【このすば】アクアは人気1位のメインヒロイン!駄女神と呼ばれる理由は?
『この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)』に登場する、人気1位のメインヒロインであるアクアが駄女神と呼ばれている理由を解説します。女神アクアの能力やスキル、名言についてもまとめました。アニメ『このすば』でアクアを演じている声優も紹介します。
目次
【このすば】アクアとは?
『このすば』のアクアは、アクシズ教という宗教のご神体としてあがめられている女神です。外見は美少女ですが、お調子者で自分勝手な性格をしており、主人公のカズマからは「駄女神」と呼ばれています。ここではこのすばのメインヒロイン、アクアのプロフィールや実年齢、アクアをあがめているアクシズ教などについて紹介していきます。
アクアのプロフィール
- 名前:アクア
- 誕生日:8月1日
- 年齢:実年齢不明
- 職業:アークプリースト
- 外見:水色の髪に抜群のプロポーションの美少女
- 性格:見た目に反して自堕落で思慮に欠けた性格
このすばのアクアは、外見こそ美しい女神ですが、自堕落でお酒好き、性格は自己中心的、なお調子者という駄目なキャラクターです。本来は水の女神であり、非業の死を遂げた若者を勇者として異世界へ導く崇高な存在でしたが、カズマの策略によってアクア本人まで一緒に異世界へ召喚されてしまいます。
アクアの実年齢は?
このすばのアクアの誕生日は8月1日であることが判明していますが、年齢は不明です。アクアは十代後半の年齢に見える美少女ですが、紅魔族が誕生する以前から存在しているため、実年齢はかなり高齢だと考えられています。また、作中でカズマがアクアの年齢に触れた際に、アクアは答えていません。そのため、年齢を明かしていないにもかかわらず、カズマから「ババア」呼ばわりされてしまっています。このような点などを踏まえると、アクアの実年齢は100歳以上である可能性もあります。
アクシズ教とは?
アクシズ教とは、水の女神アクアをご神体としてあがめている宗教です。このすばの世界にある宗教の中ではエリス教の次に規模が大きく、水と温泉の都であるアカルンレティアが総本山となっています。アクシズ教はご神体であるアクアの性格が教義に強く反映されているため、愛があれば身分差の恋でも同性愛でもなんでもOKという宗教です。また、信者の性格も癖が強く、勧誘が激しいなどの特徴があります。
このすばの概要
『このすば』とは、暁なつめ原作の『この素晴らしい世界に祝福を!』というタイトルのライトノベルです。もともとは小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されていたWeb小説ですが、リメイクという形でKADOKAWAの角川スニーカー文庫から刊行されました。また、テレビアニメは現在2期まで放送されており、3期の制作も発表されています。
このすばのあらすじ
事故によって命を落とした高校生カズマは、女神アクアから異世界への転生を持ちかけられます。しかしアクアがカズマの死因を笑ったため、カズマはその腹いせとしてアクアを「異世界へ持っていくモノ」に指定し、アクアを道連れに異世界へと旅立ちます。こうして、平凡な冒険者カズマは知性以外のステータスは高いアクア、さらに爆裂魔法の使い手めぐみん、クルセイダーのダクネスなどの仲間と共に、異世界での冒険をはじめるのでした。
【このすば】アクアは人気1位のメインヒロイン?
アクアはこのすばでのメインヒロインという立ち位置です。しかしアクアは性格に多々問題があり、持ち前の不運によってさまざまなトラブルを引き起こします。また、このすばにはめぐみんやエリスなど人気のヒロインが登場しているため、本当に人気1位なのか怪しむ声もありました。ここでは、アクアがどのくらいの人気のあるヒロインなのか解説していきます。
アクアは第一回人気投票では4位
このすばの第一回人気投票でのアクアの順位は第4位です。人気1位はめぐみん、2位はエリス、3位はアイリスという結果になっていました。このように、アクアはメインヒロインという立ち位置でありながら、人気3位以内にも入れないという残念な結果に終わっています。
アクアは特別待遇により第二回人気投票で1位に?
このすばの人気投票は、1日1キャラクターに10ポイント投票できるという仕様です。しかし第一回の人気投票でアクアが4位になったため、第二回ではアクアだけ10ポイント、もしくは50ポイントを投票者が自分で選んで投票できるという仕様になっていました。この特別待遇により、第二回人気投票ではアクアは見事人気1位を獲得しました。
アクアの人気の理由
このすばのアクアはメインヒロインというポジションですが、このように人気投票でもネタ扱いされているキャラクターです。しかしこのすばの人気は、アクアの性格やキャラクターによる部分も大きいです。ここではアクアの人気の理由について紹介していきましょう。
人気の理由①お調子者な性格
アクアは外見こそ美少女ですが、その中身はお調子者で能天気な性格をしています。また、周りの空気も読めず自己中心的で、威勢がいいわりには打たれ弱い性格をしているため、すぐにカズマに泣きつくというはた迷惑なキャラクターとなっています。
人気の理由②運と知能が低い
アクアは女神ということもあり、基本的なステータスは高いです。しかし知能は平均以下、運は最悪という極端なステータスとなっています。その不運のせいか、アクアが引き起こしたトラブルによって、カズマは多額の借金を背負わされるはめになります。
人気の理由③顔芸
このすばのアクアはアニメでも頻繁に変顔を披露しています。しかしカズマを小馬鹿にするときの顔やモンスターに襲われた際の泣き顔などが変顔になるというだけで、本人が意図して顔芸をしているわけではありません。
【このすば】アクアが駄女神と呼ばれる理由
アクアはこのすばのヒロインでありながら、性格を含めたさまざまな理由からカズマに「駄女神」という不名誉なあだ名で呼ばれています。ここではこのすばのアクアが駄女神と呼ばれている理由を紹介していきましょう。
理由①カズマの死因を笑う
アクアが女神でありながら異世界で冒険をしなければいけなくなった原因は、カズマの死因を笑ったためです。カズマの死因は「トラクターに引かれたと思い込んだ事によるショック死」です。しかし死んだばかりの人間に対して笑いながら死因を解説するアクアは性格が良いとは言えず、初登場の時点で駄女神っぷりを発揮しています。
理由②借金まみれで酒好き
アクアは労働の後の酒が何よりも好きで、酒場にもたくさんのツケをしています。また、お金が手に入るとすぐに使ってしまうほど金遣いが荒いです。さらに持ち前の不運により、良かれと思って行った行為がすべて裏目に出るため、損害賠償による借金も膨らんでしまいます。
理由③ジャイアントトードの粘液まみれになる
はじめてのモンスター討伐の際に、アクアはジャイアントトードにあっさり食べられてしまいました。カズマがなんとかアクアを助け出すものの、ジャイアントトードの粘液まみれで泣きじゃくるアクアの様子は、駄女神と呼ばれる理由の一つとなっています。
理由④檻に入って死んだ目になる
このすばには、檻に閉じ込めたアクアに一人で湖のモンスターの討伐をさせるという話があります。モンスターは無事に倒せたものの、病んだアクアは檻から出ることを拒否し、死んだ目でドナドナを口ずさみながら回収されていきます。死んだ目で体育座りをしているアクアには、さまざまな駄女神エピソードの中でも屈指の哀愁が漂っていました。
理由⑤色々な二つ名がある
このすばのアクアは宴会芸の能力が異様に高いことから、「宴会芸しか取り柄がない宴会芸の神様」などという二つ名を付けられています。他にも、「トイレの神様」や「女神の名前を語る魔女」、「自分を女神と勘違いしている可愛そうな子」など、さまざまな二つ名があります。このようにたくさんの残念な二つ名を付けられていることからも、アクアの駄女神っぷりがうかがえます。
【このすば】アクアの能力やスキル
アクアの本来の能力は非常に高いです。魔力も多く、アークプリーストという上級職にも就いているため、魔法スキルをはじめとしたさまざまな高度な能力を備えています。ここではアクアの能力やスキルを紹介していきましょう。
アクアの能力①魔法系のスキル
アクアはアークプリーストという肩書きを持っていることもあり、多くの魔法系のスキルを備えています。たとえば浄化魔法である「プリフィケーション」やアンデッドを倒すための魔法である「ターンアンデッド」などは作中でも何度も唱えています。他にも、「リザレクション」、「セイクリッド・プレイクスペル」、「セイクリッド・クリエイトウォーター」などの魔法スキルを持っています。
アクアの能力②ゴッドブロー
「ゴッドブロー」はアクアの神聖属性による打撃系の攻撃です。アクアはゴッドブローを「女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の拳」と説明しており、作中ではジャイアントトードに食われた際にこの技を使っています。しかしゴッドブローは打撃系の技であるため、打撃の効かないジャイアントトードには効果がありませんでした。
アクアの能力③ゴッドレクイエム
「ゴッドレクイエム」とはアニメ版オリジナルの攻撃で、「女神の愛と悲しみの鎮魂歌」であるとアクアは解説しています。ゴッドレクイエムはゴッドブローの上位互換の攻撃と言われており、ジャイアントトードに対して使われています。しかしゴッドブローと同様に、ジャイアントトードには効きませんでした。
アクアの能力④リザレクション
「リザレクション」は蘇生魔法です。死んだものを生き返らせることができる魔法スキルですが、本来は1人につき1度しか使えません。しかしアクアはこの天界規定を捻じ曲げることで、死亡したカズマに対して何度も使用しています。なお、リザレクションを使っても死体が残っていなければ蘇生することはできません。
アクアの能力⑤宴会芸スキル
アクアは「花鳥風月」という宴会芸スキルを持っています。戦闘スキルよりも優先した獲得した非常に高度な宴会芸であるため、披露すれば場が盛り上がり、多くのお捻りが飛んできます。しかしスキルポイントを5ポイントも消費する上に、戦闘では全く役に立ちません。
【このすば】アクアの名言
このすばのアクアは作中でさまざまな名言を残しています。アニメで披露されたアクアの名セリフの中には、声優を務めている雨宮天さん自身のエピソードをもとにしたアドリブもあります。ここではアクアの名言や名台詞を紹介していきましょう。
アクアの名言①「もし私の信者ならば…」
そこのプリーストよ、宗派を言いなさい。私はアクア。そう、アクシズ教団の崇めるご神体、女神アクアよ。汝、もし私の信者ならば、お金を貸してくれると助かります
「もし私の信者ならば…」という名言は、アニメ1期の1話で登場した台詞です。冒険者ギルドに加入するためのお金が必要だったため、アクアは僧侶の老人に対して頭を下げ、「私の信者ならば…」とお金を貸してくれるように頼みます。老人はエリス教徒でしたが、無事にお金を貸してもらえました。
アクアの名言②「コロッケが売れ残ると…」
お、お願いよぉぉう。もう商店街のバイトは嫌なのよ。コロッケが売れ残ると店長が怒るの。頑張るから今回は私全力で頑張るからああ!!(泣)
「コロッケが売れ残ると…」という名言は、声優である雨宮天さんの実際のアルバイト経験をもとにしたアドリブだと言われています。作中ではアクアは借金苦を嘆き、この台詞を叫びながら商店街でのアルバイトよりも辛いクエストを受けようとカズマに懇願しています。
アクアの名言③「神の力思い知れ…」
神の力思い知れ!!私の前に立ちふさがったこと、そして神に牙をむいたこと、地獄で後悔しながら懺悔なさい。ゴッドブロォォォォッ!!!ゴッドブローとは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の拳。相手は死ぬ
「神の力思い知れ…」とは、ジャイアントトードに対してゴッドブローを放ちながら叫んだアクアの名言です。アクアはジャイアントトードに丸飲みにされた怒りを晴らすために拳を突き出しながらこの台詞を言い放ちますが、打撃系の攻撃が効かないジャイアントトードには効果がなく、また丸飲みされてしまいます。
【このすば】アクアの声優
このすばのアクアは声優の「雨宮天」さんが務めています。作中でも泣いたり叫んだりと忙しいアクアを感情豊かに演じている雨宮天さんとは、一体どのような人物なのでしょうか。ここではアクアの声優、雨宮天さんについて紹介していきましょう。
アクアの声優は「雨宮天」
アクアを演じている声優は雨宮天さんは、声優ユニット「TrySail」の一人であり、このすばだけでなく『アカメが斬る!』のアカメ役や『七つの大罪』のエリザベス役など、さまざまなアニメでヒロインを務めています。
雨宮天のプロフィール
- 生年月日:1993年8月28日生まれ
- 出身:東京都
- 職業:声優、アーティスト
- 2011年:第2回ミュージックレインスーパー声優オーディションに合格
- 2014年:テレビアニメ「一週間フレンズ。」でヒロイン藤宮香織役を演じる
- 2014年:声優ユニット「TrySail」を結成
- 2015年:第9回声優アワード新人女優賞を受賞
雨宮天の主な出演作品
雨宮天さんの出演作品としては、『アカメが斬る!(アカメ)』、『七つの大罪(エリザベス)』、『心が叫びたがってるんだ。(仁藤菜月)』、『魔法科高校の劣等生(光井ほのか)』、『告白実行委員会~恋愛シリーズ~(成海聖奈)』、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(七海やちよ)』、『見える子ちゃん(四谷みこ)』、『彼女、お借りします(水原千鶴)』、『よふかしのうた(七草ナズナ)』などがあります。
【このすば】アクアに対する世間での評判や人気
ツイッターにはこのすばのアクアのイラストが多く投稿されています。アクアの駄女神っぷりが好きというファンも多く、投稿されているイラストは可愛らしいものからアクアの泣き顔や変顔などユニークなものまでさまざまです。
このすばでアクアを演じている雨宮天さんについてツイートしているファンも多いです。雨宮さんがこれまでに演じたアニメのキャラクターは多いですが、特にアクアを演じた際の雨宮天さんの痛快な演技は、他の声優達からも絶賛されていたと言われています。
このすばには癖の強いキャラクターが多く登場するため、駄女神アクアと共にめぐみんやダクネスなど他のヒロイン達についてもツイートしているファンが多くいました。このすばファンの中には、アクアをはじめとした可愛いヒロイン達の駄目っぷりを楽しんでいるファンも多いです。
【このすば】アクアは特別待遇で人気1位になったヒロインだった
このすばのアクアは、第2回の人気投票で特別待遇によって1位を獲得した本作のメインヒロインです。この人気投票の際には、ネタ要員としてファンからもいじられています。本編でのアクアも、年齢を重ねた女神とは思えないような自堕落でお調子者の性格をしており、精神年齢も幼いです。また、さまざまな駄女神っぷりを披露していますが、その駄目さ加減がこのすばの人気にも繋がっています。
この記事のライター
azu
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。