【スラムダンク】魚住純の人物像を考察!モデルになった選手や声優まで
『スラムダンク』に登場する綾南高校の魚住純。個性的なキャラクターが多く登場する『スラムダンク』の中でもキャラの濃い魚住純の人物像やモデルとなったバスケットボール選手を考察しました。魚住純の声を担当した声優についても紹介します。
目次
【スラムダンク】魚住純とは?
魚住純はビッグ・ジュンの異名を持つ大きな体を活かしたプレーが特徴のキャラクターです。『スラムダンク』に登場する赤木のライバルでもある魚住純の人物像について紹介します。
魚住純のプロフィール
魚住純は『スラムダンク』の作中に登場する綾南高校の3年生。バスケ部の主将であり、2mを超すほどの大きな体を持ちます。その身長から「ビッグ・ジュン」の異名を持ち、湘北高校の赤木の最大のライバルというキャラです。県内で一番大きな中学生として綾南高校に入学し、高校1年生の時には既に身長が199cmありました。3年生の時の背番号は4でポジションはセンターです。
スラムダンクの概要
『スラムダンク』は『週刊少年ジャンプ』にて1990年~1996年まで連載されていた大人気バスケットボール漫画です。単行本第21~23巻は初版発行部数250万部を突破しており、これは当時の最高記録です。『スラムダンク』は1993年よりアニメ放送が開始し、ゲームなども発売されるなど大人気の作品となりました。バスケットボールブームの火付け役となり、日本だけでなく海外でも人気を集めます。
スラムダンクのあらすじ
主人公の桜木花道は、赤い髪の不良少年。中学時代は50人以上の女子から振られた記録を持っています。神奈川県立湘北高校に入学した桜木花道は、バスケットボール部の主将である赤木剛憲の妹、赤木晴子に身長と身体能力を見出されバスケットボール部への入部を薦められます。バスケットボールは全くの初心者であった桜木花道ですが、赤木晴子を目的にバスケットボール部に入部します。桜木花道は仲間とぶつかりながら、バスケットボールを通じて成長していきます。
【スラムダンク】魚住純の人物像やモデルの選手を考察
『スラムダンク』作中で綾南高校のセンターを務める魚住純はどのような人物なのでしょうか?作中の描写を元に、魚住純のバスケに対する姿勢や意外な特技、湘北高校の赤木との関係などを解説します。また、魚住純のモデルとなったであろうバスケットボール選手についても考察します。
魚住純の人物像
入学当時から大きな体を持っていた魚住純ですが、入部当時は基礎練習にさえついていけませんでした。部員からも「ただデカいだけ」と言われて退部も考えてしまいます。しかし部活顧問の田岡から「大きな体も才能だ」と諭され、ひたむきに練習に励みます。真っ直ぐで漢気溢れる性格ですが、試合中には感情的になり審判に抗議をしてしまい退場となるシーンもあります。実力はあるものの、感情部分が脆い一面のある人物です。
魚住純はかつらむきが上手い?
魚住純の実家は料理店を営んでおり、魚住純も将来は板前になることが夢でした。引退後には予定通り板前の道を進みます。山王戦では湘北高校のキャプテンで魚住純のライバルである赤木が、山王高校の河田との対戦で迷い始めた際にはかつら向きをしながら喝を入れます。キレイなかつらむきを披露していることから、魚住純は板前としての修業をしっかり積んでいるのがわかります。
魚住純と赤木の関係
魚住純と湘北高校の赤木は、2年生のインターハイ予選で対決。同じセンターのポジションで対決し、魚住純のチームは勝利しますが対決した赤木に魚住純は完全に抑えられてしまいます。敗北感を感じた魚住純は赤木を倒すことを目標にひたむきに練習し、ゴール下のディフェンスを重点的に実力をつけます。赤木をライバル視するだけでなく、赤木のゴール下での得点能力は天性の実力だと認めて評価しています。山王戦で赤木が迷走している時も喝を入れて立ち直させるなど、いいライバル関係です。
魚住純の実力や能力
魚住純は体格を生かしたパワープレイを得意とし、海南大付属高校の牧からも評価される実力を持ちます。県内で唯一赤木と対等に勝負ができる実力者。ただしフリースローを苦手としており、赤木と比べても攻撃力が劣ります。センターとしての自分の役割を再認識したことで精神的な弱さを克服します。
魚住純のモデルの選手
『スラムダンク』の魚住純のモデルとなったのはNBA選手のパトリック・ユーイング選手と言われています。魚住純のモデルと言われているパトリック・ユーイング選手は1962年生まれジャマイカ出身の選手です。2002年に現役を引退するまでニューヨーク・ニックスなどのチームのセンターとして活躍しました。センターという共通点も魚住純のモデルと言われている理由の一つです。1996年には「50人の偉大な選手」にも選ばれています。2008年には殿堂入りしています。
【スラムダンク】魚住純の声優
精神的な弱さはあるものの責任感が強く、チームのために最善を尽くすことができる魚住純は、他の選手たちからも一目置かれる存在となっています。アニメ『スラムダンク』で、そんな魚住純の声を担当した声優について紹介します。
魚住純の声優は「岸野幸正」
『スラムダンク』の綾南高校キャプテン魚住純の声を担当した声優は、岸野幸正さんです。岸野幸正さんは声優だけでなく舞台役者としても活躍しています。
岸野幸正のプロフィール
『スラムダンク』の魚住純の声を担当している岸野幸正さんは1955年生まれ、東京都出身の声優です。現在の所属は青二プロダクションです。1980年代より声優活動を開始し、有名作品に数多く出演しています。劇団岸野組の団長として俳優活動を積極的に行うなど、幅広く活躍しています。
岸野幸正の主な出演作品
岸野幸正さんの主な出演作品は『名探偵コナン』の黒田兵衛です。『名探偵コナン』は『週刊少年サンデー』にて連載中の推理漫画です。1996年よりアニメ放送が開始され、毎年劇場版が公開される大人気作品。黒田兵衛は警視庁捜査一課管理官として登場します。作中では大きな鍵を握る人物として重要なキャラクターです。
【スラムダンク】魚住純の名言
名言の宝庫である『スラムダンク』。名言がたくさん登場する『スラムダンク』で、魚住純は心に響く名言を残しています。魚住純が残した印象に残る名言をいくつか紹介します。
魚住純の名言①「うちには点をとれる奴が…」
ウチには点をとれる奴がいる オレが30点も40点も入れる必要は無い オレはチームの主役じゃなくていい
この名言は『スラムダンク』第20巻「集中力」に登場した魚住純のセリフです。インターハイをかけた予選で赤木率いる湘北との対戦で、魚住純率いる綾南は追い込まれてしまいます。そこで魚住純は、自分が無理に得点を取りに行こうとせずとも自分のチームには点を取れる人間がいることを再認識します。そして自分は主役じゃなくてもいいから、チームを勝たせるための脇役になることを悟ります。
魚住純の名言②「華麗な技をもつ…」
華麗な技をもつ河田は鯛 お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか 赤木 お前は鰈だ 泥にまみれろよ
この名言は『スラムダンク』の第28巻「闇の外」にて登場するセリフです。山王工業の河田兄とのマッチアップで自信を失い、迷走している赤木に対して発したセリフでした。自分がなんとかしないとチームが負けると考えていた赤木に、チームの脇役でいいんだということを気付かせてくれる名言となりました。
魚住純の名言③「ゴール下だけは…」
ゴール下だけは譲るんじゃねえ!!
この名言は『スラムダンク』の28巻にて登場したセリフです。無理に得点を取りに行く必要はないが、自分の役割であるゴール下だけは絶対に譲ってはいけないという強い思いを表した言葉です。
【スラムダンク】魚住純に対する世間での評判や人気
魚住とチームメイトとの関係性が好きだという声がたくさんあがっていました。試合に負けてしまい、普段は泣き顔を見せない魚住純が悔し涙を見せると、その姿を見て福田が泣いてしまうシーンは名シーンの1つです。
魚住純が『スラムダンク』のキャラクターの中で一番好きという声もありました。バスケットボールの実力だけでなく、人間としてもかっこいいと定評のある魚住純は人気のキャラクターです。
魚住純は家業である板前を継ぐため、バスケットボール部を引退後は板前の道へと進みます。将来、一人前の板前となった魚住純を見てみたいという声があがっていました。それぞれの道を進んだ登場人物たちが、どんなふうに成長を遂げたのかを想像するのも『スラムダンク』の楽しみの一つです。
『スラムダンク』には個性豊かなキャラクターたちが登場し、みんな魅力的なキャラクターばかりです。そんな個性豊かなキャラクターたちの中でも、魚住純が好きという声がたくさんあがっていました。真っ直ぐで漢気溢れる性格と、赤木の最強のライバルという点で人気を集めています。
【スラムダンク】魚住純がもしも〇〇だったら
『スラムダンク』に登場する魚住純がもしも〇〇だったらを想像してみました。
魚住純「兄」篇
魚住純がもしも兄だったら、きっと強くて面倒見のいい頼れる兄になることでしょう。勝負事となると熱くなって手加減はしてくれなさそうですが、本気でぶつかってきてくれるいい兄になりそうです。誰かの助けを必要としている時にもアドバイスをくれる存在になるでしょう。
魚住純「友達」篇
魚住純がもしも友達だったら、熱い友情を築くことのできる存在となるでしょう。ただし魚住純はムキになる部分もあるので、意見がぶつかることはあるでしょう。しかし友達の為には身を引くこともできるので、きっとよりよい友達関係が築けるはずです。困っている時には手を差し伸べてくれ、時にはおもしろい発言で楽しませてくれる存在となるでしょう。
魚住純「彼氏」篇
魚住純がもしも彼氏だったら、きっと頼もしい彼氏になるでしょう。魚住純の大きくて頑丈な体は、どんなピンチに陥っても助けてくれそうな安心感があります。強面ではありますが、真っ直ぐな性格でひたむきに頑張るところは応援したくなります。ただしとても大きいので、友達に紹介するとびっくりされるかもしれません。
【スラムダンク】魚住純はかっこいい赤木のライバルだった
綾南高校の魚住純はバスケットプレイヤーとして実力があり、かっこいいのはもちろん、赤木のライバルとして、赤木の成長に欠かせない重要な役割を果たしています。18歳になったら板前の修業をすると決め、限られた時間の中で精一杯バスケットに打ち込む姿はかっこよく、他の選手たちからも一目置かれる存在です。
この記事のライター
yonekao
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。