【ワンピース】ドフラミンゴの名言や名シーン！有名でかっこいいセリフも

ドフラミンゴの名言や名シーンをまとめていく前に、まずはドフラミンゴという人物についてプロフィールを見ていきます。また、ドフラミンゴの活躍が描かれている作品『ワンピース』についても、概要とあらすじをまとめて大まかにおさらいしていきます。

ドフラミンゴはドンキホーテ海賊団の船長だった海賊です。かつては王下七武海、ドレスローザ王国国王についていた権力者でもありました。3mを超える身長と短い金髪をしており、サングラスとピンクのコートを羽織っているのがトレードマーク。国の裏で武器の密輸を行ってる悪の存在でしたが、仲間の情には厚いという二面性を持っている人物です。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊が夢を追い求めて冒険をするというテーマの元、魅力的なキャラクターが繰り広げるバトルやストーリーが評判を呼び瞬く間にジャンプ漫画の金字塔と呼ばれるまでの人気になりました。国内では4億部を超える発行部数を記録しており、世界でも57ヵ国以上に翻訳版が販売されています。

かつてこの世のすべてを手に入れ、海賊王の名を我が物にしたゴールド・ロジャー。彼の口からひとつなぎの大秘宝（ワンピース）の存在が語られると、海賊たちはそれを追い求め海へ漕ぎだしました。本作の主人公、モンキー・D・ルフィもワンピースを狙い海へ飛び出していると、彼は恩師から受け取った麦わら帽子をかぶり、集めた仲間たちと共に大海原を渡っていきます。

ここからはドフラミンゴのかっこいい名言や名セリフ・名シーンをまとめていきます。ワンピース読者からも非常に人気が高いドフラミンゴですが、その人気の理由は彼の残した名言や名シーンが欠かせないでしょう。ここでは中でも人気が高い名言を紹介していきます。

ドフラミンゴの性格は誰かを蹴落とすことに一切の躊躇がないほど冷酷なものですが、自分の仲間であるドンキホーテファミリーには仲間思いな一面を見せています。幹部たちの失敗は無理に咎めず、逆に彼らを馬鹿にする者がいたら容赦をしない。孤独に悪道を進んできたドフラミンゴにとって、仲間は家族も同然だと語った名シーンです。

幼い頃からドフラミンゴに憧れを抱いていたベラミーは、ドフラミンゴファミリーの幹部になりたいと思い世間で悪逆を働いてきましたが、ルフィとの戦いで敗れてしまい自身の経歴に汚点がついてしまいました。そのことにドフラミンゴは上記のセリフを語りベラミーを足蹴にしたのでした。

ドレスローザ王国がまだリク王によって支配されていた時、ドフラミンゴは突如彼の前に現れ上記のセリフを発しました。ドレスローザ王国における正統な王はドンキホーテ一族であり、その末裔であるドフラミンゴがついにやってきたことを表した名言です。

当時子どもだったドフラミンゴは、ドンキホーテ一家が起こした問題により天竜人に拷問を受けていました。いくら泣きわめいても拷問は続き、次第に心が憎悪で満たされていったドフラミンゴは上記のセリフを叫びました。彼の中に果てしない憎しみが生まれた瞬間に誰もが同情した名シーンです。

ルフィとドフラミンゴの戦闘が描かれたシーンにて、ゴムゴムの実の能力によってドフラミンゴを追い込んでいたルフィでしたが、途中でドフラミンゴが上記のセリフを話すと、能力の覚醒を使用し状況を一変させました。新世界に向けて強くなったルフィに対して、更にまだ上の存在がいることを証明した名シーンです。

空から麦わらの一味を狙っていたドフラミンゴ。そこに颯爽とサンジが現れると、彼の足技を受け止めてみせながらその強さを測りました。その後、すぐにドフラミンゴとサンジの戦いが始まりますが、その雰囲気を一言で作った名言と言えます。

偉大なる航路では新たな海賊たちが名を上げ、激しいサバイバルが始まっていました。その幕開けに対しドフラミンゴは上記のセリフを大声で叫びます。このセリフの通り、新世界編では麦わらのルフィを含める超新星が生まれたりしています。

リク王を裏で操りドレスローザを破滅へと導いていたドフラミンゴ。国民は国王が操られてるとも知らずにいると、彼らの前にドフラミンゴが上記のセリフと共に堂々と登場してみせました。ドフラミンゴは自らが国を救う王となることを演じてみせたのです。

ゴールド・ロジャーが偉大なる航路を制覇して25年が経った今、ワンピースを見つけようと数多くの海賊たちが海を渡り歩いていますが、依然として1人もワンピースを見つけられていません。その状況に対してこれから起ころうとしていることを、ドフラミンゴはインペルダウンの収容所から堂々と話しました。

ドフラミンゴの代名詞とも言える名言が上記のセリフです。頂上戦争編にて白ひげ海賊団と海軍の全面戦争が勃発した時、ドフラミンゴもその戦場に降り立っているといきなり正義について語りました。現実世界にも置き換えられるセリフで多くのファンに評価されている名言です。

ここからはドフラミンゴの過去についてまとめていきます。ワンピースのドレスローザ編にて強大な強さや組織力を披露していたドフラミンゴですが、そんな彼には壮絶な過去が秘められており読者に強烈なインパクトを残しました。

ドフラミンゴは元々聖地マリージョアに住む天竜人として誕生しました。ルフィのような人間たちを見下している種族として知られている天竜人。その血筋を引き継いでいたドフラミンゴでしたが、彼は父親の影響によって天竜人として生きていけなくなってしまいます。

ドフラミンゴの父、ドンキホーテ・ホーミング聖は天竜人たちを前に自分は人間だと話しました。そのセリフが天竜人たちから反感を買い、ドンキホーテ一族は迫害され拷問を受けることになってしまいました。

天竜人から迫害され劣悪な環境に住まわされていたドンキホーテ一家。その環境に耐え切れなくなっていくと、ドフラミンゴの母親が病気にかかってしまいました。迫害されているドフラミンゴたちの元に医者が訪れることもなく、最終的に母親は死亡してしまいます。

ドンキホーテ一家への拷問が決まると、ドフラミンゴたちは火あぶりにされました。天竜人たちにとって人間と同列になることは何事にも変えられない侮辱であり、その怒りが火あぶりの刑という形でドフラミンゴたちをいたぶったのです。この火あぶりをきっかけに、ドフラミンゴは天竜人を全員殺すという野望が生まれます。

聖地マリージョアから下界にたどり着いたドフラミンゴ。彼はそこで後のドフラミンゴファミリーになるヴェルゴと出会います。そして、ヴェルゴの次にトレーボルとも出会うと、彼から復讐の力としてイトイトの実と拳銃を貰いました。

母親の死を根に持っていたドフラミンゴは、10歳という幼さで実の父親を撃ち殺しました。その首を聖地マリージョアへと持ち帰り自分を天竜人に戻してくれと直訴しましたが、その願いは聞き入れてもらえず、逆にドフラミンゴのことを危険因子として消滅させようとしました。父親の死を無駄にしたドフラミンゴは、再び地上へ逃げ延びそこで天竜人に復讐するための計画を企てるのでした。

ここからはドフラミンゴの技についてまとめていきます。ドフラミンゴにはイトイトの実という能力が備わっており、糸を生み出してそれを自由自在に操ることができます。その能力を活かした技を発動すればドフラミンゴはたとえ隕石でも切断できてしまうとされています。

五色糸は指先からそれぞれ一本ずつ糸を伸ばし、それを振るって相手を引き裂く技です。ドフラミンゴの使用する技の中で最も基本的な技であり、糸の切れ味は石やコンクリートの建物でも切り裂けるほど強靭です。また、アニメ版では糸の色が技名通り五色に光っていました。

超過鞭糸は大量の糸を束ねて極太の鞭にし、それを相手に叩きつける技です。射程範囲が数キロメートルにも及ぶリーチの長さが特徴的で、離れたところに糸が届く速度も一瞬なので、見聞色の覇気がなければ避けることはほぼ不可能です。

寄生糸は相手に向けて見えない糸を伸ばし、標的を操り人形のように自分の意志で動かせるようになる技です。一度捕まれば逃げることはほぼ不可能で、硬化範囲もドレスローザ王国全土に渡っていました。ドフラミンゴはリク王家を玉座から降ろした後、この技を使ってドレスローザを掌握していました。

影騎糸は糸を束ねて自分とそっくりな姿の糸人形を生み出す技です。糸人形の動きは独立的で、見た目や声はおろか、イトイトの実の能力まで本物のドフラミンゴそのものなので見分けがつきません。唯一本体と違う部分は耐久性と戦闘力で、ルフィと戦った時はあっさりバラバラにされました。

上空へ伸ばした糸を大きく展開し、巨大な包囲網を作り出す技です。作中ではこの技でドレスローザ王国をすべて包囲しており、巨大な糸の檻が出来上がっていました。糸の檻に触れたものは容赦なく切断され、藤虎の隕石でさえも糸の耐久性に勝てず粉々に切断されました。また、この技は通信も遮断することが可能で、電伝虫による連絡も取ることができませんでした。

糸ノコは足の部分から糸を生み出し、空中から落下して相手を切断する技です。この技の威力は肉体を簡単に貫通するほどで、実際にトラファルガー・ローはこの技を受けて右腕を切断されました。また、頂上戦争編でも技名を口にしていませんが、恐らく同じ技を使ってリトルオーズJr.の左足を切断しています。

弾糸は指先から糸の弾丸を発射する技です。糸を伸ばさず弾を作って飛ばすという唯一の遠距離技であり、その威力は鉄砲の実弾はおろか、艦隊の砲台並みの威力を持っています。弾糸の連射は可能で、広範囲に及ぶ爆発を起こすこともできます。

降無頼糸は5本の糸を振り下ろし相手を突き刺す技です。五色糸を応用させたような技であり、威力と貫通力に特化しているのが特徴的です。作中ではローの覇気を貫通してみせました。

ここからはアニメ版ワンピースにてドフラミンゴの声を担当した声優についてまとめていきます。ワンピースにおいて数々の名言を残してきたドフラミンゴでしたが、それらのセリフを演じた声優は悪役担当で鉄板なあの方です。

アニメ版ワンピースにてドフラミンゴを演じた声優は田中秀幸（たなかひでゆき）さんです。5歳の頃から演劇に携わってきた経験豊富な声優さんであり、アニメ作品では主に悪役やコミカルなおじさん役、ミステリアスなメガネキャラを担当することが多いです。

1950年11月12日の東京都生まれ。血液型はB型、身長は172cm、現在の所属事務所は青二プロダクションです。作家・映画監督志望だった父親が子役の公募に参加させ、そこで主役に抜擢されたのをきっかけに演劇の道を進むようになります。声優としては1974年からデビューしており、現在では演者を兼任しながら洋画吹き替え、ナレーションと幅広く活動しています。

これまでドフラミンゴの名言や名シーンをまとめてきましたが、数々の名言を生み出したこのキャラクターに対して、ワンピースファンたちは実際のところどう思っているのでしょうか？ここではドフラミンゴに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

ワンピースに出てくる悪役の中でもドフラミンゴは特に人気のあるキャラクターのようでした。国を支配し裏で世界規模に影響を与えるほどの悪行を行っていたドフラミンゴでしたが、彼の過去や境遇を知って好きになったという人が多いようです。

ドフラミンゴの扱うイトイトの実の強さについて語っている人も何人かいました。ただの糸であればできることが限られる能力ですが、それを武装色の覇気で硬化させて威力を増強したり、覚醒で更なる能力を生み出したりと、ドフラミンゴの強さに惹かれた人も少なくないでしょう。

ドレスローザ編以降本編から退場してしまったドフラミンゴでしたが、いつか再登場してほしいと願う声もありました。これだけの人気があり、ワンピース世界でも有数の実力者であることから、再登場の可能性はかなり高いと思われます。

ワンピースにおいてドフラミンゴは強大な悪役でありながら絶大な人気を誇るキャラクターでした。ドフラミンゴという人物を彩る名シーンや壮絶な過去はこれからもファンの印象に強く残ることでしょう。また、今後のワンピースの展開で再び登場してくれる時があるかどうか非常に気になるところです。