【ワンピース】ジャブラはイヌイヌの実の能力者!強さやかっこいい魅力も
当記事ではワンピースに登場するジャブラの能力や強さ、技などを紹介します。ジャブラはイヌイヌの実の能力者で、これは最近ワンピースファンの間で話題になっている動物系悪魔の実です。この能力の覚醒についても考察しています。ジャブラの魅力を味わいながらお楽しみください。
目次
【ワンピース】ジャブラとは?
ジャブラがワンピースに登場するのは『エニエス・ロビー』編(コミックス39巻〜45巻)です。ジャブラは主人公のルフィ達とは相対する立場の世界政府の諜報部員であり、機密組織『CP9(シーピー・ナイン)』の一員として、暗殺任務を請け負っています。ここではまずジャブラのプロフィールを紹介し、ワンピースの基本情報のおさらいをします。
ジャブラのプロフィール
- 年齢:35歳→37歳
- 誕生日:6月5日
- 血液型:S型
- 身長:212cm
- 所属:元世界政府・CP9諜報部員
- 悪魔の実:動物系、イヌイヌの実モデル”狼”
- 覇気:武装色、見聞色
- 好物:子羊のロースト
- 道力:2180
ジャブラはCP9の中では長官・スパンダムに次ぐ年長者であり、ルッチ、カクに続く戦闘力『道力(どうりき)』の高さを誇るキャラクターです。粗暴に見えますが、ターゲットには苦痛を与えない”瞬殺”を信条としています。ちなみに初登場時は女性に振られて傷心中でした。中華服に身を包み、自室は日本庭園風にしていることから東洋趣向があることがうかがえます。
ワンピースの概要
ワンピースは原作者・尾田栄一郎によって、1997年から週刊少年ジャンプにて現在も連載されている大人気漫画です。その人気は日本国内にとどまらず、海外でも多くのファンから愛されています。1999年からはテレビアニメも放送されており、2022年には劇場版ワンピース『FILM RED』が大ヒットしました。原作コミックスは、最も多く発行された単一作者の作品としてギネス記録にも認定されています。
ワンピースのあらすじ
主人公のモンキー・D・ルフィは海賊を夢見る少年でしたが、悪魔の実を食べ泳げないゴム人間となってしまいます。そんなルフィが海で溺れ、海獣に襲われていたところを助けたのがルフィの憧れの海賊・シャンクスでした。ルフィはシャンクスに麦わら帽子を託され、ひとつなぎの大秘宝・ワンピースを手に入れ海賊王になることを決意します。そして17歳になり出航したルフィは、仲間を増やし敵と戦いながら冒険を繰り広げていくのです。
【ワンピース】ジャブラはイヌイヌの実の能力者!強さを考察
続いて、ジャブラのイヌイヌの実の能力や六式の技を紹介します。ジャブラはCP9の中で唯一『鉄塊拳法』を使えるキャラクターでもあり、ここではその『鉄塊拳法』を駆使した技についても解説しています。また、最近のワンピースのキーワードにもなっている悪魔の実の”覚醒”の可能性についても考察していますので、そちらもご覧ください。
ジャブラのイヌイヌの実の能力や強さ
ワンピースには多くの動物系(ゾオン)悪魔の実が登場しますが、ジャブラのイヌイヌの実モデル”狼”は、その中でも上位に食い込むかっこよさだと言われています。人獣型に変身した際には狼らしく鋭い爪を発達させ、この状態から繰り出す『指銃』は通常時よりも格段に殺傷能力が高くなります。またイヌイヌの実モデル”狼”は肉食系のため、凶暴性が高いことも特徴の一つです。
ジャブラは六式を体得している
- 指銃(しがん):硬化した指先で放つ突き
- 鉄塊(てっかい):体を鉄のごとく強固にし防御する
- 紙絵(かみえ):脱力し空気の流れに乗り、攻撃を交わす
- 剃(そる):地面を10回以上蹴り、反動エネルギーを利用して高速移動する
- 月歩(げっぽう):剃の応用技。空中を歩くこともできる
- 嵐脚(らんきゃく):高速で足を振り抜き、斬撃を放つ
六色(ろくしき)は人体を武器とする体術です。肉体を鍛え上げた人物のみが取得できる技とされており、使用者の強さ次第で技の威力も上がります。基本となるのは上記のリストにある6つの技ですが、悪魔の実の特性や個々の能力によって様々なアレンジが可能で、ジャブラもこれらを応用して自分なりの六式を編み出しています。
ジャブラの六式の技
先に述べたように、ジャブラは六式の使い手です。そこにイヌイヌの実の能力や身体能力を活かして、自分なりのアレンジを加えています。ジャブラの六式には、麦わらの一味のサンジも手こずっていた様子でした。ここではワンピース作中でジャブラが披露した独自の六式の技を紹介します。
六式の技①十指銃
十指銃(じゅっしがん)は、指銃をアレンジした技です。指銃は本来、1本の指で敵の体をひと突きにする技ですが、十指銃は10本の両手指全てを使って相手の体に鋭い突きを与えます。人獣型に変身した状態ならここに鋭い爪が加わるため、更に強い殺傷能力が期待できます。
六式の技②月光十指銃
月光十指銃(げっこうじゅっしがん)は、指銃の応用である十指銃に更にアレンジを加えた技です。空中を移動する「月歩」を利用して高所へ移動し、そこから勢いよく降下して十指銃を繰り出します。いわば十指銃に助走を加えたものであり、物理法則に従って技の威力を増しているのです。
六式の技③嵐脚 孤狼
嵐脚・狐狼(ころう)は、嵐脚の応用技です。通常の嵐脚が一直線の斬撃なのに対し、狐狼は地面をバウンドしながら進む斬撃です。サンジには避けられてしまいましたが威力は高く、バウンドした地面がごっそりとえぐられるほどのパワーがあります。
六式の技④嵐脚 群狼連星
群狼連星(ルーパスフォール)は、狐狼を更にアレンジした技で、狐狼を同時に複数繰り出すというものです。この嵐脚で繰り出される斬撃は、いずれも狼の形をしており見た目のインパクトも大きく、サンジも驚き翻弄されていました。
ジャブラの鉄塊拳法の技
現在ワンピースの中で鉄塊拳法を使うことができると分かっているのはジャブラのみです。道力でジャブラを上回るルッチやカクですら鉄塊拳法を使いこなすことはできないことから、ジャブラが相当な熟練者であることがうかがえます。それでは、ジャブラの鉄塊拳法の技を見ていきましょう。
鉄塊拳法の技①狼弾
鉄塊拳法1つ目の技は、『狼弾(おおかみはじき)』です。鉄塊を施した状態で、手の甲で敵を突き打撃を与えます。これを喰らったサンジは勢いよく弾き飛ばされ、サンジの激突した壁はガラガラと崩れ落ちていました。
鉄塊拳法の技②狼牙の構え
2つ目は『狼牙(ろうが)の構え』です。鉄塊の状態で構えを作り、敵の攻撃を受け止めた直後に『狼牙』で攻撃をするというもので、サンジはこれを喰らって吹き飛んでいました。ちなみにジャブラは「だ狼牙」「お狼牙」など、度々この『狼牙』をダジャレとセットで放っています。
鉄塊拳法の技③狼芭の構え
3つ目は『狼芭(ろうば)の構え』です。目にも止まらぬスピードでターゲットの周りを飛び回り、攻撃の用意をします。これを目にしたサンジは、どこから攻撃されるのか見極めようと足を止めて警戒していました。
鉄塊拳法の技④狼狩エリア・ネットワーク
4つ目の技は、『狼狩(ろうかる)エリアネットワーク』です。狼芭の構えから繰り出される四方から降り注ぐ斬撃で、避けるのが非常に困難な技です。ちなみにこの技名は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)が元になっていると考えられています。技は強力ですが、非常に遊び心に溢れたネーミングです。
鉄塊拳法の技⑤重歩狼
5つ目の技『重歩狼(ドンポーロウ)』は、鉄塊の状態で繰り出すパンチで、いわゆる正拳突きです。ジャブラはサンジとの戦いで、狼狩エリア・ネットワークと続け様にこの攻撃をし、腹部にまともに喰らったサンジ苦悶の表情を浮かべながら吹き飛ばされていました。ちなみに技名の由来は、中華料理の『トンポーロー』という豚の角煮だと考えられています。
鉄塊拳法の技⑥魔天狼
魔天狼(まてんろう)はバク転の勢いに乗って繰り出す蹴り技です。サンジはこの攻撃を右足で一度受け止めますが、耐えきれず弾き飛ばされてしまっていました。これまで紹介した鉄塊拳法により、勝負はジャブラ優勢に運ばれているように見えていましたが、この後サンジが披露した新技によって、2人の対決はサンジに軍配が上がりました。
イヌイヌの実が覚醒したらどうなる?
新章・エッグヘッド編にて、元同僚のルッチやカクの動物系悪魔の実が覚醒したことが明らかになりました。以来、SNSではジャブラのイヌイヌの実が覚醒した場合についても議論されているようです。元々動物系悪魔の実の中でも、肉食系の動物は凶暴性が高いとされています。ジャブラはその中でも特に獰猛な”狼”です。覚醒した場合はより殺傷能力が上がるほか、嗅覚や聴覚等の五感もオオカミのように発達する可能性があります。
【ワンピース】ジャブラのかっこいい魅力
CP9はルッチやカクに注目が集まりがちですが、ジャブラも負けないくらい読者から愛されています。ジャブラには他のCP9のキャラクターとは違う面白みや人間臭さがあり、それが読者から親しみを持たれている理由のようです。ここではそんなジャブラのかっこいい魅力を、3つに分けて紹介します。
かっこいい魅力①見た目
ジャブラの魅力の1つ目は、読者の目を引くかっこいいビジュアルです。はだけた胸元からは鍛え抜かれた美しい筋肉があらわになっており、目元の傷は百戦錬磨の殺し屋の雰囲気を醸し出しています。全体はチャイナ風にすっきりとまとまっていますが、そのシンプルなキャラクターデザインが狼に変身した時のかっこよさをより引き出しているようです。
かっこいい魅力②人間味のある性格
ジャブラは『ギャサリン』という独特な見た目の女性に「顔が好みではない」という理由で振られており、しかもそれを仲間のフクロウに言いふらされ、顔を赤らめていました。また、悪魔の実に関するガセを信じて取り乱した時には、ブルーノから「諜報部員のくせに」と呆れられています。そんなジャブラですが、後の扉絵連載では負傷したカクを背負ったり、カリファに上着を貸したり、ルッチのために治療費を稼いだりと仲間のために一生懸命な姿を見せていました。
かっこいい魅力③サンジとの戦い
ロビン奪還のために乗り込んできたそげキングを、完膚(かんぷ)なきまでに打ちのめしたジャブラは、続いてサンジと対戦します。そして、得意の鉄塊拳法とイヌイヌの実の能力の相乗効果によりサンジに苦戦を強いるジャブラは、調子づいてロビンを侮辱する発言をしました。この発言に激怒したサンジは、新技『悪魔風脚(ディアブルジャンブ)』を繰り出し、この技を受けたジャブラは敗北を喫します。
【ワンピース】ジャブラの声優
ジャブラはCP9の中ではかなり表情が豊かで、喜怒哀楽がはっきりしたキャラクターです。笑う時は豪快に笑い、敵を罵ったり噂話におののいたりと、作中で様々な表情を披露していました。さて、アニメ版ワンピースでそんなジャブラを演じていたのは、一体どんな人だったのでしょうか。
ジャブラの声優は「高塚正也」
アニメ版ワンピースでジャブラを演じるのは、声優の高塚正也(たかつか・まさや)さんです。高塚さんは声優仲間の交友関係が広く、さまざまな声優のTwitterに度々登場しています。濃厚な低音ボイスに定評があり、アニメ声優以外にナレーターとしても活躍しているようです。
高塚正也のプロフィール
高塚正也さんは1969年8月15日生まれの53歳(2023年4月時点)です。兵庫県加古川市出身、血液型はB型、身長は168cm、青二プロダクションに所属しています。2012年には同じく声優の根本圭子(ねもと・けいこ)さんと結婚しました。プライベートではスキーやスノーボードなど、ウィンタースポーツを嗜んでいるようです。
高塚正也の主な出演作品
高塚正也さんはワンピースでは兼ね役が多いことをご存知でしょうか。ジャブラ以外には、Mr.5、ヴァン・オーガー、アバロ・ピサロ、ビスタ、ゲダツなど他にも様々な役を演じています。多種多様なタイプのキャラクターを担当しており、まさにバイプレイヤーと呼ぶに相応しい声優です。今回は以下の一覧にて、ワンピース以外の出演作品を紹介します。
- 石田銀(テニスの王子様シリーズ)
- 直江兼続(戦国無双)
- 龐煖、ほか(キングダム)
- ブルードラゴン(BLUE DRAGON)
【ワンピース】ジャブラに対する世間での評判や人気
ジャブラには「かっこいい」と同じくらい「可愛い」と言う声が集まっていました。ジャブラは野生味溢れる見た目とは相反して、噂話を本気にしたり、女性に振られたことを言いふらされて恥じらったりという可愛らしい面を持ち合わせています。そんなギャップにキュンときた読者が多いようです。
ジャブラの魅力をより一層引き出したのが、扉絵連載でした。扉絵ではジャブラの年長者らしい面倒見の良さや、仲間思いな様子が描かれています。その姿から多くの読者は、単なる”世界政府擁する冷酷な暗殺部隊”にとどまらない魅力や人間味を感じたようです。
ルッチ、カクたちに続き、劇場版ワンピース『FILM RED』ではカリファとブルーノもCP0として暗躍中であることが分かりました。そこで「残る元CP9のメンバーは?」と、ジャブラ達に再び注目が集まっています。特にジャブラに関しては、ルッチ達の悪魔の実が覚醒していることから、同じく動物系であるジャブラも覚醒しているのでは?と囁かれ始めているようです。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】ジャブラはイヌイヌの実の能力者だった
ジャブラのぶっきらぼうで粗野な性格は、イヌイヌの実モデル”狼”の能力者そのものです。しかし面倒見の良さや情の厚さが垣間見えることもあり、そこが読者から愛されるポイントとなっています。表情豊かで親しみやすいというのも、彼の魅力のようです。そして鉄塊拳法というオンリーワンの戦い方や、悪魔の実の覚醒の可能性などから、再登場も期待されています。果たして、ジャブラの活躍が再び見られる日は来るのでしょうか。
この記事のライター
HAYASHI*M
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。