【鬼滅の刃】キャラの総まとめ！名前の読み方や強さなど一覧にして紹介

この記事で紹介していく内容は、鬼滅の刃に登場し活躍した多くのキャラ達の名前や強さです。まずはその前に、鬼滅の刃という作品の作者やあらすじについて簡単におさらいをしていきます。

鬼滅の刃の作者である『吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)』さんは1989年生まれの漫画家です。2013年に読切作品である「過狩り狩り」を描いてジャンプに投稿し、第70回JUMPトレジャー新漫画賞で佳作を受賞しました。2014年には「少年ジャンプNEXT!!」にて「文殊史郎兄弟」でデビューしています。その後は読み切り作品「肋骨さん」や「鬼殺の流」等を執筆した後、「鬼滅の刃」の連載を開始しています。

鬼滅の刃は2016年から週刊少年ジャンプで連載が開始された漫画作品です。全205話で2020年に連載は終了し、単行本は全部で23巻まで発売されました。2019年からはテレビアニメの第一期「竈門炭治郎 立志編」が26話放送されています。その後「無限列車編」が2020年に劇場版で上映された後、2021年10月に再編成されテレビで全7話で放送されました。2021年12月からは「遊郭編」が放送され、2023年4月から「刀鍛冶の里編」が放送予定です。

大正時代、父親の跡を継いだ竈門炭治郎は炭焼きで家族を支えていました。炭治郎がある日家に帰ってくると家族は鬼によって殺されており、唯一生き残った妹の禰豆子は鬼とされ炭治郎を襲います。通りがかった冨岡義勇と名乗る剣士は炭治郎を襲う禰豆子を退治しようとしますが、二人に兄弟の絆が残ってる事に気付き刀をおさめます。冨岡義勇から育手の鱗滝左近寺を紹介された炭治郎は禰豆子を人間に戻すため、鱗滝の元で修行して試験を受けて鬼殺隊へと入隊して禰豆子を人間に戻す方法を探し始めます。

ここからは鬼滅の刃のキャラの名前の読み方や強さを紹介していきます。まず紹介していくのは鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎や妹の禰豆子、炭治郎と同時期に鬼殺隊へと入隊した4人の隊士を紹介していきます。

主人公である『竈門炭治郎(かまどたんじろう)』は鬼殺隊最高幹部である柱とはなれませんでした。しかし、『鬼舞辻無惨』を滅する事のできる日の呼吸を使用でき、柱以外で唯一「痣」を発現させています。最終決戦時の炭治郎の強さは、鬼殺隊の最高位の剣士である柱にかなり近い所にあると考察されています。

竈門炭治郎の妹である『竈門禰豆子(かまどねずこ)』は鬼の始祖である『鬼舞辻無惨』から与えられた血が多いです。そのため、鬼としては若いですが高い身体能力を持っています。しかし、禰豆子は複雑な思考はする事は出来ない上に格闘術を習得してるわけでもなく、攻撃は単調で見切られやすいです。鬼滅の刃作中で血鬼術を習得する等徐々に成長する姿を見せ、遊郭編では『堕姫』と戦えている事から下弦の鬼以上の実力を持つと考えられています。

『我妻善逸(あがつまぜんいつ)』は「雷の呼吸」を使い、戦闘で主に居合を中心に戦います。最終決戦時での戦いの結果から善逸の実力は、長く生きているような上弦の鬼にはさすがに及びません。しかし、下弦の鬼や上弦の鬼クラスの実力はあっても経験が浅い鬼相手であれば勝利できる実力はあります。

『嘴平伊之助(はしびらいのすけ)』は野生児で身体能力は高くどのような場面でも戦い続ける事が可能です。誰にも教わることなく「獣の呼吸」を独学で編み出す等センスも高いです。作中では胡蝶しのぶの毒のおかげもあり、上弦の弐『童磨』を栗落花カナヲと共に倒しています。ただし、伊之助の欠点として代表的な技が無いため決定力が大きく不足しています。

『不死川玄弥(しなずがわげんや)』は「鬼喰い」や「反復動作」という能力を持っていて身体能力自体も高いです。しかし、呼吸や剣術を使えないため鬼の頚を切れない上に、呼吸法で身体能力を強化する鬼殺隊士と比べてしまうと総合的に並より上程度となってしまいます。ただし持っている鬼食いの能力は、過去にいた同じよう鬼喰いの能力者と比べても非常に強力であり上弦の壱『黒死牟』にも通用するほどです。

『栗花落カナヲ(つゆりかなを)』は「花の呼吸」を剣士で、柱から才覚を認められて次期柱と育てられている『胡蝶しのぶ』の継子という立場です。実力も高く、上弦の弐の鬼である童磨からはしのぶより実力があるかもしれないと言われています。

次に名前の読み方や強さを紹介するのは、鬼滅の刃本編で鬼殺隊の柱として活躍する9名のキャラ達です。本編で柱として登場するキャラ達は歴代の鬼殺隊の柱の中でも実力者揃いで、アニメでは「始まりの呼吸の剣士達に匹敵する剣士達が揃っている」と言われています。例え柱の中で最弱と言われている場合でも、作中で弱いとは限りません。

水柱『冨岡義勇(とみおかぎゆう)』は水の呼吸の使い手で、柱の中でもかなり古参の人物です。鬼との戦いの経験も豊富であり、柱の中でも実力は上位となります。さらに終盤では痣や『不死川実弥』と協力して赫刀を発現させました。最終決戦を生き残った数少ない柱の一人でもあります。

蟲柱『胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)』は「蟲の呼吸」を使用します。しのぶは鬼殺隊内で鬼にとって猛毒である「藤の花の毒」を唯一扱える人物です。剣士としての技量も高いですが、しのぶの体格は小柄であり筋力が足りません。柱の中で唯一鬼の頸を落とす事ができないとされているため、作中に登場する現役の柱の中では最弱、という評価になっています。しかし、上弦の弐『童磨』が「今まで戦った柱の中で一番速い」と評価するほどスピードは秀でています。

炎柱『煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)』は「炎の呼吸」を使用しています。杏寿郎の強さは上弦の参『猗窩座』が認めるほどで、至高の領域の一歩手前と評価されています。退場が早すぎたため痣や赫刀は発現していません。しかし、痣等を考慮しない場合であればその強さは柱の中でもツートップと言われる二人の強さに並ぶと考察されています。

音柱『宇髄天元(うずいてんげん)』は「音の呼吸」を使用しています。身体能力は高いですが他の柱と比べて宇髄は才能に恵まれてる訳ではなく、上弦の陸に押されている場面もあり柱の中では強さは下位の方と言われています。しかし、下弦の鬼上位以上の実力を持つ『堕姫』を瞬殺している事から、宇髄も歴代の柱と比べると決して弱いという訳ではありません。

岩柱『悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)』は「岩の呼吸」を使用しています。盲目ですがその強さは鬼殺隊内で最強であり、現在の柱の中では最古参の人物で戦闘の経験も豊富であり他の柱からの信頼も厚いです。上弦の壱『黒死牟』には「ここまでの剣士は300年ぶり」と言わせています。更に元々痣が発現していたことが判明し、自身の武器をぶつけ合わせて赫刀を顕現し、透き通る世界も会得しています。

霞柱『時透無一郎(ときとうむいちろう)』は「霞の呼吸」を使用しています。刀を握って2ヶ月で柱となったキャラで、潜在能力の高さは柱の中でもトップクラスですが鬼との戦闘経験が少ないです。経験が少ない現在でも柱の中でも上位の強さですが、もしも経験を積んで更に成長していれば柱の中でもトップの強さとなれていた可能性があります。

蛇柱『伊黒小芭内(いぐろおばない)』は「蛇の呼吸」を使用しています。伊黒小芭内は柱の中では胡蝶しのぶに次いで腕力が低いです。しかし、低い腕力を補えるほどの高度な技を持ち、鬼滅の刃作中でも自身より高い腕力を持つ炭治郎を抑え込んでいます。さらに作中で痣と赫刀を発言させるだけでなく、悲鳴嶼の助言もあったとは言え一瞬だけ「透き通る世界」も見ています。強さ自体も低くはないのですが、柱の中での実力は痣を発現した中では下位の方となります。

恋柱『甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)』は「恋の呼吸」を使用しています。甘露寺蜜璃は変異個体で筋繊維が常人の8倍となっていて、見た目は普通の女性ですが男性と変わらない力を持ちます。その肉体は上弦の鬼の攻撃にも耐える強靭な肉体となっています。しかし、その体質ゆえにエネルギー消費量が多く相撲取り三人より食べるとされています。最終決戦で痣を発現していますが、鬼との戦いの経験も少な目であるため柱の中での強さは下位の方と考察されています。

風柱『不死川実弥(しなずがわさねみ)』は「風の呼吸」を使用しています。不死川実弥は父親譲りの頑丈な体に身のこなしも高く、悲鳴嶼が赫刀を出した場面を見てすぐに赫刀を出すなど適応力も高いです。鬼殺隊に入る前から鬼を狩り続けたこともあり戦いの経験も豊富で、黒死牟からは鬼殺隊最強の実力者『悲鳴嶼行冥』と並んで柱の中でもツートップの実力者と評価されています。

次に紹介するのは鬼殺隊と関係するキャラ達です。代々鬼殺隊の最高責任者を務めている『産屋敷家』や、鬼殺隊の武器である「日輪刀」を打つ刀鍛治師達、かつて柱を務めていたキャラ達等の鬼殺隊と関係のある人物達を紹介していきます。

『産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)』は鬼殺隊員からお館様と呼ばれているキャラです。産屋敷一族は病弱になりすぐに死んでしまう呪いにかかっていて、産屋敷耀哉も呪いにかかっています。作中で徐々に悪化しており、終盤では寝床から起きれなくなっています。刀を振ってみた事もあるそうですが、10回もしないうちに倒れてしまっているため戦闘能力は皆無です。代わりに未来予知にも等しいレベルの先見の明や非常に高いカリスマ性を持っており、柱達からも慕われています。

『産屋敷あまね(うぶやしきあまね)』は、神職の出で産屋敷一族に嫁入りした人物です。そのため、産屋敷家がかかる呪いにはかかっていません。耀哉と同じで戦闘能力は無いとありませんが、断片的な予知夢を見ることができます。

『産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)』は産屋敷耀哉の息子です。「無限城決戦編」で死亡した耀哉の代わりに産屋敷家の当主となり、全体の指揮を担当しています。産屋敷家の呪いや指揮を担当していた事から戦闘能力は無いと推測できます。呪いが解けた後は、鬼がいなくなった後の世界の現代編でも生き続けています。

『産屋敷かなた(うぶやしきかなた)』は産屋敷輝利哉の妹に当たる人物となります。お琴が上手だと明かされていますが運動が苦手で気が弱い性格であるため、産屋敷かなたも他の産屋敷一族と同様に戦いは苦手だと推測できます。

『神埼アオイ(かんざきあおい)』は鬼殺隊の一般隊士であり、水の呼吸を使う事が可能です。時透無一郎と同期ですが最終選別では本人談によると運良く生き残っただけであり、以降は戦いが恐ろしく裏方に回っています。機能回復訓練を行った際に高い身体能力を持っている事が分かりました。手先が器用で簡単な調合をする事が可能です。

『鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)』は過去に水柱であった人物です。現在は、引退して鬼殺隊の隊員を育成する「育手」を務めています。すでに引退しているため実力は不明です。激しい戦いを行う柱の中でも五体満足で現在も生きてる事や、修行中とはいえ丸腰で炭治郎に勝利を収めている事から柱に相応しい実力を身に着けていると推測できます。

『鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)』は性格に難はありますが腕は確かな刀鍛冶で、炭治郎の日輪刀を打ったキャラです。刀鍛冶であるため直接の戦闘は行っていませんが全集中の呼吸･常中を使用した炭治郎を夜明け近くまで追い回し、鍛冶のために筋肉隆々となるまで体を鍛えています。戦闘能力は不明ですが、高い身体能力を持っている様子が描かれています。

『桑島慈悟郎(くわじま じごろう)』は鬼滅の刃作中で唯一「雷の呼吸」の型を全て扱えるキャラです。鬼殺隊として活動してた時は鳴柱として活動していましたが、35歳の時に片足を失い引退しています。作中では戦闘シーンが描写されていないため実力は不明です。

『錆兎(さびと)』は鱗滝の弟子で、義勇と一緒に最終選別を挑んだキャラです。最終選別に放たれた鬼を錆兎は一人で殆ど倒しました。その結果刀が摩耗してしまい、『手鬼』との戦いの最中で折れてしまい敗北しています。手鬼からも戦った中では一番強かったと言われており、後に水柱となった義勇より才能は上の可能性もあります。

『真菰(まこも)』は修行中の炭治郎の元へと錆兎と共に現れたキャラで、鱗滝の弟子で水の呼吸の使い手です。炭治郎には理論部分を担当していたため作中での戦闘シーンはありません。しかし、ここで教わった理論は炭治郎の後の戦いに影響しています。手鬼が戦った鱗滝の弟子の中で錆兎と共に別格の実力者と言及されていて、鱗滝の弟子の中では錆兎の次に強いと推測できます。

『胡蝶カナエ(こちょうかなえ)』は胡蝶しのぶの姉です。17歳という年齢で柱となり、花の呼吸を使用していたため花柱と呼ばれていました。カナエは華奢ですがしのぶより上背があっため腕力があり、ドラマCDでは易易と担ぎ棒を振り回しています。柱となった年齢も若く非常に才能のある剣士であったと推測できます。

煉獄杏寿郎の父である『煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)』は過去に炎柱を務めていた実力者です。しかし、過去に起こった出来事の影響で鬼滅の刃本編で登場した時にはすでに酒浸りの生活となっています。そのため、本編では実力については明らかにされていません。しかし、外伝では後に下弦の弐となる鬼の『佩狼』に酒を片手に勝利をする等、柱の中でも上位に位置する実力者として描かれています。

宇髄天元の妻の1人である『まきを』は天元の3人の嫁の1人です。3人の中では最も身体能力が高いですが、短気な性格のせいで任務に失敗する事があります。単純な力比べであれば天元の嫁の中では一番と考えられています。

『須磨(すま)』は宇髄天元の3人の妻の1人です。須磨自身も自分はあまり強くないと発言していて、遊郭編では真っ先に捕まっています。戦闘に関しては才能はありませんが、遊郭に潜入した際には最高位である花魁となり「しっかりした子」と評価されています。

『雛鶴(ひなつる)』も宇髄天元の3人の嫁の1人です。鬼滅の刃作中では藤の花の毒が塗られたクナイを使用しています。特殊な装置を使い毒を塗ったクナイを一度に大量に発射する事ができ、下弦の鬼ですら一時的に行動不能に陥らせる事も可能です。

『後藤(ごとう)』は鬼殺隊の後処理を担当する部隊「隠」に所属するキャラです。隠は最終選別を乗り越える事は出来たが剣の才能が低かった者達で構成されているため、後藤も戦闘能力は低いと推測できます。最終決戦で逃げようとした無惨に車で突っ込んだ人物は後藤だと明かされています。

『鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん)』は刀鍛冶の里の里長を務めているキャラです。非常に高い技術と知識を持っていると同時に若い女性が好きで、胡蝶しのぶや甘露寺蜜璃の刀を担当しています。鍛冶師であるため戦闘能力はほとんど無いと推測できます。

『小鉄(こてつ)』は刀匠の見習いである10歳の少年です。作中では戦闘シーンが無いですが分析能力は高く、炭治郎を鍛える時に高い分析能力は役に立っています。戦国時代に作られた「縁壱零式」という戦闘用絡繰人形の現在の所有者でもあります。

琴葉とは『嘴平琴葉(はしびらことは)』の事で、嘴平伊之助の母親にあたる人物です。鬼滅の刃本編ではすでに故人で回想でしか登場していませんが、上弦の弐『童磨』によって殺害されています。

次に紹介するのは、鬼殺隊の敵である鬼達です。物語のラスボスである『鬼舞辻無惨』や無惨の直属の配下である十二鬼月の鬼達を中心に紹介していきます。また、一部例外を除いて十二鬼月の実力は数字の順番通りとなっています。

『鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)』は鬼滅の刃のラスボスです。身体能力が桁外れで上弦の伍『玉壺』の首を認識される前に刎ね飛ばす事が可能です。心臓や脳を複数持っているため首を切っても死なず、日輪刀で傷をつけても即座に再生し始めるため日光以外では死亡しません。鬼滅の刃で登場したキャラの中での強さは3番目に強いです。

上弦の壱『黒死牟(こくしぼう)』は鬼舞辻無惨の最古参の配下で、戦国時代から上弦の壱の座についている最強の鬼です。鬼でありながら血鬼術と呼吸を組み合わせた「月の呼吸」を使用し、「透き通る世界」を見る事もできます。人間であった頃の名前は『継国厳勝』で耳飾りの剣士である継国縁壱の双子の兄となります。作中では岩柱･風柱･霞柱と不死川玄弥の4人がかりで挑み、犠牲を出しながらもなんとか勝利しています。

上弦の弐『童磨(どうま)』は作中では胡蝶カナエやしのぶを殺害した鬼です。金色の扇を武器として扱い、相手に気づかず斬るという真似をしており高い技量を持ちます。血鬼術は氷を操り肺を凍らせてしまうため、初見殺しかつ呼吸を制限するため鬼殺隊にとっては天敵となる能力を持ちます。しかし作中では全力を出す前にしのぶの毒を喰らってしまい、全力を出せないまま敗北したため万全な状態での実力は不明なままとなっています。

上弦の参『猗窩座(あかざ)』は作中で人間だった頃の名前が『狛治(はくじ)』だと判明しています。その強さは煉獄杏寿郎と大きな開きはありませんが、人間と鬼の身体能力の差で煉獄を徐々に押した上で炎の呼吸の奥義を破って勝利しています。作中のセリフから思考の領域である「透き通る世界」にはたどり着けていない模様です。

上弦の肆『半天狗(はんてんぐ)』は次々と分身を生み出して血鬼術を使用します。本体は非常に小さく、探知能力が無い場合は見つけるの非常に難しいです。本体は非常に頑丈ですが、戦闘はせずただ逃げるだけと戦闘能力はありません。

上弦の伍『玉壺(ぎょっこ)』の人間の時の名前は『益魚儀(まなぎ)』です。鬼滅の刃作中では、一時的にとは言え時透無一郎を相手に優位に戦いを進め血鬼術で溺死寸前まで追い詰めました。しかし、他の事に気を取られてる間に時透が復活した上に痣が発現して形勢が逆転し、玉壺は真の姿を見せましたが敗北しています。

上弦の陸の鬼は普段は『堕姫(だき)』が表で活動し、堕姫の手に負えない事が起こると真の上弦の陸の鬼である『妓夫太郎(ぎゅうたろう)』が姿を現します。堕姫の強さは下弦の鬼より強い程度であり宇髄天元により瞬殺されています。妓夫太郎は正しく上弦の鬼の強さと言え、宇髄天元とかまぼこ隊を相手に余裕で戦える強さを持っています。倒すためには二人の頸を同時に落とす必要があり、一人で勝利する事はかなり難しい相手です。

刀鍛冶の里編で討たれた半天狗に代わり、新たに上弦の肆となったのが『鳴女(なきめ)』です。血鬼術で無限城を作り出した鬼で探査術も習得しています。伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の二人を血鬼術で翻弄していますが、殺傷能力は高くなく「煩わしさと厄介さは随一」という評価をされています。

『獪岳(かいがく)』は我妻善逸の兄弟子であり、黒死牟によって鬼にされ無限城決戦編で上弦の陸として登場しました。無限城では善逸と戦い敗北し死亡しています。しかし1年後であれば善逸の方が即死したと言われており、伸び代は十分にあったと考察されています。

『魘夢(えんむ)』は下弦の壱の鬼として登場しました。一時的とは言え柱である煉獄杏寿郎も血鬼術によって眠らされており弱くはなく、無惨の血によってギリギリまで強化されたためか柱単独での勝利は難しいぐらいの実力を秘めています。しかし、かまぼこ隊の面子の能力と相性が悪く、禰豆子が血鬼術を破る血鬼術を習得した事等多くの事が重なった事で敗れています。

『累(るい)』は下弦の伍を務める鬼で、人間の頃は『綾木累(あやき るい)』という名前でした。作中では冨岡義勇に一蹴されていますが、力の大半を家族と呼んでいた鬼達に分けていたため本来の実力を発揮できていません。下弦の壱や弐に匹敵する実力者であった事が後に明かされています。

最後に紹介するのは珠世一派や炭治郎･禰豆子以外の竈門家や鬼殺隊へと入隊していない煉獄家のキャラ等、鬼殺隊や鬼達とは関係がほとんど無いようなキャラ達です。鬼殺隊や鬼と関係していないキャラ達の強さや名前の読み方等を一覧にして紹介していきます。

『珠世(たまよ)』は鬼舞辻無惨によって鬼とされましたが、無惨によってかけられている鬼の呪いを初めて解いた人物です。鬼としての特性は残っていて再生能力があり、日光と日輪刀以外には不死です。身体能力は常人よりは高いですが、食人衝動を抑えているため生きた年数に比べてかなり弱いです。

『愈史郎(ゆしろう)』は珠世によって鬼化した少年です。身体能力は珠世と同じく鬼に準じて人間離れしています。直接的な戦闘能力はそこまで高くないと推測できますが、アニメ版では朱紗丸と戦っているシーンがある他、鳴女の隙をついて脳を乗っ取っています。

珠世の使い猫である『茶々丸(ちゃちゃまる)』は、珠世の手で鬼となっているため並の猫より身体能力は上と推測できます。最終決戦時に無惨によって胴体を真っ二つにされていますが、鬼の再生力もあるため後に元通りに復活しています。

『竈門炭十郎(かまどたんじゅうろう)』は竈門炭治郎と竈門禰豆子の父親にあたる人物です。病弱であり鬼滅の刃の物語が開始した時点ですでに故人です。全集中の呼吸と同様の呼吸を身に着けていて、ヒノカミ神楽の12の型を日没から夜明けまで繰り返し舞い続ける事が出来ました。さらに、余命が近い状態で9尺はある人食い熊を小さな手斧で首を切り落としています。

『竈門葵枝(かまどきえ)』は竈門炭十郎の妻で、炭治郎と禰豆子の母親です。かなりの石頭の持ち主で、頭突きで猪を撃退したという武勇伝を持っています。作中で度々活躍している炭治郎の石頭は彼女譲りです。

『竈門竹雄(かまど たけお)』は竈門家6兄弟の3番目の次男であり、竈門炭治郎と禰豆子の弟にあたる人物です。父の炭十郎が亡くなった後に家業の炭焼きを続ける炭治郎を助け山の木を切っていたため、同年代の人間に比べて体力はあると推測できます。

『竈門花子(かまどはなこ)』は竈門炭治郎と禰豆子の妹で、竈門家6人兄弟では4番目で次女となります。炭治郎が炭を荷車に積んで町へと売りに行くのについていき、疲れると荷車に乗せてもらっていた事から体力は同年代と同程度だと推測できます。

『竈門茂(かまどしげる)』は竈門家6人兄弟の3男で五番目です。花子と一緒に荷車で町へと炭を売りに行く炭治郎についていっています。疲れた時は花子と同じで荷車へと載せてもらっていました。魘夢のみせた夢の中では姉の花子と行動する姿を見せています。

竈門家6人兄弟の末っ子の6番目は四男の『竈門六太(かまどろくた)』です。鬼滅の刃1話では炭治郎が炭を売りに出かけようとすると寂しくなって大騒ぎするため、禰豆子によって寝かしつけられています。

『煉獄瑠火(れんごくるか)』は煉獄槇寿郎の妻で煉獄杏寿郎の母親です。病で亡くなったとされる描写がありますが、いつ頃亡くなったのか詳細な時期は分かっていません。瑠火が亡くなった事が止めとなり槇寿郎が酒浸りとなる生活を送るようになっています。

『煉獄千寿郎(れんごくせんじゅろう)』は煉獄杏寿郎の弟です。父や兄と違い修行を重ねても日輪刀の色が変わらず、剣の才能には恵まれなかった模様です。途中で剣士の才が無いことを認め、それ以外の道で役に立とうと決意しています。

最後にキャラを担当している声優を紹介していきます。紹介するのは炭治郎と禰豆子･炭治郎の同期の4人と柱でアニメで活躍した冨岡義勇･胡蝶しのぶ･煉獄杏寿郎です。さらに、今度のアニメ化する刀鍛冶の里編で活躍する時透無一郎と甘露寺蜜璃の声優も紹介していきます。

主人公である竈門炭治郎の声を演じているのは『花江夏樹』さんです。主な他の作品での役は「東京喰種」『金木研』、「デジモンアドベンチャーtri.」『八神太一』、「ハイキュー!!」『星海光来』、「ブラッククローバー」『リル･ボワモルティエ』等を演じています。

竈門禰豆子を演じたのは、声優の『鬼頭明里』さんです。「まちカドまぞく」『千代田桃』、「トニカクカワイイ」『湯崎司』、「カッコウの許嫁」『天野エリカ』、「月が導く異世界道中」『澪』等のキャラを禰豆子以外に演じています。

我妻善逸の声を担当したのは声優の『下野紘』さんです。「僕のヒーローアカデミア」『荼毘』、「進撃の巨人」『コニー･スプリンガー』、「アフリカのサラリーマン」『オオハシ』、「ダイの大冒険」『デロリン』等のキャラを演じています。

声優の『松岡禎丞』さんが嘴平伊之助の声を担当しています。主に他の作品で担当してるキャラの声は「ソードアート･オンライン」『キリト』、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」『真壁楓』、「魔法科高校の劣等生」『一条将輝』、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違ってるだろうか」『ベル･クラネル』等がいます。

不死川玄弥の声を担当しているのは『岡本信彦』さんです。他の作品で担当している主なキャラは「僕のヒーローアカデミア」『爆豪勝己』、「暗殺教室」『赤羽業』、「ポケットモンスター サン&ムーン」『グラジオ』、「とある魔術の禁書目録」『一方通行』等のキャラを演じています。

栗花落カナヲを演じているのは『上田麗奈』さんです。「Dr.STONE」『ルリ』、「フルーツバスケット(2019年)」『草摩杞紗』「BREACH千年血戦篇」『マカロン』等のアニメのキャラの他、2016年にミニアルバム「Refain」を出してアーティストとしてもデビューしています。

冨岡義勇を演じたのは『櫻井孝宏』さんです。演じた主なキャラは「コードギアス」『枢木スザク』、「金色のガッシュベル!!」『高嶺清磨』、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」『岸辺露伴』等のキャラがいます。

胡蝶しのぶの声を担当したのは声優の『早見沙織』さんです。担当した主な作品のキャラは「ONEPIECE」『ヤマト』、「ワンパンマン」『フブキ』、「賭ケグルイ」『蛇喰夢子』、「SPY×FAMILY」『ヨル･フォージャー』等を演じています。

煉獄杏寿郎の声を担当したのは『日野聡』さんです。「銀魂」『神威』、「NARUTO」『サイ』、「ゼロの使い魔」『平賀才人』、「オーバーロード」『アインズ』、「呪術廻戦」『加茂憲紀』等のキャラを演じています。

声優の『河西健吾』さんが時透無一郎の声を演じています。主な担当した作品のキャラは「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」『三日月･オーガス』、「NARUTO疾風伝」『うちはカガミ』、「とある科学の超電磁砲T」『削板軍覇』等を演じています。

甘露寺蜜璃の声優を担当したのは『花澤香菜』さんです。「ToLOVEる-とらぶる-」『結城美柑』、「ニセコイ」『小野寺小咲』等のキャラを演じています。2012年にCDデビューをして「星空☆ディスティネーション」がオリコン初登場7位を記録し、2015年には実写映画の「君がいなくちゃだめなんだ」で初主演をしています。

ラスボスでもある鬼舞辻無惨は作中での行動から多くのあだ名をつけられ、ファンからはネタにされたりしています。特にパワハラ会議がニュースとして流れた事もあり、パワハラ会議は鬼滅の刃をまだ読んでいない層にも浸透しているような知名度となっています。

鬼滅の刃の人気投票は合計2回行われ、2回目の人気投票で16位に入った意外な鬼の正体は下弦の壱『魘夢』です。ちなみに、鬼舞辻無惨は23位で魘夢は投票数では3倍近い差をつけています。この人気投票では主人公の竈門炭治郎も1位を取れなかっただけでなく、禰豆子は10位以内に入れませんでした。鬼滅の刃に登場するキャラは、サブキャラにいたるまで魅力あふれるキャラが多いという事でしょう。

『サイコロステーキ先輩』とは「那田蜘蛛山編」で登場した鬼殺隊員です。前触れも無く登場した後多くの死亡フラグを立て『累』に殺されてしまったキャラです。アニメでは登場から40秒ほどで退場しています。しかし、その存在感から根強いファンが存在し、アニメで登場した後にはtwitterでトレンド1位を獲得しています。

今回の記事では鬼滅の刃で登場したキャラを数多く紹介してきました。鬼滅の刃の登場人物には、登場シーンがわずかでも根強い人気を勝ち取れるサイコロステーキ先輩のようなキャラもいます。結果、主人公である炭治郎ですら人気投票で1位を取れないほど魅力のあるキャラが多く登場する事になりました。