【ワンピース】ゾロの過去やワノ国との関係は?出身地の噂も考察!
『ワンピース』の登場人物の1人である、ゾロの過去やワノ国との関係について解説します。ゾロの過去や家族の話が描かれる可能性、ワノ国や霜月牛丸との関係などについて考察してまとめています。ゾロのこれまでの活躍や、アニメ版の声優も紹介します。
ゾロとは?
『ワンピース』のゾロは、麦わらの一味の中で最も早くルフィの仲間になった人物です。ルフィとは対象的な無愛想なキャラで、2人の対比が面白く描かれています。本記事ではゾロの過去や、ワノ国との関係についてまとめていきます。ゾロの過去に迫る前に、まずはゾロのプロフィールをチェックしておきましょう。
ゾロのプロフィール
ゾロの本名はロロノア・ゾロで、東の海のシモツキ村出身です。11月11日生まれで、現在の年齢は21歳です。ルフィに会う前は賞金首を狙ってお金を稼いでいたため、「海賊狩りのゾロ」の異名を持っています。両手と口を使って刀を振るう「三刀流」の使い手で、麦わらの一味の大きな戦闘力になっています。常にどっしりと構えた頼れる存在ですが、方向音痴だという弱点もあります。
ワンピースの概要
『ワンピース』は週刊少年ジャンプに連載中の漫画で、連載期間からすでに25年経っています。コミックスの累計発行部数は4億9,000万部にも上り、ギネスの世界記録を更新し続けています。アニメやゲームなどに幅広く展開しており、映画もこれまでに14作が公開されています。2022年の8月には、新作映画の公開も決まっています。
ワンピースのあらすじ
東の海のフーシャ村で育ったルフィは、幼い頃に悪魔の実を食べてゴム人間となってしまいます。ゴム人間となったことで泳げなくなったルフィは、溺れていたところを海賊のシャンクスに命を救われます。シャンクスとの再会を約束したルフィは、それから10年後、海賊になるべく1人で海へ漕ぎ出します。個性的な仲間を集めて「麦わら海賊団」を結成し、海賊王を目指してさまざまな敵と戦いを続けるのでした。
ゾロの過去やワノ国との関係・出身地の噂
『ワンピース』のキャラは、過去の話がメインエピソードになることが多いです。しかし、ゾロに関しては、いまだに詳しい過去の話は出てきません。幼馴染の「くいな」が回想シーンには出てきますが、それ以外については謎に包まれています。ここでは、ゾロの過去やワノ国との関係などを、これまでの伏線から考察してみます。
ゾロの家族が登場しないのはなぜ?
『ワンピース』では、キャラの家族や兄弟の話が描かれることがよくあります。しかし、ゾロに関しては、今のところ家族らしき人物が登場したことはありません。ゾロの家族が不明な理由については、すでに伏線として登場しているせいだといわれています。ゾロの父親だといわれているのは、鬼人のギンです。ただ、確証はなく、本当に父親かどうかは今のところ不明です。
ゾロの過去はいつ描かれる?
ワノ国編はゾロの過去と関係の深い話ですが、ここでもゾロの詳しい過去については語られませんでした。ワノ国編の終盤でもゾロの過去は描かれなかったため、両親などの詳しい話はまだ先になると予想されます。
ゾロはワノ国出身?
ゾロはワノ国の大名である、「霜月康イエ」と同じ名前の「シモツキ村」出身です。この伏線からも、ゾロはワノ国の出身ではないかといわれることがあります。しかし、これはゾロがワノ国出身であるためではなく、霜月家の生き残りが東の海でシモツキ村を作ったためです。
また、ゾロはワノ国に古くから伝わる、「捨名知(スナッチ)」という掛け声を知っていました。この伏線からもゾロはワノ国出身だという説がありますが、コウシロウから聞いた可能性が高いと思われます。さまざまな伏線はありますが、ゾロはワノ国出身ではなく、ワノ国との関係が深いのだといえるでしょう。
ゾロの師匠のコウシロウはワノ国出身?伏線は?
コウシロウは、ゾロの剣の師匠です。そのコウシロウは、ワノ国出身ではないかといわれています。その理由は、コウシロウが霜月家の家紋がついた道着を着用していたためです。ワノ国の白舞地方の侍たちは、全員この家紋を身に着けています、この伏線からも、コウシロウは白舞地方の侍であることがわかります。
しかし、コウシロウ自身は、ワノ国の出身ではありません。シモツキ村を作ったのは、コウシロウの父親である霜月コウ三朗であることが判明しています。霜月コウ三朗は愛する女性とシモツキ村に住み着き、そこでコウシロウが生まれます。そのため、コウシロウの出身はシモツキ村だということになります。
ゾロと霜月牛丸の関係
霜月牛丸は、ゾロと瓜二つであるといわれている人物です。霜月牛丸はワノ国の大名であるとともに、刀神霜月リューマの子孫でもあります。ヒョウ爺と河松は、ゾロの剣の所作が霜月牛丸とそっくりだと語っています。この伏線からも、ゾロは霜月牛丸の子孫である可能性が高いでしょう。
霜月牛丸がゾロの父親であることは尾田栄一郎さんが否定していますが、まだ孫や親戚などの血縁関係である可能性は残っています。霜月牛丸にもまだ秘密は多く、これから徐々に謎が明かされていくことでしょう。
ゾロのこれまでの活躍シーン
『ワンピース』のゾロは剣士として仲間に入ったため、普段の航海などでは特に活躍の場はありません。しかし、戦闘にもなればその力は凄まじく、今までにも幾度となく仲間たちのピンチを救ってきました。ここでは、過去のエピソードから、ゾロのこれまでの活躍について振り返ってみましょう。
活躍シーン①初登場
ゾロの初登場は、杭に腕と体を縛り付けられているという衝撃的なシーンでした。ゾロは村の少女を助けるために、わざと海軍に捕まりました。海軍のヘルメッポはゾロに、1ヶ月飲まず食わずで生き残ったら開放してやるという約束をしました。その言葉を信じて耐えていたゾロでしたが、ヘルメッポは初めから約束を守るつもりはなかったのです。
それを知ったルフィの怒りが爆発し、ゾロを救出するために海軍と戦います。そしてルフィから仲間になれと言われたゾロは、ルフィの仲間第一号となったのでした。
活躍シーン②ウォーターセブン編
ウォーターセブン編では、ゾロはCP9と激しい戦いを繰り広げます。カクとルッチにはやられてしまいますが、海軍大佐のT-ボーンを倒します。そして、カクと再戦したときは、新しい必殺技の阿修羅でカクを撃退しました。エニエスロビーでの戦闘後、ルフィたちは一味から抜けたウソップを迎えに行こうとしますが、ゾロはそれを止めます。
ケジメをつけなければ、ルフィのキャプテンとしての威厳が失われるという判断によるものでした。このように、ゾロは戦闘だけではなく、一味を支える役割もしっかりと果たしていることがわかります。
活躍シーン③パンクハザード編
パンクハザード編では、ゾロは島へ上陸早々龍を倒すという活躍を見せます。ゾロはそこで侍の錦えもんと出会い、彼と彼の息子の救出に手を貸します。途中、自然系能力者のモネと戦うことになりますが、合流したたしぎにモネを任せて傍観の姿勢を取ります。最後は苦戦するたしぎに力を貸し、モネを圧倒しました。
活躍シーン④ドレスローザ編
ゾロはドレスローザ編で、トンタッタ族のウィッカに「秋水」を盗まれてしまいます。秋水を取り戻す過程でローがドフラミンゴに連れ去られるところを目撃し、ローの救出に乗り出します。そこでゾロは、ピーカと二度に渡る激しい戦いを行うことになります。最終的にピーカを討ち果たしたゾロは、ドフラミンゴの「鳥カゴ」から町を救うことにも尽力しています。この一件の後、ゾロの懸賞金は3億2,000万ベリーに上がりました。
活躍シーン⑤ミホークへの弟子入り
「鷹の目」の異名を持つミホークは、世界最強の剣士だといわれています。ゾロは世界一の剣豪になるため、このミホークに弟子入りすることを決意します。ゾロは過去の戦いでミホークにまったく太刀打ちできず、再戦で勝つことを誓っていました。
しかし、仲間を守れる強さを身につけるために、ゾロは土下座をしてミホークに弟子入りを願い出ます。その熱意に負け、ミホークは2年間だけゾロに剣術を教えることを約束したのでした。ミホークとの修行を終えたゾロは、武装色の覇気を使えるようになりました。
ゾロの声優
アニメ版『ワンピース』のゾロは、強面の顔にぴったりの低い迫力のある声をしています。アニメのゾロの声を初めて聞いたときは、イメージ通りの声に喜んだ人も多いでしょう。ここでは、アニメ版『ワンピース』のゾロを演じた、声優さんについて紹介します。
ゾロの声優は「中井和哉」
『ワンピース』のゾロの声は、声優の中井和哉さんが担当しています。ゾロの前にも数々の役をこなしていますが、ゾロの声をきっかけにさらに活躍するようになります。また、ゾロのイメージが強いため、剣士役のオファーが多くくるようになったそうです。
中井和哉のプロフィール
中井和哉さんは、1967年11月25日生まれの声優さんです。兵庫県の神戸市出身で、青二プロダクションに所属しています。青二塾で声優としての基礎を学びましたが、それ以前は公務員として働いていました。現在ではアニメやゲームの声優としてだけでなく、情報番組などのナレーションも多く担当しています。
中井和哉の主な出演作品
ゾロを演じる前の中井和哉さんの出演作には、『機動新世紀ガンダムX』(ウィッツ・スー)、『ロードス島戦記-英雄騎士伝-』(レオナー)、『ポケットモンスター』(モリオ、シンタロー)などがあります。ゾロを演じた後はメインキャラクターを多く演じるようになりました。主な代表作には、『あひるの空』(千葉真一)、『学園BASARA』(伊達政宗)、『妖怪アパートの幽雅な日常』(深瀬明)などがあります。
ゾロに対する世間での評判や人気
ゾロはミホークとの2年間の修行で、これまで以上に強くなりました。新しい技や武装の覇気など、その強さは今までとは比べものにならないほどです。その進化ぶりに、多くの人が驚いていました。
ゾロは無愛想ですが、実は非常に仲間想いなキャラです。ルフィや仲間たちがピンチのときは、自分が身代わりになってまで助けようとします。その姿が、かっこよくも心配でもあるという声がありました。ゾロが身代わりになるシーンでは、多くの人が胸を熱くしながら漫画を読んでいるようです。
ゾロはもともと人気があるキャラですが、侍や戦国武将好きの人たちからの人気が特に高いです。ワノ国編のゾロの和装姿は、ファンから「かっこいい」の声が相次ぎました。その姿だけでなく、考え方も侍らしくて好きだと評判です。
ゾロの過去には謎が多かった
『ワンピース』のゾロは、麦わらの一味の中でも家族や過去に謎が多いキャラです。しかし、サンジの家族の話が出てくるのが遅かったように、これからゾロの過去や家族に関わる話が出てくる可能性は少なくありません。ゾロの過去に注目しながら、今後の展開を期待して待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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