【鬼滅の刃】妓夫太郎の声優は逢坂良太！代表作や担当キャラを紹介

『鬼滅の刃』に登場する妓夫太郎は、十二鬼月の「上弦の陸」という位の鬼です。普段は妹である堕姫の中で眠っており、妹がピンチになると姿を現します。妓夫太郎は2本の鎌を使って戦い、堕姫とは比べ物にならないほどの強さです。これまで堕姫と共に、22人もの柱を倒してきました。妓夫太郎と堕姫は、二人同時に首を切らないと倒すことができません。

『鬼滅の刃』は、人を食らう鬼と鬼殺隊の剣士たちの戦いを描いた少年漫画です。少年たちの友情や成長を主軸とした王道ストーリーでありながら、鬼たちの悲しい過去にも触れるドラマチックな展開で、幅広い年齢層で人気となっています。2022年1月から、アニメ第2期となる「遊郭編」が放送されました。

炭焼き一家の長男として生まれた竈門炭治郎（かまどたんじろう）は、ある日鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹の禰豆子（ねずこ）も鬼になってしまいます。妹を人間に戻すため、炭治郎は鬼と戦う鬼殺隊に入隊。「遊郭編」では柱の宇髄天元（うずいてんげん）の指示で、炭治郎は仲間と共に女装をし、遊郭に棲む鬼を探す潜入捜査を行います。

アニメ『鬼滅の刃』で、妓夫太郎の声を担当した声優は逢坂良太さんです。妓夫太郎の声優については、アニメに登場する前に色々な予想がされていましたが、逢坂良太さんを予想した人はほとんどいませんでした。しかし、逢坂良太さんが演じる妓夫太郎の声を聞いて「役にピッタリ！」と感じた人が多かったようです。この章では、そんな逢坂良太さんについてご紹介します。

逢坂良太さんは、高校の入学式の日にふと「声優になりたい」という気持ちが芽生えたのだそうです。高校卒業後は上京し、日本工学院八王子専門学校で演技の基礎を学びました。2010年に声優デビューを果たし、2012年には『つり球』の真田ユキ役で初の主演を務めます。2019年には、同じ声優の沼倉愛美さんと結婚。2021年には、第一子となる男の子が生まれたと発表しています。

アニメ『鬼滅の刃』の第2期となる「遊郭編」のキャスト情報が発表された際、重要なキャラクターである妓夫太郎の声優は名前がありませんでした。そのため、ファンの間では様々な予想がされていたようです。その中でも有力候補だった3人の声優について、なぜ妓夫太郎の声を担当すると噂になったのかを解説します。

妓夫太郎の声優を担当すると噂になった1人目は、津田健次郎（つだけんじろう）さんです。津田健次郎さんは、渋い低音ボイスが特徴。『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役や『テニスの王子様』乾貞治役などの有名作品に出演していて、俳優としても活躍している演技力のある声優です。妓夫太郎は、原作ファンから声が低いイメージを持たれていたため、津田健次郎さんが声優を担当するのではないかと噂になりました。

妓夫太郎の声優を担当すると噂になった2人目は、吉野裕行（よしのひろゆき）さんです。吉野裕行さんは『結界師』の墨村良守役や、『機動戦士ガンダム00』のアレルヤ（ハレルヤ）役など多数の作品に出演。真面目なキャラクターから突飛な性格のキャラクターまで、ふり幅のある演技で活躍しています。吉野裕行さんの演技は、妓夫太郎の特徴的な話し方にもハマるのではないか、ということで噂になりました。 

妓夫太郎の声優を担当すると噂になった3人目は山口勝平（やまぐちかっぺい）さんです。山口勝平さんは『名探偵コナン』の工藤新一・怪盗キッド役や、『ONE PIECE』のウソップ役などを務める、声優界の大御所。どこか陰のある演技が得意です。『鬼滅の刃』には豪華な声優陣が起用されているため、大ベテランの山口勝平さんが妓夫太郎の声優を担当するのではないかと噂になりました。

妓夫太郎の妹である堕姫は、吉原にある遊郭「京極屋」の看板花魁として生活しています。アニメ『鬼滅の刃』で堕姫の声優を担当したのは、沢城みゆきさんです。花魁姿の時の妖艶な演技や、鬼の姿になった時の恐ろし気な演技など、変幻自在な声でファンを驚かせました。この章では、沢城みゆきさんについて詳しくご紹介します。

堕姫の声優である沢城みゆきさんは、『ルパン三世』の峰不二子役や『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役など、誰もが知っている国民的アニメに起用されるほどの人気声優です。声優以外に、女優やナレーションの仕事でも活躍しており、毎日のようにテレビから沢城みゆきさんの声が流れています。傲慢で性悪だけど、兄の前では子どもっぽく甘える堕姫を、沢城みゆきさんは高い演技力でしっかりと表現していました。

妓夫太郎は、堕姫と共に22人もの柱を倒してきた強力な鬼です。堕姫と同時に倒さなければ死なないのですが、妓夫太郎単体でも相当な実力があります。妓夫太郎の強さや能力は、どのようなものなのでしょうか？この章では、妓夫太郎が使う血鬼術について詳しくご紹介します。

妓夫太郎は、自分の血を二振りの鎌に変化させる「血鎌」という血鬼術を使います。鎌の血には猛毒が含まれていて、斬撃がかすっただけでも致命傷を負ってしまうのです。毒全般に耐性のある宇髄天元でさえも、妓夫太郎の毒には苦しめられました。「血鎌」にはいくつか技の種類があります。技の内容を1つずつ確認していきましょう。

技の1つ目は「飛び血鎌」です。鎌から薄い刃のような斬撃を飛ばして相手を攻撃する血鬼術です。斬撃は妓夫太郎の命令で方向を変えることができ、敵に当たるまで追いかけ続けるという厄介な技。柱の宇髄天元でも、一般人を守りながらでは攻撃を避けるのが難しいほどでした。 

技の2つ目は「跋扈跳梁（ばっこちょうりょう）」です。血の斬撃を天蓋のようにして相手の攻撃を弾く、防御の血鬼術です。 至近距離の迎撃にも使えます。宇髄天元の嫁・舞鶴から、藤の毒を塗ったクナイで狙われた際に、妓夫太郎が防御のため使いました。

技の3つ目は「円斬旋回（えんざんせんかい）・飛び血鎌」です。「飛び血鎌」のように鎌を振るわず、両腕から螺旋状に血の斬撃を放つ血鬼術です。動作なく広範囲を攻撃できます。妓夫太郎は首を切られた際、最後の力を振り絞ってこの技を使い、辺り一帯を更地にしてしまいました。

妓夫太郎の声優である逢坂良太さんについて、ファンはどのように思っているのでしょうか？Twitterで調査してみました。

この方は、逢坂良太さんをイケメンだと評しています。妬ましく思ってしまうほどカッコいい、と感じているようです。

この方は逢坂良太さんを「推し」ていましたが、妓夫太郎役になったことには驚いたようです。妓夫太郎のような「がなり声」を逢坂良太さんが出せるとは思わなかったと言っています。妓夫太郎を演じたことで、逢坂良太さんの新たな魅力がファンに伝わったのではないでしょうか。

この方は妓夫太郎の声をカッコいいと感じたものの、エンディングで名前を見るまで逢坂良太さんとは気づかなかったようです。SNS上で「誰？誰？」と言っている人が多かったことから、逢坂良太さんの演技力に驚いたと語っています。逢坂良太さんが出演したことで、『鬼滅の刃』を見る楽しみが増したようです。

この章では、妓夫太郎がもしも○○だったら……という妄想をしてみたいと思います。「彼氏」、「会社の上司」、「営業マン」の3つのパターンをご用意しました。皆さんも一緒に妄想してみてください。

もしも妓夫太郎が彼氏だったら、頼りになる優しい彼氏になりそうです。妓夫太郎は美しい妹の梅が自慢で、溺愛していました。兄妹そろって鬼になってからは、普段は妹の好きなようにさせておき、困った時だけ現れて助けています。我がままな妹の相手に慣れている妓夫太郎なら、彼女のことも優しくサポートしてくれるでしょう。

もしも妓夫太郎が会社の上司だったら、部下に対して面倒見の良い有能な上司になりそうです。妓夫太郎は人間の時から働き者で、鬼になってからも優秀で無惨に気に入られています。さらに自分より弱く「お荷物」状態の妹に対しては、決して文句を言いません。現代の会社で勤めたとしても、部下の面倒を見つつしっかり仕事をこなすことでしょう。

もしも妓夫太郎が営業マンだったら、営業成績の良いやり手営業マンになりそうです。妓夫太郎は、遊郭の客から借金の取り立てをする「妓夫（ぎゅう）」という仕事をしていました。自分を怖がる相手の反応が気持ち良く、妓夫太郎はこの仕事を天職だと思っています。営業マンになっても、相手を怖がらせて契約を結ばせ、営業成績トップになることでしょう。

アニメ『鬼滅の刃』で妓夫太郎の声優を担当した、逢坂良太さんについてご紹介しました。逢坂良太さんはイケメンで声もカッコよく、人気の高い声優です。妓夫太郎役では、ファンも「誰？」と驚くような新しい声の演技を披露してくれました。『鬼滅の刃』での出番は終わってしまいましたが、逢坂良太さんの今後の活躍に期待しましょう。