについてしまいました。ちなみにアルゴは「にゃはは」と猫のような笑い方をします。猫のようなアルゴが鼠と呼ばれるのだから、面白い人物設定と話題となりました。
アルゴの本名
アルゴは『SAO』内での呼び方になり、現実世界での本名は「帆坂朋」といいます。作者である川原礫先生曰く、帆坂朋はハーフで正式な本名は「帆坂カリーナ朋」というそうです。このことは、本編で語られることはありませんでしたが見えないところでも、しっかりと人物設定がされていることがわかります。また、年齢は『SAO』事件後の2026年の時点で、アスナやリズと同じ高校3年生とされています。『SAO』事件後は帰還者学校ではなく、神奈川県南西部にある地元の高校に進学していました。
アルゴの特徴的な話し方
アルゴは語尾がカタカナ表記になったり、先で紹介したように自分のことを様々な呼び方で呼ぶなど、その話し方がかなり特徴的なことがうかがえます。原作に登場することはありませんが、本名が「帆坂カリーナ朋」というハーフという設定から、わかりやすい表現としてカタカナ表記を用いた表現になっているのかもしれません。また、笑い方も「にゃははは」といった猫のような独特な笑い方をしています。
アルゴは信頼できる情報屋
アルゴは、情報屋として「売れる情報は何でも売る」といった信条の持ち主です。情報はアルゴにとっての強さでもあります。様々な情報を冊子にして売買をするなどでマネーを稼いでいました。また、『SAO』内にてデスゲームが始まった直後は、自分が持っている情報を、プレイヤーに無料配布するすることなども行っており、良識も持ち合わせている優秀な情報屋と思われます。主人公であるキリト達もアルゴが持っている情報を信頼している様子が何度も描かれています。
アルゴの強さや能力
先述しているように、アルゴは情報屋として情報を取り扱っています。そのため、戦闘としての強さは正確にわかっていません。とはいえ、小型クロ―を使っての戦闘や、ステータスが敏捷性に振り切っているあたり、戦闘においての強さが全くないというわけではないようです。情報を収集するに必要な強さは身に着けていると予想されます。
【SAO】アルゴの活躍や死亡説
アルゴのプログレッシブでの活躍
『SAO・アインクラッド編』でアルゴは登場はしたものの、その詳しい正体を明かされることはありませんでした。しかし、『SAO・プログレッシブ編』の小説や漫画では主人公であるキリトやアスナたちと共に行動するところが多く描かれ、必然的に登場シーンも多く描かれました。戦闘シーンでの活躍も表現され、アルゴの強さが作中で大いに表現されました。
アルゴの死亡説の真相
登場回数が多くなっていくと、だんだんとアルゴの人気は高まっていきました。しかし、ある段階では死亡説が流れてしまうこともありました。アプリやゲームへの登場はあったものの、『SAO』本編での出番も少ない上に、クリア者リストの中にアルゴの名前がなかったためです。また、メインとして活躍していたプログレッシブも、3巻以降、途端にアルゴの名前が出てこなくなってしまったのも要因の一つと思われます。
アルゴのソードアート・オンライン ガールズ・オプスでの再登場
一時は生死不明で死亡説が流れたアルゴでしたが、2013年に発売された『ガールズ・オプス』という外伝に登場し、無事に生存確認が取れ、アルゴファンは胸をなでおろしました。作品の舞台は『SAO』から『ALO(アルヴヘイム・オンライン)』に移行しましたが、アルゴは相変わらず情報屋としての活動していました。しかし、『SAO』のようなデスゲームではなくなり、命の危険がなくなったことから個人情報の販売は取りやめていました。
アルゴのユナイタル・リング編での活躍
外伝やゲームでの登場はあったものの、アルゴは長いこと本編に登場してきませんでした。しかし『ユナイタル・リング』編にて『SAO』のサバイバーの学生が通う帰還者学校に編入してきたことで、原作21巻にて再登場を果たします。もともとは神奈川県にある地元の学校に通っていたアルゴですが、情報屋としての強さを生かし、ユナイタル・リングについて調査するため帰還者学校に編入してきました。この時、現実は2026年9月で、アルゴは高校3年生になっていました。
【SAO】アルゴの声優
アルゴの声優は「井澤詩織」
アルゴの声を担当しているのは声優の「井澤詩織」さんです。井澤さん自身も天真爛漫で元気いっぱいな印象がありますので、アルゴの声優としてぴったりなのではないでしょうか。また、井澤さんはアルゴの他にも、シリカが使役する使い魔・ピナの声優も担当しています。ここでは、『SAO』にて様々なキャラクターの声優として活躍している井澤さんについて紹介していきます。
井澤詩織のプロフィール
井澤さんは、1987年生まれで2023年現在36歳です。きょうだいに一卵性双生児のお姉さんがいらっしゃいます。声優になる前からアニメやゲーム、漫画が好きだったようで、双子のお姉さんと一緒に「コミケ」に参戦したこともあるといいます。また、独特な声質を持っている井澤さんは、カエル声と呼ばれることもあるようです。声優業だけでなく写真集を発売したり、自らのカメラで撮影した写真をまとめてフォトブックを発売したりと、マルチに活躍しています。
井澤詩織の主な出演作品
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ソフィ・プロネ
- 『シャドウバースF』ドラグニル
- 『ドラゴン、家を買う。』ピーちゃん
- 『鬼滅の刃』案内役・白髪
- 『うちのメイドがウザすぎる!』森川ゆい
- 『銀の匙 Silver Spoon』吉野まゆみ
- 『チェンソーマン』ポチタ
【SAO】アルゴに対する世間での評判や人気
ゲームや外伝などに多く登場してきたアルゴですが、本名を公開し、本編にしっかりと関わってきたのは原作の第21巻と比較的最近でもあります。とはいえ、キャラクターとしては人気が高いアルゴですので、ネットなどでの評判が気になるところです。こちらでは、Twitter上でのアルゴの評判を見ていきます。
せっかく物販に行ったのに、お目当てのアルゴのぬいぐるみがいなかったという悲しさと驚きにあふれた投稿です。投稿されている日時を確認すると2022年10月22日になっていますので、劇場版『ソードアート・オンライン-プログレッシブ-冥き夕闇のスケルツォ』が公開された初日と思われます。初日に物販のぬいぐるみが品切れになっているというのは、なかなかないことなのではないでしょうか。それだけアルゴが人気だということを物語っているのかもしれません。
こちらの投稿は、2023年1月にアイスクリームショップ「マンハッタンロールアイス」と『SAO』がコラボした時のアイスクリームです。原宿や名古屋、金沢など限られた地域での販売となっていました。アルゴの他にも、キリトやアスナ、ミトのアイスが発売されました。アルゴのアイスは、ミルクのアイスにキャラメルとビスケットがかかっていて、これは間違いなく美味しいアイスと思われます。お仕事を頑張って、大好きなキャラクターとのコラボアイスというのは、最高のご褒美になったかもしれません。
外伝やゲームのみで、なかなか本編やアニメに登場することが少なかったアルゴが、2022年公開の劇場版に主役級で登場したことにより、その人気が爆発し、2019年に投稿したこの方の予想は的中することとなりました。原作ではまだ「プログレッシブ」編が続いていますので、まだまだ人気が上がってくることも予想されます。
【SAO】アルゴは信頼できる情報屋だった
今回は『SAO』内で初の情報屋として登場したアルゴについて紹介しました。一時は死亡説まで流れたアルゴでしたが、原作にて無事に再登場も果たし人気のキャラクターにまで成長しました。2022年には原作第27巻の発売もされ、アルゴが主役級となった劇場版も公開されました。今後もアルゴの活躍は、様々なメディアで展開されていくことになりそうなので、目が離せません。
この記事のライター
Takechip
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