【シャーマンキング】レッドクリムゾンの目的とは?所属メンバーと特徴も解説
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』に登場した組織「レッドクリムゾン」。レッドクリムゾンの目的や道家との関係、アイアンメイデン・ジャンヌの死との関係や、レッドクリムゾンメンバーのオーバーソウルなどシャーマンキングのレッドクリムゾンの目的に迫りましょう!
目次
レッドクリムゾンの目的とは
『SHAMAN KING』(シャーマンキング)のスピンオフ作品である『SHAMAN KING レッドクリムゾン』に登場した謎の組織「レッドクリムゾン」をみなさんご存知ですか?今回は、「レッドクリムゾンの目的」や「道家との関係」、「アイアンメイデン・ジャンヌの死との関係」や、「レッドクリムゾンメンバーのオーバーソウル」などシャーマンキングのレッドクリムゾンの目的にまつわるお話を紹介していきましょう!
レッドクリムゾンとは
「レッドクリムゾン」は『SHAMAN KING』(シャーマンキング)のスピンオフ作品である『SHAMAN KING レッドクリムゾン』に登場した敵組織で、シャーマンキングに登場する「道家」というキョンシー使いの一族と敵対する組織として登場しました。アイアンメイデン・ジャンヌの死などに関与したとされ、もうひとつの謎の勢力である「ヤービス」との関係も匂わされています。
レッドクリムゾンの正体は「東家」と呼ばれる同じくキョンシー技術を扱うシャーマン一族であることが明かされ、『SHAMAN KING レッドクリムゾン』ではシャーマンキングに登場する「道家」との熾烈で悲しい闘いが描かれているのです。
レッドクリムゾンの目的は二つ
「レッドクリムゾン」の目的については『SHAMAN KING レッドクリムゾン』で言及されており、大きく分けるとキョンシー使いの一族である「道家」との確執や因縁と恐るべき野望から「道家を滅ぼすこと」という目的ともっと大局的な野望として「フラワーオブメイズ」によって混沌とし振り出しに戻された世界を掌握することが挙げられています。
「フラワーオブメイズ」とは『SHAMAN KING』(シャーマンキング)の続編作品である『シャーマンキングFLOWERS』で勃発した代理戦争とも言えるシャーマン同士の争いのことで、シャーマンの1人である「ブラックメイデン」の口からアイアンメイデン・ジャンヌが死んだという悲劇的な事実が言及されていました。
シャーマンキングをおさらい
「レッドクリムゾン」の目的やメンバーのオーバーソウルについて言及する前に『シャーマンキング』についておさらいしましょう!『シャーマンキング』は「武井宏之」先生によって元々は『週刊少年ジャンプ』(集英社)に1998年から2004年まで連載され、その後2008年に『SHAMAN KING』というタイトルで講談社コミックに移籍したアクション漫画です。
今回ご紹介する『SHAMAN KING レッドクリムゾン』は2018年から2020年まで講談社の『少年マガジンエッジ』に連載されていた「ジェット草村」先生のアクション漫画です。
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』ではシャーマンキングのファンの間でも大人気の「道家」にフォーカスを充てて、道蓮とアイアンメイデン・ジャンヌの悲しい結末や息子の道黽がどうやって『シャーマンキングFLOWERS』のチームタオでの振る舞いに至ったのかなどがオーバーソウルを使用したダイナミックな戦闘シーンなどのお馴染みの要素とともに描かれています。
シャーマンキングのあらすじ
「シャーマンファイト」が朝倉葉王ことハオが勝利を納め世界に天変地異をもたらすまでの猶予期間の間、『シャーマンキング』に登場した「THE蓮」チームのリーダー「道蓮」とX-LAWS最強の巫力をもつアイアンメイデン・ジャンヌは結ばれて息子「道黽」と仲睦まじく暮らしていました。そんななか、アイアンメイデン・ジャンヌが「ある野望」によって殺されてしまい、不殺の誓いを護ってきた道家に謎の組織「レッドクリムゾン」が迫りまったことで道蓮の姉「道潤」は熾烈な闘いに身を投じることになります…!
レッドクリムゾンの所属メンバーとオーバーソウル一覧
この章では『SHAMAN KING レッドクリムゾン』に触れていただくための布石として『SHAMAN KING レッドクリムゾン』第1巻に絞り、謎の組織「レッドクリムゾン」の構成シャーマンとオーバーソウル状態の解説をしていきましょう。
メンバー①猿奇(エンキ)
レッドクリムゾン第一の刺客である「猿奇(エンキ)」は、道蓮に親友として会いにきた「ホロホロ」を上海近郊にて襲う形で登場しました。持ち霊やオーバーソウルは登場前に死亡してしまったため不明ですが、ホロホロに対して「生きた人間に霊符を貼る」という非道なキョンシー生成方法を披露しています。顔立ちは猿っぽさがあり、狡猾なキャラクターとして描かれています。
メンバー②紅紅(ホンホン)
ミステリアスな人物として登場した「紅紅(ホンホン)」もまた「レッドクリムゾン」所属のシャーマンです。紅紅の持ち霊は非常に強力で後述のオーバーソウル状態でも堅牢さを発揮した「刑天」という著名な妖怪を引き連れています。『SHAMAN KING レッドクリムゾン』の敵側のヒロインのような立場でありまた、主人公の道潤の好敵手にもあたります。白兵技術にも優れ、また刑天との相性も抜群であり何度でも道潤と白竜の前に立ちはだかります。
オーバーソウル
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』の紅紅がパートナーとしている持ち霊「刑天」は中国に伝わる妖怪あるいは伝承においては神として捉えられる強大な存在です。上記の画像のように首がなく胴部に代わりに顔のある存在として伝えられており、オーバーソウルすることで『シャーマンキングFLOWERS』に登場するチームヤービスのゴーレム「ヤービス」によく似たような風貌になりより堅牢になり、紅紅が乗り込むことでより大火力を発揮します。
レッドクリムゾンと道家との関係
ここでは道家滅亡を目的とする『SHAMAN KING レッドクリムゾン』の謎の組織「レッドクリムゾン」と道家の関係性をおさらいしておきましょう!
道家とは
道家とは2000年以上続いている中国発祥のキョンシー技術を利用した「道士(シャーマン)」たちを擁する一族です。暗殺など中国歴史の暗部を担ってきた一族ともいわれ、道蓮が今は頭首となっています。その姉「道潤」もまた「白竜」というキョンシーを使役し朝倉葉たちとの出会いとシャーマンファイトを経て死生観を変えられていくことになります。道蓮はアイアンメイデン・ジャンヌと結ばれて息子と心安らかに暮らすなど、2000年続いた暗澹たる定めと決別したように思われました。
関係①アイアンメイデン・ジャンヌの死
しかしながら、その道家の安寧は長くは続きません。なんと『SHAMAN KING レッドクリムゾン』ではそのアイアンメイデン・ジャンヌが死亡してしまったと語られることになってしまったのです。なぜ死亡したのか、誰が殺したのかといった謎もまた『SHAMAN KING レッドクリムゾン』のなかで語られていくことになります。
アイアンメイデン・ジャンヌとは
アイアンメイデン・ジャンヌは元々、『SHAMAN KING』(シャーマンキング)に登場していた「X-LAWS」と呼ばれるハオを打ち倒すことを目的とした勢力のリーダー的存在であったシャーマンです。古代バビロンで信仰された太陽神「シャマシュ」を持ち霊とし洗脳されるように籠の鳥として育った半生から朝倉葉や道蓮との出会いを経て生来の心優しい人格を花開かせていきます。そんなアイアンメイデン・ジャンヌは夫の道蓮と息子の道黽を心から愛し穏やかな日々を開かれつつあった道家の人々とともに送っていたのです。
関係②キョンシー使いの流派
「道家」と「レッドクリムゾン」こと「東家」には共通することがあります。それは両者とも「キョンシー使い」という形式を持つシャーマン一族でありその技術と巫力を暗殺などの後ろ暗い方法で活かしてきたことです。この陰鬱な経歴と拭いきれない血の臭いは双方で悲劇を巻き起こし、『SHAMAN KING レッドクリムゾン』の影を深くしていくのです。
片や道家の破滅を目的と謳いキョンシーを用いた力を振るうレッドクリムゾン、片やアイアンメイデン・ジャンヌをはじめとする大切な人々を傷付けられ力と向き合うことになる道家。その両者がどこに向かうのかやそれぞれの目的がどのような形で波及するのかも『SHAMAN KING レッドクリムゾン』の魅力です。
レッドクリムゾンとヤービスとの関係
この章では『シャーマンキングFLOWERS』以降に繋がるフラグとも言われる「ヤービス」の伏線片鱗を『SHAMAN KING レッドクリムゾン』のネタバレは最小限にした状態で確認して、レッドクリムゾンの目的と照らし合わせておきましょう。
考察①ブラックメイデンの発言
『シャーマンキングFLOWERS』に登場するキャラクター「ブラックメイデン」は「フラワーオブメイズ」に「チームヤービス」のシャーマンとして参戦した少女です。『シャーマンキングFLOWERS』では道黽と因縁深いキャラクターとなっていますが、その前日譚としてアイアンメイデン・ジャンヌの死に関わったと読み取れるセリフを『シャーマンキングFLOWERS』では発言していました。アイアンメイデン・ジャンヌの死の真相もまた『SHAMAN KING レッドクリムゾン』の見所です!
考察②ゴーレム使いの共通点
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』では「キョンシー使い」という共通項だけでなく紅紅のオーバーソウル形態と『シャーマンキング』に登場した「ゴーレム」の形状の類似性もまたヤービスと繋がる伏線であると読み取ることも出来ます。というのもオーバーソウル時の形態の類似はシャーマンキングの世界では伏線として扱われることが多いからです。紅紅の目的は一体なんなのか、ヤービスの一派がアイアンメイデン・ジャンヌの死に関わった目的はなんなのかなどが本編では紐解かれていきます。
レッドクリムゾンの目的の世間での評判や人気
最後にこの章では『SHAMAN KING レッドクリムゾン』のレッドクリムゾンの目的や真相についてファンのみなさんからネタバレは最小限にしつつも興味深い感想をピックアップしていきましょう!
こちらの方は『SHAMAN KING レッドクリムゾン』の面白かった点として道家とレッドクリムゾン(東家)がそれぞれ対になるような持ち霊を扱っていたことを挙げています。このふたつの一族が持っている因縁やそれぞれのキャラクターの目的も見所です。
こちらの方は『SHAMAN KING レッドクリムゾン』のレッドクリムゾンの目的についての考察としてヤービスとの関係性について注目しています。『シャーマンキングFLOWERS』から露見するヤービスの目的などと照らし合わせることで見えてくるものもありそうです。
こちらの方はブラックメイデンとヤービス、そしてレッドクリムゾンの勢力図に対して期待と困惑半々と見られる感想を漏らしています。
レッドクリムゾンはまだ謎に包まれている
『SHAMAN KING レッドクリムゾン』に登場する謎の組織「レッドクリムゾン」の目的や触りの考察などはいかがでしたか?伏線回収が巧みな『SHAMAN KING レッドクリムゾン』は4巻という短いスパンのなかにさまざまなキャラクターの行動目的の種明かしや過去補足が含まれていますので楽しく考察しながら読むといいでしょう!
この記事のライター
卯龍
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。