【ワンピース】キングバームの人物像まとめ!焼かれてから復活するのかを考察
『ワンピース』に登場する敵キャラクターのひとり、「キングバーム」とはホールケーキアイランド編でルフィたちに立ちはだかる巨大な樹木です。その「キングバーム」について本記事では、ワンピース内でも随一かわいそうな人物像や復活説についてご紹介します。
目次
ワンピースのキングバームとは?
『ワンピース』の物語に登場する「キングバーム」はホールケーキアイランド編で登場する敵キャラクターです。ルフィたち麦わらの一味がサンジ奪還の為に、ビッグ・マム海賊団の領地ホールケーキアイランドで魅惑の森に侵入したことでキングバームは登場します。
キングバームのプロフィール
キングバームは、ビッグ・マムによって生み出されたホーミーズのひとりです。ビッグ・マムの悪魔の実の能力で魂を巨大な木に移されて現在のキングバームになっています。キングバームは巨大な樹木なので、身長は23.4mで好物は水です。ビッグ・マムによって生み出されてはいますが、直属の部下というわけではなく、従っているのはビッグ・マムの8女ブリュレです。
キングバームがいる誘惑の森とは?
誘惑の森とは、ホールケーキアイランドにある自我をもった木々で構成をされている森のことです。キングバームは木々を指揮しているトップです。木々の全てにビッグ・マムの魂が込められていて、キングバームはその木々たちを指揮する役です。キングバームと部下の木々たちそして、ブリュレの鏡攻撃を合わせて誘惑の森は二度と入ったら出ることが出来ない森と呼ばれていました。
ワンピースの概要
ワンピースとは、1997年から週刊少年ジャンプで連載を続けている漫画です。他の名作漫画を抑えて、日本一売れている漫画と評されていて、国内外に人気のある漫画作品です。メディアミックスもされていて、アニメやゲーム、小説、映画等様々なジャンルで活躍をしている作品です。2015年には「最も多く発行された漫画」としてギネスにも登録をされています。
ワンピースのあらすじ
主人公モンキー・D・ルフィがひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求め、そして憧れの海賊赤髪のシャンクスに託して貰った麦わら帽子を返すために海へと冒険に出る物語です。初めはルフィのみの出航ですが、一人一人仲間を集め続けて道中ルフィに立ち塞がる海賊や海軍を倒していき、名乗りを上げていきます。
ワンピースのキングバームはかわいそう?人物像を考察
ビッグ・マムとは?
ビッグ・マムとは、『ワンピース』作中に登場する最強の海賊とも呼ばれている四皇のひとりの海賊です。43億8800万ベリーの海賊で、悪魔の実「ソルソルの実」の能力者です。魂を抜いたり与えたりすることが出来、キングバームも魂を巨大な木に与えることで生み出しました。魂を与えられた存在はホーミーズと呼ばれ基本的には、ビッグ・マムに逆らうことが出来ません。
キングバームはナミに利用されてかわいそう?
本来ビッグ・マムに逆らうことが出来ないはずのキングバームは逃走用の手段としてナミに利用されてしまいます。敵に利用されたキングバームは反逆行為として、ビッグ・マムの10男クラッカーに頭を切られ、3女アマンドに顔を真っ二つにされ、ビッグ・マムの必殺技「威国」で体を半分吹き飛ばされ、最終的にはホーミーズのプロメテウスの爆発に巻き込まれてしまいます。そのやられように利用されてかわいそうと思われています。
キングバームがナミに利用された理由
一体なぜキングバームがナミに利用されてしまったのかというと、ナミがビッグ・マムのビブルカードを所持していたからです。ビブルカードとは、対象者の爪を媒体として作られた特殊な紙で、対象者の方向に向かって動くという性能を持っています。ナミがキングバームを従えていた時はビッグ・マム本人が遠く離れた位置にいて、ナミの所持していたビブルカードの距離が近かったためキングバームはナミに従うしかなかったのです。
ワンピースのキングバームは焼かれてから復活する?
キングバームは、最終的に魅惑の森でビッグ・マムのホーミーズのプロメテウスによって焼かれてしまいますが、実際の所死亡してしまったのでしょうか?この段落では、魅惑の森の主キングバームが死亡したのか?また生存説について詳しくご紹介をしていきます。
キングバームは焼かれてしまう
上述をしたように、魅惑の森の主であるキングバームはビッグ・マムの魂が入ったホーミーズのプロメテウスによってその圧倒的な圧力と熱、そして爆発によって焼かれてしまいます。あのルフィや利用していたナミですら心配するほどの爆発で、キングバームは焼かれてしまうことになったのです。普通であれば死んでしまう程の圧倒的な質量でしたがどうなったのでしょうか?
キングバームは死亡した?
キングバームは、やはりプロメテウスによって押しつぶされて死亡してしまったと考えられています。キングバームはかなり巨大な存在で、ルフィやナミが小さく見えるほどの大きさでしたが、それでもやはりプロメテウスの熱攻撃とその質量による押し潰しによって死んでしまいました。キングバームが小さく見えてしまう程の超巨大化はキングバームが死亡したと思わせてしまう程です。
キングバームの復活の可能性はある?
死亡説が濃厚と思われている一方で、キングバームが復活するのではないかと言われてもいます。その説を裏付ける理由として、キングバームがホーミーズだからと言われています。ホーミーズは魂の存在です。誰かの魂をビッグ・マムが抜き取り、自我のない物体に魂を植え付けて完成します。森としてのキングバームは焼かれてなくなったかもしれませんが、魂としてのキングバームはまだ生きているのではないかと言われています。
ワンピースのキングバームを作ったビッグ・マム
ビッグ・マムのプロフィール
ビッグ・マムとは、ビッグ・マム海賊団の船長で『ワンピース』作中で新世界を支配する四皇のひとりで紅一点の存在です。本名はシャーロット・リンリンですが、異名としてビッグ・マムと呼ばれることが多いです。多くの海賊団を傘下にもち、また大家族の母でもあります。夫が43人、息子が46人、娘が39人の129人家族です。子どもたちも皆海賊であり、高い懸賞金をかけられている子どもも多く存在します。
ビッグ・マムの悪魔の実の能力はソルソルの実
ビッグ・マムは悪魔の実の能力者で「ソルソルの実」を所持しています。対象の寿命や魂を抜いたり与えたりすることができ、キングバームも魂を与えられたことによって生み出されました。寿命が残り少なく、寿命を抜かれてしまい死亡してしまう存在も作中では何人かいて、恐ろしい悪魔の実の能力となっています。
ビッグ・マムの悪癖「食いわずらい」
ビッグ・マムには悪癖があり、それは「食いわずらい」です。一度食べたいと思った食べ物を食べるまで暴れ続けて、自分の国を破壊し続け、さらに自分の子どもにも手をかけ寿命を抜き取ってしまう程の悪癖です。作中でも、何度かビッグ・マムの食いわずらいが起き、その度に周りのキャラクターは手を焼いていました。ジンベエやサンジの活躍により、その場は収まる描写があります。
ワンピースのキングバームの声優
ここからは、『ワンピース』のアニメでの「キングバーム」の声を担当した、声優についてご紹介をします。登場回数がそこまで多くはなかったキングバームですが、喜怒哀楽の感情表現が多いキャラクターです。そんな喜怒哀楽をうまく表現した声優をご紹介します。
キングバームの声優は「藤原貴弘」
『ワンピース』のアニメ、キングバームの声を担当した声優は「藤原貴弘」さんです。低い声でキングバームの喜怒哀楽を表現してくれた「藤原貴弘」さんについて下の段落でご紹介していきます。
藤原貴弘のプロフィール
「藤原貴弘」さんは、1982年7月15日生まれ北海道出身のAB型です。メディアフォース所属から賢プロダクションに移籍をして現在は活動を続けています。色のついた眼鏡と口ひげが特徴的な人物で、趣味・特技は筋力トレーニング、料理、ゲーム、サッカー、UFOキャッチャーです。
藤原貴弘の主な出演作品
- 『魔法科高校の劣等生』呂剛虎役
- 『黒子のバスケ』根武谷永吉役、白金監督役
- 『僕のヒーローアカデミア』黒霧役
- 『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』島ゴイチ役
「藤原貴弘」さんは、主人公の相手キャラクターとして、演じるキャラクターが多く、低くドスの利いた声を当てています。低い声で、主人公たちを圧倒するため、まさに適役ともいえるキャラクター達を演じています。
ワンピースのキングバームに対する世間での評判や人気
こちらの方は、キングバームが魅惑の森でプロメテウスによって潰されてしまった際に、ルフィがキングバームにかけた言葉で笑ってしまったとの声を上げています。ルフィは相手を呼ぶときにあだ名やかなり雑なのでは?と感じてしまうような呼び名を付けます。キングバームに対しては”木”と呼び名を付けたようで、やられた際には「木ー!」と叫びました。言いづらさをルフィは考えないので、真剣なシーンなのに、笑ってしまいます。
この方は、ビッグ・マムの旦那であるパウンドが生きていたからキングバームも生きていて欲しいとの声を上げています。ワンピースは物語上で大きな変化が起きる人物以外は基本生きています。例を挙げると、アラバスタ編のペルです。ペルは爆弾を掴んで上空で爆発死したと思われていたのですが、最終的には生きていました。それと同じように、キングバームも生きていて欲しいとファンの多くに思われているようです。
この方は、ホールケーキアイランド編で一番かわいそうな被害者はキングバームだとの声を上げています。麦わらの一味側もビッグ・マム側もお互いの利益の為に争いを起こしていましたが、キングバームはナミが所持していたビブルカードに従うしかなく、それなのにも関わらずビッグ・マム海賊団に反逆として襲われるのは、一番の被害者と誰が見ても思うでしょう。キングバームは最初から最後までかわいそうなキャラクターでした。
ワンピースのキングバームはかわいそうなキャラだった
本記事では、『ワンピース』の敵キャラクター「キングバーム」についてご紹介をしてきました。キングバームはホールケーキアイランドの魅惑の森の主でありながら、作中ではナミに仕方なく利用されてしまい、味方であるはずのキャラクターに容赦なく攻撃され、最終的にプロメテウスによって死亡してしまうかわいそうなキャラクターだということが分かりました。
この記事のライター
横山広樹
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。