【このすば】めぐみんの詠唱とシーンまとめ!爆裂魔法についても解説
『この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)』に登場する、めぐみんの詠唱シーンとセリフを紹介します。詠唱が毎度変化する爆裂魔法、めぐみんの魅力や人気の理由についても解説します。アニメ『このすば』でめぐみん役を務めた声優情報もまとめました。
目次
めぐみんとは?
『このすば』のめぐみんとは、爆裂魔法を愛する紅魔族の魔法使い少女です。このすばにおけるヒロインの一人で、爆裂魔法にこだわるあまり、天才的な才能を持ちながら他の魔法が使えません。爆裂魔法愛溢れるめぐみんは、このすばでも非常に人気の高いキャラクターとなっています。
めぐみんのプロフィール
- 名前:めぐみん(あだなではなく本名)
- 年齢:アニメ版は13~14歳、Web版は17歳前後
- 種族:紅魔族
- 職業:アークウィザード
- スキル:爆裂魔法
めぐみんは優秀な魔法使いが多く、中二病ばかりの「紅魔族」と呼ばれる種族出身の魔法使いです。黒髪のショートカットに赤い瞳を持ったこのすばにおけるヒロインの一人で、黒いマントにとんがり帽子など魔法使いらしい恰好をしています。主人公のカズマのことが大好きで、ことあるごとに爆裂魔法を撃とうとしてしまいます。
このすばの概要
『このすば』とは、『この素晴らしい世界に祝福を!』というタイトルの暁なつめによるライトノベル、およびテレビアニメです。2012年12月から小説投稿サイト『小説家になろう』にて「自宅警備兵」名義で連載されていたオンライン小説ですが、角川スニーカー文庫からの刊行にあたり、展開や設定が大きく変更されています。現在、テレビアニメは第2期まで放送されており、劇場アニメとして『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』が公開されています。
このすばのあらすじ
とある事故によって命を落としたニート高校生のカズマは、女神アクアから異世界への転移を持ちかけられます。異世界へは望むものを一つだけ持っていけるため、カズマは自分の死因をアクアに小馬鹿にされた腹いせに、アクアを「異世界へ持っていくモノ」に指定してしまいます。こうして、無理やり旅の道連れにした女神アクアや、爆裂魔法の使い手めぐみん、攻撃が当たらないクルセイダーのダクネスなどの仲間に加えて、異世界でのカズマの波乱の冒険が始まります。
めぐみんの詠唱シーンとセリフ一覧
このすばのめぐみんは天才魔法使いでありながら、使える魔法は爆裂魔法一種類しかありません。しかしめぐみんにとって、爆裂魔法は唯一にして必殺のスキルです。そんなめぐみんが爆裂魔法を発動するシーンで使用しているセリフには、なぜかさまざまなバリエーションがあります。ここではめぐみんの魅力的な詠唱シーンとセリフを紹介していきましょう。
詠唱シーンとセリフ①1期2話
「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン!」
出典: matomame.jp
アニメ1期2話のジャイアントトード戦での詠唱は、アニメでの初めてのめぐみんの詠唱シーンです。この頃のめぐみんはカズマのパーティに参加したばかりだったため、まだカズマ達にも使える魔法使いだと思われていました。ジャイアントトード戦でのめぐみんはこのような長いセリフを詠唱しつつ、エクスプロージョンを放ち、アクアが倒せなかったジャイアントトードを吹き飛ばします。なお、1期の8話や10話でも同じ呪文を詠唱するシーンがあります。
詠唱シーンとセリフ②1期3話
「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名のもとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を隠匿せし者。我が前に統べよ!エクスプロージョン!」
出典: matomame.jp
アニメ1期3話でのキャベツ戦でのセリフです。このすばの世界のキャベツには意思があり、空を飛んで襲ってきます。しかしこのキャベツ戦は、キャベツを捕獲すればするほどお金と経験値を獲得することができるボーナスゲームでもありました。キャベツ戦での詠唱シーンでは、めぐみん得意の爆裂魔法によって迫りくるキャベツ達を一掃しており、お金と経験値を大量獲得しています。
詠唱シーンとセリフ③1期4話
「紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万象昇温の理。崩壊破壊の別名なり。永劫の鉄槌は我がもとに下れ!エクスプロージョン!」
出典: matomame.jp
アニメ1期4話でのめぐみんが、デュラハンの城に爆裂魔法を放った際のセリフです。めぐみんは一日一回の日課として爆裂魔法を撃ちたくてたまりませんでしたが、町の守衛に怒られるため、町から離れた廃城を狙って爆裂魔法の訓練をすることになります。しかし廃城だと思い込んでいた城は、魔王軍幹部デュラハンの城でした。毎日毎日爆裂魔法で自分の城を攻撃されたデュラハンとしては、たまったものではありません。案の定、キレたデュラハンが町を滅ぼしに来てしまいます。
詠唱シーンとセリフ④1期6話
「我が名はめぐみん。紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者。我が力、見るがいい!エクスプロージョン!」
出典: matomame.jp
アニメ1期6話では、何度もめぐみんの爆裂魔法で城を攻撃されてキレたデュラハンが、町に襲撃にやってきます。アクアはデュラハンに効果があるターンアンデッドを放ちますが、致命傷になるほどのダメージを与えることができません。デュラハンはデッドナイトを召還して町を滅ぼそうとしますが、そこでめぐみんが詠唱を行い、デッドナイト達へ向けて爆裂魔法を放ちます。
詠唱シーンとセリフ⑤1期7話
「我が深紅の流出を以て、白き世界を覆さん!エクスプロージョン!」
出典: matomame.jp
アニメ1期の7話では、雪精の群れに対してこのようなセリフを詠唱して爆裂魔法を放つシーンがあります。雪精戦では爆裂魔法によって敵を一網打尽にすることができ、レベルも1つ上がって、めぐみんも大満足でした。しかしそのせいで、「冬将軍」と呼ばれる特別指定モンスターを呼び寄せてしまうことになります。
詠唱シーンとセリフ⑥1期10話
「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。他はともかく、爆裂魔法のことに関しては私は誰にも負けたくないのです!行きます!我が究極の破壊魔法、エクスプロージョン!」
出典: matomame.jp
アニメ1期の10話でのデストロイヤー戦で、めぐみんは2回爆裂魔法を使用します。話の流れとしては、デュラハンを倒した後にデストロイヤーが暴走していることがわかるため、めぐみんとウィズが協力して同時にエクスプロージョンを発射することになります。1回目のエクスプロージョンは1期2話の呪文と同じセリフでしたが、2回目のエクスプロージョンで上記のセリフを唱えます。
詠唱シーンとセリフ⑦2期10話
移動中のセリフ
「爆走…爆走…爆走……最高最強にして最大の魔法、爆裂魔法の使い手、我が名はめぐみん。我に許されし一撃は同胞の愛にも似た盲目を奏で、塑性を脆性へと葬り去る。強き鼓動を享受する!」
魔法を放つときのセリフ
「哀れな獣よ、紅き黒炎と同調し、血潮となりて償いたまえ!穿て!エクスプロージョン!」出典: matomame.jp
アニメ2期の10話では、デッドリーポイズンスライムの変異種であるハンスに対してこのようなセリフを詠唱しながら爆裂魔法を放ちます。前半のセリフは移動中、後半のセリフは実際にめぐみんが爆裂魔法を放った際のセリフです。
めぐみんの爆裂魔法を解説
めぐみんは紅魔族の中でも天才的な魔法の才能を持った少女ですが、爆裂魔法にしか興味がありません。そのため、魔法の才能を持ちながら、爆裂魔法1種類しか魔法を使うことができません。ここではめぐみんの爆裂魔法について解説していきます。
めぐみんは爆裂魔法にしか興味がない
ひと口に爆裂魔法と言っても、このすばの世界では威力や攻撃範囲などが強い順番から「炸裂魔法」、「爆発魔法」、「爆裂魔法」という3つの種類にわかれています。つまり、炸裂魔法や爆発魔法はめぐみんが使う爆裂魔法よりも威力や範囲なども上回っています。しかしめぐみんにとっては爆裂魔法こそが最強の魔法であるため、より効果的で強い魔法があるにもかかわらず、めぐみんは爆裂魔法しか習得していません。
爆裂魔法の特別な能力
めぐみんが爆裂魔法を最強の魔法だと言っている理由としては、他の魔法にはない特別な能力があることが挙げられます。具体的には、爆裂魔法は実体がない幽霊のような存在や、魔法に耐性を持つモンスター相手にもダメージを与えられるという特徴があります。さらに、神々や悪魔相手でもダメージを与えることが可能であるため、爆裂魔法は他の魔法とは一線を画した特別な魔法と言われています。
爆裂魔法は1日1発しか撃てない
爆裂魔法は1日1発しか撃つことができず、撃てば力を使い果たして動けなくなるという不便な面があります。実際に、作中でも爆裂魔法を撃った後のめぐみんがそのまま倒れて動けなくなるシーンがあります。めぐみんとしては、一回撃てば動けなくなってしまうことをわかっていても、どうしても撃ちたい魅力的な魔法が爆裂魔法です。
めぐみんの魅力や人気の理由
このすばにはさまざまな魅力的なヒロインが登場しますが、その中でもめぐみんは第一回の人気投票で1位を獲得するなど、特に人気の高いキャラクターとなっています。このようにめぐみんが人気を集める理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ここではめぐみんの魅力や人気の理由について紹介していきましょう。
人気の理由①真面目で仲間想い
このすばのめぐみんは中二病チックな言動が目立つキャラクターではありますが、非常に真面目で仲間想いのキャラクターです。カズマ達と合流する前のめぐみんは、爆裂魔法しか使えないこともあり、他の冒険者から邪見に扱われていました。そのため、カズマ達の仲間になってからのめぐみんには、他の仲間達を大切に想うシーンが多く描かれています。
人気の理由②独特なネーミングセンス
めぐみんは紅魔族と呼ばれる種族の魔法使いです。紅魔族は中二病気質であるだけでなく、「めぐみん」や「ゆんゆん」などあだなのような変わった名前が付けられているという特徴があります。実際にめぐみん自身も独特のネーミングセンスを持っており、猫を拾ってきた際にも「ちょむすけ」という変わった名前を付けています。
人気の理由③人並みの羞恥心がある
このすばに登場するキャラクターの中には、ダグネスのように羞恥心を持っていない残念なヒロインも存在しています。しかしめぐみんは人並みの羞恥心を持っており、カズマに下着を盗られてしまった際には、顔を赤らめて返すように懇願しています。このように人並みに恥ずかしがるシーンがあることから、めぐみんは可愛らしく魅力的なキャラクターとなっています。
人気の理由④カズマへの恋心
めぐみんは爆裂魔法しか使えない自分をパーティーに入れてくれたカズマ達のことを信頼しています。また、爆裂魔法を撃った後は倒れて動けなくなってしまうため、毎回カズマがめぐみんを背負って町に帰還することになります。このようなカズマに対して、めぐみんの恋心が感じられるシーンもあります。メインヒロインであるはずのアクアとカズマの間に恋愛描写が一切ないのと比較しても、めぐみんは貴重なポジションです。
めぐみんの声優
このすばのめぐみんを演じる声優は「高橋李依」さんです。めぐみんの見せ場である詠唱シーンで使われているセリフの中には、高橋李依さんが考えたセリフもあり、その中二病っぽさ溢れる呪文はアニメ関係者やファンの間でも評判になっていました。ここではめぐみんの声優である高橋李依さんについて紹介していきましょう。
めぐみんの声優は「高橋李依」
めぐみんを演じる高橋李依さんは、2013年から本格的に声優として活動しています。声優ユニット「イヤホンズ」のリーダーも務めており、アーティストとしても精力的に活動しています。テレビアニメではメインヒロインを演じることも多く、代表作として『Re:ゼロから始める異世界生活』の「エミリア」や、『Fate/Grand Order』の「マシュ・キリエライト」などが挙げられます。また、声優アワードやアニラジアワードでの受賞歴もあります。
高橋李依のプロフィール
- 生年月日:1994年2月27日
- 出身地:埼玉県
- 職業:声優、アーティスト
- 2011年:第5回81オーディション特別賞日本BS放送賞を受賞
- 2012年:「81ACTOR'S STUDIO」に入所、「Anisoni∀」のメンバーとして活動を開始
- 2013年:「81ACTOR'S STUDIO」を卒業、81プロデュースに所属。声優デビュー
- 2015年:テレビアニメ『それが声優!』でテレビアニメ初主演
- 2016年:第10回声優アワードにて新人女優賞を受賞
- 2022年:第16回声優アワードにて助演女優賞を受賞
高橋李依の主な出演作品
高橋李依さんの出演作品としては、『Re:ゼロから始める異世界生活(エミリア)』、『魔法つかいプリキュア!(朝日奈みらい/キュアミラクル)』、『がっこうぐらし!(直樹美紀)』、『それが声優!(一ノ瀬双葉 / コロリ)』、『からかい上手の高木さん(高木さん)』、『彼女、お借りします(桜沢墨)』、『かくしごと(後藤姫)』、『ゆるキャン△(斉藤恵那)』、『Fate/Grand Order(マシュ・キリエライト)』などがあります。
めぐみんの詠唱に対する世間での評判や人気
ツイッターでめぐみんについて呟いているファンの中には、このすばのアニメの2期でのめぐみんの詠唱シーンの作画を期待する声も多く見られました。めぐみんはこのすばでも特に人気の高いキャラクターです。また、爆裂魔法の詠唱シーンはめぐみん最大の見せ場であるため、魅力的に描いてほしいと考えているファンも多いです。
めぐみんのファンの中には、アニメで登場しためぐみんの爆裂魔法の詠唱を覚えているという人もいます。めぐみんの呪文には長セリフも多いですが、このツイート以外にも、めぐみんの爆裂魔法の詠唱を暗唱できるというファンのツイートは複数見つかりました。
このすばは、めぐみんが圧倒的にかわいい作品であるというツイートもありました。このすばの原作は予想の斜め上を行くコメディ作品でありながら、泣けるシーンもあります。そのため、アニメでこのすばを知った人にも原作をおすすめする声がありました。
めぐみんの詠唱シーンは魅力的だった
このすばのめぐみんは、天才魔法少女でありながら爆裂魔法しか使えない爆裂魔法の使い手です。めぐみんがエクスプロージョンを放つ際の詠唱シーンは何種類ものセリフがあり、どれも格好よく魅力的です。また、中二病ですぐに爆裂魔法を撃とうとするはた迷惑な面もありますが、実は仲間想いで真面目な一面を持つ点もめぐみんの魅力となっています。
この記事のライター
azu
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。