【紅の豚】フィオの人物像まとめ！かわいい17歳のヒロインの魅力やその後は？

『紅の豚』の作品のヒロインであるフィオのプロフィールを紹介します。フィオは、17歳のかわいい見た目をした少女ですが、驚くことに職業は飛行機設計技師なのです。さらに祖父から飛行艇の整備士としての技術や仕事に対する情熱を高く評価されています。また、フィオは小さい頃から飛行艇乗りの話を聞いて育っているため、飛行艇乗りを尊敬しており、ポルコに出会う前から憧れていました。

フィオの家族として登場するのは、フィオの祖父であるピッコロのおやじになります。フィオの祖父は、イタリアのミラノにある飛行艇製造会社・ピッコロ社の経営をしている人物です。また、フィオの父親も飛行機設計技師なのですが出稼ぎに行っているため『紅の豚』の作中には登場していません。作中で詳しく紹介はされていないのですが、ポルコの壊れた飛行艇を作り直すさいにピッコロのおやじの家族が大勢登場しており、フィオの家族は大家族であることがわかります。

『紅の豚』はスタジオジブリが制作し、1992年7月18日に公開された長編アニメ映画になります。『紅の豚』は、世界大恐慌後のイタリア・アドリア海が舞台となっており、そこで巻き起こる飛行艇乗り達の物語です。『紅の豚』の主人公は、豚の見た目をしたポルコと言う名の男です。本作では、ポルコの恋愛や様々な人達との出会いを描いた作品になっています。

『紅の豚』の主人公ポルコは豚の見た目になる前は、イタリア空軍に所属していた過去があります。その後、イタリア・アドリア海に横行している空賊を倒し、賞金を稼いで生活をしていました。しかし、ポルコを倒すために空賊達は用心棒のカーチスを雇い、エンジン不調を起こしているポルコの飛行艇を撃墜します。その後、ポルコは飛行艇を修理するためにミラノにある工房ピッコロ社に向かいます。そこで、『紅の豚』のヒロインであるフィオと出会うのです。

フィオは『紅の豚』の作中で多くの男性キャラクターからかわいいと言われており、かなりモテています。ここでは『紅の豚』のヒロインであるフィオの魅力や名言について解説します。それでは、さっそくフィオの魅力を3つ見ていきましょう。

フィオのかわいい魅力の1つ目は、勝気でまっすぐな性格なところです。フィオはポルコに「大好き」と自分の素直な気持ちをストレートに伝える性格をしています。また、空賊達に囲まれ、飛行艇を壊されそうになった時に数十人の空賊達をフィオ1人で説得する描写がありました。さらに、その場にいたカーチスがポルコとの再決戦に勝利したらフィオを嫁にもらうという宣言に対し、フィオは怯むことなく同意しました。これらの描写を見てフィオに魅力を感じた視聴者も多いと思います。

フィオのかわいい魅力の2つ目は、職人気質で技術があることです。飛行機設計技師の叔父や父親の姿を見て育っていることから、フィオは飛行機設計技師としての才能を若くして開花させています。壊れたサボイアS-21を素早い判断力と実行力を発揮して見事に修理をします。フィオは、17歳のかわいい見た目とはうらはらに職人としての技術が一流なところにギャップがあって魅力を感じるのでしょう。

フィオのかわいい魅力の3つ目は、女の子らしさもあるところです。ここまで、フィオの魅力を見ていただくとかなり男勝りしていると感じるでしょう。しかし、作中ではフィオの女の子らしい描写もあります。その描写がカーチスと自分を賭けて勝負する約束をした時に「本当は怖かった」とポルコに告げていました。このことからフィオは、年相応の女の子らしい一面ももっていることがわかります。

フィオは作中で印象的なセリフや名言を残しています。そういったところもフィオの魅力の1つなのでしょう。ここからは『紅の豚』のヒロインであるフィオの名言を3つ紹介します。それでは、さっそく見ていきましょう。

サボイアS-21の修理を終えて、隠れ家に戻って来たポルコを空賊達が待ち伏せていました。そして、フィオが直したサボイアS-21を壊そうとした空賊達に対してフィオが言ったセリフです。フィオの正論に空賊達は言い返すことができずに帰っていきました。このセリフを聞いてフィオが魅力的なヒロインだと感じた方も多いのではないでしょうか。

ポルコの秘密に迫る質問をフィオはします。フィオが純粋でまっすぐな性格だから聞けたのでしょう。これに対してポルコは明確なことは話しませんでした。ポルコが豚の姿になった理由は『紅の豚』の作中では明かされていません。

『紅の豚』の最後のナレーションでフィオが言ったセリフになります。その後、ポルコとジーナがどうなったのかは、作中で明かされていません。この結末に多くの方がポルコとジーナがどうなったのか様々な考察がされたと思います。

ここでは、フィオとポルコの関係について解説します。フィオとポルコの関係は、飛行艇のパイロットと飛行艇の整備士という関係でした。しかし、物語が進むにつれてフィオは、ポルコに惹かれていきます。カーチスとの戦いに勝利したポルコに対して、フィオはキスをしています。フィオは間違いなくポルコに恋愛感情があったのだと思います。その後、2人はどのような関係になったのかは『紅の豚』の作中では、明かされていません。

ポルコは作中で人間の姿に戻っている描写が2度あります。いずれもフィオがポルコにキスをしています。ポルコは「フィオを見てるとな、人間捨てたもんじゃねぇって、そう思えてくるんだよ」と言っています。このことからポルコは、自らに呪いをかけて豚の姿になっていると考察できます。しかし、フィオとのキスなどがきっかけとなり、ポルコは「人間も捨てたもんじゃない」と思い呪いが一時的に解けているのではないでしょうか。

フィオはポルコに思いを寄せていますが、2人の年齢の差はいくつあるのでしょうか。ここでは、フィオとポルコが何歳離れているのか解説していきます。ポルコは1983年生まれのため、36歳になります。フィオが17歳なので、ポルコとは19歳も年が離れていることになります。

ここでは、フィオとポルコのその後について考察します。カーチスとの戦い後、フィオはミラノに帰り、会社を継いでいました。そして、ジーナとも友人関係となっており、夏になるとホテルアドリアーノに行き、ジーナに会っていると語っています。そして、ポルコはジーナと結ばれたと考えられています。エンディングの最後の映像にポルコの飛行艇がホテルアドリアーノに止まっている描写があります。そのため、ポルコはフィオではなく、ジーナと一緒にいることを選んだのでしょう。

ここでは『紅の豚』のフィオ役を演じた声優について紹介します。『紅の豚』のヒロインであるフィオ役を演じた声優は岡本明美さんです。彼女は、受験に失敗した過去があります。その後「1度の人生、自分のしたいことをしよう!」と決意し、東京アナウンスアカデミーに入学しました。卒業後は、マウスプロモーションに所属して声優の道を進んでいきます。

ここでは、岡本明美さんのプロフィールを紹介します。岡本明美さんは、1969年3月12日生まれ、東京都出身の方です。現在も事務所はマウスプロモーションで、声優として活躍されています。アニメ声優以外にもゲームやドラマCD、吹き替えの仕事も数多くこなしています。

ここでは、岡本明美さんの主な出演作品を紹介します。実は、岡本明美さんの声優デビュー作品は『紅の豚』のフィオになります。また、代表的な作品は「ONEPIECE」のナミ役、「金色のガッシュベル!!」のキッド役、「夏目友人帳」のヒノエ役、「ふたりはプリキュアSplashStar」の霧生薫役などを演じています。

こちらの方は『紅の豚』のヒロインであるフィオがかわいいと感じているようです。また、フィオの声優である岡村明美さんの演技や声もかわいいと高く評価されています。フィオの性格や雰囲気に、岡村明美さんの声はピッタリだと思います。

続いては、こちらの方の意見や感想を紹介します。『紅の豚』のヒロインであるフィオに対して、仕事に自信を持っているところや気が強く、堂々としているところがかっこいいと感じているみたいです。17歳の少女で仕事に対する情熱や気が強いところはギャップがあって、フィオの魅力の1つだと感じます。

最後にこちらの方の意見や感想を紹介します。こちらの方は『紅の豚』を何度も視聴しているようです。歳を重ねるごとにフィオの「意地も見栄もない男なんて最低よ堂々と戦いなさい！」と言うセリフの意味が理解できるようになったそうです。何度見ても心に刺さる名言に驚いているのでしょう。

本記事では『紅の豚』に登場するヒロインのフィオの人物像や魅力について解説しました。フィオは気が強く、職人気質ですが女の子らしい描写も多々あります。そんなところがフィオのかわいいところでもあり、魅力なのかもしれません。『紅の豚』は、何度見ても面白い作品なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。