【鬼滅の刃】産屋敷あまねの人物像とは?お館様との結婚理由や声優情報も調査
鬼滅の刃に登場する鬼殺隊最高管理者、お館様こと産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)を献身的に支える妻、産屋敷あまね。神秘的な美しさをもつ彼女はどんな人物なのか、鬼滅の刃のあらすじと供に産屋敷あまねのプロフィールやお館様と結婚した理由などをまとめていきます。
目次
産屋敷あまねとは
産屋敷あまねは鬼殺隊九十七代目当主、産屋敷耀哉の妻として『鬼滅の刃』の作中に登場する人物です。妻として産屋敷耀哉の看病やサポートを行うほか、代理として柱合会議に出席するなど鬼殺隊の活動にも大きくかかわっています。そんな彼女の正体や、どんな人物なのか、最後や死亡理由についても詳しくまとめていきます。
産屋敷あまねのプロフィール
- 名前:産屋敷あまね(うぶやしきあまね)
- 旧姓:神籬あまね(ひもろぎあまね)
- 誕生日:不明
- 家族構成:夫・耀哉(かがや)子・ひなき、にちか、輝利哉(きりや)、かなた、くいな
産屋敷あまねは産屋敷家97代目当主、産屋敷耀哉の妻です。生まれつき白髪で、表情は乏しくも非常に美しい容姿をしており、神秘的な雰囲気をたたえています。そのどこか人間離れした美しさは、 『鬼滅の刃』作中にて霞柱の時透無一郎が初めて会った産屋敷あまねを「白樺の木の精」に例えるほどです。産屋敷耀哉との間に一男四女の五人の子供をもうけています。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は「週刊少年ジャンプ」で2016年11号から連載が開始され、2020年25号に惜しまれつつ最終回を迎えた吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生による大ヒット漫画です。2019年4月からアニメ放送が開始され、2022年2月には刀鍛冶の里編のテレビアニメ化が決定しました。
鬼滅の刃のあらすじ
鬼滅の刃の舞台は大正時代の日本。主人公の炭治郎は家を離れている間に鬼に家族を惨殺され、唯一生き残った妹、禰豆子も鬼に変えられてしまいます。炭治郎は妹を人に戻すため鬼殺隊に所属し鬼に立ち向かっていくことを決意。仲間たちと共に戦い、鬼に立ち向かっていきます。
産屋敷あまねの人物像を紹介
それでは、産屋敷あまねは一体どんな人物なのでしょう。そして、その正体とは?産屋敷あまねの特徴をまとめていきたいと思います。
産屋敷あまねの特徴は「神職の血」
産屋敷あまねは旧姓を神籬(ひもろぎ)あまねといいます。神籬家は代々神職(神道で神に仕え神事を行う職につく人の総称)を生業としています。あまね自身も信心深く、夫や子供達の健康や無事を祈り禊祓(身体についた罪やけがれを水を浴びて払い除くこと)を雪が降る日も毎日欠かさずに行っていました。あまねのもつ神秘的な雰囲気にも納得がいきます。
産屋敷あまねの正体は?
産屋敷あまねの正体は神職の一族という神聖な血をもつ一族の血を引く娘でした。産屋敷あまねの持つ能力について「断片的な予知夢を見ることがある」というものがあり、それはこの神職の一族の血を引くという出自が関係している可能性があります。
産屋敷あまねの年齢
産屋敷あまねの年齢は死亡時で27歳でした。耀哉は23歳のため4つ年上の姉さん女房ということになりますね。体調を崩した耀哉の看病のほか、耀哉の代理として柱合会議を仕切ったり、時透有一郎・無一郎兄妹を鬼殺隊に勧誘したり、内外ともに耀哉を支えていることがよくわかります。
産屋敷あまねがお舘様と結婚した理由や最後
産屋敷あまねの正体は神職の血をひく娘でした。では、そんなあまねと耀哉はどんな理由で結婚したのでしょう。また、二人の死亡理由は何だったのでしょうか?ここでは結婚話が出た理由と結婚を決めた経緯、そして二人の最後についてまとめていきます。
産屋敷あまねがお舘様と結婚した理由
二人はあまねが17歳、耀哉が13歳の時にお見合いをし、結婚しています。このお見合いはなぜ用意されたのか、そこにはあまねの正体である神職の血を引くことと、産屋敷家が鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の血を引く一族であるということが深く関係しています。
産屋敷あまねと結婚する必要があった
鬼舞辻無惨の正体は元々病弱な人間でした。無惨は病状が回復しないことに怒り、医者を殺してしまいます。そして医者が持っていた試薬を服用し鬼となったのです。これがきっかけで産屋敷家は「体が弱く短命になる」という呪いを背負ってしまいます。そこで、呪いへの対抗策として代々産屋敷の一族は神職の一族の娘を妻として、少しでも強い子どもを生んでもらい、寿命を延ばすようになりました。そんな理由がありあまねと耀哉はお見合いをすることになったのです。
お舘様のあまねを思いやる一言
あまねが耀哉との結婚を決めた理由は耀哉の優しい言葉にありました。お見合いの際、耀哉はあまねに対し「嫌なら私からこの話を断ります」とあまねを思いやった言葉をかけます。一族のための結婚。しかも本来であれば寿命の短い耀哉の方が一刻も早く結婚を決めたいはずです。そんな中でもあまねを思いやる優しさに触れ、あまねは耀哉との結婚を決意します。
産屋敷あまねは産屋敷家の襲撃で死亡
産屋敷あまねの死亡は鬼滅の刃の中でも衝撃的なシーンの一つです。産屋敷家は、耀哉を殺そうとする無惨の襲来にあいます。しかし襲来を予知していた耀哉は、逆にそれを利用し屋敷諸共自爆しました。また、この自爆は決して無惨を倒すことが目的ではなく、鬼殺隊の柱達を収集するための時間稼ぎだったのです。あまねは屋敷で無惨を待ち受ける耀哉に最後まで寄り添い、死亡しました。
産屋敷あまねの子供も死亡する
屋敷の自爆で死亡したのは耀哉とあまねだけではありません。二人には5人の子供「ひなき、にちか、輝利哉、かなた、くいな」がいますが、長女、次女でいつも父に寄り添っていた「ひなき、にちか」も最後まで父に寄り添い死亡しています。この自爆をきっかけに長男の輝利哉が若干8歳で産屋敷家当主となり、鬼滅の刃のストーリーもクライマックスへ向けて展開が加速していきました。
産屋敷あまねの声優を担当したのは「佐藤利奈」
すでにアニメ『鬼滅の刃』でも登場しており凛とした声を披露されている産屋敷あまねですが、彼女の声優を担当しているのは「佐藤利奈」さんです。そんな佐藤利奈さんのプロフィールや代表作をご紹介します。
佐藤利奈のプロフィール
アニメ『鬼滅の刃』で産屋敷あまねを演じている佐藤利奈さんは福岡県北九州市出身、1981年5月2日生まれの声優さんです。小学校5年生の時にテレビ番組をきっかけに声優を知り、その後進路希望の際には声優と書き続けていました。デビュー後はユニット活動もしており、歌手としても幅広く活躍されています。
佐藤利奈の主な出演作品
鬼滅の刃の産屋敷あまねのような凛とした女性はもちろん、かわいらしい少年の声や美少女の声、魅力的な大人の女性まで幅広い役を演じられているのが佐藤利奈さんです。そんな佐藤利奈さんの代表作を厳選してまとめました。
- 2005年 『魔法先生ネギま! 』 ネギ・スプリングフィールド 役
- 2009年 『とある科学の超電磁砲』 御坂美琴 役
- 2011年 『青の祓魔師』 霧隠シュラ 役
- 2013年 『BROTHERS CONFLICT』 朝日奈絵麻 役
- 2016年 『美少女戦士セーラームーンCrystal Season III』 火野レイ役
- 2019年 『魔王様、リトライ!』 桐野悠 役
産屋敷あまねに対する世間での評判や人気
結婚後、常に耀哉を支え、助け、最後までともにあった妻、産屋敷あまね。鬼殺隊の仕事にも積極的にかかわっており、鬼滅の刃作中での出番は多くはないものの縁の下の力持ち的な存在です。そんな彼女の評判や人気はどうなのでしょうか。
まず見られたのがあまねの容姿に対する意見。可愛い、美しいなど様々な意見がありました。さすがは「白樺の木の精」と思われるほどの美しさを誇るあまねです。彼女の魅力的な容姿に心惹かれる人はやはり多くいるようです。
容姿に関するコメントと並んで多いのが耀哉を支える妻としてのあまねの献身に心をうたれたという意見です。あまねが尽くすだけではなく、お見合いのエピソードからわかるように耀哉もあまねを思いやる。そんな二人だからこそ、大義のための自爆という思い切った決断と最後までそれに寄り添う覚悟があったのでしょう。鬼滅の刃に出てくる夫婦の中でも理想の夫婦だという意見も多くありました。
産屋敷あまねがもしも〇〇だったら
さて、ここからは公式スピンオフ「キメツ学園」ではありませんが、「鬼滅の刃」本編とは関係なく、もしも産屋敷あまねとこういう関係だったらどうなるのか?について作中からうかがえる彼女の性格を踏まえて考えていきます。今回は「彼女」「上司」「母親」という三つの関係について考察しました。
産屋敷あまね「彼女」篇
お見合い結婚の上に急いで結婚する必要があった耀哉とあまねの間に恋人期間があったとは考えにくいですが、もしあまねが恋人だったら普段とは異なる表情を見ることがぐっと増えそうです。普段あまり表情が動くことはないあまねですが、鬼滅の刃作中では柱合会議での甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の痣に関する擬音語だらけの説明にはきょとんと可愛らしい表情をする場面もあり、サプライズをどんどん仕掛けたくなってしまいます。
産屋敷あまね「会社の上司」篇
もしあまねが上司だったら… 鬼滅の刃作中でも耀哉の代わりに柱合会議を仕切ったり、鬼殺隊のスカウトを行ったりしているあまね。仕事ができる女であることはまず間違いないでしょう。仕事ができる美人上司として社内でも人気のある憧れの存在になることが予想できます。また、表情は少ないもののその物腰の丁寧さで指導も適格かつ丁寧に行ってくれるのではないでしょうか。
産屋敷あまね「母親」篇
鬼滅の刃作中でも夫と子供達のため、毎日欠かさず禊祓を行っているあまね。母親として描かれるシーンはほとんどありませんが、とても愛情深い母親であることは確かです。そんな彼女が母親なら、決して甘やかすだけではなく、時には突き放しつつも子供の幸せを常に精一杯祈り、応援してくれる母親なのではないでしょうか。父親との仲もよく、幸せな家族を築くことができそうです。
産屋敷あまねは容姿もかなり美しいお舘様の奥さん
最後まで耀哉とともに鬼殺隊を支え続けた、美しき妻、産屋敷あまね。大義のために、夫のために、並々ならぬ覚悟を貫いたあまねの在り方はとても気高く、美しく、そして儚いものでした。製作が決定している アニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の最終回が原作の鬼滅の刃のコミックスにおける何話になるのかはまだ不明ですが、今後の アニメ『鬼滅の刃』 でのあまねの出番も楽しみです。
この記事のライター
椎名ゆん
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