【ワンピース】ジュエリー・ボニーの強さや能力とは？謎の多い人物像や声優も紹介

『ワンピース』のジュエリー・ボニーの能力やバーソロミュー・くまとの関係性などを見ていく前に、まずはボニーの基本的なプロフィール部分を見ていきましょう。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーは南の海出身で9月1日生まれのおとめ座、血液型F型の女海賊です。ボニー海賊団の船長であり、11人の超新星・最悪の世代の1人として、”大喰らい”の異名が付いています。しかし、その正体については謎が多いままです。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーの性格は食事中や戦闘中に関しては豪快かつ男勝りなもので、それによって荒々しい男の船員達を率いています。一方で、戦況を見極める冷静さも持ち合わせており、単なるがさつな海賊というわけではありません。

1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった『ワンピース』は尾田栄一郎が原作の漫画作品です。海賊王を目指す主人公を中心に冒険やバトル、仲間との友情が描かれています。

時は海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を求めて海賊達が海に出る大海賊時代。そんな中、主人公のモンキー・D・ルフィも海賊王になる夢を抱いて冒険の旅に出発し、クルーを集めながら徐々に力を付けていきます。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーは他の超新星と同じく強力な能力を持っています。そんな『ワンピース』のジュエリー・ボニーの能力や強さについて見ていきましょう。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーはシャボンディ諸島の初登場から能力を見せていますが、その正体については謎が多いままです。

11人の超新星の多くは悪魔の実によって能力を得ており、作中では悪魔の実の名前や能力の詳細が明かされていますが、ジュエリー・ボニーについては未だに具体的な部分はわかっていません。

ジュエリー・ボニーが作中で見せたのは自分自身や周りの人間の年齢を変化させるという能力でした。極端に年齢を高くする、もしくは低くすれば相手を無力化でき、自分に使えば体型が変わることで逃走や変装に役立ちます。ただ、発動条件や本当に悪魔の実由来の能力なのかはわかりません。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーの懸賞金は2年前時点だと1億4000万ベリーとなっています。他の超新星と比較すると低い部類ですが、超新星の中で唯一の女性であることを考えると、海賊としてかなりの強さがあることが窺えます。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーは年齢操作の能力以外にも作中の言動や特定のキャラとの関係性が明らかになっていない部分が多いキャラです。そんなボニーに関わる謎について見ていきましょう。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーの作中のシーンについて、理由が説明されていないものは数多くあります。そのシーンについてピックアップしたものを挙げていきます。

ジュエリー・ボニーはシャボンディ諸島編において天竜人に斬りかかろうとしたロロノア・ゾロを子供化して妨害しています。結果的に大事にならずに済んだことからゾロを助けていますが、なぜ麦わらの一味のゾロを助けたのかは不明です。

頂上戦争編ではマリンフォードへ直接行っていませんが、戦場の中継映像を見て涙を流していました。このシーンについては白ひげやエースとの関係性があると考えられるなど考察が出てきていますが、理由は明らかになっていません。

頂上決戦後にボニーが再登場した際は黒ひげ海賊団との戦いに負け拘束されているという状態でした。そこで黒ひげはボニーのことを弱いと言っていますが、超新星の1人で年齢操作できる能力は決して侮れるものではないはずです。この発言についても理由はわからないままです。

黒ひげと海軍の取引は上手くいかず、拘束されたボニーは赤犬（サカズキ）に確保されます。その時、赤犬はボニーが世界政府と関係する人物であるような発言をしています。ボニーの正体が重要人物であると窺えるシーンですが、その理由も不明なままです。

新世界編に入ると、ジュエリー・ボニーは海軍からの脱走に成功しており、世界会議編では天竜人や五老星が住むマリージョアへ潜入しています。その際、ボニーは年齢操作で年寄りになってソルベ王国の王太后であるコニーに変装していました。ただ、年を取っただけで変装できることや世界政府と関わりがあることからボニーがソルベ王国の王女である可能性も考えられています。

マリージョアに潜入した際、天竜人の奴隷となっていたバーソロミュー・くまを見て、ボニーは涙を流しています。くまは元ソルベ王国の国王であり、この点もボニーの正体がソルベ王国の関係者である理由と結び付けられているのです。ただ、描かれたのは涙を流したシーンだけで、実際のボニーとくまの関係性は謎のままです。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーが頂上決戦の中継映像で涙を流した理由について、戦いの中心であったルフィやエースとの関係性があるのではないかと考えられています。

ジュエリー・ボニーが涙を流した理由がルフィであると仮定すると、ボニーがルフィの母親である可能性が考えられます。提示されている年齢は22歳（2年後は24歳）ですが、年齢操作できることから本当の年齢は違う可能性もあり得るのです。そして、ルフィの母親は明らかになっていないことから、ルフィの身を案じて涙したのではないかと考察されています。

『ワンピース』の作中でたポートガス・D・エースの母親であるルージュは生まれて来る子供に対して女の子だったら「アン」にすると決めていました。そして、ジュエリー・ボニーの名前の元ネタはアン・ボニーであることから名前が同じになっています。このことからボニーがエースの姉である可能性が考えられており、そこから中継映像を見た時の涙の理由がエースであると紐付けられるのです。

『ワンピース』作中におけるジュエリー・ボニーの現在はマリージョアへ潜入したところで途切れています。物語で重要な要素となる天竜人や五老星がいることからルフィ達もそこへ合流する可能性があります。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーはアニメでもシャボンディ諸島編から登場しており、声優によって声が吹き込まれています。そんな『ワンピース』のジュエリー・ボニーの声優についても見ていきましょう。

アニメ『ワンピース』の392話から736話までジュエリー・ボニーの声を務めたのは木内レイコさんです。年齢を変えて喋るボニーの声を活発かつ可愛らしく演じていました。しかし、2016年の736話を最後に声優は交代してしまいました。

木内レイコさんは1968年生まれで東京都出身の声優です。現在は事務所に所属しておらずフリーになっています。しかし、2018年以降は目立った活動がありません。

木内レイコさんの主な出演作品としては『デジモンアドベンチャー02』の本宮大輔、『明日のナージャ』のケンノスケ・ツルギ、ショコラ、『ダイバージェンス・イヴ』のライアー・フォン・エルティアナ、『冒険王ビィト』のビィト、『みさきクロニクル〜ダイバージェンス・イヴ〜』のライアー・フォン・エルティアナ、『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』のピュリア・リチャードソンなどがあります。

アニメ『ワンピース』で888話以降のジュエリー・ボニーを演じるのは高木礼子さんです。交代後も年齢変化があるボニーの姿ごとに声を使い分けて演じています。

高木礼子さんは1973年生まれで大阪府出身の声優・ナレーターです。現在はシグマ・セブンに所属しています。1995年から声優デビューしており、その後は女性以外にも少年役を演じてアニメや吹き替えなどで幅広く活躍しています。

高木礼子さんの主な出演作品としては『ラブひな』のカオラ・スゥ、『電脳冒険記ウェブダイバー』の結城カイト、『ヒカルの碁』の和谷義高、『B-伝説! バトルビーダマン』の大輪ヤマト、『みさきクロニクル〜ダイバージェンス・イヴ〜』のルクサンドラ・フレイル、『金色のコルダ』シリーズの日野香穂子、『しゅごキャラ!』の辺里唯世などがあります。

ここでは『ワンピース』のジュエリー・ボニーに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。初登場から時間が経っても明確な正体や新たな関係が見つかるボニーをファンはどう見ているのでしょうか。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーについてどんな悪魔の実なのか、それ以外の能力なのかという考えるファンは数多くいました。類似する能力は『ワンピース』の作中や外伝作品などに登場していますが、子供から年寄りまで幅広く年齢を操作できるボニーの能力は惹きつけられるものがあるようです。

『ワンピース』の作中で描かれるボニーのシーンについても注目が集まっています。世界政府に狙われる理由やそもそもの詳しい正体、くまとの関係性など明らかになっていない部分が多いことから、次の登場が待ち望まれるキャラです。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーの見た目や言動については可愛らしいという声が多く見られました。また、好物であるマルゲリータピザを食べる姿を見ると、ピザが食べたくなるという人も多くいました。反対にピザを見ると、ボニーを思い出す人がいるようです。

『ワンピース』のジュエリー・ボニーは11人の超新星かつ最悪の世代の一人ですが、他のキャラに比べて持っている能力や真の正体などは明らかになっていません。それ以外にも作中の言動の理由やバーソロミュー・くまとの関係性など謎が多いキャラです。そんなボニーは世界会議編でも姿を見せているので、今後の動きにも注目してみましょう。