【鬼滅の刃】拾ノ型・生生流転はどんな技?炭治郎が使う水の呼吸を徹底調査
鬼滅の刃に登場する技の1つである「生生流転」は、水の呼吸の拾ノ型とされています。この記事では拾ノ型・生生流転の詳細について紹介すると共に、ヒノカミ神楽との関係や他の水の呼吸の技についても解説します。また、使い手の一人である炭次郎の人柄についても紹介します。
水の呼吸とは
水の呼吸とは「鬼滅の刃」に登場する、鬼と戦うために身体能力を強化する呼吸法の1つです。水のように変幻自在な歩法が特徴的であり、様々な相手に対応可能な点から初心者向けとされています。今回紹介する拾ノ型・生生流転も、水の呼吸に属する剣技の一つ。ちなみに作者曰く実際に水が出ているわけではなく、あくまでも周りからそう見えているだけみたいです。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は、吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さんによって少年ジャンプで2016年から2020年まで連載されていた漫画作品です。ジャンルはダークファンタジーとなっており、その内容は人を食べる「鬼」と鬼を退治する「鬼殺隊」との戦いを描いたもの。累計発行部数は1憶5000万部を超えており、2020年の10月に公開された劇場版は興行収入400億を突破したことから、誰もが認める人気作となっています。
鬼滅の刃のあらすじ
物語の舞台は大正時代。主人公の竃門炭次郎(かまど たんじろう)は、母や幼い弟妹たちを養いながら炭売りとして平和に暮らしていました。しかしある日帰宅した彼が見たものは、愛する家族たちの惨殺された姿。唯一生き残っていた妹も、人間とは違う「鬼」にされてしまっていました。炭次郎は愛する家族の仇を討つため、そして妹を人間に戻すために鬼と人間の戦いへと足を踏み入れることになります。
拾ノ型・生生流転はどんな技?
水の呼吸の拾ノ型・生生流転は、防御を重視した水の呼吸には珍しい攻撃特化の技となっています。うねる龍のように刃を回転させ連続して攻撃することで、水の龍のエフェクトが発生して相手を追撃するのが特徴です。一方でこの拾ノ型は、使いどころを見極めるのが難しい技でもあります。では、拾ノ型・生生流転のより具体的な詳細について見ていきましょう。
拾ノ型・生生流転の強さ
拾ノ型・生生流転の強さは、なんといってもその攻撃力にあります。拾ノ型を使用すると一撃目・ニ撃目とその連続攻撃の数に応じて威力が強化され、動きを止めない限りブースト状態は維持されます。その強さはまだ鬼殺隊に入って間もない頃の炭次郎でも、拾ノ型を使用して鬼の幹部「下弦の鬼」の攻撃を弾けたほど。しかし拾ノ型・生生流転は最大威力には相応数の連続攻撃が必要になる上、拾ノ型自体の貯めの隙が大きく通常時より相手の予想外の攻撃に弱くなるといった諸刃の剣の一面も持っています。
生生流転は連続攻撃の剣術
拾ノ型・生生流転は、連続攻撃を行うことでその威力がどんどん上がっていく剣術です。しかしながらその特性を最大限生かすためには、水の呼吸本来の強みである防御や安定性を犠牲にして拾ノ型を発動し続けなければなりません。鬼滅の刃に登場する鬼は初見殺しの攻撃を多く持つため、初めて戦う場合に連続攻撃を前提としたこの拾の型・生生流転を使うのは難しくなっています。つまり拾ノ型は大きな可能性を秘めている反面、使いどころが難しい型だと言えるでしょう。
ヒノカミ神楽との関係
続いて、拾ノ型・生生流転とヒノカミ神楽との関係について見ていきましょう。このヒノカミ神楽とは、炭次郎の家に代々伝わっていた神楽とそれを舞うための呼吸法のこと。彼は格上の鬼との戦闘中にこれを応用して水の呼吸に合わせることで、拾ノ型・生生流転で登場した龍に炎を纏わせるまったく新しい剣技を生み出しました。こうすることで瞬時に拾ノ型の最大威力以上の攻撃が可能になり、炭次郎は本来防げなかった相手の攻撃を切り裂いて生き残ることができたのです。実は水の呼吸とヒノカミ神楽には特別な関係があるので、それが拾ノ型・生生流転との合体技を可能にしたのかもしれません。
ヒノカミ神楽とは
ヒノカミ神楽とは厄除けの神楽のこと、またはそれを舞うための呼吸法のことを指す言葉です。しかしそのルーツは、最強の鬼狩り「継国縁壱(つぎくに よりいち)」が使っていた「日の呼吸」に由来します。実は水の呼吸など基本の五代流派の呼吸は、全てこの日の呼吸から派生したもの。そのため、拾ノ型・生生流転が属する水の呼吸とヒノカミ神楽は兄弟のような関係にあるといえます。ちなみにヒノカミ神楽・日の呼吸の型と呼吸法は同じものである一方で、炭次郎の使う神楽には水の呼吸も取り入れられているため完全に同じではありません。
水の呼吸を徹底調査
水の呼吸には、拾ノ型・生生流転以外にも様々な技が存在しています。技の中には拾ノ型のように純粋な攻撃力を追求したものは少なく、様々な相手に対応可能な点が重視されたものが多いです。ここからは拾ノ型以外の水の呼吸の他の技について、一覧形式で見ていきましょう。
水の呼吸の使い手竈門炭治郎とは
竈門炭次郎(かまど たんじろう)は、鬼滅の刃の主人公である少年です。額に大きな赤い痣があるのが特徴であり、家族の仇を打つため・鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を元に戻すために鬼殺隊の一員として頑張っています。性格は責任感が強いだけでなく、非常に優しく真面目。鬼に強い恨みを持つものが多い他の鬼殺隊員とは違い、自分で倒した鬼の最期には慈悲を持って接することが多いです。
技①壱ノ型「水面切り」
水面切り(みなもぎり)は、勢いよく水平に刃を振って攻撃する技です。シンプルな攻撃ですが速度・威力の両方の面で優れています。また炭次郎の初めの見せ場である戦いにて、強敵「手鬼」を倒す決め手となった技でもあります。
技②弐ノ型「水車」
水車(みずぐるま)は身体を水車のように、垂直方向に一回転させながら敵を攻撃する技です。広範囲を一度に攻撃できるため、特に体躯の大きな鬼に対して有効な技となっています。
技③参ノ型「流流舞い」
流流舞い(りゅうりゅうまい)は流れる水の如き滑らかな足運びによって、敵の攻撃を躱しながら攻撃ができる技です。炭次郎は鬼の1人である「朱砂丸(すさまる)」との戦いの際にこの技を使用し、彼女の攻撃を避けながら複数ある腕の全てを切り落としました。
技④肆ノ型「打ち潮」
打ち潮(うちしお)は、波の如く淀みのない動きで斬撃をつなげて波状攻撃を繰り出す技です。複数の鬼にまとめて攻撃することが可能であり、使用頻度もかなり高くなっています。また作中で初めて炭次郎が使った水の呼吸の技でもあります。
技⑤伍ノ型「干天の慈雨」
干天の慈雨(かんてんのじう)は斬られた相手にほとんど苦痛を与えないことが特徴の、他の流派に見られない鬼に対する慈悲の技です。攻撃速度も遅いため、相手の鬼が自分から倒されることを望んだ時のみに使用されます。炭次郎は作中にて、蜘蛛の能力を持つ鬼である「母蜘蛛(ははぐも)」を倒す際に一度だけこの技を使いました。
技⑥陸ノ型「ねじれ渦」
ねじれ渦(ねじれうず)は、上半身・下半身をねじった状態から強烈な回転によって周囲に斬撃を放つ技です。水中にて真価を発揮する技であり、発生させた渦の全てが斬撃となって相手を攻撃します。炭次郎は初任務の「沼鬼(ぬまおに)」との戦いにこの技を使用しました。
技⑦漆ノ型「雫波紋突き」
雫波紋突き(しずくはもんづき)は、他の斬撃系統の技とは違い突き技の一種です。水の呼吸の中で最速の攻撃速度を持ちますが鬼の首を斬るのには向かないため、主に牽制や防御に使われます。
技⑧捌ノ型「滝壷」
滝壷(たきつぼ)はその名の通り滝の如く、上から下へ全力で刃を振り下ろす技です。自身の近くしか攻撃できない一方で威力は高いため、足元など自分より低い位置にいる鬼にたいしてかなり効果的な技となっています。
技⑨玖ノ型「水流飛沫・乱」
水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)は、攻撃よりも回避の側面が強い技です。自身の着地時間・着地面積を最小にすることで、足場が悪い戦場であったとしても縦横無尽に連続して移動することが可能となります。炭次郎は、鼓を使う鬼「響凱(きょうがい)」との戦いにおいてこの技を使用しました。
拾ノ型・生生流転に対する世間での評判や人気
続いて、世間での拾ノ型・生生流転の評判を見ていきましょう。拾ノ型・生生流転はかっこいいという感想が多くありました。拾ノ型・生生流転の人気は高いようです。
また、拾ノ型・生生流転をやってみたいという感想もありました。拾ノ型・生生流転の動きを現実でも真似してみたいと思っている方も多いようです。
また、拾ノ型・生生流転の読み方がわからなかったという感想もありました。拾ノ型・生生流転の正しい読み方が気になっている方も多いようです。
竈門炭治郎がもしも○○だったら
ここからは少し変わって、竈門炭次郎がもしも○○だったらという想像について紹介していきます。炭次郎の性格や人柄を、現代に当てはめて考えるとどうなるのでしょうか?
竈門炭治郎「彼氏」篇
まずはオーソドックスに、炭次郎が彼氏だったらという想像です。優しく気配りが上手な炭次郎は、彼氏になっても女性のことを気遣ってくれることでしょう。また自分を対象にするのではなく、鬼殺隊の女剣士「栗花落カナヲ(つゆり かなお)」とのカップリングを推されている方も多いようです。
竈門炭治郎「営業マン」篇
次に紹介するのは、炭次郎が営業マンだったらという想像です。自分ができないことを認めながらも決してあきらめずに努力を続ける炭次郎は、営業マンとしても着実に成長していくと思われます。また炭次郎は相手への共感力が非常に高く大抵の相手とは仲良くなれるため、多くの人と取引以上の人間関係を築けそうです。
竈門炭治郎「会社の後輩」篇
最後に紹介するのは、炭次郎が会社の後輩だったらという想像です。こちらの場合は、純粋に良い子で仲良く仕事ができると思われます。また劇場版にて炭次郎たちの託された一面が強く描かれていたので、成長を見守るのが楽しそうと想像している方もいるようです。
拾ノ型・生生流転はかなりの強さを秘めた剣術だった
「鬼滅の刃」に登場する技の1つである拾ノ型・生生流転は、連続した斬撃を繰り出すほど威力がどんどん上昇するため、水の呼吸の中ではかなりの強さを秘めた剣術だとわかりました。拾ノ型は派手な龍のエフェクトも登場しアニメ映えする技でもあるので、今後の放送にも期待できそうです。
この記事のライター
tanaka
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