【ワンピース】六王銃の強さはどれくらい?どのような技なのか解説!
『ワンピース』の六王銃(ロクオウガン)はロブ・ルッチが使用した技であり、作中でルフィを追い詰める強さを持っていました。そんな『ワンピース』の六王銃について、技としての詳細やルッチの能力と合わせた際の強さなどをまとめました。
目次
【ワンピース】六王銃の使い手・ルッチとは?
『ワンピース』の六王銃の強さを考えていく前に、使い手であるルッチについてプロフィールや『ワンピース』の作品について見ていきましょう。
ルッチのプロフィール
『ワンピース』のロブ・ルッチは偉大なる航路(グランドライン)出身で、世界政府の組織「CP9(サイファーポールナンバーナイン)」の元諜報部員、「CP-0(サイファーポールイージスゼロ)」の現諜報部員です。正義の必要悪を掲げる人物で、殺しの英才教育を受けたことで強靭な戦士になっています。出世や地位には興味がありませんが、好戦的な一面があることから戦闘時は笑みを見せることがあります。
ワンピースの概要
『ONE PIECE(ワンピース)』は1997年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、2022年8月には103巻の単行本が販売されている漫画です。海賊の主人公達が世界を巡りながら様々な場所を巡りながら戦っていく、冒険やバトルが詰まった作品になっています。また、アニメも1999年から放送されており、派生するコンテンツを含めて世界中に多くのファンがいます。
ワンピースのあらすじ
モンキー・D・ルフィはこの世界で最も自由な存在である海賊王を目指す少年。17歳の時に故郷の島を出て、航海士やコックなどの船員を集めながら麦わらの一味として数々の海を突破していきます。そして、頂上戦争を経た2年後には新世界に突入し、ルフィ達は海賊王ゴール・D・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」に近づいていきます。
【ワンピース】六王銃とはどんな技?強さを考察
『ワンピース』の六王銃は六式の最上級の技であり、作中の技の中でも最強クラスであると言われることがあります。そんな六王銃の技の詳細や強さについて紹介していきます。
六王銃は六式の究極奥義
『ワンピース』の六王銃(ロクオウガン)は体術の「六式(ろくしき)」の究極奥義であり、六式を全て極めた者が使用できる技です。相手の体に両手の拳を突き出して、衝撃を流し込むことで全身にダメージを与えます。
六王銃の強さ
『ワンピース』の六王銃の強さは、作中では衝撃貝(インパクトダイアル)の何倍の威力があると言われており、接触して技を受けると基本的に防御できないと言われています。
六王銃の描写や演出
『ワンピース』の六王銃の描写として、衝撃が放たれた後に相手の体から煙や蒸気のようなものが浮かび上がっています。また、アニメでは相手の体の表面に波が走るような演出も付け加えられています。ルフィとの戦いではルフィのギア2の蒸気の演出と合わせて、素早く激しい動きの中でお互いの技が放たれており、非常に派手な絵面になりました。
【ワンピース】六王銃以外の六式の技一覧
『ワンピース』の六王銃の元になる六式も1つを極めれば凄まじい強さになり、悪魔の実と合わせれば更に強力な技を繰り出せるようになります。そんな『ワンピース』の六式について一覧で紹介していきます。
技①鉄塊
『ワンピース』の六式の鉄塊(テッカイ)は体を鉄のように硬化させることで武器による攻撃を防ぐ技です。派生技としては、体を動かした状態から硬化して攻撃に転じる「輪」や「砕」、相手が攻撃するタイミングで発動し、その勢いを利用して武器や手足を破壊する「空木」、防御に徹する「剛」などがあります。基本的に発動中は行動できなくなりますが、CP9のジャブラは硬化状態で動ける「鉄塊拳法」を操ります。
技②指銃
『ワンピース』の六式の指銃(シガン)は力を一点集中させ、指先などを硬化させて相手に打ち込む技です。派生技としては、両手を合わせて全ての指から放つ「十指銃」、遠距離に放つ「撥」、指銃を連続で放つ「黄蓮」や「斑」などがあります。また、CP9のフクロウは拳で指銃を放つ「獣厳(ジュゴン)」を使用しています。六王銃の元も言える技ですが、指銃は衝撃を放つのに対して六王銃は相手の体に流し込む形の技です。
技③紙絵
『ワンピース』の六式の紙絵(カミエ)は紙のように相手の攻撃をかわす技です。鉄塊とは違い、体が動かせる状態であるためかわしながらすぐに攻撃に転じることが可能になっています。一方で、かわし切れないと普通にダメージを喰らう可能性があります。派生技としては、フクロウの「軟泥」やルッチの「紙絵武身」があり、紙絵の要領で体を変化させることでより軽やかな動きができるようになります。
技④剃
『ワンピース』の六式の剃(ソル)は地面を瞬間的に10回以上蹴ることで、その力を利用することで目に留まらぬ速さで移動できる技です。普通の人なら見切れない速度になっています。ただ、剃自体に攻撃性能はないため、他の技と組み合わせる必要があります。
技⑤月歩
『ワンピース』の六式の月歩(ゲッポウ)は強力な蹴りで空を駆け上がることで、宙に浮く技です。極めることで実質的に空を飛ぶような状態にできます。前半の原理は剃と同様であることから、剃の応用技とも取れる技で、剃を極めた者なら月歩も使用できると考えられています。派生技として、剃と組み合わせたような月歩であるルッチの剃刀(カミソリ)があります。
技⑥嵐脚
『ワンピース』の六式の嵐脚(ランキャク)は強力な蹴りを放ち、それに伴って斬撃を放つ技です。メインとなるのは発生する斬撃であり、本物の刀と同等の切れ味を思っています。派生技としては、真っ直ぐに斬撃を飛ばす「線」、上から蹴りを下して斬撃を出す「白雷」、連続して嵐脚を出す「乱」などがあります。また、CP9のカクはウシウシの実モデル”麒麟(ジラフ)”で脚が4本になったことで、嵐脚が使える箇所が増えました。
技⑦手合
『ワンピース』の六式の番外で「遊技」の手合(てあわせ)は攻撃を受けることで体術の強さである「道力(ドウリキ)」を測れます。作中では手合によってCP9のメンバーの強さが可視化されており、武器を持った一般兵士が10道力であるのに対して、ルッチは4000道力を叩き出しています。
【ワンピース】六王銃の使い手・ルッチの強さや能力
『ワンピース』の六王銃の使い手であるルッチは2年後の世界でも活躍しており、作中でもかなり上位の強さを誇るキャラであると考えられています。そんなルッチの強さや能力について見ていきましょう。
ルッチの強さ
『ワンピース』のルッチは六式を含めた体術の強さで言うと4000道力であり、一般兵士400人分の強さを持っていると言えます。それに加えて暗殺者として育てられた非情さや戦闘センス、次で紹介する悪魔の実の能力が組み合わさることになります。作中ではルフィに敗戦していますが、その結果は当時の王下七武海を驚かせるものであり、2年後の描写で見るとさらに強さが増している可能性があります。
ルッチは悪魔の実の能力者?
『ワンピース』のルッチはネコネコの実モデル”豹(レオパルド)”を食べており、変身時には通常よりも体格が大きくなります。そして、豹としての体の筋力や素早さを手に入れ、極めた六式と合わせることで、その強さは通常時よりも格段に増しています。六王銃の使用時には豹の尻尾を巻き付けて相手を捕らえ、固定した状態で衝撃を流し込むという戦い方も披露していました。
身体能力の上昇は動物系(ゾオン)の特徴であり、能力を活かした追撃性能はルッチの戦闘スタイルと非常に嚙み合っています。また、動物の本能が付加されることで凶暴性も増しており、ルッチの戦闘狂の一面をより引き出しています。
ルッチの覇気
『ワンピース』のルッチが登場したウォーターセブン編の時点では覇気の概念が明らかになっていませんでしたが、2年後では武装色と見聞色の覇気を取得しています。六式は覇気を元にして作られた体術であり、その全てを極めたルッチは六式や悪魔の実の能力に覇気を絡めて更に強力な技にしています。
【ワンピース】六王銃に対する世間での評判や人気
ここでは『ワンピース』の六王銃について世間での評判や人気を紹介していきます。ルッチとルフィの戦いは作中の名勝負として人気があり、その中で使われた六王銃はファンの印象に残っているようです。
『ワンピース』の六王銃について、かっこいい技だと思う人は多数見られました。作中の技の中でも様々な体術を使える六式は人気があり、その中で最上級の技となる六王銃は、シンプルな構えながらも使用者のルッチの戦い方や演出が相まって、人気の技となっています。
『ワンピース』の六式と覇気の関係性がわかってから、六王銃の強さについて改めて認識したという意見も見られました。ルフィと死闘を繰り広げた際の技であることから強い技として印象に残っている人が多いですが、それに覇気が使われていた可能性を考えると、ウォーターセブン時点でのルフィにとってかなりの脅威だったことがわかります。
『ワンピース』の六王銃の構えを実際にやったことがあるという人も複数見られました。作中の技の中では特殊な能力ではなく、体術であることから真似しやすく、そんな思い出もあって六王銃が技として一番好きだという人もいるようです。
【ワンピース】六王銃は六式の究極奥義で強い技だった
『ワンピース』の六王銃は六式の全てを極めた者だけが使用できる技であり、強力な衝撃を相手の体に流し込む技になっています。使用者のロブ・ルッチはこれに他の六式やネコネコの実モデル”豹(レオパルド)”、覇気を合わせることで、更に威力を高めています。使用者は現在のところルッチだけでありますが、ウォーターセブン編のルフィとの闘いで何回も使用しているので、気になる方は見返してみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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