【ワンピース】エネルは月に行った?その後は?ルフィとの対決の結果も
『ワンピース』のエネルは空島編で登場し、最後は月へと旅立っていましたが、その後は本当に月へ到着していたことが扉絵で描かれていました。そんな『ワンピース』のエネルについて、扉絵の内容やそこで描かれた謎に対する考察などをまとめました。
目次
エネルとは?
『ワンピース』のエネルはルフィと敵対する作中の最終ボスの1人で、その後の姿も描かれるなど、存在感があるキャラとなっています。そんな『ワンピース』のエネルについて、プロフィールや強さなどを紹介します。
エネルのプロフィール
- 誕生日:5月6日
- 年齢:37歳→39歳
- 身長:266cm
- 星座:おうし座
- 血液型:S型
『ワンピース』のエネルは、通称”神(ゴッド)・エネル”と呼ばれており、太い眉毛と長い耳たぶ、背中に雷神の太鼓を4つ指しているキャラです。笑い方は「ヤハハハ」で、全能なる神を自称し、尊大かつ残忍な性格をしています。
エネルの強さや能力
『ワンピース』のエネルは、自然系(ロギア)のゴロゴロの実の能力者であり、全身を雷に変化させる能力を持っています。最大2億ボルトの電撃を出せるほか、電気に変化して導体を移動したり、武器に高圧電流を流して武器を変化させるなど様々な応用方法があります。また、空島では「心網(マントラ)」と呼ばれる見聞色の覇気を使用でき、気配や感情を読めるだけでなく、ゴロゴロの実と合わせて空島全体の会話を把握しています。
ワンピースの概要
『ONE PIECE(ワンピース)』は、1997年から『週刊少年ジャンプ』に連載されている尾田栄一郎の漫画です。2023年11月時点では単行本106巻まで刊行されています。海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィを主人公とした物語が展開され、冒険やバトルと共に様々な謎がちりばめられています。アニメや実写ドラマ化なども制作され、世界中で人気を集める作品です。
ワンピースのあらすじ
ルフィは幼少期に村に滞在していた赤髪のシャンクスに憧れ、自身も海賊王を夢見るようになりました。そして、17歳になったルフィは村を旅立ち、各地で仲間を集めながら、麦わらの一味として様々な事件を解決していきます。
エネルは月に行った?その後を考察
『ワンピース』のエネルは空島編の最後から繋がるその後の姿が扉絵で描かれており、謎の描写が多いことから様々な考察がされています。そんな『ワンピース』のエネルの扉絵におけるその後の姿を紹介します。
エネルのその後は扉絵「エネルのスペース大作戦」で判明
『ワンピース』のエネルは、空島編でルフィに倒されましたが、重症を負いながらも自らの船である方舟マクシムで兼ねてからの目的地であった月を目指していく姿が最後に描かれました。その後も本編中ではエネルの現在は明らかにされていませんでしたが、扉絵の「エネルのスペース大作戦」において最後から続く話が描かれました。
エネルは現在も死亡していない?
『ワンピース』のエネルの現在はルフィとの戦いで重傷を負ったものの、死亡はしておらず、到着した月でも普通に生きていました。現実世界で月には空気がないため、生身の人間は生活できないはずですが、ワンピース世界の月は生身のままでも問題ない環境になっていました。
エネルは月に行っていた?
『ワンピース』のエネルは、扉絵の「エネルのスペース大作戦」で目的地の月に到着しましたが、月には既に別勢力の争いが発生していました。その1つは偉大なる航路(グランドライン)の未来国バルジモア出身のツキミ博士が開発したスペーシーというロボットで、月の爆発によって月見団子を詰まらせて死亡してしまったツキミ博士の仇を取るために月へやって来ました。
もう1つは月の古代遺跡の秘宝を狙うウサギのような見た目の宇宙海賊であり、この2つが衝突する状況をエネルは目撃しました。最初はどちらにも加担するつもりがなかったエネルですが、宇宙海賊が自身の陣地に踏み込んだことから攻撃し、その行動からスペーシーはエネルを恩人として忠誠を誓うことになりました。そして、エネルはスペーシーと共に古代遺跡を探索する中で様々なものを目撃します。
エネルは今後再登場する?
『ワンピース』のエネルは、扉絵の「エネルのスペース大作戦」でスペーシーや古代遺跡で眠っていて、エネルの電撃で起動した謎のロボット達を味方につけて、大きな勢力になりました。その後の姿はまだ描かれていませんが、エネルが見た謎や勢力の大きさから本編へ再登場する可能性が考察されています。『ワンピース』は伏線が多いため、扉絵の展開も単に現在のエネルを描きたかっただけではないと推測されています。
エネルの空島編での登場やルフィとの対決の結果
『ワンピース』のエネルが登場した時は覇気について語られていませんでしたが、ストーリーが進む中でエネルがその時点からの覇気使いであったことが判明しています。そんな『ワンピース』のエネルが空島編で登場した際の展開やルフィとの決着について紹介します。
エネルは空島編で登場
『ワンピース』のエネルは空島編で登場し、スカイピアの唯一神を名乗って支配していました。ゴロゴロの実と心網により住民の行動を把握して、反逆する者には配下の神官や自らの能力で神罰を下していました。しかし、目的は空島の支配ではなく、住民を強制労働させて作らせた方舟を起動し、スカイピア全土を消滅させながら「限りない大地(フェアリーヴァース)」へ行き、神の国を建国させることだったのです。
エネルの天敵はルフィだった
『ワンピース』のエネルは、スカイピアに来たルフィ達やシャンディアと交戦することになり、最終的にはルフィとの対決が始まります。その中でエネルはゴロゴロの実の能力でルフィに電撃を浴びせますが、ゴムの性質を持つルフィは電気を通さないため、攻撃が通じないことに驚愕します。それまで圧倒的な攻撃を誇っていたエネルにとって初めて能力が通じない相手であり、唯一の天敵と言える存在だったのです。
エネルとルフィの対決の結果や最後
『ワンピース』のエネルの電撃はルフィに通じませんでしたが、電気を応用した武器の形状変化や電撃で発生する熱はダメージに繋がりました。しかし、エネルの目的はスカイピア全土の消滅であるため、ルフィと戦う必要がないと気付き、雷で溶かした鉄をルフィの手に鉄球状に固めて、その場から動けないようにして封じます。そして、エンジェル島の消滅には成功しますが、スカイピアの消滅はルフィ達に阻まれます。
さらに追い付いてきたルフィは固められた鉄球を活しながら戦い始め、最後には「ゴムゴムの黄金回転弾」で方舟マクシムごと海雲の中へ落されて敗北しました。ただ、それで再起不能になったわけではなく、夜には意識を取り戻して月を目指して出発して、扉絵の展開に繋がっていきます。
エネルのスペース大作戦の扉絵の伏線を考察
『ワンピース』のエネルのその後を描いた扉絵の「エネルのスペース大作戦」では、本編の展開に繋がる可能性がある謎が複数見られました。そんな『ワンピース』のエネルの扉絵から発展した考察を紹介します。
考察①スペーシー中尉の正体
『ワンピース』のエネルの扉絵で登場したスペーシー中尉は、ツキミ博士開発のロボット兵士であり、見た目は日本の陸軍のような軍服とちょび髭を生やした小人です。そんなスペーシー達ですが、月の古代遺跡で眠っていたロボット兵士達と見た目がそっくりであり、そこから月のロボット技術が地上に持ち込まれたと推測されています。
考察②古代都市の兵士たちを動かしていた動力
『ワンピース』のエネルの扉絵では古代遺跡に眠っていたロボットが発見され、エネルの電気を動力に再起動しています。このことから月にある文明は元々電気を動力としていたものの、電気不足となって機能を停止していたと推測できます。文明が停止していたのは、月にいた者達が去っていったことが理由で、次の考察と合わせると辻褄が合います。
考察③空島に住む人々は月の住民だった?
『ワンピース』のエネルは扉絵の話において、月の古代遺跡に描かれた壁画を2枚発見しており、そこには背中に羽が生えた人物が描かれています。作中で背中に羽が生えているのはスカイピアなどの空島の住人達であり、そのことから空島に住む人々の祖先は月からやって来た可能性が推測されます。その際にロボット技術も地上に伝わり、月から住民が去って電力供給ができなくなったという流れです。
考察④壁画の意味
『ワンピース』のエネルが発見した壁画のうち、1枚目には羽の生えた人物が船の上でカラクリのようなものを改造しているように見え、2枚目にはそのカラクリを残して船を去っているかのような状況が描かれていました。この壁画が示すのは作中世界における3つの古代兵器を示した図でないかと考察されており、古代兵器と月の関係性が今後の鍵になると推測されています。
考察⑤カラクリ島とからくり島の関係
『ワンピース』のエネルの扉絵で登場したスペーシー達は「カラクリ島」で開発されたと明かされていましたが、作中世界には現在の未来国バルジモアがある「からくり島」が存在しています。単なる表記揺れのように見えますが、現在のからくり島は年中氷雪に覆われた島であり、スペーシー中尉が回想したカラクリ島はお月見ができるほど穏やかな気候でした。
開発者のツキミ博士は、未来国バルジモアの出身である点も考えると、カラクリ島はツキミ博士が出身国とは別に作った島である可能性も推測できます。
エネルに対する世間での評判や人気
ここでは、『ワンピース』のエネルについて世間での評判や人気を紹介します。扉絵での再登場から現在の状況や本編での再登場など、様々な面で話題になるキャラになっています。
『ワンピース』のエネルについて、月に行けたことに驚く声が出ていました。現実の基準で考えればそもそも月に行くのが困難で、行けたとしても空気が存在しないことからエネルの行動は無理があると思う人もいました。しかし、空島編の最後から扉絵で月へ行けた事実が発覚して、気付かないうちにエネルの夢を嘲笑っていたと思わされる展開になっています。
『ワンピース』のエネルについて、再登場を期待する声やいつ再登場するか予想している人もいました。扉絵でロボット軍団を引き連れている様子や覇気使いだったと判明したことで、本編に再登場すればまた活躍するのではないかと楽しみにしている人も多いようです。
『ワンピース』のエネルの扉絵について、描かれていた謎がどうなるのか気になるという声も出ていました。扉絵の連載の中でも伏線と思われる描写が多く、いずれもはっきりとは明言されていないため、伏線回収を期待する人は多いようです。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
エネルはその後月に行っていた
『ワンピース』のエネルは空島編の最後で月へと旅立っていましたが、その後の姿は扉絵で描かれており、月に到着して騒動に介入していました。その過程で月の古代遺跡に眠るロボットや謎の壁画を発見しており、これらの要素が今後の本編にも関わってくる可能性が読者の間で考察されています。現在のエネルがどうしているかは不明ですが、本編で再登場する可能性もあるので、原作の更新を待ちましょう。
この記事のライター
十文字猛
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